JPS63130758A - 紫色の着色メツキの形成方法 - Google Patents
紫色の着色メツキの形成方法Info
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- JPS63130758A JPS63130758A JP61278175A JP27817586A JPS63130758A JP S63130758 A JPS63130758 A JP S63130758A JP 61278175 A JP61278175 A JP 61278175A JP 27817586 A JP27817586 A JP 27817586A JP S63130758 A JPS63130758 A JP S63130758A
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Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、鉄鋼母材に紫色の着色メッキを形成するため
の方法に関する。
の方法に関する。
従来技術
従来、溶融亜鉛を用いてメッキを施した溶融亜鉛メッキ
鋼は、建築、土木、電力通信、運輸、農業及び水産等の
部門での材料や施設に至る広範囲な分野において耐食材
料として使用されている。
鋼は、建築、土木、電力通信、運輸、農業及び水産等の
部門での材料や施設に至る広範囲な分野において耐食材
料として使用されている。
一方、近年、鉄鋼製品の用途の多様化に伴い、特に、鉄
塔、照明用ボール、ガードレール、種々の仮設用架台、
外板等では、従来の溶融亜鉛メッキ鋼のような金属色の
ものよりも周囲の環境に適合して美観性を呈する着色溶
融亜鉛メッキ鋼が要望されるようになり、今後、建築、
土木、電力通信等のほかに、運輸、農業及び水産等の部
門においても着色溶融亜鉛メッキ鋼の巾広い需要が見込
まれる。
塔、照明用ボール、ガードレール、種々の仮設用架台、
外板等では、従来の溶融亜鉛メッキ鋼のような金属色の
ものよりも周囲の環境に適合して美観性を呈する着色溶
融亜鉛メッキ鋼が要望されるようになり、今後、建築、
土木、電力通信等のほかに、運輸、農業及び水産等の部
門においても着色溶融亜鉛メッキ鋼の巾広い需要が見込
まれる。
而して、従来の溶融亜鉛メッキ鋼の着色法としては、該
メッキ鋼に塗装により着色することが主として行われて
いるが、溶融亜鉛メッキ鋼のメッキ被膜中のZnは活性
なため、塗料の油分の構成分である脂肪酸が徐々にアル
カリ分解して亜鉛面けんを形成するようになる。そのた
め、着色に用いた塗料の皮膜がメッキ皮膜表面に付着せ
ずに剥離するに至る欠点がある。
メッキ鋼に塗装により着色することが主として行われて
いるが、溶融亜鉛メッキ鋼のメッキ被膜中のZnは活性
なため、塗料の油分の構成分である脂肪酸が徐々にアル
カリ分解して亜鉛面けんを形成するようになる。そのた
め、着色に用いた塗料の皮膜がメッキ皮膜表面に付着せ
ずに剥離するに至る欠点がある。
したがって、従来はこのような欠点を防ぐために、鉄網
に溶融亜鉛を用いてメッキを施し、ついで得られたメッ
キ鋼を大気中に1〜3週間暴露して上記メッキ皮膜上に
さらにZn (OR) 2、ZnO%ZnCO3および
ZnCl2等の腐食生成物を形成させ、ついでメ゛ンキ
鋼の表面をクリーニングした後、着色のための塗装を施
すという煩雑な操作を行うことが余儀なくされている。
に溶融亜鉛を用いてメッキを施し、ついで得られたメッ
キ鋼を大気中に1〜3週間暴露して上記メッキ皮膜上に
さらにZn (OR) 2、ZnO%ZnCO3および
ZnCl2等の腐食生成物を形成させ、ついでメ゛ンキ
鋼の表面をクリーニングした後、着色のための塗装を施
すという煩雑な操作を行うことが余儀なくされている。
発明が解決しようとする課題
本発明者は、溶融亜鉛メッキ鋼の着色における畝上の問
題点に鑑みなされたものであって、鉄鋼母材に溶融亜鉛
によるメッキと紫色の特定な色相の着色を同時的に形成
させて、紫色に着色した溶融亜鉛メッキ鋼を得るための
着色メッキを形成させるための方法を提供することを課
題とする。
題点に鑑みなされたものであって、鉄鋼母材に溶融亜鉛
によるメッキと紫色の特定な色相の着色を同時的に形成
させて、紫色に着色した溶融亜鉛メッキ鋼を得るための
着色メッキを形成させるための方法を提供することを課
題とする。
以下本発明の詳細な説明する。
光里■檄底
本発明の特徴は、0.1〜0.5重量%Ti −Znの
組成を有する溶融メッキ用亜鉛合金を用い、浴温度50
0〜550℃で鉄網母材にメッキを施し、次いで大気中
で10〜50秒放冷した後、又は500〜520°Cの
雰囲気中で10〜20秒加熱後水冷又は温水冷すること
により、鉄網母材に紫色の着色メッキを形成することに
ある。
組成を有する溶融メッキ用亜鉛合金を用い、浴温度50
0〜550℃で鉄網母材にメッキを施し、次いで大気中
で10〜50秒放冷した後、又は500〜520°Cの
雰囲気中で10〜20秒加熱後水冷又は温水冷すること
により、鉄網母材に紫色の着色メッキを形成することに
ある。
課題を解決するための手段
本発明において、溶融亜鉛合金に使用する亜鉛地金とし
ては、JIS II 2107に規定される主として蒸
留亜鉛地金1種(純度98.5%以上)、最純亜鉛地金
(純度99.99%以上)並びに特殊亜鉛地金が例示し
得、これらの亜鉛地金に不可避的に含まれる不純物は、
例えば蒸留亜鉛地金1種ではPb 1.2wt%以下、
Cd Q、1wt%以下、Fe 0.020iyt%以
下であるが、本発明ではこれらの不純物の含量が合計で
1.5wt%未溝の亜鉛地金を用いることが好ましい。
ては、JIS II 2107に規定される主として蒸
留亜鉛地金1種(純度98.5%以上)、最純亜鉛地金
(純度99.99%以上)並びに特殊亜鉛地金が例示し
得、これらの亜鉛地金に不可避的に含まれる不純物は、
例えば蒸留亜鉛地金1種ではPb 1.2wt%以下、
Cd Q、1wt%以下、Fe 0.020iyt%以
下であるが、本発明ではこれらの不純物の含量が合計で
1.5wt%未溝の亜鉛地金を用いることが好ましい。
なお、これらの亜鉛地金のうち、蒸留亜鉛地金は通常の
フラックスでメッキ可能であり、かつ濃度も高くなるの
で実用上好ましい。
フラックスでメッキ可能であり、かつ濃度も高くなるの
で実用上好ましい。
本発明においては、上述したような亜鉛地金にチタン(
Ti) 0.1〜0.5重量%、好ましくは0.3重量
%添加、含有させた0、1〜0.5wt%Ti −Zn
の組成の溶融亜鉛合金の浴を用いてメッキを行う。
Ti) 0.1〜0.5重量%、好ましくは0.3重量
%添加、含有させた0、1〜0.5wt%Ti −Zn
の組成の溶融亜鉛合金の浴を用いてメッキを行う。
上記組成の溶融亜鉛合金浴を用いて紫色の着色メッキを
行うには、該浴に500〜550℃、好ましくは500
〜520℃の浴温度で鉄鋼母材を1分以上浸漬し、次い
で鉄鋼母材を引上げて大気中に10〜50秒、好ましく
は40〜50秒放置した後、直ちに水冷又は温水冷して
紫色の色相を呈する酸化膜を形成する。また、メッキ後
500〜520℃の雰囲気中で10〜20秒加熱後水冷
もしくは温水冷しても紫色の着色酸化膜が生成できる。
行うには、該浴に500〜550℃、好ましくは500
〜520℃の浴温度で鉄鋼母材を1分以上浸漬し、次い
で鉄鋼母材を引上げて大気中に10〜50秒、好ましく
は40〜50秒放置した後、直ちに水冷又は温水冷して
紫色の色相を呈する酸化膜を形成する。また、メッキ後
500〜520℃の雰囲気中で10〜20秒加熱後水冷
もしくは温水冷しても紫色の着色酸化膜が生成できる。
上述のごとく、紫色の着色メッキを形成するには、0.
1〜0.5wt%Ti Znの組成の溶融亜鉛合金浴
を用い、500〜550℃、好ましくは500〜520
℃の浴温度に鉄鋼母材を浸漬し、次いで大気中で10〜
50秒、好ましくは40〜50秒の短時間放冷、もしく
はメッキ後500〜520℃の雰囲気中で10〜20秒
加熱水冷または温水冷することが重要であって、上記範
囲外の条件下で行うと所望の紫色の色相を呈するメッキ
は得られなくなる。例えば、溶融亜鉛としてTiのほか
にMnを0.1 iyt%添加、含有させたものを用い
ると耐食性の良好でないメッキが得られ、また、浴温度
が高くなったり、大気中での放冷時間が長くなるとメッ
キの色相が青色ががった色に変わる。
1〜0.5wt%Ti Znの組成の溶融亜鉛合金浴
を用い、500〜550℃、好ましくは500〜520
℃の浴温度に鉄鋼母材を浸漬し、次いで大気中で10〜
50秒、好ましくは40〜50秒の短時間放冷、もしく
はメッキ後500〜520℃の雰囲気中で10〜20秒
加熱水冷または温水冷することが重要であって、上記範
囲外の条件下で行うと所望の紫色の色相を呈するメッキ
は得られなくなる。例えば、溶融亜鉛としてTiのほか
にMnを0.1 iyt%添加、含有させたものを用い
ると耐食性の良好でないメッキが得られ、また、浴温度
が高くなったり、大気中での放冷時間が長くなるとメッ
キの色相が青色ががった色に変わる。
光里■須果
以上述べたとおり、本発明に従って、上記特定の組成の
溶融亜鉛合金の浴を用いて特定な条件下に鉄網材料のメ
ッキを行うことにより、均一かつ安定した紫色の色相を
呈する着色メッキを形成し得るので、用途により美観上
紫色の色彩を呈することが望まれる材料や施設のための
耐食性材料を提供することができる。
溶融亜鉛合金の浴を用いて特定な条件下に鉄網材料のメ
ッキを行うことにより、均一かつ安定した紫色の色相を
呈する着色メッキを形成し得るので、用途により美観上
紫色の色彩を呈することが望まれる材料や施設のための
耐食性材料を提供することができる。
また、本発明により着色メッキを施した鉄鋼材料は耐食
性にも優れているので広範囲な分野での用途に有効に供
することができる。
性にも優れているので広範囲な分野での用途に有効に供
することができる。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例
幅50mm、長さ100mm及び厚さ3.2mmの寸法
のSS 41鋼板を80°Cのアルカリ浴に30分間浸
漬して脱脂を行った後、湯洗し、次いで10%の塩酸溶
液に常温で30分間浸漬して錆を除去した。
のSS 41鋼板を80°Cのアルカリ浴に30分間浸
漬して脱脂を行った後、湯洗し、次いで10%の塩酸溶
液に常温で30分間浸漬して錆を除去した。
次に、この鋼板を湯洗後、35%のZnCI z −N
ll 、CI溶液に60℃で30秒間浸漬してフラック
ス処理を行った。
ll 、CI溶液に60℃で30秒間浸漬してフラック
ス処理を行った。
このようにして前処理を行った鋼板を、0.3wt%T
i−Znの組成の溶融亜鉛合金の浴に浴温度500〜5
20℃で1分間浸漬し、次いで鋼板を引上げて大気中で
40〜50秒放冷した後、直ちに常温水で水冷を行った
。
i−Znの組成の溶融亜鉛合金の浴に浴温度500〜5
20℃で1分間浸漬し、次いで鋼板を引上げて大気中で
40〜50秒放冷した後、直ちに常温水で水冷を行った
。
得られた鋼板面には紫色の均一な色相を呈する酸化膜か
ら成るメッキ層が形成された。
ら成るメッキ層が形成された。
この着色メッキ鋼板の試験片について塩水噴霧による暴
露試験を240時間行った結果、腐食減量は63g/ボ
であった。
露試験を240時間行った結果、腐食減量は63g/ボ
であった。
また蒸留亜鉛地金を用いて溶融亜鉛メッキを施した通常
のメッキ鋼板の上記腐食減量は120〜150g/n(
に達する。
のメッキ鋼板の上記腐食減量は120〜150g/n(
に達する。
Claims (1)
- (1)0.1〜0.5重量%Ti−Znの組成を有する
溶融メッキ用亜鉛合金を用い、浴温度500〜550℃
で鉄鋼母材にメッキを施し、次いで大気中で10〜50
秒放冷した後、又は500〜520℃の雰囲気中で10
〜20秒加熱後水冷又は温水冷することを特徴とする鉄
鋼に紫色の着色メッキを形成する方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61278175A JPS63130758A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 紫色の着色メツキの形成方法 |
US07/116,613 US5022937A (en) | 1986-11-21 | 1987-11-03 | Colored zinc coating |
EP87117097A EP0269005B1 (en) | 1986-11-21 | 1987-11-19 | Colored zinc coating |
DE87117097T DE3787347T2 (de) | 1986-11-21 | 1987-11-19 | Gefärbte Zinkbeschichtung. |
KR1019870013074A KR920004502B1 (ko) | 1986-11-21 | 1987-11-20 | 착색아연 코우팅방법 |
US07/694,749 US5160552A (en) | 1986-11-21 | 1991-05-02 | Colored zinc coating |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61278175A JPS63130758A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 紫色の着色メツキの形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130758A true JPS63130758A (ja) | 1988-06-02 |
JPH0325502B2 JPH0325502B2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=17593636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61278175A Granted JPS63130758A (ja) | 1986-11-21 | 1986-11-21 | 紫色の着色メツキの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63130758A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110234782A (zh) * | 2017-01-31 | 2019-09-13 | Ykk株式会社 | 具有金属表面的物体、其色调处理方法和气相氧化装置 |
-
1986
- 1986-11-21 JP JP61278175A patent/JPS63130758A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110234782A (zh) * | 2017-01-31 | 2019-09-13 | Ykk株式会社 | 具有金属表面的物体、其色调处理方法和气相氧化装置 |
CN110234782B (zh) * | 2017-01-31 | 2021-12-17 | Ykk株式会社 | 具有金属表面的物体、其色调处理方法和气相氧化装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325502B2 (ja) | 1991-04-08 |
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