JPS6294160A - 浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、気泡を混入することができる浴槽に関する。

（背景技術） 浴槽内に気泡を混入することにより、通常の入浴に比べ
体表面の洗浄や血行促進の効果があることが知られてい
る。

第１図および第２図はこの種の気泡発生機構を具備した
浴槽の従来例で、第１図に示すものは、浴槽１の湯がポ
ンプ２を介してフィルタ３を経て浴槽１へと循環してお
り、ポンプ２がら吐出された湯は、パルプ４を介して送
られた空気５を巻き込んで浴槽１内へ噴出し気泡を発生
させるものであり、また第２図に示すものは、浴槽１の
底部に設けられた多孔質板６にエアーポンプ７からの空
気を通気し、気泡を発生させるものである。

しかしながら、かかる従来の方法では、気泡の径は１１
以上となり、浴槽内の湯に流れが生じ、入浴中の体感温
度が高くなる。そのため気泡の量をコントロールしても
湯温以上の体感温度の変化しかできず、湯温以下の変化
ができ、ないという欠点があった。

（発明の目的） 本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、入浴中の湯温を変化させることなく体感温
度を、湯温を中心として上下に調節できる浴槽を提供す
るにある。

（発明の開示） 本発明は、浴槽に微細気泡と通常気泡とを切り換えて供
給できるようにしたことにより、体感温度の調節域を湯
温をＯとしてプラス側とマイナス側にできうるようにし
たことを特徴とする。

以下、本発明を実施例に基づき説明する。

第３図は本発明の一実施例を示すもので、前記体感温度
調節域のプラス側として多孔質板６によるものと、マイ
ナス側として空気を水に加圧溶解させノズル８を経て減
圧析出させる微細気泡発生装置によるものとを組み合わ
せたものである。なお、同図において９は加圧タンク、
１０は電磁バルブであり、前記第１図に示す従来例と同
等構成には同一符号を付すことにより、その構成の説明
を省略する。

ところで、微細気泡（気泡径１０〜２０μｍ）は浴槽１
内へ吐出されても、その径の小ささから湯に流れが生じ
ず、また、その微細な気泡が体をつつみ込むように滞留
するため、湯から体への熱の移動量が２０％ぐらい減少
する。従って、体感温度は湯温より約２℃低くなる。こ
れに対して、多孔質板６からの気泡（気泡径１ｍｍ以上
）は上昇速度が大のため、湯に流れが生じ体感温度は湯
温より約３℃高くなる。

従って、微細気泡の量および通常気泡（多孔質板６によ
る通気）の量を変えることにより、入浴中の湯温を変化
させることなく体感温度を、湯温を中心として上下に調
節することができる。

第４図は本発明の異なる実施例を示すもので、前記体感
温度調節域のプラス側として空気混入水の吐出によるも
のと、マイナス側として前記微細気泡発生装置によるも
のとを組み合わせたものである。なお、同図において１
０，１１，１２．１３は電磁バルブであり、前記実施例
にと同等構成には同一符号を付すことにより、その構成
の説明を省略する。

上記実施例において、微細気泡と通常気泡の２種類の気
泡の浴槽ｌへの吐出は、電磁バルブ１０．１１．１２．
１３の開閉状態をっぎのように切り換えることにより行
う。すなわち、微細気泡の場合は、バルブ１０．１３が
開でバルブ１１．１２が閉であり、通常気泡（空気混入
）の場合は、バルブ１０．１３が閉でバルブＬＬ、１２
が開である。このように切り換えることにより、前記実
施例と同様に体感温度の上下調節を行うことができる。

（発明の効果） 本発明は上記のように、浴槽に微細気泡（気泡径１０〜
２０μｍ）と通常気泡（気泡径ｔ　ｍｍ以上）とを切り
換えて供給できるようにしたことにより、入浴中の湯温
を変化させることなく体感温度を、湯温を中心として上
下に調節することが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれ従来例を示す部上 略図、第３図および第（図はそれぞれ本発明の実施例を
示す簡略図である。 １・・・浴槽。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）微細気泡と通常気泡とを切り換えて供給できるよ
   うにしたことを特徴とする浴槽。