JPS63110358A - 既存コンクリート系外壁の改修構造 - Google Patents

既存コンクリート系外壁の改修構造

Info

Publication number
JPS63110358A
JPS63110358A JP25643986A JP25643986A JPS63110358A JP S63110358 A JPS63110358 A JP S63110358A JP 25643986 A JP25643986 A JP 25643986A JP 25643986 A JP25643986 A JP 25643986A JP S63110358 A JPS63110358 A JP S63110358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
existing
wall
concrete wall
existing concrete
rim
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25643986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0768748B2 (ja
Inventor
山本 達雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IG Technical Research Inc filed Critical IG Technical Research Inc
Priority to JP25643986A priority Critical patent/JPH0768748B2/ja
Publication of JPS63110358A publication Critical patent/JPS63110358A/ja
Publication of JPH0768748B2 publication Critical patent/JPH0768748B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリート、タイル、コンクリートブロック
、窯業系サイディング等の外壁を有するビルディング、
住宅等において凍結融解、骨材のアルカリ反応、塩害を
含む経年変化により外壁にクランクが入ったり、カビ等
で汚染がひどい既存外壁を破壊することなしに下地とし
て利用し、その上に新規外壁材を施工して既存コンクリ
ート壁等を改修した構造に関するものである。
〔従来の技術〕
この種ビルディング等の外壁は5〜10年でクラックが
入り、その進行を止めることと、外観の御所を図るため
、例えば特開昭58−164857号公報、実開昭59
−1)7752号公報等が知られている。すなわち、前
者はカーテンオールにおいて既存外壁とL型の新規外装
材取付金具間に石綿製座板を介在させ、既存外壁の凹凸
が上記取付金具の装着に悪影響を与えないようにしたも
のであり、後者は既存外壁に切欠き凹所を設け、この凹
所にスチールライナーを介在して新規外壁材装着用取付
材を固定した建物外壁部の改装方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者の新規外装材取付金具はC□ 型鋼
の一側面からのみ一定間隔で配列し安定性に欠け、かつ
新規外壁材を装着するのにC型鋼に目地金具を固定し、
しかも断熱性等の全く付加されていない外壁となる欠点
があった。また、後者は既存壁に切欠き凹所を形成する
ことが非常に大変な作業であり現実性に欠けるものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を除去するため、胴縁を角パイ
プ断面として強度をアップすると共に、既存壁への装着
を容易に、かつ安定に、しかも少ない個所で固定できる
ように取付脚を千鳥状に設けた構造にし、これを既存外
壁上に固定具を介して固定し、この胴縁上に金属サイデ
ィング材を装着して美しく、クランクの発生しない新規
外壁を形成した既存コンクリート壁等の改修構造を提案
するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係る既存コンクリート壁等
の改修構造の一実施例について詳細に説明する。第1図
は本発明に係る既存コンクリート壁等の改修構造をビル
ディングに適用した場合を示す斜視図であり、1は既存
建物、2は既存パラベット、3は既存外壁、4は笠木取
付具、5は笠木、6は胴縁、7は取付脚、8は取付孔、
9はアンカーボルト、10はナンド、1)〜15は役物
、16は金属サイディング材、17は釘等の固定具であ
る。
さらに説明すると、既存建物1はコンクリート、ALC
、ブロック、タイル、窯業系サイディング材で構成され
た方形、切妻、陸屋根等からなるものである。既存パラ
ペット2は必要に応じて設けられたものであり、ビルデ
ィングでは殆ど存在するが、一般住宅では形成しないこ
とが多い。また、既存外壁3は主にコンクリート躯体に
セメントモルタルを塗布した外壁、コンクリート打ちば
なし外壁、ALC板張り外壁等であり、永久的建築と思
われていた建物の外壁にクラゾクが入ったり、部分破壊
、コケ、カビ等により汚染された外壁を対象とするもの
である。笠木取付具4はスプリングバックとネジにより
装着する笠木5の形状、既存バラベット2頂部の断面に
よって異なるが、例えば第2図、あるいは第3図に示す
ように形成し、これを胴縁6に接着剤による接着、ある
いは溶接によって固定するものである。胴縁6は第4図
に示すように角パイプ状の断面に形成し、その相対する
側面に取付脚7を最小個数で安定性を得やすい千鳥状に
、かつ胴縁6の背面6aとL字状断面の取付J!1j7
の接触面78間に第5図に示すようにΔGのギャップを
形成し、胴縁6の施工を容易に、かつ下地としての既存
外壁3との安定性を得られるように、しかも既存外壁3
からの振動を低減して受けるように構成したものである
。なお、胴縁6は第1図、第6図に示すように水平、垂
直に棒状に配設し、必要部位を接着剤、溶接のいずれか
によって一体化すると共に、アンカーボルト9によって
既存外壁3と一体に固定するものである。勿論、金属サ
イディング材16が縦張りの際は横胴縁とする必要があ
る。取付孔8はアンカーボルト9に取付脚7を装着する
ためのものであり、長円形、楕円形等に穿設し、取付位
置の変位に対応できるようにしたものである。また、第
7図に示すように役物1)は止縁カバー、役物12は止
縁カバー1)の敷目板状取付具、役物13.13aは第
8図に示すように窓額縁カバー、役物14は第9図に示
すように出隅カバー、役物15は出隅カバー取付具であ
る。
さらに、金属サイディング材16は第10図(al〜(
glに示すような形状の部材を使用し、第1図、第1)
図に示すように装着するものである。特に、金属サイデ
ィング材16は施工しやすく、断熱性にすぐれた金属薄
板成形体16aと裏面材16b間に合成樹脂発泡体16
cを一体に介在させたものである。
次に施工法について説明する。
まず、第1図に示すような既存建物1の既存外壁3に沿
って足場を組み立てる。次に第4図に示すような胴縁6
を所定長さに形成し、その取付脚7の取付孔8に対応す
る位置にアンカーボルト9を打設する。このアンカーボ
ルト9に胴縁6を第6図に示すように固定する。この胴
縁6の既存パラベット2に施工した横胴縁6′に第2図
に示すように笠木取付具4を溶接し、次に笠木5を装着
する。
また、窓まわりには第8図に示す役物13.13aを装
着し、次にスタータ(図示せず)を介して第1O図TC
)に示す金属サイディング材16を土台から既存パラベ
ット2に向かって胴縁6上に固定具17を介して施工す
る。なお、既存パラベット2の笠木取付具4の近くに第
7図に示すように敷目板状取付具12を施工しておくも
のである。次に金属サイディング材16の施工後に役物
1).14.15、図示しないジョイナ−等で目地等を
カバーし、その後、図示しないが必要個所にコーキング
材を充填して施工が完了するものである。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る既存コンクリート壁等の改
修構造によれば、■既存建物の居住を中止することなし
に外壁を短期間に改修できる。■外壁に断熱性、通気に
よる除湿性を付加して居住性の改善と建物の寿命を延長
できる。■新規外壁は施工が簡単で、かつ美しく耐久性
に冨む外壁を安価で形成できる。■金属サイディング材
は施工後のメンテナンスが不要であり、維持費が安い。
■胴縁に取付脚を千鳥状に配列したため既存壁への固定
が最小個数で、かつ安定に、しかも外力(地震等)でも
新規外壁が破壊したり、離脱したりしない特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る既存コンクリート壁等の改修構造
の一実施例を示す斜視図、第2図は既存パラペット頂部
を示す説明図、第3図は笠木取付具、第4図は胴縁の一
例を示す斜視図、第5図は胴縁と既存外壁との装着状態
を示す説明図、第6図は既存外壁に対し第1図に示すよ
うに金属サイディング材を施工する際の下地となる胴3
(の施工状態を示す説明図、第7図は金属サイディング
材と既存パラペット頂部との納まりを示す説明図、第8
図、第9図は役物の取付状態を示す説明図、第10図(
al〜(g)は金属サイディング材の一例を示す説明図
、第1)図は金属サイディング材の施工状態を示す説明
図である。 1・・・既存建物、3・・・既存外壁、6・・・胴縁、
7・・・取付脚、9・・・アンカーボルト、16・・・
金属サイディング材。 第1図 第2図 第+図 詠     ]へ 第S図 第6図 第r7図 第g図 第9図 第JQ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既存コンクリート壁等の表面に断面が角パイプ状
    でその相対する側面にL字状の取付脚を千鳥状に固設し
    た胴縁を一定間隔で配列すると共に、該取付脚をアンカ
    ーボルト等の固定具で上記壁等に固設し、該固設した胴
    縁上に金属サイディング材を装着して形成したことを特
    徴とする既存コンクリート壁等の改修構造。
JP25643986A 1986-10-27 1986-10-27 既存コンクリート系外壁の改修構造 Expired - Fee Related JPH0768748B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25643986A JPH0768748B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 既存コンクリート系外壁の改修構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25643986A JPH0768748B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 既存コンクリート系外壁の改修構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63110358A true JPS63110358A (ja) 1988-05-14
JPH0768748B2 JPH0768748B2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=17292674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25643986A Expired - Fee Related JPH0768748B2 (ja) 1986-10-27 1986-10-27 既存コンクリート系外壁の改修構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0768748B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0768748B2 (ja) 1995-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0229152Y2 (ja)
JPS63110358A (ja) 既存コンクリート系外壁の改修構造
JPS63118453A (ja) 既存コンクリート系外壁の改修構造
JP3803905B2 (ja) 外断熱基礎構造
JPS63114750A (ja) 既存コンクリート系外壁の改修構造
JPS63114751A (ja) 既存コンクリ−ト壁等の改修構造
JP3061925B2 (ja) 硬質壁材の開口部取付構造
JPS63114749A (ja) 既存コンクリート系外壁の改修構造
JP2786412B2 (ja) コンクリート建築物の外装パネル被覆構造及び被覆施工方法
JP2947373B2 (ja) 複合pc板
JPS63130854A (ja) 既存コンクリート系外壁の改修構造
JP2662927B2 (ja) コンクリート建築物の構造及び工法
JPS63194062A (ja) 外壁構造
JPH0352376Y2 (ja)
JP3004639U (ja) 壁材取付け下地構造
JPS5922807Y2 (ja) 壁板の取付け部の構造
JP3027210B2 (ja) 外壁パネル
JP2916621B1 (ja) 外壁パネルおよびその取付方法
JPS6033973A (ja) 建造物の被覆形成方法
JPH0229826B2 (ja) Keiryokihokonkuriitoban
KR200349706Y1 (ko) 건축 내외벽 냉온방 방음장치 부착판과 팽이너트
KR960005781Y1 (ko) 건축용 석판 부착 금구
JPS63142146A (ja) 改修外壁構造
JPH0572505B2 (ja)
JPS59138619A (ja) 基礎化粧枠

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees