JPS6312111A - 磁石 - Google Patents
磁石Info
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- JPS6312111A JPS6312111A JP15575186A JP15575186A JPS6312111A JP S6312111 A JPS6312111 A JP S6312111A JP 15575186 A JP15575186 A JP 15575186A JP 15575186 A JP15575186 A JP 15575186A JP S6312111 A JPS6312111 A JP S6312111A
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- magnet
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、焼結法にて製造された磁石の防食処理に関す
るものである。
るものである。
本発明は、焼結法にて製造された磁石において、該磁石
内部の空隙部を有機物にて充填した後、無機物にて表面
を被覆し、その後無機物被覆層の欠陥部及び磁石内部の
空隙部を、再度有機物にて充填する事により、腐食環境
から磁石素材を遮断し、耐食性の良い磁石を得ようとす
るものである。
内部の空隙部を有機物にて充填した後、無機物にて表面
を被覆し、その後無機物被覆層の欠陥部及び磁石内部の
空隙部を、再度有機物にて充填する事により、腐食環境
から磁石素材を遮断し、耐食性の良い磁石を得ようとす
るものである。
従来は、磁素材のままで用いるか、湿式めっき、ＰＶＤ
等の乾式めっき、化成処理等の無機物被覆を行うか、塗
装、莫着等の有機物被覆を行うか、単に有機物による空
隙の封孔処理を行っていた。
等の乾式めっき、化成処理等の無機物被覆を行うか、塗
装、莫着等の有機物被覆を行うか、単に有機物による空
隙の封孔処理を行っていた。
しかし、焼結法にて製造された磁石には、表面及び内部
に多くの空隙が存在するため、素材のままは勿論の事、
有機物又は無機物の被覆を行った場合も、被覆の欠陥が
生じ易く空隙部に侵入した処理薬品の残留や、外部の腐
食環境により腐食の発生する事が多かった。
に多くの空隙が存在するため、素材のままは勿論の事、
有機物又は無機物の被覆を行った場合も、被覆の欠陥が
生じ易く空隙部に侵入した処理薬品の残留や、外部の腐
食環境により腐食の発生する事が多かった。
また、封孔処理のみでは、磁石表面の防食が不充分であ
った。
った。
磁石は、Ｆｅ又は希土類を主成分とするため、素材の耐
食性が悪い。また、焼結法にて製造された磁石において
は、磁石内部に空隙が数多く生じる。
食性が悪い。また、焼結法にて製造された磁石において
は、磁石内部に空隙が数多く生じる。
そのため、防食のための湿式処理を行おうとすると、磁
石内部の空隙に処理薬品が侵入残留し、経時的に磁石内
部の腐食の発生及び、表面被覆層のフクレ等が発生する
。
石内部の空隙に処理薬品が侵入残留し、経時的に磁石内
部の腐食の発生及び、表面被覆層のフクレ等が発生する
。
また、有Ｗｉ物又は無機物による表面被覆を行う場合も
、磁石製造時に生じた空隙及び表面被覆の処理工程中に
生した表面欠陥により、被覆に欠陥が生じ易く、その部
分からの腐食発生は避は得なかった。
、磁石製造時に生じた空隙及び表面被覆の処理工程中に
生した表面欠陥により、被覆に欠陥が生じ易く、その部
分からの腐食発生は避は得なかった。
上記問題点を解決するため、本発明においては、先ず焼
結法にて製造された磁石内部の空隙を、真空含浸法等に
より有機物にて充填した後、湿式めっき法、乾式めっき
法等により、無機物にて表面を被覆し、その後無機物被
覆層の欠陥部及び磁石内部の空隙部を、再度有機物にて
充填した。
結法にて製造された磁石内部の空隙を、真空含浸法等に
より有機物にて充填した後、湿式めっき法、乾式めっき
法等により、無機物にて表面を被覆し、その後無機物被
覆層の欠陥部及び磁石内部の空隙部を、再度有機物にて
充填した。
（図参照）
〔作用〕
上記の処理を行う事により、製造時に生じた磁石内部の
空隙は、始めに充填された有機物により、外部の腐食環
境及び以降の処理工程に用いられる薬品より遮断され、
腐食の発生はない。
空隙は、始めに充填された有機物により、外部の腐食環
境及び以降の処理工程に用いられる薬品より遮断され、
腐食の発生はない。
磁石表面は、無機物による被覆層により外部の腐食環境
より遮断され、腐食の発生はない。
より遮断され、腐食の発生はない。
更に、表面の無機物による被覆層形成時に新たに生じた
磁石空隙及び無機物被覆層の欠陥部は、２度目に充填さ
れた有機物により、外部の腐食環境より遮断され、腐食
の発生はない。
磁石空隙及び無機物被覆層の欠陥部は、２度目に充填さ
れた有機物により、外部の腐食環境より遮断され、腐食
の発生はない。
また、磁石製造時に生じた磁石内部の空隙のうち、磁石
表面へ貫通していなく、内部に独立して存在している空
隙は、無機物被覆形成時の処理薬品及び外部の腐食環境
にさらされる事がないため、本発明による有機物充填を
受けなくても、腐食発生がない事は言うまでもない。
表面へ貫通していなく、内部に独立して存在している空
隙は、無機物被覆形成時の処理薬品及び外部の腐食環境
にさらされる事がないため、本発明による有機物充填を
受けなくても、腐食発生がない事は言うまでもない。
以下に実施例に基づいて、本発明を説明する。
〔実施例１〕
Ｎｄ−Ｂ−Ｆｅ系の焼結法により製造した磁石に、アク
リル酸エステルを主成分とする有機樹脂を真空含浸させ
、空温で１０分間放置した後、有機溶剤にて表面の未硬
化樹脂を溶解除去した。
リル酸エステルを主成分とする有機樹脂を真空含浸させ
、空温で１０分間放置した後、有機溶剤にて表面の未硬
化樹脂を溶解除去した。
次に、磁石表面を充分に洗浄・活性化した後、無電解銅
めっきを５ミクロン形成し、その上に無電解ニッケルめ
っきを２ミクロン形成した。
めっきを５ミクロン形成し、その上に無電解ニッケルめ
っきを２ミクロン形成した。
最後に、再度アクリル酸エステルを主成分とする有機樹
脂を真空含浸させ、空温で１０分間放置した後、有機溶
剤にて表面の未硬化樹脂を溶解除去した。
脂を真空含浸させ、空温で１０分間放置した後、有機溶
剤にて表面の未硬化樹脂を溶解除去した。
このようにして得た磁石に、恒温恒温試験（４０℃、９
５％、１００時間）を行った結果、良好な耐食性を示し
た。（第１表） 〔実施例２〕 Ｎｄ−Ｂ−Ｆｅ系の焼結法により製造した磁石に、アク
リル酸エステルを主成分とする有機樹脂を真空含浸させ
、空温で１０分間放置した後、有機溶剤にて表面の未硬
化樹脂を溶解除去した。
５％、１００時間）を行った結果、良好な耐食性を示し
た。（第１表） 〔実施例２〕 Ｎｄ−Ｂ−Ｆｅ系の焼結法により製造した磁石に、アク
リル酸エステルを主成分とする有機樹脂を真空含浸させ
、空温で１０分間放置した後、有機溶剤にて表面の未硬
化樹脂を溶解除去した。
次に、該磁石をトリクロールエチレンにより脱脂洗浄し
、反応性イオンブレーティングにより、金属チタンと窒
化チタン皮膜を磁石表面に約３ミクロン形成した。成膜
に先立ち成膜装置内で、アルゴンガスの放電によるイオ
ンボンバードにより、磁石表面を洗浄化しておいた。
、反応性イオンブレーティングにより、金属チタンと窒
化チタン皮膜を磁石表面に約３ミクロン形成した。成膜
に先立ち成膜装置内で、アルゴンガスの放電によるイオ
ンボンバードにより、磁石表面を洗浄化しておいた。
最後に、ポリパラキシリレンの真空蒸着（例えば、ユニ
オン・カーバイド・コーポレーションのパリレンコート
）を約５ミクロン行った。
オン・カーバイド・コーポレーションのパリレンコート
）を約５ミクロン行った。
このようにして得た磁石に、恒温恒温試験（４０℃、９
５％、１００時間）を行った結果、良好な耐食性を示し
た。（第２表） 第２表 耐食試験結果 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、焼結法にて製造さ
れた磁石内部空隙を有機物にて充填した後、無機物にて
表面を被覆し、再度有機物充填を行うことにより、磁石
素材は一切の腐食環境から遮断され、極めて耐食性の優
れた焼結磁石を得る事ができる。
５％、１００時間）を行った結果、良好な耐食性を示し
た。（第２表） 第２表 耐食試験結果 〔発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、焼結法にて製造さ
れた磁石内部空隙を有機物にて充填した後、無機物にて
表面を被覆し、再度有機物充填を行うことにより、磁石
素材は一切の腐食環境から遮断され、極めて耐食性の優
れた焼結磁石を得る事ができる。
なお、本発明は、実施例以外の焼結法による磁石におい
ても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
ても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
図は、本発明にかかる磁石の断面図である。
１・・・焼結法にて製造された磁石
２・・・無機物被覆前に、磁石内部の空隙に充填された
有機物 ′３・・・無機物被覆層 ４・・・無機物被覆後に、被覆層欠陥部及び磁石内部の
空隙に充填された有機物 以上
有機物 ′３・・・無機物被覆層 ４・・・無機物被覆後に、被覆層欠陥部及び磁石内部の
空隙に充填された有機物 以上
Claims (2)
- （１）焼結法にて製造された磁石において、該磁石内部
の空隙部を有機物にて充填した後、無機物にて表面を被
覆し、その後無機物被覆層の欠陥部及び磁石内部の空隙
部を、再度有機物にて充填した事を特徴とする磁石。 - （２）前記焼結法にて製造された磁石が、原子百分率と
して８〜３０％のＲ（但しＲはＹを含む希土類元素の少
なくとも一種）、２〜２８％のＢ、及び残部がＦｅ及び
不可避の不純物からなる、特許請求の範囲の第１項記載
の磁石。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15575186A JPS6312111A (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | 磁石 |
| DE3789829T DE3789829T2 (de) | 1986-06-06 | 1987-06-04 | Seltene Erden-Eisenmagnet und Herstellungsverfahren. |
| EP87304948A EP0248665B1 (en) | 1986-06-06 | 1987-06-04 | Rare earth-iron magnet and method of making same |
| US07/059,737 US4863805A (en) | 1986-06-06 | 1987-06-08 | Rare earth-iron magnet |
| US07/369,733 US5026518A (en) | 1986-06-06 | 1989-06-22 | Rare earth-iron magnet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15575186A JPS6312111A (ja) | 1986-07-02 | 1986-07-02 | 磁石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6312111A true JPS6312111A (ja) | 1988-01-19 |
Family
ID=15612620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15575186A Pending JPS6312111A (ja) | 1986-06-06 | 1986-07-02 | 磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6312111A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017130674A (ja) * | 2017-03-03 | 2017-07-27 | Tdk株式会社 | フェライト焼結磁石 |
-
1986
- 1986-07-02 JP JP15575186A patent/JPS6312111A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017130674A (ja) * | 2017-03-03 | 2017-07-27 | Tdk株式会社 | フェライト焼結磁石 |
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