JPS629266B2 - - Google Patents

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JPS629266B2
JPS629266B2 JP55001532A JP153280A JPS629266B2 JP S629266 B2 JPS629266 B2 JP S629266B2 JP 55001532 A JP55001532 A JP 55001532A JP 153280 A JP153280 A JP 153280A JP S629266 B2 JPS629266 B2 JP S629266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
group
paint
glycidoxypropyltrimethoxysilane
resistance
Prior art date
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Expired
Application number
JP55001532A
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English (en)
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JPS5699263A (en
Inventor
Akira Fujioka
Kazuo Sakyama
Akio Takigawa
Motoaki Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd, Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP153280A priority Critical patent/JPS5699263A/ja
Priority to US06/222,565 priority patent/US4394177A/en
Priority to GB8100561A priority patent/GB2068010B/en
Priority to IT8147550A priority patent/IT1209838B/it
Priority to FR8100401A priority patent/FR2473413B1/fr
Priority to DE3100555A priority patent/DE3100555C2/de
Publication of JPS5699263A publication Critical patent/JPS5699263A/ja
Priority to GB08406389A priority patent/GB2137648B/en
Publication of JPS629266B2 publication Critical patent/JPS629266B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D183/00Coating compositions based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D183/04Polysiloxanes
    • C09D183/06Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • C08J7/0427Coating with only one layer of a composition containing a polymer binder
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • C08J7/043Improving the adhesiveness of the coatings per se, e.g. forming primers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • C08J7/046Forming abrasion-resistant coatings; Forming surface-hardening coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2483/00Characterised by the use of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only; Derivatives of such polymers

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、プラスチツク製、木材製品、金属製
品等の表面硬度、耐薬品性などの表面状態を改善
するコーテイング組成物に関するものである。 プラスチツク成形体たとえばポリカーボネー
ト、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂は、その透明
性、軽量性、易加工性、耐衝撃性などにすぐれて
いるが、耐摩耗性、耐溶剤性に乏しく、表面に傷
がつきやすくまた有機溶剤に侵されやすいという
欠点がある。 これらの欠点を改良する方法として種々の硬化
性樹脂で被覆する方法が提案されているが、十分
満足できるものが得られていないのが現状であ
る。 たとえばメチルトリアルコキシシランとフエニ
ルトリアルコキシシランなどのトリアルコキシシ
ラン、これにエチルシリケート、ブチルシリケー
トなどのテトラアルコキシシランを組み合せたも
の、あるいは他の樹脂塗料との混合物などが知ら
れているが、耐摩耗性、耐熱水性、耐熱性、付着
性及び塗料のポツトライフ等諸物性が全て良好な
ものは得られていない。また特開昭51−42752、
特公昭52−13818、同53−15743にはエポキシ基含
有アルコキシシランにBF3、BF3エーテラート等
のルイス酸またはその錯合体、HClHBr、HI、
HNO3、HClO4、H3PO4等のブレンステツド酸、
ナフテン酸コバルト、ナフテン酸亜鉛等の有機酸
の金属塩を硬化触媒として使用することが開示さ
れているが、これらは塗料のポツトライフが短
い、あるいは硬化に長時間を要し、実用的でな
い。特開昭49−117529にはエポキシ基含有アルコ
キシシランと、ホウフツ化亜鉛、ホウフツ化スズ
あるいは三フツ化ホウ素アミンコンプレツクスを
含有する組成物が開示されているが、これらは開
示中に教えられる方法では、充分な硬度が得られ
ずまた熱水テスト後の硬度低下が生じる。特開昭
51−58425、同52−112698、同53−111336にはエ
ポキシ基含有アルコキシシランにアルミニウムア
セチルアセトネート、アルミニウム−ジアルコキ
シド−モノアルキルアセトアセテート等のアルミ
ニウム化合物を硬化触媒として使用することが開
示されているが、これらの塗料は被覆硬化するこ
とにより高硬度の塗膜は得られるがプラスチツク
特にジエチレングリコールビスアリルカーボネー
ト及びビスフエノールタイプのポリカーボネート
に対する付着性が不良である。 本発明者らは、この様な欠点を除去し、耐摩耗
性、耐熱水性、付着性、耐候性が良好で、塗料の
ポツトライフが長いコーテイング組成物の研究を
重ねた結果下記の本発明に到つた。 本発明は、下記(A)、(B)及び(C)を含有するコーテ
イング組成物である。 すなわち、本発明は、 (A) 一般式(1) (式中R1はエポキシ基を有する有機基、R2は水
素、炭素数1〜6の炭化水素基、ビニル基、
R3は炭素数1〜5の炭化水素基、アルコキシ
アルキル基または炭素数1〜4のアシル基、a
は1〜3bは0〜2であつてa+b≦3であ
る。)で示されるエポキシ基を有する珪素化合
物から選ばれる1種もしくは2種以上の加水分
解物 (B) 一般式(2) R −Si−(OR54-c (2) (式中R4は炭素数1〜6の炭化水素基、ビニル
基、メタクリロキシ基、アミノ基、メルカプト
基または塩素を有する有機基、R5は炭素数1
〜5の炭化水素基、アルコキシアルキル基また
は炭素数1〜4のアシル基、Cは0〜3であ
る。)で示される有機珪素化合物の加水分解
物、粒径1〜100mμのコロイダルシリカ、お
よび有機チタン化合物から選ばれる1種もしく
は2種以上と (C) 過塩素酸アンモニウム を含有するコーテイング組成物である。 本発明で使用される一般式(1)で示される成分(A)
のエポキシ基を有する珪素化合物としては、下記
の様なものが挙げられる。グリシドキシ基を1ケ
有する珪素化合物の具体例としては、グリシドキ
シメチルトリメトキシシラン、グリシドキシメチ
ルトリエトキシシラン、β−グリシドキシエチル
トリメトキシシラン、β−グリシドキシエチルト
リキエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
トリ(メトキシエトキシ)シラン、γ−グリシド
キシプロピルトリアセトキシシラン、δ−グリシ
ドキシブチルトリメトキシシラン、δ−グリシド
キシブチルトリエトキシシラン、グリシドキシメ
チルジメトキシシラン、グリシドキシメチル(メ
チル)ジメトキシシラン、グリシドキシメチル
(エチル)ジメトキシシラン、グリシドキシメチ
ル(フエニル)ジメトキシシラン、グリシドキシ
メチル(ビニル)ジメトキシシラン、グリシドキ
シメチル(ジメチル)メトキシシラン、β−グリ
シドキシエチル(メチル)ジメトキシシラン、β
−グリシドキシエチル(エチル)ジメトキシシラ
ン、β−グリシドキシエチル(ジメチル)メトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピル(メチル)
ジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピル
(エチル)ジメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピル(ジメチル)メトキシシラン、δ−グリ
シドキシブチル(メチル)ジメトキシシラン、δ
−グリシドキシブチル(エチル)ジメトキシシラ
ン、δ−グリシドキシブチル(ジメチル)メトキ
シシラン、 グリシドキシ基を2ケまたは3ケ有する珪素化
合物の具体例としては、 ビス(グリシドキシメチル)ジメトキシシラ
ン、ビス(グリシドキシメチル)ジエトキシシラ
ン、ビス(グリシドキシエチル)ジメトキシシラ
ン、ビス(グリシドキシプロピル)ジエトキシシ
ラン、トリス(グリシドキシメチル)メトキシシ
ラン、トリス(グリシドキシメチル)エトキシシ
ラン、トリス(グリシドキシエチル)メトキシシ
ラン、トリス(グリシドキシエチル)エトキシシ
ラン、トリス(グリシドキシプロピル)メトキシ
シラン、トリス(グリシドキシプロピル)エトキ
シシラン。 グリシジル基を有する珪素化合物の具体例とし
ては、グリシジルメチルトリメトキシシラン、グ
リシジルメチルトリエトキシシラン、β−グリシ
ジルエチルトリメトキシシラン、β−グリシジル
エチルトリエトキシシラン、γ−グリシジルプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−グリシジルプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−グリシジルプロピル
トリ(メトキシエトキシ)シラン、γ−グリシジ
ルプロピルトリアセトキシシラン。 脂環式エポキシ基を有する珪素化合物の具体例
としては、3・4−エポキシシクロヘキシルメチ
ルトリメトキシシラン、3・4−エポキシシクロ
ヘキシルメチルトリエトキシシラン、3・4−エ
ポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラ
ン、3・4−エポキシシクロヘキシルプロピルト
リメトキシシラン、3・4−エポキシシクロヘキ
シルブチルトリメトキシシラン等がある。 本発明で使用される成分(B)のうち、前記一般式
(2)で示される有機珪素化合物としては下記の様な
ものが挙げられる。すなわち、 トリメチルメトキシシラン、ジメチルジメトキ
シシラン、メチルトリメトキシシラン、テトラエ
トキシシラン、フエニルトリメトキシシラン、フ
エニルメチルジメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシラン、ビニル−トリス(β−メトキシエト
キシ)シラン、ビニルトリアセトキシシラン、γ
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、 N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピル
トリメトキシシラン、N−ビス(β−ヒドロキシ
エチル)−γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピ
ル(メチル)ジメトキシシラン、γ−クロロプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピ
ルトリメトキシシラン等がある。これらは単独で
または2種以上併用してもよい。 成分(B)のうち粒径1〜100mμのコロイダルシ
リカとは、溶媒たとえば水またはアルコール系溶
媒に、無水珪酸の上記粒径の超微粒子を分散せし
めたコロイド溶液であり、周知の方法で製造さ
れ、市販されているものである。 また成分(B)のうち、有機チタン化合物として
は、テトラブチルチタネート、テトライソプロピ
ルチタネート、テトラキス(2−エチルヘキシ
ル)チタネート、の様なアルコキシチタン及びそ
れらの縮合体であるアルコキシチタンポリマー;
テトラステアリルチタネート、トリブトキシモノ
ステアリルチタネート等のチタンアシレート;ジ
−イソプロポキシ・ビス(アセチルアセトン)チ
タネート、ジブトキシ・ビス(トリエタノールア
ミン)チタネート、ジヒドロキシ・ビス(ラクテ
イクアシド)チタネート、テトラオクチレングリ
コールチタネート等のチタンキレートならびにこ
れらの加水分解物が挙げられる。 これら(B)成分の1種もしくは2種以上を(A)成分
と併用することにより、特にサンシヤインウエザ
ーメーターテスト後の外観および硬度が良好とな
る。 本発明において成分(A)として用いられる前記一
般式(1)で示されるエポキシ基を有する珪素化合物
から選ばれる1種もしくは2種以上の加水分解物
および成分(B)の1種として用いられる前記一般式
(2)で示される有機珪素化合物から選ばれる1種も
しくは2種以上の加水分解物とは、該珪素化合物
中のアルコキシ基、アルコキシアルコキシ基また
はアシロオキシ基の一部または全部が水酸基に置
換されたものおよび置換された水酸基同志が一部
自然に縮合したものを含んでいる。これらの加水
分解物は、公知の様にたとえば水とアルコールの
ごとき混合溶媒中、酸の存在下で加水分解するこ
とによつて得られる。前記一般式(1)および(2)で示
される珪素化合物を加水分解しないで用いた場合
は、硬化塗膜が白化し、また耐摩耗性も不充分で
ある。 一般式(1)及び(2)で示される珪素化合物及びチタ
ン化合物を加水分解物として用いる場合は、別々
に加水分解するよりは、混合して同時に共加水分
解する方が良好な結果を与える場合が多い。 本発明において成分(A)と成分(B)の混合量は、成
分(A)の合計100重量部(但し、固形分で計算し
【式】として計算する。)に対し 成分(B)の合計0.05〜300重量部〔但し固形分で計
算し、一般式(2)で示される有機珪素化合物は、
【式】として計算する。コロイダルシ リカはSiO2として計算された固形分で計算す
る。また、チタン化合物は、
【式】(但しR6は水酸基を含まない 非加水分解基、dは1〜4である。)として計算
する。〕 の範囲で用いることが好ましい。成分(B)の1種と
して一般式(2)で示される有機珪素化合物を用いる
場合は成分(A)の合計100重量部に対して0.1〜150
重量部、コロイダルシリカは同じく1〜70重量部
また有機チタン化合物は同じく1〜60重量部の範
囲で用いることがより好ましい。 成分(B)の合計が0.05重量部以下であると併用す
る効果が小さくなり、また300重量部以上である
とクラツクが発生しやすくなる。 次に本発明の特徴の一つである塗料液のポケツ
トライフが長く、しかも比較的低温でも短時間で
充分硬化し、更に基材との付着性が良好な硬化触
媒について詳述する。すなわち、エポキシ基を有
する珪素化合物の硬化触媒としては次の様な触媒
がよく知られている。すなわち過塩素酸、塩酸、
硝酸、リン酸、硫酸、スルホン酸、パラトルエン
スルホン酸、三フツ化ホウ素及びその電子供与体
との錯体。SnCl4、ZnCl3、FeCl3、AlCl3SbCl5
TiCl4などのルイス酸及びその錯体。酢酸ナトリ
ウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、オ
クチル酸亜鉛、オクチル酸スズ等の有機酸金属
塩。ホウフツ化亜鉛、ホウフツ化スズ等のホウフ
ツ化金属塩類。ホウ酸エチル、ホウ酸メチル等の
ホウ酸有機エステル類。水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等のアルカリ類。テトラブトキシチタ
ン、テトライソプロポキシチタン等のチタネート
エステル類。クロムアセチルアセトネート、チタ
ニルアセチルアセトネート、アルミニウムアセチ
ルアセトネート、コバルトアセチルアセトネー
ト、ニツケルアセチルアセトネート等の金属アセ
チルアセトネート類。n−ブチルアミン、ジ−n
−ブチルアミン、トリ−n−ブチルアミングアニ
ジン、ビグアニド、イミダゾール等のアミン類等
があるが、いずれも種々の欠点を有する。 すなわち過塩素酸は、顕在性触媒のため塗料液
のポツトライフが極めて短い。また、硬化塗膜の
着色も著しい。塩酸、パラメルエンスルホン酸、
3フツ化ホウ素モノエチルアミンコンプレツクス
等のブレンステツド酸またはその電子供与体との
錯体。SnCl4、ZnCl3などのルイス酸。酢酸ナト
リウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、
オクチル酸亜鉛、オクチル酸スズ等の有機酸の金
属塩。水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のア
ルカリ類。テトラブトキシチタン、テトライソプ
ロポキシチタン等のチタネートエステル類。クロ
ムアセチルアセトネート。n−ブチルアミン、ジ
−n−ブチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、
イミダゾール等のアミン類では充分な硬化をおこ
す為には長時間高温で加熱しなければならず実用
的ではない。ホウフツ化亜鉛、ホウフツ化スズ等
を用いた塗膜は、耐水性が不充分で熱水に浸漬す
ることにより硬度低下をきたし、またアルミニウ
ムアセチルアセトネートは、短時間で充分硬化す
るが基板との付着性が不良である。 以上の点より、本発明者らは塗料液のポツトラ
イフが長く、しかも比較的低温でも短時間で充分
硬化し、更に付着性が良好な硬化触媒として潜在
性触媒の1種である過塩素酸アンモニウムが最適
であることを見いだした。この硬化触媒の添加量
は組成物の固形分〔成分(A)+成分(B)〕に対して
0.05〜10重量部%、より好ましくは0.1〜5重量
部%である。 コーテイング組成物に含ませてよい溶剤として
はアルコール類、ケトン類、エステル類、エーテ
ル類、セロソルブ類、ハロゲン化物、カルボン酸
類、芳香族化合物等をあげることができ、これら
のうち1種または2種以上の混合溶剤として用い
ることができる。特にメタノール、エタノール、
プロパノール、イソプロパノール、ブタノール等
の低級アルコール。メチルセロソルブ、エチルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類。
ギ酸、酢酸、ブロピオン酸等の低級アルキルカル
ボン酸類。トルエン、キシレン等の芳香族化合
物。および酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類等を単独もしくは混合溶剤として用いることが
好ましい。 更に必要に応じて平滑な塗膜をうるためにアル
キレンオキシドとジメチルシロキサンとのブロツ
ク共重合体のフローコントロール剤たとえば日本
ユニカー社製NUCシリコーンY−7006(商品
名)等を添加することができる。これらフローコ
ントロール剤の添加量は、少量で充分でありコー
テイング組成物全体に対し0.01〜5重量部%、よ
り好ましくは0.03〜3重量部%である。 また、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を少量添加
することもできる。本発明組成物のコーテイング
は通常おこなわれている浸漬法、噴霧法、ローラ
コーテイング法またはフローコート法等のコーテ
イング方法によつてコーテイング後、基材の変形
温度(例えば130℃)以下の温度で、20分〜5時
間焼付け、硬化させることにより耐摩耗性、耐熱
水性、付着性及び耐候性が良好な塗膜が得られ
る。 この塗膜の好ましい厚味は、1〜30ミクロン、
より好ましくは3〜15ミクロンである。1ミクロ
ン以下であると耐摩耗性が充分でなく、また、30
ミクロン以上になるとクラツクが発生しやすくな
る。 本発明組成物は、ポリカーボネート、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリスチレンおよびポリ塩化
ビニル等のプラスチツク基材に対し適用すること
ができる。それらのうち特に付着性が問題とな
る。場合は、プライマー処理をすれば充分効果的
な付着性を有する塗膜を得ることができる。 以下実施例により本発明を更に詳しく説明する
が、本発明はこれらの実施例によつて限定される
ものではない。なお実施例中の部、%はそれぞれ
重量部、重量部%を示す。 また塗膜の性能評価は次の方法にておこなつ
た。すなわち、 耐摩耗性;#0000スチールウールで摩擦し、傷の
つきにくさを調べ次の様に判定した。 A:強く摩擦しても傷がつかない。 B:強く摩擦すると少し傷がつく。 C:弱い摩擦でも傷がつく。 付着性;いわゆるクロスカツトテープテストで塗
膜表面にナイフで1mm間隔で縦横に各11本の平
行線を入れて100個のマス目をクロスカツト
し、その上にセロフアン粘着テープを付着させ
た後テープを剥離して100個のマス目の中で剥
離しないマス目の個数をもつて表示した。 耐熱水性;煮沸水中に1時間浸漬後の塗膜の状態
を調べた。 耐熱性;120℃の熱風乾燥炉中に100時間保存後の
塗膜の状態を調べた。 耐薬品性;下記薬品に室温で100時間浸漬後の塗
膜の状態を調べた。 3%硫酸、1%水酸化ナトリウム、95%エゼタ
ノール、アセトン、酢酸エチル、四塩化炭素、ト
ルエン、n−ヘプタン、10%食塩水。 実施例 1 イソプロピルアルコール49.0部にγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン86.4部、メチル
トリメトキシシラン53.3部を溶解し、さらに0.1
規定塩酸水溶液61.4部を徐々に加えて室温で撹拌
して加水分解を行ない、その後室温で20時間以上
熟成した。得られた溶液は無色透明で
【式】として計算さ れたγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン加水分解物24.5%、
【式】として計算 されたメチルトリメトキシシラン加水分解物10.5
%を含んでいた。この様にして得られたγ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシランとメチルト
リメトキシシランの共加水分解物溶液240部にエ
チルセロソルブ88.4部、過塩素酸アンモニウム
0.42部とフローコントロール剤少々を添加溶解し
て塗料とした。あらかじめ洗浄したCR−39平板
(ジエチレングリコールビスアリルカーボネート
重合体)に前記塗料を塗布し、熱風乾燥炉で130
℃−60分加熱乾燥し、硬化させた。硬化後膜厚
は、5ミクロンであつた。 この様にして得られた塗膜は透明で、耐摩耗性
はA、付着性は100/100、耐熱水性及び耐熱性は
良好で、しかも耐熱水性テスト後の耐摩耗性、付
着性は、それぞれA、100/100と良好であつた。
また耐薬品性は、いずれの薬品においても良好で
テスト後の外観に異常は認められなかつた。 実施例 2 イソプロピルアルコール76.3部にγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン98.8部、ジメチ
ルジメトキシシラン28.4部を溶解し、さらに0.1
規定塩酸水溶液46.6部を徐々に加えて室温で撹拌
して加水分解を行ない、その後室温で20時間以上
熟成した。得られた溶液は無色透明で
【式】として計算さ れたγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン加水分解物28.0%、(CH32SiOとして計算され
たジメチルジメトキシシラン加水分解物7.0%を
含んでいた。 この様にして得られたγ−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシランとジメチルジメトキシシラ
ンの共加水分解物溶液240部にエチルセロソルブ
88.4部、過塩素酸アンモニウム0.42部とフローコ
ントロール剤少々を添加溶解して塗料とした。あ
らかじめ洗浄したCR−39平板に前記塗料を塗布
し、熱風乾燥炉で130℃−60分加熱乾燥し硬化さ
せた。この様にして得られた塗膜は、透明で耐摩
耗性はA、付着性は100/100、耐熱水性、耐熱性
及び耐薬品性は良好で、それぞれのテスト後の外
観に異常は認められなかつた。 更にサンシヤインウエザーテスト500時間後の
外観は、(A)成分の1種であるγ−グリシドキシプ
ロピルトリメトキシシラン単独系に比べ、本実施
例の如く(B)成分の1種であるジメチルジメトキシ
シランを併用した系の方が良好であつた。 実施例 3 イソプロピルアルコール43.9部にγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン74.5部、メチル
トリメトキシシラン53.5部およびジメチルジメト
キシシラン14.3部を溶解し、さらに0.1規定塩酸
63.8部を徐々に加えて室温で撹拌して加水分解を
行ない、その後室温で20時間以上熟成した。得ら
れた溶液は無色透明で、
【式】として計算さ れたγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン加水分解物21%、
【式】として計算さ れたメチルトリメトキシシラン加水分解物10.5%
および(CH32・SiOとして計算されたジメチル
ジメトキシシラン加水分解物3.5%を含んでい
た。この様にして得られたγ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、メチルトリメトキシシ
ラン及びジメチルジメトキシシランの共加水分解
物溶液240部にエチルセロソルブ88.4部、過塩素
酸アンモニウム0.4部とフローコントロール剤
少々を添加溶解して塗料とした。 あらかじめ洗浄したCR−39平板に前記塗料を
塗布し、熱風乾燥炉で130℃−60分加熱乾燥し硬
化させた。この様にして得られた塗膜は、透明
で、耐摩耗性はA、付着性は100/100、耐熱水性
及び耐熱性は良好で、しかも耐熱水性テスト後の
耐摩耗性、付着性は、それぞれA、100/100と良
好であつた。また耐薬品性は、いずれの薬品にお
いても良好でテスト後の外観に異常は認められな
かつた。 実施例 4 イソプロピルアルコール56.3部にγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン98.9部、テトラ
エトキシシラン69.4部、メチルトリエトキシシラ
ン26.6部を溶解し、さらに0.05規定塩酸水溶液
82.1部を徐々に加えて室温で撹拌して加水分解を
行ない、その後室温で20時間以上熟成した。得ら
れた溶液は無色透明で、
【式】として計算さ れたγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン加水分解物21.0%、SiO2として計算されたテト
ラエトキシシラン加水分解物6.0%、
【式】として計算されたメチルトリエト キシシラン加水分解物3.0%を含んでいた。この
様にして得られたγ−グリシドキシプロピルトリ
メトキシシラン、テトラエトキシシラン及びメチ
ルトリエトキシシランの共加水分解物溶液250部
にエチルセロソルブ50部、過塩素酸アンモニウム
0.6部とフローコントロール剤少々を添加溶解し
て塗料とした。あらかじめ洗浄したCR−39平板
に前記塗料を塗布し、熱風乾燥炉で110℃−90分
加熱乾燥し硬化させた。この様にして得られた塗
膜は透明で、耐摩耗性はA、付着性は100/100で
また耐熱水性テスト後の外観に異常は認められな
かつた。 比較例 1 実施例1における塗料の調製で硬化触媒として
過塩素酸アンモニウムに代えて、アルミニウムア
セチルアセトネートの5%ベンゼン溶液11.8部を
添加溶解し、塗料とした。あらかじめ洗浄した
CR−39平板に前記塗料を塗布し、熱風乾燥炉で
130℃、60分加熱乾燥し硬化させた。この様にし
て得られた塗膜は透明で、耐摩耗性は良好であつ
たが付着性は不良で0/100であつた。 実施例 5 γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
236部とビニルトリス(β−メトキシエトキシ)
シラン280部を混合し、さらに0.05規定塩酸水溶
液160部を徐々に加えて室温で撹拌して加水分解
を行ない、その後室温で20時間以上熟成した。得
られた溶液は淡黄色透明で、
【式】として計算さ れたγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン加水分解24.6%、
【式】として計 算されたビニルトリス(β−メトキシエトキシ)
シラン加水分解物11.7%を含んでいた。この様に
して得られたγ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシランとビニルトリス(β−メトキシエトキ
シ)シランの共加水分解物溶液150部にエチルセ
ロソルブ67.8部、過塩素酸アンモニウム0.54部と
フローコントロール剤少々を添加溶解して塗料と
した。あらかじめ洗浄したCR−39平板に前記塗
料を塗布し120℃−60分加熱乾燥し硬化させた。
この様にして得られた塗膜の耐摩耗性はA、耐熱
水性テスト後の外観に異常は認められず、付着性
も100/100であつた。 実施例 6 イソプロピルアルコール76.0部にγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン91.8部、γ−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン68.9部を溶
解し、さらに0.05規定塩酸水溶液49.0部を徐々に
加えて室温で撹拌して加水分解を行ないその後室
温で20時間以上熟成した。得られた溶液は無色透
明で
【式】として計 算されたγ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン加水分解物22.8%、
【式】として計算されたγ−メル カプトプロピルトリメトキシシラン加水分解物
12.3%を含んでいた。この様にして得られたγ−
グリシドキシプロピルトリメトキシシランとγ−
メルカプトプロピルトリメトキシシランの共加水
分解物溶液100部にエチルセロソルブ40.4部、過
塩素酸アンモニウム0.18部とフローコントロール
剤少々を添加溶解して塗料とした。あらかじめ洗
浄したCR−39平板に前記塗料を塗布し130℃−60
分加熱乾燥し硬化させた。この様にして得られた
塗膜は無色透明で、耐摩耗性、耐熱水性、付着性
は良好であつた。 実施例 7 イソプロピルアルコール80.0部にβ−(3・4
−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシ
シラン111.1部、メチルトリメトキシシラン40.6
部を溶解し、さらに0.01規定塩酸水溶液54.0部を
徐々に加えて室温で撹拌して加水分解を行ないそ
の後室温で20時間以上熟成した。得られた溶液は
無色透明で
【式】として計算 されたβ−(3・4−エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシラン加水分解物28.0%CH3
−Si−O〓〓〓として計算されたメチルトリメト
キシシラン加水分解物7.0%を含んでいた。 この様にして得られたβ−(3・4−エポキシ
シクロヘキシル)エチルトリメトキシシランとメ
チルトリメトキシシランの共加水分解物溶液100
部にエチルセロソルブ40.0部、過塩素酸アンモニ
ウム0.18部とフローコントロール剤少々を添加し
て塗料とした。 あらかじめ洗浄したCR−39平板に前記塗料を
塗布し120℃−60分加熱乾燥し硬化させた。この
様にして得られた塗膜は無色透明で、耐摩耗性は
A、付着性は100/100、耐熱水性及び耐熱性は良
好で、しかも耐熱水性テスト後の耐摩耗性、付着
性はそれぞれA、100/100と良好であつた。また
耐薬品性は、いずれの薬品においても良好でテス
ト後の外観に異常は認められなかつた。 比較例 2 加水分解をあらかじめ実施していないγ−グリ
シドキシプロピルトリメトキシシランとγ−クロ
ロプロピルトリメトキシシランを含有する塗料を
次の様に調製した。 すなわち、エチルセロソルブ102.9部にγ−グ
リシドプロピルトリメトキシシラン0.6部、γ−
クロロプロピルトリメトキシシラン76.5部を溶解
し、さらに過塩素酸アンモニウム0.8部とフロー
コントロール剤少々を添加溶解して塗料とした。
あらかじめ洗浄したCR−39平板に前記塗料を塗
布し、熱風乾燥炉で130℃−60分加熱乾燥し硬化
させた。この様にして得られた塗膜は白化してお
り耐摩耗性はBであつた。 実施例 8 実施例2で調製した塗料を室温で1ケ月放置後
実施例2と同様に、あらかじめ洗浄したCR−39
平板に塗布し、熱風乾燥炉で130℃−90分加熱乾
燥し硬化させた。この様にして得られた塗膜の諸
性能は、実施例2と同様で良好であつた。 比較例 3 実施例2の塗料の調製で硬化触媒として過塩素
酸アンモニウムに代えて過塩素酸0.42部を添加し
調製した塗料を、室温で30時間放置後実施例2と
同様にあらかじめ洗浄したCR−39平板に塗布
し、熱風乾燥炉で130℃−60分加熱乾燥し硬化さ
せた。この様にして得られた塗膜は透明であつた
が、耐摩耗性はCであつた。 実施例 9 イソプロピルアルコール68.4部にγ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン100.0部を溶解
し、さらに0.1規定塩酸水溶液34.2部を徐々に加
えて室温で撹拌して加水分解を行ない、その後室
温で20時間以上熟成した。得られた溶液は無色透
明で
【式】として計 算されたγ−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン加水分解物35%を含んでいた。この様にし
て得られたγ−グリシドキシプロピルトリメトキ
シシラン加水分解物溶液56部にコロイダルシリカ
(日産化学工業(株)製、スノーテツクス−C、固形
分20%)42部、エチルセロソルブ10.1部、過塩素
酸アンモニウム0.28部、フローコントロール剤
少々を添加し塗料とした。あらかじめ洗浄した
CR−39平板に前記塗料を塗布し、熱風乾燥炉で
130℃、60分加熱乾燥し硬化させた。この様にし
て得られた塗膜は透明で、耐摩耗性はA、付着性
は100/100、耐熱水性及び耐熱性は良好で、しか
も耐熱水性テスト後の耐摩耗性、付着性はそれぞ
れA、100/100と良好であつた。更に本実施例の
如く、(A)成分の1種であるγ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシランに(B)成分の1種であるコ
ロイダルシリカを併用した系は、(A)成分単独系に
比べ、サンシヤインウエザーメーターテスト500
時間後の外観及び硬度が極めて良好であつた。 実施例 10 実施例9で調製したγ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン加水分解物溶液85.7部にコロ
イダルシリカ(触媒化成工業(株)製、オルガノゾ
ル、固形分30%)66.7部、エチルセロソルブ43.1
部、過塩素酸アンモニウム0.25部、フローコント
ロール剤少々を添加し塗料とした。あらかじめ洗
浄したCR−39平板に前記塗料を塗布し、熱風乾
燥炉で130℃、60分加熱乾燥し硬化させた。この
様にして得られた塗膜は透明で、耐摩耗性はA、
付着性は100/100、耐熱水性、耐熱性及び耐薬品
性は良好で、それぞれのテスト後の外観に異常は
認められなかつた。 比較例 4〜14 あらかじめ洗浄したCR−39平板に過塩素酸ア
ンモニウムに代えて表−1に示した硬化触媒を用
いた以外は実施例1と同様に調製した塗料を塗布
し熱風乾燥炉で130℃、60分加熱乾燥し硬化させ
た。なお比較例14は、硬化触媒を添加しなかつ
た。この様にして得られた塗膜の外観及び耐摩耗
性は表−1に示した如くであつた。
【表】 実施例 11 実施例9で調製したγ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン加水分解物溶液100.0部にテ
トラブトキシチタン7.6部、エチルセロソルブ
39.4部、過塩素酸アンモニウム0.18部、フローコ
ントロール剤少々を添加し塗料とした。 あらかじめ洗浄したCR−39平板に前記塗料を
塗布し、熱風乾燥炉で130℃、60分加熱乾燥し硬
化させた。この様にして得られた塗膜は透明で耐
摩耗性はA、付着性は100/100、耐熱水性も良好
であつた。 実施例 12 実施例9で調製したγ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン加水分解物溶液64部にチタン
ポリマー(日本曹達(株)製、TBT−200、純度95%
<)20部、エチルセロソルブ24.1部、過塩素酸ア
ンモニウム0.28部、フローコントロール剤少々を
添加し塗料とした。あらかじめ洗浄したCR−39
平板に前記塗料を塗布し、熱風乾燥炉で130℃、
60分加熱乾燥し硬化させた。この様にして得られ
た塗膜は透明で、耐摩耗性はA、付着性は100/10
0、耐熱水性も良好であつた。 実施例 13 実施例1で調製したγ−グリシドキシプロピル
トリメトキシシランとメチルトリメトキシシラン
の共加水分解物溶液240部にエチルセロソルブ60
部、ジクロルエタン28.4部、過塩素酸アンモニウ
ム0.42部とフローコントロール剤少々を添加溶解
して塗料とした。あらかじめ洗浄したポリメチル
メタクリレートシート(商品名スミペツクス、住
友化学社製)に前記塗料を塗布し、熱風乾燥炉で
80℃−3時間加熱乾燥し硬化させたところ透明で
耐摩耗性良好な塗膜が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記(A)、(B)及び(C) (A) 一般式(1) (式中R1はエポキシ基を有する有機基、R2は水
    素、炭素数1〜6の炭化水素基、ビニル基、
    R3は炭素数1〜5の炭化水素基、アルコキシ
    アルキル基または炭素数1〜4のアシル基、a
    は1〜3bは0〜2であつてa+b≦3であ
    る。)で示されるエポキシ基を有する珪素化合
    物から選ばれる1種もしくは2種以上の加水分
    解物 (B) 一般式(2) R −Si−(OR54-c (2) (式中R4は炭素数1〜6の炭化水素基、ビニル
    基、メタクリロキシ基、アミノ基、メルカプト
    基または塩素を有する有機基、R5は炭素数1
    〜5の炭化水素基、アルコキシアルキル基また
    は炭素数1〜4のアシル基、Cは0〜3であ
    る。)で示される有機珪素化合物の加水分解
    物、粒径1〜100ミリミクロンのコロイダルシ
    リカ、および有機チタン化合物から選ばれる1
    種もしくは2種以上、および (C) 過塩素酸アンモニウム を含有するコーテイング組成物。
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