JPS626061Y2 - - Google Patents

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JPS626061Y2
JPS626061Y2 JP1981037520U JP3752081U JPS626061Y2 JP S626061 Y2 JPS626061 Y2 JP S626061Y2 JP 1981037520 U JP1981037520 U JP 1981037520U JP 3752081 U JP3752081 U JP 3752081U JP S626061 Y2 JPS626061 Y2 JP S626061Y2
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JP
Japan
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vehicle
car
guided vehicle
time
signal
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JP1981037520U
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English (en)
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JPS57151373U (ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は無人搬送車の安全装置の改良に関す
るものである。
従来、荷物を自動的に搬送するものとして、自
動ホイスト、クレーン、スタツカクレーン等が用
いられているが、最近省力化を一段と推進するも
のとして、無人搬送車の使用が提唱されている。
無人搬送車は、簡単な設備でその走行通路が形成
されること、積載重量が大であること、倉庫と工
場間等かなり長距離を無人で走行し得ること、エ
レベータにも自動的に乗せられること等種々の利
点がある。
この無人搬送車には、その走行方向前方の人、
物体等の障害物を、超音波等で検出する無接触検
出器が設置される。そして、この無接触検出器が
動作すると、無人搬送車を停止させる等の安全が
図られている。しかし、無人搬送車がエレベータ
のかごに乗るとき、かご内の正面壁を無接触検出
器が障害物と誤検出してしまうと、かごへの乗り
込みは不可能となる。そこで、かごに乗り込むと
きは無接触検出器の動作を殺し、乗り込みに支障
のないようにしている。
しかし、このときかご内に人が乗つていたとす
ると、無接触検出器による検出は行われないの
で、無人搬送車が人に衝突したり、人をかごの正
面壁に押圧したりすることになり、非常に危険で
ある。
この考案は上記不具合を改良するもので、無人
搬送車がエレベータのかごに乗るときの支障をな
くすと共に、人の安全も図れるようにした無人搬
送車の安全装置を提供することを目的とする。
以下、第1図〜第4図によりこの考案の一実施
例を説明する。
第1図及び第2図中、1は床、2は床1の面に
設定された通路、3は通路2の中央部の床1中に
埋設され低周波電流を通じて磁界を作る誘導線、
4は誘導線3の磁界を検出することにより走行方
向が案内され通路2に沿つて走行する無人搬送
車、5は搬送車4の前端及び後端に設置され超音
波5aを発射し、それが通路2上の走行方向前方
に存在する障害物に反射してもどつて来る時間を
計測することにより障害物を検出する周知の無接
触検出器、6は搬送車4の前端及び後端に設置さ
れ障害物に衝突することにより障害物を検出する
有接触検出器、7は搬送車4に積載された荷物、
8はエレベータのかご、8aはかご8の出入口を
開閉するかご戸、8bはかご8内の正面壁、8c
はかご8の床である。
第3図及び第4図中、5Aは所定時間間隔でパ
ルス5Aaを発生する発振器、5Bは無接触検出
器5から1m離れた障害物を検出するに要する時
間t1のパルス5Baを発する単安定素子、5Cは同
じく20cm離れた障害物を検出するに要する時間t2
のパルス5Caを発する単安定素子、5D,5E
はANDゲート、5FはORゲート、5Gは超音波
5aを送信する送信器、5Hは同じく受信する受
信器で、5Haはその出力、5IはANDゲート5
Jは走行中の搬送車4の駆動電動機(図示しな
い)の電源が断たれブレーキ(図示しない)が作
用して停止するまでに要する時間t3のパルスを発
する単安定素子、10はNORゲート、6aは第
1図の有接触検出器6が動作すると閉成する接
点、10はNORゲート、10aはその出力で、
「H」になれば搬送車4を走行可能とし「L」に
なると停止指令を発する走行許可信号、11は搬
送車4をエレベータのかご8に乗せるとき「H」
となるエレベータ乗車指令信号、12はエレベー
タ乗場に設けられた適当な検出器(図示しない)
により搬送車4がエレベータに近付いたことが検
出されると「H」となるエレベータ接近検出信
号、13はANDゲート、13aはその出力で、
「H」になると搬送車4を低速で走行させる低速
走行指令信号、14は搬送車4の前方に存在する
障害物である。
なお、単安定素子5B及び5C、ANDゲート
5D及び5E並びにORゲート5Fは時限手段を
構成し、搬送車4がかご外にあるときは所定時間
t1継続して「H」信号を発生し、かご8内にある
ときは所定時間t2継続して「H」信号を発生する
ものである。
また、ANDゲート5I、単安定素子5J及び
NORゲート10は搬送車4の走行を制御する走
行制御手段を構成し、上記時限手段が「H」信号
を発生している時に受信器5Hが反射波を受信す
ると作動し、次のパルス信号5Aaに対応する所
定時間t1の経過するまで、搬車4に停止を指令す
るものである。
次に、この実施例の動作を説明する。
搬送車4は行先が与えられると、誘導線3によ
つて走行路が案内され、通路2上に走行する。こ
のとき、NORゲート出力10aすなわち走行許
可信号10aは「H」となつている。
搬送車4が走行中、無接触検出器5の発振器5
Aはパルス5Aaを発信し、送信器5Gは搬送車
4の走行方向前方へ超音波5aを送信する。この
超音波5aが障害物14に反射した反射波を受信
器5Hが受信し、出力5Haを発する。
今、搬送車4にエレベータへの乗車指令が発せ
られていないとすると、乗車信号11は「L」で
あり、ANDゲート5Dは開かれ、ANDゲート5
Eは閉じられる。したがつて、ANDゲート5
D、すなわちORゲート5Fの出力は時間t1だけ
「H」となる。もし、障害物14が無接触検出器
5から1m以内にあつたとすると、第4図に示す
ように、受信器出力5Haは単安定素子出力5Ba
が「H」になつている間に「H」となる。したが
つて、ANDゲート5Iの出力は「H」となり、
単安定素子5Jはパルス5Jaを発し、NORゲー
ト10の出力すなわち走行許可信号10aは
「L」となる。これで、搬送車4の駆動電動機は
電源が断たれ、ブレーキが作用するので、搬送車
4は停止して安全が保たれる。障害物14が無接
触検出器5から1mを越える位置まで遠ざかれ
ば、単安定素子5Baが「H」になつている間に
受信器出力5Haは「H」にはならないので、
ANDゲート5Iの出力は「H」にならず、単安
定素子出力5Jaも「H」にはならない。したがつ
て、走行許可信号10aは「H」を維持するた
め、搬送車4の再起動は可能となる。
なお、有接触検出器6が動作すると、接点6a
は閉成し、走行許可信号10aは「L」となり、
搬送車4は停止する。
次に、搬送車4にエレベータへの乗車指令が出
ると、指令乗車信号11は「H」となり、搬送車
4がかご8に接近すると接近検出信号12も
「H」となるので、ANDゲート13の出力である
低速走行指令信号13aは「H」となる。これ
で、搬送車4は低速でかご8に乗り込むことにな
る。一方、乗車指令信号11が「H」となつたの
で、ANDゲート5Dは閉じられ、ANDゲート5
Eは開かれる。したがつて、今度は障害物14が
無接触検出器5から20cmを越える位置にあれば、
受信器出力5Haは単安定出力5Caが「H」にな
つている間には「H」とならない。すなわち、か
ごの正面壁8bを検出して搬送車4が停止するこ
となく、搬送車4はかご8に乗り込むことができ
る。もし、かご8内に人等がいて、無接触検出器
5との距離が20cm以内に接近すれば、受信器出力
5Haは単安定素子出力5Caが「H」になつてい
る間に「H」となるので、搬送車4は停止する。
なお、次のように実施することも可能である。
(ア) 無接触検出器5の検出媒体として、光、静電
容量、熱等を使用する。
(イ) 搬送車4がかご8に乗り込むとき、徐々に搬
送車4の速度を落とし、徐々に無接触検出器5
の感度を下げるようにする。
(ウ) 搬送車4がかご8に乗り込むとき、搬送車4
を十分かご正面壁8bに近付けるため、有接触
検出器6を不感にする。
(エ) いつたん無接触検出器5が動作した後は、搬
送車4を再起動不能にする。
以上述べたとおり、この発明無人搬送車の走行
方向へへ向けてパルス状にエネルギー波を送出
し、この送出から所定時間内に反射波が検出され
たとき無人搬送車を停止させて障害物との衝突を
避けるようにしたものであつて、無人搬送車がエ
レベータのかご内に乗つたときは、反射波の検知
を上記所定時間よりも短い時間にして、障害物の
検知範囲を至近に限つたので、無人搬送車をかご
の正面壁等に接近させることができ、エレベータ
の扉との干渉を避けることができる。
また、一旦停止指令が出されると、次のエネル
ギー波に対応る所定時間の経過まで、この指令を
継続させるようにしたので、障害物が留まつてい
る限り、所定時間ごとに反射波が検出される。こ
の検出に基づいて停止指令は次の所定時間の経過
まで順次継続することとなる。つまり、障害物が
留まつている限り停止指令が継続し、障害物がな
くなると停止指令が解除されて走行再開を可能と
するものである。このため、障害物との衝突を避
けることができると共に、障害物の除去により自
動走行を開始させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による無人搬送車の安全装置
の一実施例を示す側面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は第1図の無接触検出器ののブロツク
回路図、第4図は第3図の動作説明図である。 2……通路、4……無人搬送車、5……無接触
検出器、5A……発振器、5B,5C……単安定
素子、5D,5E……ANDゲート、5F……OR
ゲート、5G……超音波送信器、5H……超音波
受信器、5I……ANDゲート、5J……単安定
素子、8……かご、10……NORゲート、10
a……走行許可信号、11……エレベータ乗車指
令信号、14……障害物、なお、図中同一部分は
同一符号により示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エレベータのかごに乗降する無人搬送車、この
    無人搬送車に取り付けられ走行方向へ向けて所定
    の時間々隔でエネルギー波を送出する送信器、上
    記エネルギー波の反射波を受信する受信器、上記
    無人搬送車が上記かご外にあるときは上記エネル
    ギー波が送出されてから第1の所定時間継続して
    有為信号を発生し、上記かご内にあるときは上記
    第1の所定時間よりも短かい第2の所定時間継続
    して有為信号を発生する時間手段、この時限手段
    が上記有為信号を発生している時に上記受信器が
    上記反射波を受信したとき作動して少なくとも次
    のエネルギー波に対応する上記第1の所定時間の
    経過するまで上記無人搬送車に停止を指令する走
    行制御手段を備えてなる無人搬送車の安全装置。
JP1981037520U 1981-03-17 1981-03-17 Expired JPS626061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981037520U JPS626061Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981037520U JPS626061Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

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Publication Number Publication Date
JPS57151373U JPS57151373U (ja) 1982-09-22
JPS626061Y2 true JPS626061Y2 (ja) 1987-02-12

Family

ID=29834709

Family Applications (1)

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JP1981037520U Expired JPS626061Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148139U (ja) * 1974-10-08 1976-04-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148139U (ja) * 1974-10-08 1976-04-10

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Publication number Publication date
JPS57151373U (ja) 1982-09-22

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