JPS6310832A - リモ−トコントロ−ル信号受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野〕 この発明は、リモートコントロール信号受信装置に関し
、特に、９１呂による誤動作を防止する機能を有するリ
モートコントロール信号受信装置に関する。

［従来の技術〕 近年、ビデオテープレコーダやテレビ受信灘なとの家庭
用電子様器において光パルス信号の送受信を用いたリモ
ートコントロールシステムが盛んに用いられるようにな
っている。

第５図は、従来用いられている光リモートコン１−ロー
ルシステムのうちリモートコントロール信号の受信装置
の部分を示す概略ブロック図である。

まず、第５図を参照して、従来のリモートコントロール
信号受信装置のｍ成について説明する。

第５図において、光検出器１は、リモートコントロール
送信装置（図示せず）から送信されてきた光リモートコ
ントロール信号を受信して電気信号に変換し、光リモー
トコントロール信号を構成するバースト信号を検出して
利得可変増幅器２に与える。利得可変増幅器２によって
増幅されたバースト信号は、自動振幅制御５ｆｔｖ１３
に与えられるとともに波形整形器４に与えられ、自ｎモ
幅制御］装置３は入力バースト信号の振幅変動を検知し
て一定振幅に増幅されたバースト信号を得るように利得
可変増幅器２の利得を制御し、波形整形器４は与えられ
たバースト信号を波形整形してリモートコントロールパ
ルス信号＠発生し、デコーダ５に与える。

次に、第６図は、現在層もよく使用されている光リモー
トコントロールパルス信号のフォーマットを示す図であ
り、第７図および第８図は、第５図に示したリモート・
コンを一ロール信号受信装置中のＡ、ＢおよびＣの各点
における信号波形を示す図である。

次に、第５図ないし第８因を参照して、従来のリモート
コントロール信号受信装置の動作について説明する。

第６図（ａ　）は、現在用いられているリモートコント
ロール信号の搬送波の一例を示しており、その搬送周波
数はたとえば３２．８ＫＨ２である。

また、同図中のＴｐはリモートコントロールパルス１個
を構成するパルス時間幅を示しており、この場合は３０
５μ秒である。さらに第６図（ｂ）および（Ｃ）は、リ
モートコントロール信号のコードフォーマットの一例を
示しており、パルス間隔によってコード０と１とを区別
している。すなわち、第６図（ｂ）のパルス間隔Ｔｏは
コード０を示し、同図（Ｃ）のパルス間隔Ｔ１はコード
１を示している。なお、この場合のＴｏは、１ｆｆｉ秒
であり、Ｔ１は２１１１秒である。ざらに、リモートコ
ントロール命令の１語は通常１６ピツトで構成され、１
語の伝送に割当てられる時間は５３．７１秒である。

最初に、リモートコントロール送信装置く図示せず）か
らは、第６図（ｂ）および（Ｃ）に示すようなコード化
されたリモートコントロールパルス信ｑを搬送する同図
（ａ　）のようなバースト信号からなる光リモートコン
トロール信号が送出される。光検出器１は、このような
光リモートコントロール信号を受光して電気信号に変換
し、第７図中のＡで示すようなバースト信号を第５図中
のＡ点において出力する。この場合、リモートコントロ
ール送信装置と受信装置との間の距離の遠近などにより
、受信したバースト信号のＦＢ幅に大小を生じている。

このバースト信号の振幅の大小に応じて、自動撮幅制ｔ
Ｉｌ装置３は、利得可変増幅器２の利得を制御し、第５
図中の８点において、第７図Ｂで示すように一定振幅に
増幅されたバースト信号を得ることができる。すなわち
、利得可変増幅器２は、与えられた制御２１Ｉ信号のレ
ベルに逆比例して利得が増減する特性を有しているもの
とする。次に、この一定振幅に増幅されたバースト信号
は、波形整形器４に与えられて波形整形され、第５図中
の０点において、第７図Ｃに示すようなコード化された
リモートコントロールパルス信号を発生する。このリモ
ートコントロールパルス信９はさらにデコーダ５に与え
られてそのコードが解読され、これによって所定のリモ
ートコントロール動作が実現される。

また、第８図は、光検出器１に高周波点灯螢光灯が照射
された際の、第５図中のＡ、ＢおよびＣの各点に３３け
る信号波形を示しており、特に、第８図（ａ）は、高周
波点灯螢光灯が発生する雑音が連続波である場合を示し
、第８図（１）　）は、高周波点灯螢光灯が発生する雑
音がバースト波である１９合を示している。このような
雑音が光リモートコントロール信号とともに光検出器１
で受光された場合には、第８図（ａ）、（ｂ）に示すよ
うに波形整形器４から出力された信号波形（第５図Ｃ点
）は、デユーティファクタの大きな連続的なパルス信号
となってしまい、第７図（Ｃ）に示すような本来のリモ
ートコントロールパルス信号を抽出することができない
。

［発明が解決しようとする問題点］ 従来のリモートコントロール信号受信装置は、ｌスート
のように構成されているので、光検出器に高周波点灯螢
光灯が照射された際に、本来のリモートコントロールパ
ルス信号のみを波形整形して抽出することができず、装
置が誤動作を起こす可能性があるという問題点があった
。

この発明は、上述のような問題点を解消するためになさ
れたもので、高周波点灯螢光灯等が照射された場合であ
っても、雑音による連続パルス波を選択的に除去するこ
とができ、装置の誤動作を防止することができるリモー
トコントロール信号受信装置を提供することを目的とす
る。

［問題点を解決するための手段］ この発明にかかるリモートコントロール信号受信装置は
、光検出器から出力されるバースト信号を検波してパル
ス信号を発生し、このパルス信号のデユーティファクタ
を検出し、このデユーティファクタが所定の大きさを越
えた場合には、連続パルスなどのデユーティファクタの
大きな雑音を受信しているものと判断してバースト信号
の波形整形を中止するように構成したものである。

［作用］ この発明にかかるリモートコントロール信号受信装置は
、受信したバースト信号を検波して得られたパルス信号
のデユーティファクタを検出することにより、高周波点
灯螢光灯などから照射されろ連続波やバースト波などデ
ユーチーＣファクタの大ぎな波形の信号を選択的に排除
することができ、本来のリモートコントロールパルス信
号のみを波形整形してリモートコントロール動作を確実
に行なうことが可能である。

［発明の実施例］ 第１図は、この発明の一実施例であるリモートコントロ
ール信号受信装置を示す概略ブロック図である。

第１図に示したリモートコントロール信号受信装置は、
以下の点を除いて、ｖＲ５図に示した従来のリモー（・
コントロール信号受信装置と同じである。すなわち、利
得可変増幅器２から出力されたバースト信号を検波して
パルス信号を発生する検波器６と、この検波器６から出
力されるパルス信号を積分して利得可変増幅器２の利得
を制御する信号を発生する積分３７とが設けられており
、また波形整形器８は、入力するバースト信号の振幅が
所定のしきいｆｉｌ取下に下がったときは、波形整形を
行なわずパルス信号を出力しないように構成されている
。

次に、第２図ないし第４図は、第１図に示した実施例の
リモートコントロール信号受信装置中のＡ、Ｂ、Ｃ，Ｄ
およびＥの各点における信号波形を示す図である。

次に、第２図ないし第４図を参照して、第１図に示した
この発明の一実施例の動作について説明する。

まず、本来の光リモートコントロール信号のみを受信し
ている場合の動作について説明する。第２図のＡ−Ｅは
、この場合における第１図Ａ−Ｅ点における対応する信
号波形を示している。光検出器１は、受信した光リモー
トコントロール信号を電気信号に変換し、第１図中のＡ
点において、第２図Ａで示すようなバースト信号を出力
する。

この検出されたバースト信号は、利得可変増幅器２と自
動振幅制御装置３とによって、娠幅の大小が補償される
とともに（第２図Ｂ）、検波器６に与えられる。検波器
６は、このバースト信号を検波してパルス信号（第２図
Ｄ）を出力し、積分器７に与える。積分器７はこのパル
ス信号を積分し、第２図Ｅに示すような波形の信号を利
得制御信号として利得可変増幅器２に与える。しかしな
がら、第２図りのパルス信号はデユーティファクタが比
較的小さく（コードＯのとぎは１／４、コード１のとき
は１／８）、Ｌ、たがって積分後の信号（第２図Ｅ）に
よる利得可変増幅器２の利得変化も小さいため、利得可
変増幅器２の出力〈第２図Ｂ）はほぼ一定値に保たれ、
波形整形器８に入力されるバースト信号の振幅が波形整
形器８のしきい値以下に下がることはない。したがって
、波形整形器８は通常の波形整形を行ない、第２図Ｃに
示すように従来と同様にリモートコントロールパルス信
号を出力する。

次に、高周波点灯蛍光灯などによる連続波またはバース
ト波の雑音を受信している場合の動作について説明する
。第３図および第４図は、それぞれ、高周波点灯蛍光灯
による連続波およびバースト波の雑音を受信している場
合の第１図Ａ−Ｅ点に対応する信号波形を示している。

第３図および第４図において示されているように、上述
のようなデユーティファクタの大きい雑音を受信した光
検出器１は、第３図Ａまたは第４図Ａに示すような連続
的なバースト信号を出力する。この出力されたバースト
信号は検波器６に与えられ、検波器６はこのバースト信
号を検波してパルス信号（第３図りまたは第４図Ｄ）を
出力し、積分器７に与える。積分器７はこのパルス信号
を積分し、第３図Ｅまたは第４図Ｅに示すような波形の
信号を利得制御信号として利得可変増幅器２に与える。

得利可変増幅器２は、与えられた制御信号のレベルが大
きくなるほどその利得が小さくなる特性を有しており、
したがって第３図Ｅまたは第４図Ｅに示すような利得制
御信号が与えられた場合には、第３図Ｂまたは第４図已
に示すように、出力されるバースト信号の振幅が次第に
小さくなる。言い換えると、第２図のようにデユーティ
ファクタの小さい本来のリモートコントロール信号の場
合には、バースト信号の振幅は一定であり、第３図およ
び第４図のように、デユーティファクタの太きな連続パ
ルス波などの場合には、バースト信号の振幅は次第に低
下する。そして、第３図Ｂまたは第４図８に示すバース
ト信号の振幅が波形整形器８のしきい値以下になったと
きは波形整形器８はパルス信号の発生を停止する。そし
てデコーダ５ではもはやリモートコントロールモードと
はみなされなくなる。したがって、高周波点灯蛍光灯な
どによるデユーティファクタの大きな雑音が受信された
場合には選択的に除去され、装置の誤動作は防止される
。

〔発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、受信したリモートコ
ントロール信号のデユーティファクタを検出して一定レ
ベル以上の大きさのデユーティファクタを有するパルス
波を雑音と判断してこれを選択的に排除することにより
、高周波点灯蛍光灯などが照射されている場合であって
も、リモートコントロール信号受信ｇ装置の誤動作を防
止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるリモートコントロー
ル信号受信装置を示す概略ブロック図である。 第２図は、本来のリモートコントロール信号を受信した
場合の第１図の実施例の動作を示す波形図である。 第３図は、連続波の雑音を受信した場合の第１図の実施
例の動作を示す波形図である。 第４図は、バースト波の雑音を受信した場合の第１図の
実施例の動作を示す波形図である。 第５図は、従来のリモートコントロール信号受信装置を
示す概略ブロック図である。 第６図は１通常使用されている光リモートコント０−ル
バルス信号のフォーマットを示す図である。 第７図は、本来のリモートコントロール信号を受信した
場合の従来の受信装置の動作を示す波形図である。 第８図は、連続波またはバースト波の雑音を受信した場
合の従来の受信装置の動作を示す波形図である。 図において、１は光検出器、２は利得可変増幅器、３・
は自＃Ｊ掻幅制御装置、４．８は波形整形器、５はデコ
ーダ、６は検波器、７は積分器を示す。 代理人　　　大　　岩　　増　　雄 ヌ１図 第２図 ■　　　　　　■　　　　　　◎ 第３図 二 、ｙ、、と４［ 第５図 第６図 健」乏離 ■ Ｃｂ）→ｌ÷Ｈト ■ 第ｒ７図 篤８図 ■　　　　　　　　◎

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）バースト信号から構成される光リモートコントロ
   ール信号を受信してリモートコントロールパルス信号に
   波形整形するリモートコントロール信号受信装置であっ
   て、 前記光リモートコントロール信号を受光して前記バース
   ト信号を抽出する光検出手段と、 前記光検出手段から出力される前記バースト信号を検波
   してパルス信号を発生する検波手段と、前記検波手段か
   ら出力されるパルス信号のデューティファクタを検出す
   るデューティファクタ検出手段と、 前記デューティファクタ検出手段の出力に応答して、前
   記パルス信号のデューティファクタが所定の大きさを越
   えない場合にのみ前記光検出手段から出力されるバース
   ト信号を波形整形して前記リモートコントロールパルス
   信号を出力する波形整形手段とを備えた、リモートコン
   トロール信号受信装置。
2. （２）前記デューティファクタ検出手段は、前記検波手
   段から出力されるパルス信号を積分する積分手段と、 前記積分手段の出力に応じて前記光検出手段から出力さ
   れる前記バースト信号の振幅を変化させる利得可変の増
   幅手段とを含み、 前記波形整形手段は、前記増幅手段から出力されるバー
   スト信号の振幅が所定のデューティファクタに応答する
   値を越えるときは前記バースト信号の波形整形を中止す
   る、特許請求の範囲第１項記載のリモートコントロール
   信号受信装置。
3. （３）前記利得可変の増幅手段は、 前記光検出手段から出力されるバースト信号の振幅変動
   を補償するように利得を制御する自動利得制御手段を含
   む、特許請求の範囲第２項記載のリモートコントロール
   信号受信装置。