JPS628426Y2 - - Google Patents

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JPS628426Y2
JPS628426Y2 JP1981148079U JP14807981U JPS628426Y2 JP S628426 Y2 JPS628426 Y2 JP S628426Y2 JP 1981148079 U JP1981148079 U JP 1981148079U JP 14807981 U JP14807981 U JP 14807981U JP S628426 Y2 JPS628426 Y2 JP S628426Y2
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bearing block
retainer
bearing
ball
block body
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JP1981148079U
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JPS5852319U (ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/0602Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/0633Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
    • F16C29/0652Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are at least partly defined by separate parts, e.g. covers attached to the legs of the main body of the U-shaped carriage
    • F16C29/0654Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are at least partly defined by separate parts, e.g. covers attached to the legs of the main body of the U-shaped carriage with balls
    • F16C29/0659Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are at least partly defined by separate parts, e.g. covers attached to the legs of the main body of the U-shaped carriage with balls with four rows of balls

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、工作機械のテーブルサドルおよびマ
シニングセンター等のスライド面あるいは搬送装
置の重量物を支承して往復動するリニヤボールベ
アリングにおいて、該リニヤボールベアリングを
所定位置に一時的に固定せしむるリニヤボールベ
アリングに係わり、更に詳述すると該リニヤボー
ルベアリングのボールベアリングブロツク本体を
鋼材から引抜き成形にて側端基準面より低い中央
平坦面を挾み、その左右にボール溝と下方中央に
窪みを一体成形し、該ベアリングブロツク本体に
螺合する押しボルトによりプレートに予圧をかけ
られるようにし、これによつてテーブル上面にお
ける切削作業時の一時固定を可能ならしめたリニ
ヤボールベアリングユニツトに関する。
普通工作機械のテーブル上の被加工物を微動し
ない状態で切削あるいは研削するのが好ましい。
しかし、本考案のようなボールの如き転動体を
介して往復動するベアリングは前記テーブルをス
ムーズに往復動せしむるためにはテーブルの動き
を止めることは構造が複雑になり、きわめて難し
い。
また、リニヤボールベアリングのベアリング本
体は長方形状の鋼材より、略台形状の穴が軸方向
に形成され、しかるのち台形状の穴の下方を二等
辺三角形状に切り落すことによつて、フツク状の
受支部が左右対称に形成されるのである。(特開
昭55−109820号) したがつて、鋼材の中央を旋削加工により特殊
形状の貫通穴を形成する工程と、さらに中央下方
を切落す旋削加工をへて始めてベアリング本体の
素材が出来上るのである。
そのため、旋削工程により発生する切りくずに
よる材料費の占める採算性の悪化および加工に要
する時間、並びに切削油の消耗がコスト高要因の
1つとなつている。
また、ベアリング本体の両側に取付ける側蓋
は、該ベアリング本体同様鋼材を使用しているの
で、ボール方向変換用U字溝の旋削加工により発
生する切りくずが材料費の占める採算性の悪化お
よび加工時間などがコスト高要因の一つでもあ
り、しかも非能率でもある。
また、ベアリング本体に組込まれる保持器は鋼
材より所要形状にプレス成形にて製作されてい
る。(特開昭54−145837号) ところが、保持器は鋼板のプレス成形時、所要
個所に軸方向スリツトを形成すると共にボールを
すくい上げるための比較的小さい舌片が前記スリ
ツトの前後に突出して形成されるため、該小さな
舌片には、それ相当の強度を耐摩耗性の高いもの
が要求されている。
したがつて、強靭性にとむ鋼板を用いると共に
成形後熱処理工程を必要とする。
本考案の目的は上記欠陥を解消すべく、ベアリ
ング本体引き抜き加工により、本体上面に略U字
状無負荷ボール溝および中央下方に断面略台形状
の窪みを形成すると共に該窪みを挾む形で左右に
スカートが成形され、そして垂直荷重スラスト荷
重および浮き上り荷重(上向荷重)の作用しない
保持器および側蓋は含油熱硬化性可塑材料あるい
はダイキヤスト合金若しくは含油焼結合金などを
使用して一体成形し、該保持器付き側蓋をベアリ
ングブロツク本体の左右側より挿込み、しかるの
ち該保持器の水平部材にプレートを介して該ベア
リングブロツク本体に固定すると共に前記ベアリ
ングブロツク本体の中央平坦面にテーブルの如き
移動体を通して押しボルトを締緩せしめることに
よつてリニヤボールベアリングを軌道台に固定
(クランプ)することができるリニヤボールベア
リングユニツトを提供することにある。
本考案の他の目的はベアリングブロツク本体の
側端基準より低く、中央平坦面が形成されると共
に貫通穴に代えて溝形に形成し、該溝にカバーを
取付けることによつて無負荷ボール溝が形成され
ると共にベアリングブロツク本体の側方にスリツ
トが形成され、さらに保持器付き側蓋が熱硬化性
樹脂でもつて一体成形されているので、リニヤボ
ールベアリング全体の軽量化を可能ならしめると
共に、ベアリングブロツク本体の側方よりリバー
を介して押しボルトを締緩せしむることによつて
リニヤボールベアリングを軌道台に固定すること
ができるリニヤボールベアリングユニツトを提供
することにある。
以下図に基いて本考案の好適例について説明す
る。
10はベアリングブロツク本体の全体を示す。
まず棒材を引抜き成形によりベアリングブロツ
ク本体10が形成され、その形状は側端基準面1
1,11により低い中央平坦面13を挾み、その
左右に略U字状無負荷ボール溝28,29および
本体下方中央に断面略台形状の窪み12と、該窪
み12を挾むような形でその左右にフツク状の受
支部22,23が一体に成形される。
次に、ベアリングブロツク本体10は、ベアリ
ングブロツク本体10の前記台形状の窪み12を
例えば旋削、研削工程をへて、第3図に示す如く
頂壁17および左右傾斜壁18,19と左右に開
口端面20,21が形成される。
ついで、前記頂壁17の両サイドにボール径と
略同一の曲率半径を有する負荷ボール溝24,2
5が軸方向に形成され、そして左右傾斜壁18,
19の下方に負荷ボール溝26,27が形成され
ることにより、ベアリングブロツク本体内方に左
右対称のボール条列24〜27が形成される。
15はカバーであつて、該カバーは巾a、長さ
bからなる長方形のプレートにして、中央長手方
向に押圧ボルト用穴16,16と取付け用ビス穴
54,54が形成されており、そして該カバー1
5はベアリングブロツク本体10の無負荷ボール
溝28,29を覆うような形で嵌め込まれ、皿ビ
ス55を介してベアリングブロツク本体10の雌
ねじ57に取付けられる。
56は押圧ボルトで、該押圧ボルト56の締付
けはテーブル本体59の雌ねじ60およびカバー
15の押圧ボルト用穴16を通してベアリングブ
ロツク本体10の中央平坦面13上が押圧され
る。30,31は前記傾斜壁18,19下方フツ
ク状の受支部22,23背向側外周に負荷ボール
溝26,27に平行して形成された無負荷ボール
溝で、該無負荷ボール溝30,31は該フツク状
の受支部22,23の外周軸方向に形成されてい
る。32,33は断面略台形状プレート62を固
定するためのビス穴で、該ビス穴32,33はベ
アリングブロツク本体10の窪み12内の頂壁1
7の略中央に所要間隔をおいて形成されている。
該ベアリングブロツク本体10の両側より保持
器付き側蓋34,35が挿入されたのち、該保持
器付き側蓋34,35の保持器の水平部材および
左右傾斜部材端面を接合する。
58は、該保持器の水平部材36,37に形成
されたU字状切欠きで、該U字状切欠きに予め嵌
合された断面略台形状プレート62が製作されて
おり、該プレート62の取付け穴95を介してベ
アリングブロツク本体10に固定される。
前記断面略台形状プレート62の材料は燐青
銅、軸受メタルあるいは合成樹脂が適している。
40,40…は保持器付側蓋34,35の取付
け用雌ねじ、該雌ねじ40,40…はベアリング
ブロツク本体10の両端面に形成されている。
41,42はフツク状の受支部22,23の底
壁43,44に形成したサイドプレート取付け用
雌ねじで、該雌ねじ41,42にサイドプレート
43′,44′の貫通孔46,46,46を通じ
て、ビス47,47,47にて取付け、前記保持
器付き側蓋34,35の左右の受け部材48,4
9が先端フランジ部110により挾持固定される
と共にベアリングブロツク本体10の側壁に形成
された雌ねじ50,51にサイドプレート4
3′,44′の無負荷ボールガイド112と一体に
形成された後端フランジ部111の貫通孔45,
45に挿入したビス52,53にて固定される。
66,67はボールガイド用切り込みで、ベア
リングブロツク本体10の負荷ボール溝24,2
5より保持器付き側蓋34,35のボール方向変
換用U字溝70,71をへて無負荷ボール溝2
8,29へ方向を変換し易いように前記ベアリン
グ本体の前後端面68,69に形成される。
72,73はボールガイド用切り込みで、フツ
ク状の受支部22,23の負荷ボール溝26,2
7より保持器付き側蓋34,35のボール方向変
換用U字溝74,75をへて無負荷ボール溝3
0,31へ方向を変換し易いように前記フツク状
の受支部22,23の前後端面に形成される。
前記保持器付き側蓋34,35の中央左右にボ
ール方向変換用U字溝70,71は前記ベアリン
グブロツク本体10の負荷ボール溝24,25と
無負荷ボール溝28,29に対応する個所に垂直
に形成され、また前記保持器付き側蓋34,35
の下方左右にボール方向変換用U字溝74,75
はベアリングブロツク本体10のフツク状の受支
部22,23の負荷ボール溝26,27と無負荷
ボール溝30,31に対応する個所に形成されて
いる。
保持器付き側蓋34,35の水平部材36,3
7は前記ボール方向変換用U字溝70,71間に
位置し、該側蓋34,35の端面77より軸方向
に一体的に突出形成され、その両側面には外側曲
面78,79がボールと略同一の曲率半径をもつ
て形成される。
97,97…は舌片で、該舌片97はボール方
向変換用U字溝70,71,74,75とベアリ
ングブロツク本体10を負荷ボール溝25〜27
に対向する側に形成されている。
該舌片により負荷ボール溝間のボール87がス
ムーズに前記U字溝内にあるいは該U字溝内から
負荷ボール溝間に送り込まれる。
80,81は保持器付き側蓋34,35の左右
傾斜部材で、該側蓋34,35の端面77より軸
方向に突出形成され、その外側傾斜面83の中は
前記ベアリングブロツク本体の傾斜壁18,19
の巾と略同一とし、内側上下曲面84,85は前
記水平部材36,37に形成された外側曲面7
8,79と対称に形成されると同時に後記軌道台
86を抜き去つたときでもボール87が脱落しな
い曲率半径とする。
48,49は保持器付側蓋34,35の左右受
け部材で、該左右受け部材48,49は前記左右
傾斜部材80,81同様側蓋34,35の端面7
7より軸方向に突出形成され、内側曲面88は前
記左右傾斜部材80,81の下側曲面85と対称
に形成されると同時に軌道台86を抜き去つたと
きでもボール87が脱落しない曲率半径とする。
91,91は係止ピンで、前記ベアリングブロツ
ク本体10の端面に向つて左側に位置する前記左
側傾斜部材81の先端にそれぞれ突出形成され、
該係止ピン91,91に対応する係止ピン用ホー
ル92,92が右傾斜部材80に形成される。
93は係止ピンで、前記左受部材49の先端に
突出形成され、該係止ピン93に対応する係止ピ
ン用ホール94は右受部材48に形成される。
(第7図参照) 96は保持器付き側蓋34,35の取付け用穴
で、該取付け用穴96はベアリングブロツク本体
10の両端面に形成された取付け用雌ねじ40に
ボルト99を介して取付けられる。
98,98…は保持器付き側蓋34,35の側
蓋側には形成された凹みで、該凹み98は側蓋の
機械強度を減少させることのなく、材料節約に役
立つものである。
前記軌道台86は軸方向左右上方に突条10
0,101を有し、該突条100,101の上壁
面102にはベアリングブロツク本体10に形成
された負荷ボール溝24,25に対応するボール
と略同一の曲率半径を有する負荷ボール溝10
3,104が形成され、また突条100,101
の下部傾斜面105,106には同じく負荷ボー
ル溝26,27に対応するボールと略同一の曲率
半径を有する負荷ボール溝107,108が形成
されている。
109は軌道台86を工作機械等の可動部ある
いは、固定部に取付けるさいに用いる取付け穴で
ある。
61はベアリングブロツク本体10の所要個所
に形成した雌ねじで、雌ねじ113…を介して工
作機械、産業機械および事務用機械などの可動部
材が取付けられる。
本考案のリニヤボールベアリングユニツトの各
部分は上記せるように構成されているので、これ
の組立てを順を追つて説明する。
まず、ベアリングブロツク本体10にカバー1
5を取付け、しかるのち該ベアリングブロツク本
体10の両側より保持器付き側蓋34が挿入さ
れ、ボルト99,99,99にて取付けられる。
次いで、保持器の水平部材36のU字状切欠き
58にプレート62を嵌合し、該プレート62の
取付け穴15に挿入するとビス38にて該プレー
トと共に水平部材がベアリングブロツク本体10
の頂壁17に固定される。
次に、サイドプレート43,44をフツク状受
支部22,23の底壁43,44にそれぞれビス
47,47,47を介して取付けると共に該サイ
ドプレートの先端フランジ部110により、前記
保持器付き側蓋34の左右の受け部材48が挾持
固定される。
また、該サイドプレート43,44の後端フラ
ンジ部111がビス53を介してベアリングブロ
ツク本体10の側壁に固定される。次に、ベアリ
ングブロツク本体10の無負荷ボール穴28,2
9および無負荷ボールガイド112と無負荷ボー
ル溝30,31間に多数のボール87,87…が
充填され、側蓋34のボール方向変換用U字溝7
0,71および74,75をへて保持器まで充填
される。
次に、他方の保持器付き側蓋35にボール8
7,87…が充填された後、ベアリングブロツク
本体10に挿入すると、該ベアリングブロツク本
体10水平部材のU字状切欠き58にプレート6
2を嵌合し、該プレート62の取付け穴95に挿
通するビス39により頂壁17に仮止めすると共
に該保持器先端の係止ピン91,91,94をす
でにベアリングブロツク本体10内に挿入された
保持器の係止ピン用ホール92,92,93に嵌
合される。
次に、該保持器付き側蓋34,35の取付け用
穴96,96,96にそれぞれボルト99が挿通
され、ベアリングブロツク本体10に螺着されて
なる。
本考案のリニヤボールベアリングユニツトに取
付けボルト120を介して、例えば工作機械のテ
ーブル59を取付け、該テーブル59が軌道台8
6上を前進、後退すると、該ベアリングブロツク
本体10と軌道台86の負荷ボール溝間を走行す
る負荷ボールはボール方向変換用U字溝をへて無
負荷ボール溝へ案内され、しかも該負荷ボールを
案内する前記保持器はその支える面が広く連続し
てすくいあげる形をなす溝からなるので、該負荷
ボール溝へと送り込まれる。
また、工作機械のテーブルに取付けた被加工物
を微動しない状態で旋削、研削加工するときは、
該テーブル59の雌ねじ60に螺合した押しボル
ト56を締付けると、該押しボルト56の先端6
2が前記ベアリングブロツク本体10の中央平坦
面を押圧する。
さらに該押圧ボルト56の締付けにともなつて
前記ベアリングブロツク本体10の中央部分を押
圧する結果、該中央部分の内側に固定されたプレ
ート62は軌道台86の上壁面に圧着する。
従つて、ベアリングブロツク本体10と一体に
取付けられているテーブル59上の被加工物は定
位置に保持された状態で旋削あるいは研削加工す
ることができる。
そして、該押しボルトはテーブル前後に形成し
た2ケの雌ねじに螺合されるのみであるから、構
造がきわめて簡単にして確実に動きを止めること
ができ、かつ、高精度なリニヤボールベアリング
ユニツトとして提供できる。
前記押しボルトを緩めることによつてベアリン
グブロツク本体のプレートと軌道台の上壁面間に
隙間が形成され、テーブルはスムーズに前進、後
退を可能ならしむる。
また、第15図は本考案リニヤボールベアリン
グユニツトの他の実施例を示すもので、ベアリン
グブロツク本体10′の一側壁にハンドル付き押
しボルト115を取付けたことにある。
ベアリングブロツク本体10′の側方すなわち
図に向つて右側を軸方向に沿つて肉厚部を形成
し、該肉厚部の長手方向に沿つてスリツト113
が傾斜して形成されている。
該傾斜スリツト113の下端を開口し、上端は
U字状に形成し、その上限がベアリング本体の頂
壁17と略同一水平線上に位置するように形成さ
れる。
次にベアリングブロツク本体10′の側方中央
に雌ねじ114を形成し、該雌ねじ114にハン
ドル付き押しボルト115がロツクナツト116
を介して螺合される。
該ハンドル付き押しボルト115はねじ部11
7に嵌合したハンドル118にビス119に固定
される。
120は右側のサイドプレートで、該サイドプ
レート120の後端フランジ部121は左側のサ
イドプレート43′の後端フランジ部111と異
なるのみで、他は左側と同一である。
その他の構成部品は同一につき、同符号にて表
わされている。
上記せる如く構成されているので、テーブル5
9に取付けた被加工物を微動しない状態で旋削、
研削加工するときは、ハンドル118を時計と同
方向に回転する。
該ハンドル118の回転により押しボルト11
7が前進し、スリツト113の間隔が拡がる結果
ベアリングブロツク本体10′のフツク状の受支
部23が矢印aへわずか動くことになり、ベアリ
ングブロツク本体10′の中央部分の内側に固定
されたプレート62は軌道台86の上壁面に圧着
する。
従つて、ベアリングブロツク本体10′と一体
に取付けられているテーブルを定位置に固定する
ことができる。
しかもハンドル付き押ボルトの場合は上述の押
しボルトを締付けるためのボツクススパナの如き
工具を必要としないメリツトがある。
また、ボールは保持器付き側蓋により整列循環
運動ができるように保持されているので、ベアリ
ングブロツク本体を軌道台から抜いてもボールの
脱落がないなどの効果を有し、きわめて実用的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案リニヤボールベアリングユニツ
トの一部断面組立正面図、第2図は本考案リニヤ
ボールベアリングの一部断面組立側面図、第3図
は本考案リニヤボールベアリングの要部ベアリン
グブロツク本体の正面図、第4図は第3図の正面
図、第5図は本考案リニヤボールベアリングの要
部ベアリングブロツク本体に取付けるカバーの斜
視図、第6図は本考案リニヤボールベアリングの
要部保持器付側蓋の正面図、第7図は第6図の保
持器部分の拡大正面図、第8図は第6図のA−A
線断面図、第9図は第6図の平面図、第10図は
第6図のB−B線断面図、第11図は本考案リニ
ヤボールベアリングユニツトの要部サイドプレー
トの正面図、第12図は第11図のA−A線断面
図、第13図は本考案リニヤボールベアリングユ
ニツトに組込まれる軌道台の横断面図、第14図
は本考案リニヤボールベアリングユニツトよりサ
イドプレート及び軌道台を抜き取つた後の分解斜
視図、第15図は本考案の他の実施例を示す一部
断面組立正面図、第16図は第15図の一部断面
組立側面図である。 11……側端基準面、12……窪み、13……
中央平面図、15……カバーボール溝、17……
窪み頂壁、18〜19……窪み傾斜壁、26……
軌道台、22〜23……下方フツク状の受支部、
24〜27……負荷ボール溝、28〜29……U
字状無負荷ボール溝、30〜31……無負荷ボー
ル溝、34〜35……保持器付き側蓋、62……
台形状プレート、70,71,74,75……ボ
ール方向変換用U字溝、115……ハンドル付き
ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負荷ボール溝と無負荷ボール溝を備えたベアリ
    ング本体と、該ベアリング本体の両端面には保持
    器が一体的に形成された保持器付き側蓋がボール
    を介して取付けてなるベアリングに軌道台が組込
    まれてなるリニヤベアリングユニツトにおいて、
    該ベアリングブロツク本体の上面に略U字状無負
    荷ボール溝が形成され、該本体下方中央に断面路
    台形状の窪みを挾みその左右にスカートを備えた
    ベアリングブロツク素材が引抜き成形により一体
    的に形成されると共に該台形状の窪み頂壁並びに
    傾斜壁の下方フツク状の受支部にはボールと略同
    一の負荷ボール溝が軸方向に4条形成され、同時
    に該傾斜壁下方フツク状受支部の外周には前記負
    荷ボール溝に平行して無負荷ボール溝が形成され
    ており、前記U字状無負荷ボール溝に方形状カバ
    ーを取付けることによつて無負荷用ボールガイド
    が形成され、ついで、該ベアリングブロツク本体
    の両端面に取付けた保持器付き側蓋はボール方向
    変換用U字溝が前記ベアリングブロツク本体の負
    荷ボール溝と無負荷ボール溝に対応する個所に形
    成され、該保持器付き側蓋にはボールと略等しく
    かつ、ボールが脱落しない負荷ボールガイドが軸
    方向に形成されており、さらに該保持器付き側蓋
    における左右保持器の連結位置が前記ベアリング
    ブロツク本体の略中央にあり、かつ負荷ボールガ
    イドが形成されている保持器の一部水平部材に切
    り込みが形成され、該切り込みに嵌合する断面略
    台形状プレートを介して該ベアリングブロツク本
    体の頂壁に固定され、さらに前記傾斜壁の下方フ
    ツク状受支部に取付けられたサイドプレートの一
    方が前記保持器に係合し、他方がブロツク本体の
    側壁に係合固定することによつて無負荷ボールガ
    イドが形成され、多数のボールがベアリングブロ
    ツク本体と保持器付き側蓋に充填されることによ
    つて構成されるベアリングと、該ベアリングに前
    記ベアリングブロツク本体の負荷ボール溝に対応
    するボールと略同一の曲率半径を有する負荷ボー
    ル溝が左右突条の上部壁面と下部傾斜面にそれぞ
    れ形成された断面略X字状軌道台が組込まれ、さ
    らに前記ベアリングブロツク本体の中央平坦面に
    押しボルトが取付けられてなることを特徴とする
    リニヤボールベアリングユニツト。
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