JPS63115451A - 通信料金の課金方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電話交換網その他の通信網の交換装置に利用
する。

本発明は通信網を介して、その通信網に所属する加入者
が相互に行った通信に対する通信料金の課金方法に関す
る。特に、通信料金を着信加入者に課金する方法に関す
る。

〔従来の技術〕

電話交換網あるいはデータ通信交換網において、通信料
金（通話料金）については原則として発信加入者が負担
することになっている。しかし、例外的に通信料金を着
信加入者に負担させる方法として、接続に際して交換手
が介在するコレクトコールのサービス、および通信料金
を着信加入者が負担する加入者について特別の加入者番
号を割り当てるフリーダイヤルのサービスが知られてい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、コレクトコールでは交換手が接続に先立って着
信加入者の了解を得ることが必要であり、ファクシミリ
通信やパソコン通信など、人がその都度応答しない自動
応答装置を備えた加入者に対しては実施することができ
ない欠点がある。

またフリーダイヤルについては、交換機で区分された特
別の加入者番号を設定することが必要であり、これまで
使用していた加入者番号をそのまま使用して、あるいは
所望の期間に限って、着信加入者に課金するなど、融通
性の高いサービスを提供することができない欠点がある
。

本発明はこれを解決するもので、自動応答装置を備えた
加入者にも適用することができるとともに、融通性のあ
る着信加入者に対する課金サービスを提供することを目
的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、通信網を介して発信加入者と着信加入者とを
接続して上記両加入者が通信を行い、その通信網の管理
者がその通信料金を着信加入者に課金する方法において
、着信加入者に課金されることを許容する加入者につい
てはあらかじめ交換機の加入者関連情報記憶装置に着信
課金許容情報を登録しておき、発信加入者の接続要求に
対する接続制御時に着信加入者の加入者関連情報記憶装
置から読出した情報に着信課金許容情報が含まれる場合
には、当該通信料金の課金を着信加入者に対して行うこ
とを特徴とする。

〔作用〕

着信呼に対してその通信料金を負担することを許容する
加入者は、あらかじめ交換機に着信課金許容情報を登録
しておく。この情報が登録された加入者に対する接続制
御に際しては、発信加入者に代えて着信加入者に通信料
金を課金する。

着信課金許容情報は接続制御に際して自動的に読出され
るから、人が応答しない自動応答装置を備えた加入者に
ついても、交換手が介入することなく着信加入者に対す
る課金を行うことができる。

着信課金許容情報の登録は随時、原則としてどの加入者
に対しても行うことができ、また随時この登録を取り消
すことができるから、融通性の大きいサービスを提供す
ることができる。

〔実施例〕

図は本発明を実施する通信網の構成例を示す図である。

符号１）．１２は加入者宅内装置、符号２１．２２は交
換機、符号３１．３２は加入者関連情報記憶装置、符号
４１．４２は着信課金制御情報記憶装置、符号５１．５
２は課金制御装置、符号６１．６２は呼制御情報転送制
御装置、符号７１．７２は加入者関連情報登録装置であ
る。

加入者宅内装置１）から発信して加入者宅内１２へ着信
する通信を行う場合に、加入者宅内装置１２の加入者が
自動着信課金を許容する例について説明する。

加入者宅内装置１２が接続された加入者は自動着信課金
を許容することをあらかじめ加入者関連情報登録装置７
２を操作することにより、加入者関連情報記憶装置３２
の着信課金制御情報記憶装置４２に登録する。

この登録を完了した状態で、加入者宅内装置１）から加
入者宅内装置１２への通信要求が発呼されると、交換機
２１にてこの要求を受は付け、呼制御情報転送制御装置
６１．６２を経由して交換機２２の加入者関連情報記憶
装置３２の中の着信課金制御情報記憶装置４２の着信課
金許容情報の内容を照合する。

加入者宅内装置１）から加入者宅内装置１２の通信が完
了したら、交換機２１の課金制御装置５１は当該呼の課
金度数を計測し、前述の着信課金制御情報を解読した後
に、着信側への課金と判定して当該の課金度数情報を呼
制御情報転送制御装置６１および６２を経由して交換機
２２へ転送する。交換機２２では、課金制御装置５２に
より加入者関連情報記憶装置３２の中の着信課金制御情
報記憶装置４２の内容を解読して、着信課金が妥当であ
ることを確認した後に加入者宅内装置１２の加入者の課
金度数を加算する。

このように、従来のコレクトコールやフリーダイヤルに
比べて、着信側が自動着信機能を有するような加入者宅
内装置である場合にも、交換手や相手の加入者の人手を
煩わすことなく着信側加入者への課金を可能にする。

着信課金制御情報記憶装置４２の内容は、加入者関連情
報登録装置７２から随時変更することができる。したが
って、例えば営業時間中だけ着信側課金とするような融
通性の高いサービスを提供することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、人が応答しない自動着信装置を有
する加入者宅内装置に対する通信でも、着信加入者の人
手を介さずに自動的に着信課金を可能にする。また融通
性の高いサービスを提供することができる。本発明の方
法は、今後発展が期待される非電話系の通信分野の課金
方式での利用が期待できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を実施する通信網の構成例を示す図。 １）．１２・・・加入者宅内装置、２１．２２・・・交
換機、３１．３２・・・加入者関連情報記憶装置、４１
．４２・・・着信課金制御情報記憶装置、５１．５２・
・・課金制御装置、６１．６２・・・呼制御情報転送制
御装置、７１．７２・・・加入者関連情報登録装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通信網を介して発信加入者と着信加入者とを接続
   して上記両加入者が通信を行い、その通信網の管理者が
   その通信料金を着信加入者に課金する方法において、 着信加入者に課金されることを許容する加入者について
   はあらかじめ交換機の加入者関連情報記憶装置に着信課
   金許容情報を登録しておき、発信加入者の接続要求に対
   する接続制御時に着信加入者の加入者関連情報記憶装置
   から読出した情報に着信課金許容情報が含まれる場合に
   は、当該通信料金の課金を着信加入者に対して行うこと
   を特徴とする通信料金の課金方法。