JPS629506A - 情報記録媒体の再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、デジタル技術を用いた情報記録媒体の再生装
置に間する。

［従来の技術］ 最近、高度情報記録技術、デジタル信号処理技術、光学
技術、サーボ技術等の最新の技術を用いたオーディオ装
置、ビデオ装置等が開発、実用化されている。

たとえば、光学式情報記録再生方式のデジタル・オーデ
ィオ装置が着目されており、その装置は次のような構成
を有する。

第３図において説明する。

ｌはアナログ信号をパルス符号化（ＰＣＭ−Ｐｕｌｓｅ
　Ｃｏｄｅ　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ　）　Ｌ／て数値デ
ータにして記録したディスクである。これは、アナログ
信号のサンプリング値をＡ−Ｄ変換し、信号処理（誤り
検出訂正符号附加、インタリーブ、変￥Ａ）して、ディ
スクの信号記録面にビットの有無として記録される。

再生系はつぎのような構成を有する。

光ピツクアップ２によってディスクｌの信号ピット面に
レーザー・ビームを照射し、その反射光を検出する。

光ピツクアップ２によって再生された信号（変調信号）
は、復調回路３、デ・インタリーブ回路４および誤り検
出訂正回路５からなる信号処理回路６を通して信号処理
がなされる。すなわち、復調回路３によって復調された
後、デ・インタリーブ回路４を通してデ・インタリーブ
され、さらに、誤り検出訂正回路５によってデータの誤
り訂正補間がなされる。そして、Ｄ−Ａ変換器７によっ
てアナログ信号に変換された後、左右チャンネルの信号
に分離され、ローパスフィルタ８ａ、８ｂを通してオー
ディオ信号として出力される。

なお、［従来の技術］として光学式情報記録再生方式の
デジタル・オーディオ装置を説明したが、その対象がオ
ーディオであれ、ビデオであれ、また、情報記録媒体が
ディスクであれ、テープであれ、それらは対象、情報記
録媒体、情報記録媒体の記録再生方式が異なるだけで、
デジタル信号処理のプロセスは共通している。

［発明が解決しようとする問題点１ 以上が光学式情報記録再生方式のデジタル・オーディオ
装置の基本的な構成であるが、この装置をノイズの面か
ら検討してみると、次のような問題点がある。

第４図に示すように、デジタル・オーディオ装置９の出
力を増幅器１０によって増幅して負荷（スピーカー）１
１に供給する場合について考える。信号ライン１２には
、デジタル信号処理回路系の量子化雑音、折り返しの雑
音、Ｄ−Ａ変換器７以降のアナログ回路系の熱雑音等が
いわゆるノーマル・モード・ノイズＮｎとしてか流入す
る。また、アースライン１３および信号ライン１２には
、デジタル信号処理回路系における種々のパルス群の相
互干渉成分がいわゆるコモン・モード・ノイズＮｃとし
て流入する。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は、このようなデジタル・オーディオ装置９をは
じめとして、復調、デ・インタリーブ、誤り検出訂正補
間を行なうデジタル信号処理系とアナログ系を具備する
情報記録媒体の再生装置において、デジタル信号処理回
路系の量子化雑音、折り返しの雑音、種々のパルス群の
相互干渉成分がノーマル中モード・ノイズＮｎ、コモン
・モード・ノイズＮｃとしてアナログ回路系に影響を及
ぼしている点に着目したもので、その結果、デジタル信
号処理回路系とアナログ回路系とを電気的に完全に分離
することを考えた。

本発明は、このような考え方を次のような手段で実現し
た。

本発明の情報記録媒体の再生装置は、 （イ）アナログ信号をＡ−Ｄ変換し、当該Ａ−Ｄ変換信
号に誤り検出訂正符号附加、インタリーブ、変調の信号
処理を施して記録した情報記録媒体と、 （ロ）当該情報記録媒体から読み取った再生信号に復調
、デ・インタリーブ、誤り検出訂正補間の信号処理を施
す信号処理回路と、 （ハ）当該信号処理回路の出力信号をＤ−Ａ変換して元
のアナログ信号に復元するＤ−Ａ変換器とを具備する情
報記録媒体の再生装置において、（ニ）上記信号処理回
路とＤ−Ａ変換器との間の信号伝送を光伝送するように
した、 ものである。

［作用コ 以上の手段によれば、デジタル信号処理回路系とアナロ
グ回路系とを電気的に完全に分離することができるので
、デジタル信号処理回路系の量子化雑音、折り返しの雑
音、種々のパルス群の相互干渉成分がノーマル・モード
・ノイズＮｎ、コモン・モード・ノイズＮｃとしてアナ
ログ回路系に及ぼしている影響が除去できる。

［実施例］ 第１図および第２図において説明する。図中、第３図の
従来例と同等部分については同一符号を附し、その説明
は省略する。

１は光学式情報記録再生方式のデジタル・オーディオ装
置におけるディスク、２は光ピツクアップ、３は復調回
路、４はデ・インタリーブ回路、５は誤り検出訂正回路
、６は信号処理回路、７はＤ−Ａ変換器、８ａ、８ｂは
ローパスフィルタで、それぞれ公知のものである。

１４はデジタル・フィルタ、１５は光送信部１５ａと光
受信部１５ｂとからなる光伝送回路である。上記光送信
部１５ａおよび光受信部１５ｂは第２図に示すように各
々公知の回路で構成され、発光素子ｌｅａ、受光素子１
６ｂ間は長さ数１０口、直径１．０＋＋ＩＩｍのアクリ
ルファイバーによって光結合されている。

本実施例においては、デジタル信号処理のプロセスとし
て、Ｅ　Ｆ　Ｍ　（Ｅｉｇｈｔ　Ｆｏｕｒｔｅｅｎ　Ｍ
ｏｄｕｌａｔｉ。

ｎ）と呼ばれる変調方式、ＣＩ　ＲＣ（Ｃｒｏｓｓ　Ｉ
ｎｔｅｒｌｅａｖｅ　Ｒｅｅｄｓｏｌｏｍｏｎ）と呼ば
れる訂正システムを採用し、デジタル・データをシリア
ル変換して伝送しているので、光送信部１５ａおよび光
受信部１５ｂは、 （１）Ｌ／Ｒクロック　　　８８．２ＫＨｚ（２）ワー
ドクロック　　１７６．４Ｉ（Ｈｚ（３）ピットクロッ
ク　　　　４．３２ＭＨｚ（４）データ信号　　　　０
〜４．３２ＭＨｚ（５）ディエンファシス信号　ＬＯ−
または旧ｇｈ（６）オーディオ・ミューティング信号し
０−またはｌｌｉｇｈ の６系統の信号を光伝送している。なお、（５）、（６
）の信号は制御信号である。

次に、上記実施例のノーマル・モード・ノイズの測定結
果の一例を示す。

測定回路は、本実施例の再生装置の出力をＩＫＨｚ、＋
６ｄＢＶとし、ＩＫＨｚの帯域消去フィルタを通して信
号成分を除去した後、スペクトラムアナライザーによっ
て周波数成分の分析を行なった第５図は本実施例の測定
結果、第６図は光伝送回路を取り除いた従来例の測定結
果である。

測定結果によると、従来例に比較して本実施例では、可
聴周波数帯域において平均ノイズレベルが約５ｄＢ−１
０ｄＢ低いことが確認できる。

なお、本発明の一実施例として光学式情報記録再生方式
のデジタル・オーディオ装置を挙げて説明したが、本発
明の要旨は、デジタル信号処理回路系とアナログ回路系
とを電気的に完全に分離するという考え方に基いた光伝
送手段にあるから、情報記録媒体がディスクであれ、テ
ープであれ、また、情報の内容がオーディオ信号であれ
、ビデオ信号その他の信号であれ、デジタル信号処理の
プロセスが共通している情報記録媒体の再生方式にも適
用しろるものであり、これらの情報記録媒体の再生方式
は本発明の技術的範囲に含まれるものである。

［発明の効果］ 本発明は、 （イ）デジタル信号処理回路系とアナログ回路系とを電
気的に完全に分離することができるので、（ロ）デジタ
ル信号処理回路系の量子化雑音、折り返しの雑音、種々
のパルス群の相互干渉成分がノーマル・モード・ノイズ
Ｎｎ、コモン・モード・ノイズＮｃ・とじてアナログ回
路系に及ぼしている影響を除去することができる、 さらに、デジタルφオーディオ装置にあっては（ハ）従
来例に比較して、可聴周波数帯域において平均ノイズレ
ベルが約５ｄＢ−１０ｄＢ低くなる、 （ニ）その結果、明瞭度や解像度に優れた、中低音域の
響きも素晴らしい音質が実現できる、効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の情報記録媒体の再生装置の一実施例で
ある光学式情報記録再生方式のデジタル・オーディオ装
置の構成を示す図、第２図は同、光伝送部の具体的な構
成を示す図、第３図は従来の光学式情報記録再生方式の
デジタル・オーディオ装置の構成を示す図、第４図は同
、従来例における解決すべき問題点の説明図、第５図は
本発明の測定結果、第６図は従来例の測定結果である。 ｌ・・・・・・ディスク、２・・・・・・光ピツクアッ
プ、３・・・・・・復調回路、４・・・・・・デ・イン
タリーブ回路、５・・・・・・誤り検出訂正回路、６・
・・・・・信号処理回路、７・・・・・・Ｄ−Ａ変換器
、８ａ、８ｂ・・・・・・フィルタ、１５・・・・・・
光伝送回路、１５ａ・・・・・・光送信部、１５ｂ・・
・・・・光受信部。 特許出願人　オンキヨー株式会社 −への−哨Ｑト田−一一 第３図 第４−図 肩　　波　　数　（ＩＯＩ寞） 第５ＩＩｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アナログ信号をＡ−Ｄ変換し、当該Ａ−Ｄ変換信号に誤
   り検出訂正符号附加、インタリーブ、変調の信号処理を
   施して記録した情報記録媒体（１）と、当該情報記録媒
   体（１）から読み取つた再生信号に復調、デ・インタリ
   ーブ、誤り検出訂正補間の信号処理を施す信号処理回路
   （６）と、当該信号処理回路（６）の出力信号をＤ−Ａ
   変換して元のアナログ信号に復元するＤ−Ａ変換器（７
   ）とを具備する情報記録媒体の再生装置において、上記
   信号処理回路（６）とＤ−Ａ変換器（７）との間の信号
   伝送を光伝送するようにしたことを特徴とする情報記録
   媒体の再生装置。