JPS6313603B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6313603B2
JPS6313603B2 JP16627281A JP16627281A JPS6313603B2 JP S6313603 B2 JPS6313603 B2 JP S6313603B2 JP 16627281 A JP16627281 A JP 16627281A JP 16627281 A JP16627281 A JP 16627281A JP S6313603 B2 JPS6313603 B2 JP S6313603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diode
amplifier
circuit
voltage
resistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP16627281A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5868321A (ja
Inventor
Toshiaki Tsukada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOKOKAWA DENKI KK
Original Assignee
YOKOKAWA DENKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by YOKOKAWA DENKI KK filed Critical YOKOKAWA DENKI KK
Priority to JP16627281A priority Critical patent/JPS5868321A/ja
Publication of JPS5868321A publication Critical patent/JPS5868321A/ja
Publication of JPS6313603B2 publication Critical patent/JPS6313603B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/74Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of diodes

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ダイオードの順方向電圧を補償した
ダイオード・スイツチ回路に関するものである。
増幅器の仮想接地点へ加える信号を高速な動作
でスイツチングさせ、かつこの加える信号の値を
高精度に保ちたいような場合がある。例えば、積
分型A・D変換器では、通常、基準電圧と測定対
象の信号とを積分器の仮想接地点へ高精度にかつ
高速に切換えて入力しなければならない。
以上のように増幅器の仮想接地点へ信号をスイ
ツチングさせながら加える素子として、現在では
種々のものが使用されているが、高速な動作を満
す点では、ダイオードが勝れている。しかし、ダ
イオードをスイツチング素子として使用した場
合、通常ダイオードの順方向電圧が誤差として現
われるので、高精度の装置に使用するには、この
ダイオードの順方向電圧を適切に補償する必要が
ある。
第1図はダイオードの順方向電圧を補償した従
来回路の1例を示す図である。第1図において、
R2,R3は抵抗、D1,D3はダイオード、Q1はトラ
ンジスタ、Cは積分用のコンデンサ、U1は増幅
器、Ecは補助電源である。補助電源Ecは抵抗R3
R2とダイオードD1の直列回路を介して増幅器U1
の反転入力端子に接続される。増幅器U1の入出
力間には、コンデンサCが接続され積分器を構成
する。増幅器U1の非反転入力端子は回路アース
に接続される。抵抗R2とR3の接続点はトランジ
スタQ1を介して回路アースに接続される。トラ
ンジスタQ1のベースには、基準電圧Vrが印加さ
れる。また抵抗R2とダイオードD1の接続点はダ
イオードD3を介して端子3へ接続される。
このように構成接続された第1図の回路の動作
を以下に説明する。第1図の回路は、トランジス
タQ1のベースに印加した基準電圧Vrに基づく信
号を正確に増幅器U1の入力端子に導くことを目
的とした回路であり、かつ端子3に加えた信号S1
に従つてダイオードD1を高速にオン・オフさせ
前記基準電圧Vrに基づく信号をパルス的に増幅
器U1へ導入することを目的とした回路である。
端子3には、例えば±1Vの2つのレベルを有
した方形波の信号S1が加えられる。この信号S1
ダイオードD1のオン・オフを制御するための信
号で、例えば信号S1が−1Vのレベルの時はダイ
オードD3はオンとなり、ダイオードD1とD3の接
続点Pの電位は約−0.3Vとなる。一方、増幅器
U1の入力端子は、仮想接地点の電位にあるため
ダイオードD1はオフとなる。次に信号S1が+1V
のレベルの時はダイオードD3はオフとなる。従
つてダイオードD1はオンとなる。
このようにダイオードD1は、信号S1によりオ
ン・オフの動作を行なつているが、ダイオード
D1がオンの時にこのD1に流れる電流をi1とする。
補助電源Ecが(1)式の関係にあるとき、電流i1は(2)
式で表わされる。
Ec>Vr+VBE ……(1) VBE:トランジスタQ1のベース・エミツタ間
の電圧 i1=Vr+VBE−VD1/R2 ……(2) VD1:ダイオードD1の順方向電圧 トランジスタのベース・エミツタ間はダイオー
ド特性であり、ダイオードD1としてトランジス
タのベース・エミツタ間を使用すれば、(2)式から
明らかなように、ダイオードD1の順方向電圧は
補償さる。
しかしながら、完全にダイオードD1の順方向
電圧を補償するには、ダイオードD1に流れる電
流とトランジスタQ1のベース・エミツタ間に流
れる電流とを同一にする必要がある。2つのダイ
オード特性の動作点や温度などで差異が生じてし
まうからである。
このような観点から第1図の回路を見ると、補
助電源Ecが高安定であることが要求される。補
助電源Ecの変化によりトランジスタQ1に流れる
電流が変化するからである。一般に、高安定な電
源を制作することは容易ではあるが、高価な素子
を必要とし好ましいことではない。
本発明は、高安定な補助電源を必要とすること
なく、第1図の回路で目的とした効果を達成する
ことができるダイオード・スイツチ回路を提供す
るものである。
第2図は本発明に係るダイオード・スイツチ回
路の1例を示す図である。第2図が第1図と異な
る所は、抵抗R2に至るまでの部分である。すな
わち、抵抗R2とダイオードD1の直列回路と、増
幅器U1とコンデンサCの積分回路と、ダイオー
ドD3の構成接続は第1図と同様なため、この部
分についての再説明は省略する。
本発明により新たに構成した部分は次の通りで
ある。U2は増幅器、D2はダイオードD1の順方向
電圧を補償するためのダイオード、R1は抵抗で
ある。増幅器U2の出力はダイオードD2と抵抗R1
の直列回路を介して回路アースに接続される。ダ
イオードD2と抵抗R1の接続点は増幅器U2の反転
入力端子に接続される。また増幅器U2の出力端
は抵抗R2に接続される。
以上のように構成接続された第2図の回路の動
作を詳述する。増幅器U2の非反転入力端子には、
基準電圧Vrが印加される。この場合、増幅器U2
の入力インピーダンスは、無限大とみなすことが
できるので、基準電圧Vrは正確に次段へ伝えら
れる。ダイオードD2の出力は増幅器U2の反転入
力端子に帰還されているため、このダイオード
D2の順方向電圧をVD2とすると、増幅器U2の出力
端子の電圧は、(Vr+VD2)となる。従つて、ダ
イオードD1がオンの時にこのD1を介して仮想接
地点に流れ込む電流をi2とすれば、i2は(3)式で表
わされる。
i2=Vr+VD2−VD1/R2 ……(3) 一方、補償用のダイオードD2に流れる電流をi3
とすると、このi3は(4)式で表わされ、抵抗R1を選
択することにより、i2=i3とすることができる。
i3=Vr/R1 ……(4) なお、基準電圧Vrは、その目的上高安定なも
のであるのは当然なことであり、電流i3は一定値
に定められ変動の恐れはない。
従つて、本発明の回路によれば、スイツチング
用のダイオードD1と、補償用のダイオードD2
に流れる電流i2とi3とを同一にすることができ、
しかも、従来回路で必要とした高安定な補助電源
を必要としていない。以上の結果、2つのダイオ
ードの順方向電圧VD1とVD2とは同一にすること
ができ、(3)式よりi2=Vr/R2となる。このように、 本発明によればダイオードの順方向電圧を完全に
補償できるので、精密な装置にダイオード・スイ
ツチ回路を使用できる。
また、ダイオードD1とD2とを同一基板上に形
成して用いれば、同一な温度となり更に好結果を
得ることができる。なお、ダイオードとしてトラ
ンジスタのベース・エミツタ間やベース・コレク
タ間を用いても本発明が成立することは明らかで
ある。第2図の説明では、基準電圧Vrとして正
の電圧を用いた例で説明したが、ダイオードの方
向を反転させることにより、基準電圧Vrとして
負の電圧を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダイオード・スイツチ回路の1
例を示す図、第2図は本発明に係るダイオード・
スイツチ回路の1例を示す図である。 R1,R2…抵抗、D1〜D3…ダイオード、U1,U2
…増幅器、C…コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の増幅器の仮想接地点へ第1のダイオー
    ドD1を接続し、この第1のダイオードを介して
    信号を第1の増幅器へ加える回路において、 非反転入力端子に信号電圧が印加された第2の
    増幅器と、第2の増幅器の出力端に接続された第
    2のダイオードD2と、第2のダイオードと回路
    アース間に接続された第1の抵抗R1と、を備え
    第2のダイオードの出力端を第2の増幅器の反転
    入力端子へ接続し、第2の増幅器の出力端の電圧
    を第2の抵抗R2を介して第1のダイオードに加
    え、第1のダイオードがオンの時にこの第1のダ
    イオードに流れる電流と第2のダイオードに流れ
    る電流とが等しくなるように前記第1と第2の抵
    抗の値を定め、第1のダイオードの順方向電圧を
    補償するようにしたダイオード・スイツチ回路。 2 前記第1のダイオードと第2のダイオードと
    を同一基板上に形成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のダイオード・スイツチ回
    路。
JP16627281A 1981-10-16 1981-10-16 ダイオ−ド・スイッチ回路 Granted JPS5868321A (ja)

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JP16627281A JPS5868321A (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ダイオ−ド・スイッチ回路

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JP16627281A JPS5868321A (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ダイオ−ド・スイッチ回路

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JPS5868321A JPS5868321A (ja) 1983-04-23
JPS6313603B2 true JPS6313603B2 (ja) 1988-03-26

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JP16627281A Granted JPS5868321A (ja) 1981-10-16 1981-10-16 ダイオ−ド・スイッチ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0756521Y2 (ja) * 1990-01-26 1995-12-25 株式会社ケンウッド デジタル信号送信装置の誤動作防止回路

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JPS5868321A (ja) 1983-04-23

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