JPS63132676A

JPS63132676A - ボクシング練習用装着型人形バツグ

Info

Publication number: JPS63132676A
Application number: JP27920086A
Authority: JP
Inventors: 博巳渡邊
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1986-11-21
Filing date: 1986-11-21
Publication date: 1988-06-04
Also published as: JPH0441628B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、ボクシング練習用装着型人形バッグに関する
ものである。

［従来の技術］従来、ボクシング打撃練習用具としては、いわゆるサン
ドバッグや、トレーナ−が手に嵌めるミツト等が使われ
ている。サンドバッグの中には、一部人体に似せたもの
も知られている。

［発明が解決しようとする問題点］従来のサンドバッグは砂のような充填材を詰めた袋で、
ジムの中に固定懸吊して使用するものであるから、仮に
人体に似せた人形型であっても、実戦の相手のように動
きまわることはできない。

したがって、線間も静的なものとならざるを得なかった
。

一方ミットの場合は、トレーナ−がミツトを嵌めてフッ
トワークを使いながら打撃点を変える練習は可能である
が、ボクサーの打つパンチの方向に合わせて、その都度
ミツトの角度を変えなければならず、ストレート、フッ
ク、アッパーカットなどを顎、ボディなどに自由且つ正
確に打込む練習は困難であった。特に実戦同様のコンビ
ネーションブローの練習は、はとんどできない現状であ
った。

本発明は、上記の如き問題を解決したトレーナ−装着型
のボクシング練習用人形バッグを提供することを目的と
している。

ｒ問題点を解決するための手段］上記目的を達成した本発明のボクシング練習用装着型人
形バッグは、胴部と、胴部の上部に顎を形成する如く取
付けられた頭部と、胴部の任意の位置に設けられた装着
具とを備え、少くとも胴部正面及び側面相当部分が、ク
ッション材を芯材と表皮材とで挟持した積層構造で構成
されていることを特徴としている。

次に、図面に従って本発明の実施の態様を詳述する。

第１図は本発明の人形バッグの基本構成を示すもので、
トレーナ−の動きを妨げない程度の身丈の胴部１の上に
頭部２を設けである。胴部１及び頭部２では、ストレー
トパンチを受ける正面部と、一定の厚さを持った側面部
をそれぞれ構成しフックパンチを打ち易くしである。ま
た、頭部２は胴部１の上端正面からはみだすように載置
して顎２Ｃを形成し、アッパーカットの練習ができるよ
うにする。この胴部１の背部の上端と下端には、トレー
ナ−の身体に看けるための装着具３．３Ａが設けられて
いる。４は上部装着具３をタヌキがけして止めるマジッ
クテープであるが、他の装着方式でも構わない。５は頭
部両側に設けられた把握具で、トレーナ−が掴み、頭部
を支える。

本発明の人形バッグの胴部１及び頭部２は、パンチを打
つ際ボクサーが手を痛めないように、クッション材を充
填しただけのものでもよいが、第２図に示すように、少
なくとも胴部１の中には補強枠１０を入れておくのが望
ましい。補強枠１０の材料は、軽量で一定の強度を持つ
ものであればよいが、一般にはプラスチックを使用する
のが好ましい。第２図の補強枠１Ｑには、上部と下部が
トレーナ−の人体に沿うようになだらかにわん曲したく
図示せず）長方形の垂直部材の上端に、平面部材１０Ａ
が突設されており、それを斜材１０Ｂで支持している。

平面部材１０Ａの前面から垂直部材の下端にかけて芯材
８が取付けられている。

芯材８は第３図〈イ）に示すように構成されていて、そ
の上部８Ａの部分を捲回することにより、第３図（ロ）
に示すように頭部２の芯材ともなっている。頭部２と胴
部１の芯材を一体に構成することにより、パンチに対し
頭部を安定に維持できる。、８Ｂは頭部芯材８Ａ部分を
胴部芯材８に固定する固定片である。本発明の芯材には
、約３ｊｌ１１程度の柔軟性のあるゴム、プラスチック
シート等を使用する。胴部１の少なくとも前面の芯材８
と表皮材料１１の間には、クッション材９を入れる。

表皮材１１は、クッション材９及び補強枠１０全体を包
むように縫合作製されている。一方、頭部２には、第４
図に示すような十字型の表皮材で、芯材８Ａ捲回部をお
おっている。即ち交叉部を顔面として、２Ａ部分の一端
は胴部１の表皮材１１に固定され、顎２Ｃ１頭頂部、後
頭部を覆い固定されている。一方、２Ｂ部分は頭両側部
を覆い固定される。クッション材９には、ゴム、合成樹
脂スポンジなどが使われ、胴部１、頭部２表皮材には通
常の皮革、人工レザーなどを単独またはラバーフェルト
の組合せで使用すればよい。７．７Ａは、ボクサーのパ
ンチの当たりを緩衝するための厚さ約４〜６ａＲのラバ
ーフェルミル製バットである。

本発明の望ましい態様では、補強材１０の使用により、
胴部１内の全部にクッション材９が充填されず、空洞部
６が構成され、全体が軽量化にされ、トレーナ−の動き
を容易にしている。

［作用１本発明の人形バッグは、例えば１〜レーナーが上部装着
具３を肩からかけてマジックテープ４に固定し、下部装
着具３Ａを腰にまわしで固定する。

頭部把握具５を両手、あるいは片手で握って構えフット
ワークを使いながらボクサーの線間相手をする。把握部
５を片手で持ち、あいた手でジャブをくりだすこともで
きる。ボクサーは、この人形バッグの胴部１、頭部２の
前面、側面、または顎に、ストレート、フック、アッパ
ーカットなどの任意のパンチを自在に打込んだり、トレ
ーナ−のくりだすジャブ防御の練習をする。

［効果］以上本発明のトレーナ−装着型の人形バッグによれば、
以下の利点が得られる。

（イ）、従来のサンドバッグにくらべ、トレーナ−が身
につけるものであるから、フットワークを使った動きの
ある練習ができる。

（ロ）従来のミツトにくらべると、人体の打撃必要部分
を備えているので、各部位に対し、ストレート、フック
、アッパーカットなどの多様なパンチ、特にコンビネー
ションブローの練習が正確にできる。

（ハ）トレーナ−がくりだすジャブに対する防御の練習
もできる。

に）人形バッグの全長がトレーナ−のフッ１−ワークの
妨げにならない程度に制限され、かつ本発明の望ましい
態様では、胴部１の枠７０により、クッション材の使用
を制限して空洞部６を構成することにより重量が軽減さ
れているので、］・レーナーが動き易く、長時間の練習
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のボクシング練習用装着型人形バッグの
一例を示す斜視図、第２図は同側断面図、第３図（イ）
はバッグ芯材の展開平面図、第３図（ロ）は同頭部芯材
の組立斜視図、第４図は頭部表皮材の展開平面図である
。１・・・胴部、２・・・頭部、２Ｃ・・・顎部、３・・
・装着具。４・・・マジックテープ、５・・・把握具、７・・・銅
当。８・・・芯材　９・・・クッション材、１０・・・補強
材。１１・・・皮表材。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）胴部（１）と、胴部（１）の上部に顎（２Ｃ）を
形成する如く取付けられた頭部（２）と、胴部（１）の
任意の位置に設けられた装着具（３）とを備え、少なく
とも胴部（１）の正面及び側面相当部分がクッション材
（９）を芯材（８）と表皮材（１）とで挟持した積層構
造で構成されてなるボクシング練習用装着型人形バッグ
。
（２）胴部（１）の芯材（８）と、頭部（２）の芯材（
８Ａ）が実質的に一枚の連続シートで構成されている特
許請求の範囲第（１）項記載のボクシング練習用装着型
人形バッグ。
（３）芯材（８）が柔軟性ゴム又はプラスチックシート
である特許請求の範囲第（１）項又は第（２）項記載の
ボクシング練習用装着型人形バッグ。
（４）胴部（１）に補強枠（１０）が内臓されている特
許請求の範囲第（１）項記載のボクシング練習用装着型
人形バッグ。
（５）頭部（２）が両側面に各々把握部（５）を備えて
いる特許請求の範囲第（１）項記載のボクシング練習用
装着型人形バッグ。