JPS6313723Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313723Y2 JPS6313723Y2 JP1983136962U JP13696283U JPS6313723Y2 JP S6313723 Y2 JPS6313723 Y2 JP S6313723Y2 JP 1983136962 U JP1983136962 U JP 1983136962U JP 13696283 U JP13696283 U JP 13696283U JP S6313723 Y2 JPS6313723 Y2 JP S6313723Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- opening
- fitted
- mounting opening
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 11
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本案は引出し前面に設けられ引出しの出入操作
用の引手装置に関し、その目的とするところは引
出し前板への引手の取付けをワンタツチで簡単に
行えるようになすとともに取付け後はガタつき脱
落等のおそれのない堅固な引手装置を提供しよう
というものである。
用の引手装置に関し、その目的とするところは引
出し前板への引手の取付けをワンタツチで簡単に
行えるようになすとともに取付け後はガタつき脱
落等のおそれのない堅固な引手装置を提供しよう
というものである。
従来の引手装置においては環状体となした合成
樹脂製の引手を引出し前板に形成した取付口に嵌
着して取付けられ、環状体引手の外周面に突設し
た爪片若しくは突条を取付口の口縁部に強制的に
嵌合させることによつて取付け状態を堅固になす
ものであつた。しかし乍ら合成樹脂製引手の場合
には成形時のヒケ又は径率変化を原因として全体
的に歪みを生じて、本来取付口に強制嵌合すべき
爪片又は突条が緩く嵌合されて引手の取付けを確
実となすという目的を達成できないという問題が
残されていた。
樹脂製の引手を引出し前板に形成した取付口に嵌
着して取付けられ、環状体引手の外周面に突設し
た爪片若しくは突条を取付口の口縁部に強制的に
嵌合させることによつて取付け状態を堅固になす
ものであつた。しかし乍ら合成樹脂製引手の場合
には成形時のヒケ又は径率変化を原因として全体
的に歪みを生じて、本来取付口に強制嵌合すべき
爪片又は突条が緩く嵌合されて引手の取付けを確
実となすという目的を達成できないという問題が
残されていた。
本案は上述の如き従来の引手装置に残された問
題を解決すべく考案したもので、以下添附の実施
図例にて説明すれば引出し１の前板２に開口形成
される取付口３は後記する環状態となした合成樹
脂製引手５を略々密嵌状に嵌合可能な形状、口径
となすとともに上下の対向する長口縁の中央部位
に両側に口縁部３′を残し正面視で該取付口３に
向けて狭まつたアリ溝状の切欠部４を形成してな
り、一方この取付口３に嵌着される引手５は合成
樹脂材にて環状体に成形され、前縁部には全周に
わたつてリブ６を突設し、該リブ６から後方へ一
体形成した上面７及び下面８に手前側即ちリブ６
側へ向けて切り立ち該リブ６の後端から前記口縁
部３′の板厚と略一致する間隔だけ後方に位置し
た外周に複数の爪９を突設して、この引手５を取
付口３に嵌合装着するに際して各爪９を取付口の
口縁部３′に強制的に嵌合させて該爪９とリブ６
間にて引出し前板の取付口３の口縁部３′を嵌合
保持し得るようになすとともに、当該上、下面
７，８の前記アリ溝状切欠部４と対応する中央部
には前記した取付口３のアリ溝状切欠部４に嵌合
掛止すべき突条部１０を切欠部４と同形となして
突設し、該切欠部４の両側に前記爪９，９が位置
するようになしている。尚、該切欠部４を設けて
ない側にも複数の爪９，…を設けることは勿論可
能である。
題を解決すべく考案したもので、以下添附の実施
図例にて説明すれば引出し１の前板２に開口形成
される取付口３は後記する環状態となした合成樹
脂製引手５を略々密嵌状に嵌合可能な形状、口径
となすとともに上下の対向する長口縁の中央部位
に両側に口縁部３′を残し正面視で該取付口３に
向けて狭まつたアリ溝状の切欠部４を形成してな
り、一方この取付口３に嵌着される引手５は合成
樹脂材にて環状体に成形され、前縁部には全周に
わたつてリブ６を突設し、該リブ６から後方へ一
体形成した上面７及び下面８に手前側即ちリブ６
側へ向けて切り立ち該リブ６の後端から前記口縁
部３′の板厚と略一致する間隔だけ後方に位置し
た外周に複数の爪９を突設して、この引手５を取
付口３に嵌合装着するに際して各爪９を取付口の
口縁部３′に強制的に嵌合させて該爪９とリブ６
間にて引出し前板の取付口３の口縁部３′を嵌合
保持し得るようになすとともに、当該上、下面
７，８の前記アリ溝状切欠部４と対応する中央部
には前記した取付口３のアリ溝状切欠部４に嵌合
掛止すべき突条部１０を切欠部４と同形となして
突設し、該切欠部４の両側に前記爪９，９が位置
するようになしている。尚、該切欠部４を設けて
ない側にも複数の爪９，…を設けることは勿論可
能である。
以上のようになる本案の引手装置によれば引出
し前板の取付口３に形成したアリ溝状の切欠部４
に引手５の突条部１０を嵌合掛止させることによ
つて、引手５の幅方向の正確な取付位置即ちセン
ター出しを容易に行うことができ且つ取付口３へ
嵌合取付け状態の引手５の上下動、ガタつきを防
止して、ひいては各爪９と取付口３口縁部３′と
を嵌合状態に保持して引手５の取付状態を堅固と
なすことができ、又引手５に成形時のヒケ若しく
は径率変化等を原因として全体的に歪を生じた場
合でも突条部１０を取付口３のアリ溝状切欠部４
に嵌合掛止させることで歪を矯正した状態で引手
５を取付けることができ、そして気温の変化、製
作時の寸法誤差をも吸収することができるのであ
る。又突条部１０とアリ溝状切欠部４の嵌合掛止
は前述のように各爪９と取付口３の口縁部３′の
嵌合掛止を確実にするという点から考慮すれば突
条部１０切欠部４の形成位置は前述のように引手
５又は取付口３の上下に限ることなく、爪９の形
成側に設けることが肝要である。
し前板の取付口３に形成したアリ溝状の切欠部４
に引手５の突条部１０を嵌合掛止させることによ
つて、引手５の幅方向の正確な取付位置即ちセン
ター出しを容易に行うことができ且つ取付口３へ
嵌合取付け状態の引手５の上下動、ガタつきを防
止して、ひいては各爪９と取付口３口縁部３′と
を嵌合状態に保持して引手５の取付状態を堅固と
なすことができ、又引手５に成形時のヒケ若しく
は径率変化等を原因として全体的に歪を生じた場
合でも突条部１０を取付口３のアリ溝状切欠部４
に嵌合掛止させることで歪を矯正した状態で引手
５を取付けることができ、そして気温の変化、製
作時の寸法誤差をも吸収することができるのであ
る。又突条部１０とアリ溝状切欠部４の嵌合掛止
は前述のように各爪９と取付口３の口縁部３′の
嵌合掛止を確実にするという点から考慮すれば突
条部１０切欠部４の形成位置は前述のように引手
５又は取付口３の上下に限ることなく、爪９の形
成側に設けることが肝要である。
一方本案では第２図に示すように突条部１０に
凹溝１１を形成して、引手５を取付口３に嵌合し
て取付けた際に当該凹溝１１内に施錠装置１２の
取付板１３を嵌合させるものとすれば施錠装置の
取付強度を高めることができ、又反面この取付板
１３と凹溝１１との嵌合掛止によつて引手５の脱
落をより一層確実に防止することができるのであ
る。
凹溝１１を形成して、引手５を取付口３に嵌合し
て取付けた際に当該凹溝１１内に施錠装置１２の
取付板１３を嵌合させるものとすれば施錠装置の
取付強度を高めることができ、又反面この取付板
１３と凹溝１１との嵌合掛止によつて引手５の脱
落をより一層確実に防止することができるのであ
る。
第１図は本案の実施例を示す引手取付前状態の
斜視図、第２図は引手取付け状態の縦断面図であ
る。 １：引出し、２：前板、３：取付口、４：アリ
溝状切欠部、５：引手、６：リブ、７：上面、
８：下面、９：爪、１０：突条部、１１：凹溝、
１２：施錠装置、１３：取付板。
斜視図、第２図は引手取付け状態の縦断面図であ
る。 １：引出し、２：前板、３：取付口、４：アリ
溝状切欠部、５：引手、６：リブ、７：上面、
８：下面、９：爪、１０：突条部、１１：凹溝、
１２：施錠装置、１３：取付板。
Claims (1)
- 前縁にリブを周設した環状体引手を引出し前板
に設けた取付口に嵌着してなる引手装置におい
て、取付口の対向する中央部位に両側に口縁部を
残し正面視で該取付口に向けて狭まつたアリ溝状
切欠部を形成し、環状体引手の前記両切欠部に対
応する部位に該切欠部と同形の突条部を設けると
ともに、該突条部の両側で前記口縁部の板厚と略
一致する間隔だけ前記リブより後方位置に手前側
に向けて切り立ち該口縁部に強制的に嵌合される
爪を複数個設けたことを特徴とする引出しにおけ
る引手装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13696283U JPS6044642U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 引出しにおける引手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13696283U JPS6044642U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 引出しにおける引手装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6044642U JPS6044642U (ja) | 1985-03-29 |
| JPS6313723Y2 true JPS6313723Y2 (ja) | 1988-04-18 |
Family
ID=30307781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13696283U Granted JPS6044642U (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 引出しにおける引手装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6044642U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5683248U (ja) * | 1979-12-01 | 1981-07-04 |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP13696283U patent/JPS6044642U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6044642U (ja) | 1985-03-29 |
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