JPS6299708A - 光伝送用ガラスフアイバ - Google Patents
光伝送用ガラスフアイバInfo
- Publication number
- JPS6299708A JPS6299708A JP60240228A JP24022885A JPS6299708A JP S6299708 A JPS6299708 A JP S6299708A JP 60240228 A JP60240228 A JP 60240228A JP 24022885 A JP24022885 A JP 24022885A JP S6299708 A JPS6299708 A JP S6299708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- optical transmission
- protective coating
- polyphenylene oxide
- heat resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光伝送用ガラスファイバに関するものである
。
。
[従来の技術]
光伝送用ガラスファイバの用途は拡大の一途にあり、最
近、原子力発電所、人口衛星、ロケットといった物への
適用について検討されるようになってきた。このような
適用分野においては、耐熱性、耐放射線性、難燃性とい
った特性が要求されることになる。
近、原子力発電所、人口衛星、ロケットといった物への
適用について検討されるようになってきた。このような
適用分野においては、耐熱性、耐放射線性、難燃性とい
った特性が要求されることになる。
一方、光伝送用ガラスファイバには、補強用の保護被覆
が設けられているのが一般的であり、従来、ポリアミド
、ふっ素樹脂、ポリエステルエラストマ、繊維強化プラ
スチックといったものが使用されている。
が設けられているのが一般的であり、従来、ポリアミド
、ふっ素樹脂、ポリエステルエラストマ、繊維強化プラ
スチックといったものが使用されている。
[発明が解決しようとする問題点コ
しかしながら、これらの材料はいずれも耐熱性、耐放射
線性、難燃性の全ての特性を満足することがてきず、上
記した用途には適合しないことが見出された。
線性、難燃性の全ての特性を満足することがてきず、上
記した用途には適合しないことが見出された。
本発明は、上記に基いてなされたものであり、耐熱性、
耐放射線性、難燃性の全ての特性に優れた光伝送用ガラ
スファイバの提供を目的とするものである。
耐放射線性、難燃性の全ての特性に優れた光伝送用ガラ
スファイバの提供を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
第1発明の光伝送用ガラスファイバは、ポリフェニレン
オキサイドからなる保護被覆を設けて構成したことを特
徴とするものである。
オキサイドからなる保護被覆を設けて構成したことを特
徴とするものである。
本発明において、ポリフェニレンオキサイドは、一般式
で表されるポリマであり、この使用により耐熱性、耐放
射線性および難燃性の全ての特性に優れた光伝送用ガラ
スファイバを得ることができるようになる。
射線性および難燃性の全ての特性に優れた光伝送用ガラ
スファイバを得ることができるようになる。
第2発明は、耐熱性、耐放射線性および難燃性に加えて
押出加工性を付与するものであり、光伝送用ガラスファ
イバの外周に、ポリフェニレンキサイドと耐衝撃性ポリ
スチレンを前者/後者の重量比で80〜60/20〜4
0の範囲で含有している樹脂組成物からなる保護被覆を
設けて構成したことを特徴とするものである。
押出加工性を付与するものであり、光伝送用ガラスファ
イバの外周に、ポリフェニレンキサイドと耐衝撃性ポリ
スチレンを前者/後者の重量比で80〜60/20〜4
0の範囲で含有している樹脂組成物からなる保護被覆を
設けて構成したことを特徴とするものである。
この場合、ポリフェニレンキサイドと耐衝撃性ポリスチ
レンを前者/後者の重量比で80〜60720〜40の
範囲とするのは、耐衝撃性ポリスチレンの量が20重量
%未満ては押出加工性を向」ニさせる効果はあまりなく
、40重量%を越えると耐熱性、耐放射線性、難燃性が
低下する傾向にあるためである。
レンを前者/後者の重量比で80〜60720〜40の
範囲とするのは、耐衝撃性ポリスチレンの量が20重量
%未満ては押出加工性を向」ニさせる効果はあまりなく
、40重量%を越えると耐熱性、耐放射線性、難燃性が
低下する傾向にあるためである。
第3発明は、耐熱性、耐放射線性、難燃性および押出加
工性の付与に加えて、保護被覆の可撓性を向上させるた
めのものであり、光伝送用ガラスファイバの外周に、ポ
リフェニレンオキサイドと耐衝撃性ポリスチレンを前者
/後者の重量比で80〜60/20〜40の範囲で含有
し、かつ両者を合わせた成分100重量部に対してスチ
レン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体を水
添したポリマを10〜30重量部の範囲で含有している
樹脂組成物からなる保護被覆を設けて構成したことを特
徴とするものである。
工性の付与に加えて、保護被覆の可撓性を向上させるた
めのものであり、光伝送用ガラスファイバの外周に、ポ
リフェニレンオキサイドと耐衝撃性ポリスチレンを前者
/後者の重量比で80〜60/20〜40の範囲で含有
し、かつ両者を合わせた成分100重量部に対してスチ
レン−ブタジエン−スチレントリブロック共重合体を水
添したポリマを10〜30重量部の範囲で含有している
樹脂組成物からなる保護被覆を設けて構成したことを特
徴とするものである。
スチレシーブタジエンースチレントリブロック共重合体
を水添したポリマは、加硫しなくともゴム弾性を示すポ
リマであり、特に水素添加によりブタジェン成分中の不
飽和結合をなくしているので、耐熱性に優れており、本
発明の目的に対して好適であり、ざらに可撓性の向上効
果が大きい。
を水添したポリマは、加硫しなくともゴム弾性を示すポ
リマであり、特に水素添加によりブタジェン成分中の不
飽和結合をなくしているので、耐熱性に優れており、本
発明の目的に対して好適であり、ざらに可撓性の向上効
果が大きい。
この場合、ポリフェニレンオキサイドと耐衝撃性ポリス
チレンは上記の配合割合とし、この両者を合わせた成分
100重量部に対してスチレン−ブタジエン−スチレン
トリブロック共重合体を水添したポリマを10〜30重
量部の範囲で含有させのは、スチレン−ブタジエン−ス
チレントリブロック共重合体を水添したポリマが10重
量部未溝ては可撓性を向上させる効果があまりなく、3
0重型部を越えると押出加工性および保護被覆の機械的
特性が低下する傾向にあり、更に耐熱性、耐放射線性、
難燃性が低下する傾向にあるからである。
チレンは上記の配合割合とし、この両者を合わせた成分
100重量部に対してスチレン−ブタジエン−スチレン
トリブロック共重合体を水添したポリマを10〜30重
量部の範囲で含有させのは、スチレン−ブタジエン−ス
チレントリブロック共重合体を水添したポリマが10重
量部未溝ては可撓性を向上させる効果があまりなく、3
0重型部を越えると押出加工性および保護被覆の機械的
特性が低下する傾向にあり、更に耐熱性、耐放射線性、
難燃性が低下する傾向にあるからである。
[実施例コ
第1表は、保護被覆をポリフェニレンオキサイドでも)
て形成した場合と他の材料でもって形成した場合とを評
価したしたものである。
て形成した場合と他の材料でもって形成した場合とを評
価したしたものである。
(光伝送用ガラスファイバの作!!り
直径125μmφの石英カラスを主成分とするステップ
型多モート光伝送用ガラスファイバに、シリコーン樹脂
組成物を、ガラスファイバの紡糸直後に塗布してから焼
付けを行い、外径0.4mmφとした。この外周に、第
1表に示した各種材料からなる保護被覆を設け、外径0
.8mmφの光伝送用ガラスファイバを作製した。
型多モート光伝送用ガラスファイバに、シリコーン樹脂
組成物を、ガラスファイバの紡糸直後に塗布してから焼
付けを行い、外径0.4mmφとした。この外周に、第
1表に示した各種材料からなる保護被覆を設け、外径0
.8mmφの光伝送用ガラスファイバを作製した。
(評価方法)
耐熱性:ファイバ100mを直径10cmの束にし、−
20℃〜+150℃の間で10サイクル/日で1000
サイクルの熱履歴を与えた後の伝送損失を測定し、増加
率(%)を求めた。
20℃〜+150℃の間で10サイクル/日で1000
サイクルの熱履歴を与えた後の伝送損失を測定し、増加
率(%)を求めた。
耐放射線性:ファイバ100mを直径10cmの束にし
、空気中でγ線を10rad照射した後の伝送損失を測
定し、増加率(%)を求めた。
、空気中でγ線を10rad照射した後の伝送損失を測
定し、増加率(%)を求めた。
難燃性:ASTMD635−63に準拠して評価した。
なお、各光伝送用ガラスファイバの初期の伝送損失は5
.3dB/kmであった。
.3dB/kmであった。
第1表から、ポリフェニレンオキサイドを保護被覆とす
る光伝送用ガラスファイバは、耐熱性、耐放射線性、難
燃性の全ての特性において優れていることがわかる。
る光伝送用ガラスファイバは、耐熱性、耐放射線性、難
燃性の全ての特性において優れていることがわかる。
第 1 表
木3 アクリレート糸
第2表は、ポリフェニレンオキサイドを主体とした樹脂
組成物の押出加工性を検討するため、ポリフェニレンオ
キサイドと耐衝撃性ポリスチレンとの含有割合を変化さ
せた場合について評価したものである。
組成物の押出加工性を検討するため、ポリフェニレンオ
キサイドと耐衝撃性ポリスチレンとの含有割合を変化さ
せた場合について評価したものである。
なお、光伝送用ガラスファイバの作製および評価方法は
第1表の場合と同様にして行った。
第1表の場合と同様にして行った。
第2表から明らかな通り、ポリフェニレンオキサイドと
耐衝撃性ポリスチレンとの組合せにおいては、耐衝撃性
ポリスチレンの含有量が少ないと押出加工性が悪く、多
くなると耐熱性、耐放射線性、難燃性が低下する傾向に
あり、20〜40重量%の範囲とする必要がある。
耐衝撃性ポリスチレンとの組合せにおいては、耐衝撃性
ポリスチレンの含有量が少ないと押出加工性が悪く、多
くなると耐熱性、耐放射線性、難燃性が低下する傾向に
あり、20〜40重量%の範囲とする必要がある。
(難燃性評価において、○は自己消炎性、×は可燃性で
ある)第;3表は、ポリフェニレンオキサイド、耐衝撃
性ポリスチレンおよびスチレン−ブタジエン−スチレン
トリブロック共重合体を水添したポリマの含有割合を変
化させた場合について評価したものである。
ある)第;3表は、ポリフェニレンオキサイド、耐衝撃
性ポリスチレンおよびスチレン−ブタジエン−スチレン
トリブロック共重合体を水添したポリマの含有割合を変
化させた場合について評価したものである。
光伝送用ガラスファイバの製作は第1表の場合と同様で
あり、引張強さおよび伸びの評価はJIS−C3005
に準拠し、その他の評価方法は第1表の場合と同様であ
る。
あり、引張強さおよび伸びの評価はJIS−C3005
に準拠し、その他の評価方法は第1表の場合と同様であ
る。
第3表から明らかなように、スチレシーブタジエンース
チレントリブロック共重合体を水添したポリマの含有量
が少ないと可撓性が乏しく、含有型が多いと押出加工性
が悪くなり、また耐熱性、耐放射線性、難燃性が低下す
る傾向にある。
チレントリブロック共重合体を水添したポリマの含有量
が少ないと可撓性が乏しく、含有型が多いと押出加工性
が悪くなり、また耐熱性、耐放射線性、難燃性が低下す
る傾向にある。
[発明の効果コ
以上説明してきた通り、本発明によれば耐熱性、耐放射
線性、難燃性のいずれの特性においても優れた光伝送用
ガラスファイバを実現でき、その用途を原子力発電所、
人口衛星、ロケットといった分野にまで拡大できるよう
になる。
線性、難燃性のいずれの特性においても優れた光伝送用
ガラスファイバを実現でき、その用途を原子力発電所、
人口衛星、ロケットといった分野にまで拡大できるよう
になる。
また、本発明によれば、耐熱性、耐放射線性、難燃性を
損なわないて押出加工性を付与でき、更には可撓性を向
上できるようになる。
損なわないて押出加工性を付与でき、更には可撓性を向
上できるようになる。
Claims (3)
- (1)光伝送用ガラスファイバの外周に、ポリフェニレ
ンオキサイドからなる保護被覆が設けられていることを
特徴とする光伝送用ガラスファイバ。 - (2)光伝送用ガラスファイバの外周に、ポリフェニレ
ンキサイドと耐衝撃性ポリスチレンを前者/後者の重量
比で80〜60/20〜40の範囲で含有している樹脂
組成物からなる保護被覆が設けられていることを特徴と
する光伝送用ガラスファイバ。 - (3)光伝送用ガラスファイバの外周に、ポリフェニレ
ンオキサイドと耐衝撃性ポリスチレンを前者/後者の重
量比で80〜60/20〜40の範囲で含有し、かつ両
者を合わせた成分100重量部に対してスチレン−ブタ
ジエン−スチレントリブロック共重合体を水添したポリ
マを10〜30重量部の範囲で含有している樹脂組成物
からなる保護被覆が設けられていることを特徴とする光
伝送用ガラスファイバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60240228A JPS6299708A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 光伝送用ガラスフアイバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60240228A JPS6299708A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 光伝送用ガラスフアイバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6299708A true JPS6299708A (ja) | 1987-05-09 |
Family
ID=17056353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60240228A Pending JPS6299708A (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 光伝送用ガラスフアイバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6299708A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012173190A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | 三菱レイヨン株式会社 | 光ファイバ被覆用組成物及び光ファイバケーブル |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP60240228A patent/JPS6299708A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012173190A1 (ja) * | 2011-06-14 | 2012-12-20 | 三菱レイヨン株式会社 | 光ファイバ被覆用組成物及び光ファイバケーブル |
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