JPS6266490A - 処理対象トラツク数指示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 サーペンタイン方式でカートリッジテープのリード／ラ
イトを行う磁気テープ装置において、同時処理するトラ
ンク数が異なる場合、変調方式に無関係に処理するトラ
ック数が磁気テープ装置単体で認識出来るように、信号
として読取れる索引ブロックをテープ始端側に書込み、
その数の組合せで処理トラック数を認識させる。

〔産業上の利用分野〕

本発明はカートリッジテープを使用する磁気テープ装置
のトラックフォーマットに係り、特に同時に処理するト
ラック数をリード時に容品に認識し得る処理対象トラッ
ク数指示方式に関する。

計算機システムの外部記憶装置として各種の磁気テープ
装置が使用されているが、この磁気テープ装置の中で、
カートリッジテープを使用するものがある。

このカートリッジテープを使用する磁気テープ装置では
、通常磁気テープの幅方向に磁気ヘッドを移動させるこ
とで、トラックを切替えながら、磁気テープを往復走行
させて、データの記録／再生を行う所謂サーペンタイン
方式が使用される。

ところで、カートリッジテープが使用される場合、磁気
テープ装置個別のトランクフォーマソトを持ち、その磁
気テープ装置が使用されているシステム内に、カートリ
ッジテープの使用範囲が限定され、互換性を要求される
ことが殆ど無がった。

しかし、最近カートリッジテープの容量が増大し、同時
に処理するトラック数も複数となり、例えば１トラツク
処理フオーマントと２トラック同時処理フォーマットを
持つ磁気テープ装置が出現している。

従ってカートリッジテープ上に、変調方式に影響されず
且つ磁気テープ装置単体でも認識し得るトラックフォー
マットを記録し、読取り時に識別し得ることが必要であ
る。

〔従来の技術〕

従来の磁気テープは９トランクのものが主で、トランク
フォーマットの認識手段は不要であった。

又カートリッジテープは互換性を余り要求されなかった
ため、トランクフォーマット認識手段が無かった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記の如く、同時に処理するトラック数が単数又は複数
の磁気テープ装置では、カートリッジテープ上にトラン
クフォーマットを記録し、読取り時に識別する必要があ
る。

しかし、従来はトラックフォーマットの認識手段が無い
ため、カートリッジテープに索引ブロックを設け、該索
引ブロック内にトラックフォーマット情報を書込む方式
があるが、磁気テープ装置単体では認識出来ない上、変
調方式が異なると索引ブロックのリードエラーとなり、
トランクフォーマット情報を読取ることが出来ないとい
う問題がある。

本発明はこのような問題点に鑑み、磁気テープ装置単体
で認識可能であり、且つ変調方式に関係しないトラック
フォーマットを記録し、同時に処理するトラック数を容
易に認識出来るようにしたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の詳細な説明する図である。

２０は例えばトラック番号が０〜１９で総計２０トラツ
クのカートリッジテープ、２１はカートリッジテープ２
０の始端側のデータブロックとして使用出来ない領域に
記録する索引ブロック領域である。

この索引ブロック領域２１は同時に処理されるトランク
数に応じて、例えば２トラック同時処理の場合はトラン
ク番号Ｏと１に、３トランク同時処理の場合はトラック
番号０〜２に、■トラックの場合はトランク番号０に付
加される。

従って２トランク同時処理フォーマントの磁気テープ装
置の場合、磁気ヘッドは索引ブロック領域２１を経てト
ランク番号０と１のトラック上を矢印で示す如くリード
し、カートリッジテープ２０の終端側から例えばトラッ
ク番号２と３のトランク上を始端側に矢印の如くリード
する。

索引ブロック領域２１に記録される索引ブロックは、同
時処理されるトランク数を区別出来る数の組合せが、磁
気テープ装置単体で認識出来る或周波数で書込まれる。

即ち磁気ヘッドから信号が読取られ、その信号の数の組
合せにより同時処理トラック数が認識出来る構成とする
。

〔作用〕

上記構成とすることにより、磁気テープ装置単体でも、
又記録変調方式が異なってもトラックフォーマットを簡
単に認識することが出来る。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例を説明する図である。

第２図ｆａｔは２トラック同時処理の場合の一例であり
、トラック番号０に索引ブロック２２と２３が、トラン
ク番号１に索引ブロック２４と２５が記録される。

従って２トラック同時処理フォーマントの磁気テープ装
置では、トラック番号０と１から、夫々２回ブロック検
出信号が読取られることで、２トラック同時処理フォー
マントであることが認識出来る。

１トランク処理フオーマツトの磁気テープ装置では、ト
ラック番号０から２回ブロック検出信号が読取られるこ
とから、２トラック同時処理フォーマットであることが
認識出来る。

第２図ｆｂｌは１トラツク処理の場合の一例であり、ト
ランク番号０に索引ブロック２６が記録される。

この場合１トラツク処理フオーマントの磁気テープ装置
では、トランク番号Ｏから１回ブロック検出信号が読取
られることから、１トラツク処理フオーマツトと認識出
来る。

又２トランク同時処理フォーマットの磁気テープ装置で
は、トラック番号１からブロック検出信号が得られず、
１トラツク処理フオーマントであることが認識出来る。

第２図ｆｃ）は３トランク同時処理の場合の一例であり
、トランク番号Ｏには索引ブロック２７．２８．２９が
、トランク番号１には索引ブロック３０．３１が、トラ
ック番号２には索引ブロック３２が夫々記録される。

２トラック同時処理フォーマットの磁気テープ装置では
、トランク番号０からブロック検出信号が３回読取られ
ることで、３トラック同時処理フォーマントであること
が認識される。

上記の外にも同時処理トラック数を区別するための索引
ブロック数の組合せは種々考えられるが、詳細説明は省
略する。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、本発明は同時処理トランク数を索引
ブロック数の組合せで表示するため、磁気テープ装置単
体で、且つ変調方式が相違しても認識することが出来る
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明する図、 第２図は本発明の一実施例を説明する図である。 図において、 ２０はカートリッジテープ、 ２１は索引ブロック領域、 ２２〜３２は索引ブロックである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープ装置の磁気ヘッドが最初に位置付けする磁気
   テープ（２０）の始端側に、磁気テープ装置が信号とし
   て読取ることが可能な索引ブロックを書込む索引ブロッ
   ク領域（２１）を設け、該索引ブロック領域（２１）内
   に書込んだ索引ブロックの数の組合せにより同時処理す
   べきトラック数を指示することを特徴とする処理対象ト
   ラック数指示方式。