JPS63123822A - 光学ガラス素子成形用型 - Google Patents
光学ガラス素子成形用型Info
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- JPS63123822A JPS63123822A JP26841986A JP26841986A JPS63123822A JP S63123822 A JPS63123822 A JP S63123822A JP 26841986 A JP26841986 A JP 26841986A JP 26841986 A JP26841986 A JP 26841986A JP S63123822 A JPS63123822 A JP S63123822A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
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-
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- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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- C03B2215/22—Non-oxide ceramics
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- C03B2215/26—Mixtures of materials covered by more than one of the groups C03B2215/16 - C03B2215/24, e.g. C-SiC, Cr-Cr2O3, SIALON
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は光学ガラス素子成形用型に関する。
［従来の技術］
一般に光学ガラスを加熱手段により所望形状に成形して
光学素子を得る方法が、例えば特公昭５５−１１６２４
号公報により知られている。かかる方法は、例えば、非
球面形状を有する光学素子を安価にかつ大量に成形し得
るものであるが、そのためには成形用型の型寿命が長い
ことが必要となる。この型寿命は経験上、成形用型の材
料に起因する離型性に関係することが知られており、こ
の離型性が悪いと高温状態下で加熱プレスされたガラス
が成形用型に付着し、該型の再使用が不崗となり、型寿
命が短縮化する。
光学素子を得る方法が、例えば特公昭５５−１１６２４
号公報により知られている。かかる方法は、例えば、非
球面形状を有する光学素子を安価にかつ大量に成形し得
るものであるが、そのためには成形用型の型寿命が長い
ことが必要となる。この型寿命は経験上、成形用型の材
料に起因する離型性に関係することが知られており、こ
の離型性が悪いと高温状態下で加熱プレスされたガラス
が成形用型に付着し、該型の再使用が不崗となり、型寿
命が短縮化する。
従来、光学素子成形用型としては、米国特許第３１６８
６１号明細書に開示されるように５ＵＳ４００系ステン
レス鋼を用いたものや、特開昭５９−１２３６２９号公
報に開示されるように金属材料からなる型の表面に窒化
チタン（ＴｉＮ ）層を形成したものがある。
６１号明細書に開示されるように５ＵＳ４００系ステン
レス鋼を用いたものや、特開昭５９−１２３６２９号公
報に開示されるように金属材料からなる型の表面に窒化
チタン（ＴｉＮ ）層を形成したものがある。
［発明が解決しようとする問題点］
しかし、上記ステンレス鋼等の金属からなる光学ガラス
素子成形用型は、ガラスの成形および熱間加圧の各工程
における温度サイクルにより結晶粒の成長を生じて結晶
構造が変化し、型の表面が肌荒れして離型性が著しく劣
化し、型自体の寿命が非常に短いという問題があった。
素子成形用型は、ガラスの成形および熱間加圧の各工程
における温度サイクルにより結晶粒の成長を生じて結晶
構造が変化し、型の表面が肌荒れして離型性が著しく劣
化し、型自体の寿命が非常に短いという問題があった。
また、金型の表面にＴｉＮ層を形成したものは、金型温
度が５００℃以上になるとＴｉＮ層が酸化してしまい、
離型性が劣化して、ガラスが付着し易くなり、高温の成
形加工側は不適当であった。
度が５００℃以上になるとＴｉＮ層が酸化してしまい、
離型性が劣化して、ガラスが付着し易くなり、高温の成
形加工側は不適当であった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので
、長寿命にして離型性が良好であり、高温での成形加工
にも適した光学ガラス素子成形用型を提供することを目
的とする。
、長寿命にして離型性が良好であり、高温での成形加工
にも適した光学ガラス素子成形用型を提供することを目
的とする。
［問題点を解決するための手段］
かかる従来の問題点を解決するために、本発明は、光学
ガラス素子成形用型の少なくとも成形面をクロム（Ｏｒ
）および炭素（Ｃ）を主成分とする膜層部により形成し
た０例えばモリブデン（Ｎｏ） 、チタン（丁＋）１タ
ングステン（Ｗ）またはステンレス鋼からなる谷型の成
形面にＣｒおよびＣを主成分とする膜層部を形成したも
のである。
ガラス素子成形用型の少なくとも成形面をクロム（Ｏｒ
）および炭素（Ｃ）を主成分とする膜層部により形成し
た０例えばモリブデン（Ｎｏ） 、チタン（丁＋）１タ
ングステン（Ｗ）またはステンレス鋼からなる谷型の成
形面にＣｒおよびＣを主成分とする膜層部を形成したも
のである。
上記Ｃｒ−Ｃ系膜は、Ｃｒ４０〜８０モル％。
Ｃ２０〜６０モル％であってＣｒとＣとの合計が９０モ
ル％以上含有することが好ましい、これは、Ｃｒが４０
モル％未満であると、膜がもろく、又膨張係数も小さく
なるため膜の内部応力が増大し、剥離や脱落が生じ易く
なり、またＣｒが８０モル％を越えると、耐蝕性が低下
し、硬度も不十分となるからである。一方、Ｃが２０モ
ル％未満であると、耐蝕性が低下してしまい、Ｃが６０
モル％を越えると、剥離や脱落が生じ易くなるからであ
る。また、ＣｒとＣとの合計が９０％未満であると、十
分な離型性が得られない。
ル％以上含有することが好ましい、これは、Ｃｒが４０
モル％未満であると、膜がもろく、又膨張係数も小さく
なるため膜の内部応力が増大し、剥離や脱落が生じ易く
なり、またＣｒが８０モル％を越えると、耐蝕性が低下
し、硬度も不十分となるからである。一方、Ｃが２０モ
ル％未満であると、耐蝕性が低下してしまい、Ｃが６０
モル％を越えると、剥離や脱落が生じ易くなるからであ
る。また、ＣｒとＣとの合計が９０％未満であると、十
分な離型性が得られない。
なお、成形用型への膜の形成は、上記型の成形面側を研
磨して十分に平滑かつ形状精度を良好に仕上げた後、イ
オンブレーティングまたはその他のＰＶＤ法等を用いて
行い、上記膜は１〜１１０７ｔの厚さで均一に形成し、
通常このままで光学素子成形用型として用いる。また、
必要に応じて研磨を行い、更に粗さ、形状等の表面品質
を向上させてもよい。
磨して十分に平滑かつ形状精度を良好に仕上げた後、イ
オンブレーティングまたはその他のＰＶＤ法等を用いて
行い、上記膜は１〜１１０７ｔの厚さで均一に形成し、
通常このままで光学素子成形用型として用いる。また、
必要に応じて研磨を行い、更に粗さ、形状等の表面品質
を向上させてもよい。
［作用］
上記構成からなる光学ガラス素子成形用型は十分な硬度
かつ離型性を有するので成形用型が長寿命であり、高温
での成形加工も良好に行うことができるものである。
かつ離型性を有するので成形用型が長寿命であり、高温
での成形加工も良好に行うことができるものである。
［実施例］
以下、本発明に係る光学ガラス素子成形用型の実施例を
図面を用いて詳細に説明する。
図面を用いて詳細に説明する。
（第１実施例）
第１図は本発明の光学ガラス素子成形用型の第１実施例
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
図において１で示すのは光学ガラス素子成形用型のステ
ンレス鋼からなる金属基材で、この金属基材１は、その
成形面側２を所望の最終製品に対応した形状に加工し、
さらに光学的要求を満すように鏡面研磨して加工面３が
形成されている。そして、上記加工面３上にイオンブレ
ーティングにより厚さ３ルｍのＣｒ−Ｃ系１！４を施し
て成形面５を形成し、成形用型６が構成されている。
ンレス鋼からなる金属基材で、この金属基材１は、その
成形面側２を所望の最終製品に対応した形状に加工し、
さらに光学的要求を満すように鏡面研磨して加工面３が
形成されている。そして、上記加工面３上にイオンブレ
ーティングにより厚さ３ルｍのＣｒ−Ｃ系１！４を施し
て成形面５を形成し、成形用型６が構成されている。
ここに上記Ｃｒ−Ｃ系膜４は、Ｃｒ 、Ｃｒ３Ｃ２。
Ｃ７Ｃ５及びＣｒ２３Ｃａの混合相で１合計９５モル％
以上であり、他に酸素（０）、窒素（Ｎ）等の不純物を
含有している。
以上であり、他に酸素（０）、窒素（Ｎ）等の不純物を
含有している。
本実施例に係る成形用型を用いて５ｏｏｏショット以上
の光学ガラス素子の成形を行なったところ、上記成形面
には全く変化がなく、良好な離型性及び光学的要求等の
初期性能を維持上でいた。
の光学ガラス素子の成形を行なったところ、上記成形面
には全く変化がなく、良好な離型性及び光学的要求等の
初期性能を維持上でいた。
本実施例によれば、成形面にＣｒ−Ｃ系膜からなる膜層
部を設けたので、成形面の耐蝕性を高めることができる
とともに、長期間の良好なｒａ型性を得ることができる
ものである。
部を設けたので、成形面の耐蝕性を高めることができる
とともに、長期間の良好なｒａ型性を得ることができる
ものである。
（第２実施例）
第２図は本発明の光学ガラス素子成形用型の第２実施例
を示す部分断面図である。なお、本実施例において上記
第１実施例と同一部分には同一番号を付してその説明を
省略する。
を示す部分断面図である。なお、本実施例において上記
第１実施例と同一部分には同一番号を付してその説明を
省略する。
本実施例は図に示す如く、金属基材１の加工面３上に真
空蒸着により厚さ０．５１ＬｍのＣｒ単体膜１０を施し
、その後上記Ｃｒ単体膜１０上にイオンブレーティング
により厚さ０．０５ ｇ ｍのＣｒ−Ｎ系膜１１を施し
である。更に、上記Ｃｒ−Ｎ系膜１１上にイオンブレー
ティングにより厚さ２終１のＣｒ−Ｃ系１１９１２を施
して成形面１３を形成し、成形用型１５が構成されてい
る。
空蒸着により厚さ０．５１ＬｍのＣｒ単体膜１０を施し
、その後上記Ｃｒ単体膜１０上にイオンブレーティング
により厚さ０．０５ ｇ ｍのＣｒ−Ｎ系膜１１を施し
である。更に、上記Ｃｒ−Ｎ系膜１１上にイオンブレー
ティングにより厚さ２終１のＣｒ−Ｃ系１１９１２を施
して成形面１３を形成し、成形用型１５が構成されてい
る。
ここに上記Ｃｒ−Ｎ系膜１１はＣｒとＣｒ２Ｎの混合相
である。また、上記Ｃｒ−Ｃ系膜１２は上記第１実施例
と同様にＣｒ 、ＣｒｚＣ２。
である。また、上記Ｃｒ−Ｃ系膜１２は上記第１実施例
と同様にＣｒ 、ＣｒｚＣ２。
Ｃｒ７Ｃ３及びＣｒ２３Ｃｓの混合相からなり合計９５
モル％以上で、他に酸素（Ｏ）、窒素（Ｎ）等の不純物
を含有している。
モル％以上で、他に酸素（Ｏ）、窒素（Ｎ）等の不純物
を含有している。
本実施例に係る成形用型を用いて１００００シ１ツト以
上の光学ガラス素子の成形を行なったところ、上記成形
面には全く変化がなく、良好な離型性及び光学的要求等
の初期性能を維持していた。
上の光学ガラス素子の成形を行なったところ、上記成形
面には全く変化がなく、良好な離型性及び光学的要求等
の初期性能を維持していた。
本実施例によれば、上記第１実施例と同様な作用、効果
を奏するとともに、金属基材と膜層部の付着力及び成形
面を更に高めることができ、型寿命を伸ばすことができ
るものである。
を奏するとともに、金属基材と膜層部の付着力及び成形
面を更に高めることができ、型寿命を伸ばすことができ
るものである。
［発明の効果］
以上のように本発明の光学ガラス素子成形用型によれば
、少なくとも成形面をＣｒ−Ｃ系膜で形成しているので
、型寿命が延びるとともに良好な離型性を維持すること
ができる。さらに、高温状患下での光学ガラス素子の成
形加工も良好に行なうことができ、また、成形用型自体
のコストも安価である。
、少なくとも成形面をＣｒ−Ｃ系膜で形成しているので
、型寿命が延びるとともに良好な離型性を維持すること
ができる。さらに、高温状患下での光学ガラス素子の成
形加工も良好に行なうことができ、また、成形用型自体
のコストも安価である。
第１図は本発明の光学ガラス素子成形用型の第１実施例
を示す部分断面図、第２図は本発明の光学ガラス素子成
形用型の第２実施例を示す部分断面図である。 １・・・金属基材 ３・・・加工面 ４ 、１２−＝Ｃｒ−Ｃ系膜 ５．１３・・・成形面 ６．１５−・・成形用型 １０・・・Ｃｒ単体膜 １１・・・Ｃｒ−Ｎ系膜 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社代理人 弁
理士 奈 良 風筒１図 第２図 昭和６２年１月８日
を示す部分断面図、第２図は本発明の光学ガラス素子成
形用型の第２実施例を示す部分断面図である。 １・・・金属基材 ３・・・加工面 ４ 、１２−＝Ｃｒ−Ｃ系膜 ５．１３・・・成形面 ６．１５−・・成形用型 １０・・・Ｃｒ単体膜 １１・・・Ｃｒ−Ｎ系膜 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社代理人 弁
理士 奈 良 風筒１図 第２図 昭和６２年１月８日
Claims (5)
- （１）クロム（Ｃｒ）と炭素（Ｃ）を主成分とする膜層
を主膜層とする膜層部により少なくとも成形面を形成し
たことを特徴とする光学ガラス素子成形用型。 - （２）前記膜層部は成形用型の基材の膜層被着面部に被
着したＣｒとＣを主成分とする膜層のみにより形成され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の光
学ガラス素子成形用型。 - （３）前記膜層部の組成は、Ｃｒ４０〜８０モル％、Ｃ
２０〜６０％モルであり、かつＣｒとＣとの合計が９０
モル％以上であることを特徴とする特許請求の範囲第１
項又は第２項記載の光学ガラス素子成形用型。 - （４）前記膜層部は前記Ｃｒ−Ｃ系膜層と前記基材間に
介在される薄膜層とにより構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の光学ガラス素子成形用型。 - （５）前記薄膜層はＣｒ単体と窒化物からなる群から選
んだ１つあるいは複数の物質からなることを特徴とする
特許請求の範囲第４項記載光学ガラス素子成形用型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26841986A JPH0788225B2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 光学ガラス素子成形用型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26841986A JPH0788225B2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 光学ガラス素子成形用型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63123822A true JPS63123822A (ja) | 1988-05-27 |
| JPH0788225B2 JPH0788225B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=17458224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26841986A Expired - Fee Related JPH0788225B2 (ja) | 1986-11-11 | 1986-11-11 | 光学ガラス素子成形用型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0788225B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990000528A1 (en) * | 1988-07-15 | 1990-01-25 | Toshiba Tungaloy Co., Ltd. | Mold material for molding optical parts and process for its production |
-
1986
- 1986-11-11 JP JP26841986A patent/JPH0788225B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990000528A1 (en) * | 1988-07-15 | 1990-01-25 | Toshiba Tungaloy Co., Ltd. | Mold material for molding optical parts and process for its production |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0788225B2 (ja) | 1995-09-27 |
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