JPS6295907A - 直流電源ユニツトの構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電源装置に係り特に大形計算機の大容量給電
に好適な電源ユニットに関する。

〔発明の背景〕

従来、電源ユニットの構造は、入出力部、制御回路部、
整流部等、冷却装置まで含め構成されていた。電子機器
の高密度化が進展する中で組立、保守の作業性について
も見直しが図られている。一方近年の電子機器、電気機
器等の電流容量は、電子回路の高速化、高密度化に伴い
、大容量電源が必要となってきた。このため大形の変圧
器等が採用され電源ユニットの構造は、大きく重くなり
９機器の実装密度向上が図れず、また生産性の向上が図
れなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、組立作業の合理化を目的とした小形、
軽量の電源ユニットを提供することにある。

〔発明の概要〕

組立作業の合理化を図るため１機能の分割化を図り、共
通部分の一括化をせしめ、ブロックアッセンブル方式と
する。そのためには供給電力を分割し、複数の小型・軽
量電源ユニットにより給電する方式を採用した。また筐
体への取り付けは、ガイド機構を設ける等により、電源
ユニットを簡素化している。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例につき詳細に説
明する。

第１図は本実施例による電源ユニット１の概観図である
。

２は放熱用フィンで、放熱面積を増やすための構２ａと
、電源ユニット１を計算機本体（図示せず）に取付ける
際の作業性を容易にするためにフィン上下に突出してい
る挿抜用ガイド２ｂを有している。３は変圧器で本実施
例では３つ具備されている。３１は変圧器３の二次側端
、３２は変圧器３の他の二次側端であり、二次側＠３２
は３つの変圧器に共通に設けられ、バー４を介し鋼バー
でできた外部電極５に電気的に接続されている。外部電
極５には端子穴５ａが多数設けられている。６および７
は外部電極５とは電気的極性を逆とする鋼バー製の外部
電極である。外部電極６および７には、端子穴６ａ、７
ａが夫々設けられている。

８は固定板で、ねじ１０によりフィン２に固着している
。又、９は固定板８に設けられた一次側ＡＣ電源入力用
のコネクタであり、夫々の変圧器３に対応して設けられ
る。＋１は電源ユニット１を計算機本体に取付けた際に
、電源ユニットを固定するためのねじを挿入するための
穴である。

本電源ユニットは第２図に示す部品構成図により、より
詳細に理解される。

第２図において、第１図と同じものは同一符号が付しで
ある。

１１は整流器で一方の端子１１ａをフィン２にねじ込ま
れ電気的に接続し、他方の端子１１ｂは変圧器３の出力
端３１にねじ止めされ電気的に接続される。

１４は固定台で３つの変圧器３を保持する。

金具１３は固定台１４をフィン２に固定する。

１２は各変圧器の一次側電源端子で、コネクタ９の裏面
に接続される。

第３図に電源ユニットを平面図を示す。第１図と同一の
ものは同一符号が付しである６二次側端３２に、変圧器
３から二次側出力バー１５が接続されている。

以上のように本電源ユニット１によると外部電極５およ
び６又は７に整流された電圧が出力されることになる。

第４図は、計算機本体を格納するための枠体１６に、多
数の電源ユニット１を取付けた状態を示す図であって左
側上部の２つの電源ユニットを取りはずした状態を示し
ている。第１図と同一のものは同一符号が付しである。

２０は電源ユニット１を保持するための箱体で、図中左
側の上下に設けられた蝶番１７により枠体１６に対し、
イ方向に回動するよう枠体に取付けられている。箱体２
０には、多数の電源ユニット１が挿入され、固定板８の
穴４１を介してねじ４１ａによりねじ止めされている。

２５は、電源ユニット１に一次側電源を供給するための
配線で、コネクタ９に接続されている。

１８は箱体２０の裏板であって、縦方向に穴２１．２２
および横方向に穴２３を開口している。縦方向穴２１は
電源ユニット１の外部電極５を挿入するための穴であり
、又、縦方向穴２２は、外部電極６を挿入するための穴
であり、又、横方向穴は外部電極７を挿入するための穴
である。こ九らの穴は、各電源ユニットに対応して多数
設けられている。

２４は電源ユニット１の挿抜用ガイドが、電源ユニット
取付けの際、スライドするような構を有するガイドであ
り、各電源ユニットに対応して上下に設けられている。

第５図は、箱体２０を回動させて開いた状態を示す図で
ある。

図中の箱体２０の上段左側には、２つの電源ユニットが
挿入され、上段右側の２つには、挿入されていない。し
たがって裏板１８の該当部分の穴２２，２３．２４から
は電源ユニット１の外部電極が突出していない。これは
、第４図の電源ユニットの挿入状態に、対応するもので
ある。一方、箱体２０の下段には、４つの電源ユニット
が、すべて挿入され、かつ、配線が施されている。配線
は外部電極５，６および７に夫々設けられた端子穴５ａ
、６ａおよび７ａに。

剛バー２６．２７の一端の折曲り部をねじ止めすること
により為される。

外部電極５７６には多数の端子穴が設けられているので
、適宜端子穴を選択することにより、電気的に短絡する
ことなく自由に配線することができる。剛バー２６．２
７の他端は、枠体２０の右側側面に一列に並べられる。

そして蝶番１７の回動軸近辺にフレキシブルな配線（図
示せず）を設け、枠体１６の内に格納されるべき計算機
本体へ、剛バー２６．２７からの電源が供給されること
になる。このように複数の電源ユニットにより、計算機
の電源を供給する。

〔発明の効果〕

本発明によ九ば計算機への供給電力を複数の小型電源ユ
ニットにより供給している為、組立作業の容易化、保守
の作業性の容易化が図れる。

又、電源ユニットの構成も、共通化されており、複数個
を箱体に挿入するだけで、大型の電源と同一な電力を供
給できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電源ユニットの外観図、第２図は電源
ユニットの部品構成図、第３図は電源ユニットの平面図
、第４図は電源ユニットを計算機箱体に取付けた状態を
示す図、第５図は箱体を回動した状態を示す図である。 １・・・電源ユニット　２・・・フィン　３・・・変圧
器５．６．７・・・外部電極　１６・・−枠体　２０・
・・箱体　２６，２７・・・剛バー 、、＋−一〉 ２．′・二′ 代理人弁理士　小　川　勝　男　−７ 躬　２　四 躬　３　口 第　５　ｍ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、電子機器の電源ユニットであって上下辺に挿抜用ガ
   イドを備えた放熱用フィンと、該放熱フィンの側辺に設
   けられ、電源入力用コネクタを具備したパネルと、該放
   熱フィンの他の側辺に設けられ複数の端子穴が設けられ
   た電源出力用剛バーと、該コネクタに一次側電極、該剛
   バーに二次側電極を接続され、該フィンに固定された変
   圧器とで構成されることを特徴とした直流電源ユニット
   の構造。