JPS6259447A - 通信処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、通信の信頼性向上対策を採った、分散処理構
成による通信処理装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種の装置は、通信の信頼性を確保するため、
２重化構成による一つの制御ユニットのもとで、呼情報
に関する管理が行われ、制御ユニットが下位の処理ユニ
ットを制御する集中構成となっていたので、制御ユニッ
トの処理能力により、通信処理装置全体の能力が定まる
という欠点があった。

又、分散処理構成にすると、通信の信頼性が確保出来な
い欠点があった。

（発明の目的） 本発明は、これらの欠点を解決するため、分散処理する
各ユニットを、現用系、待機系で構成し、呼情報を現用
系と待機系で管理するようにしたもので、以下図面につ
いて詳細に説明する。

（発明の構成） 第１図は本発明の通信処理装置の構成を示す一実施例で
あって、１は本通信処理装置を利用する入力端末、２は
入力端末手順終端処理ユニット現用系、３は入力端末手
順終端処理ユニット待機系、４はメディア変換処理ユニ
ット現用系、５はメディア変換処理ユニット待機系、６
は出力端末手順終端処理ユニット現用系、７は出力端末
手順終端処理ユニット待機系、８は本通信処理装置を利
用する出力端末である。

第２図は第１図の動作を示す本発明による処理ユニット
間の正常処理シーケンス例である。

第２図に示すように、入力端末１から入力端末手順終端
処理ユニット現用系２に入力端末呼設定の信号が入力さ
れると、入力端末手順終端処理ユニット現用系２が起動
され、入力端末１との間で端末前手順が行われ、データ
が入力端末１から入力端末手順終端処理ユニット現用系
２に送られる。

入力端末手順終端処理ユニット現用系２では、入力端末
呼設定と端末前手順で得られる相手端末番号や、相手端
末機種等の情報から呼情報を作り、入力端末手順終端処
理ユニット待機系３にその呼情報を送ると共に、メディ
ア変換処理ユニット現用系４にもその呼情報を送る。入
力端末手順終端処理ユニット待機系３では、呼情報解放
信号が来るまでその呼情報を管理する。

メディア変換処理ユニット現用系４では、呼情報をメデ
ィア変換処理ユニット待機系５に送ると共に、入力端末
手順終端処理ユニット現用系２に対しデータ要求を行い
、データを受取ると共に、呼情報から出力端末種別を読
取り、出力端末種別に応じたメディア変換を行う。

一方、データを送出した入力端末手順終端処理ユニット
現用系２では、入力端末手順終端処理ユニット待機系３
に対し呼情報解放信号を出すと共に、自ユニットの呼情
報も解放する。

メディア変換が行われ、出力端末へ送出出来るデータが
作られたメディア変換処理ユニット現用系４では、出力
端末手順終端処理ユニット現用系６に呼情報を送り、出
力端末手順終端処理ユニット現用系６からデータ要求が
来、データを送出すると、メディア変換処理ユニット待
機系５に対し、呼情報解放信号を送り、自ユニット内の
呼情報をも解放する。

呼情報を受信した出力端末手順終端処理ユニット現用系
６では、出力端末手順終端処理ユニット待機系７にその
呼情報を送り、その呼情報を出力端末手順終端処理ユニ
ット待機系７でも管理させると共に、メディア変換処理
ユニット現用系４にデータ要求を出し、データを受取る
と、呼情報から得られる出力端末８に向かって出力端末
呼設定を行い、出力端末８との間で端末前手順を行い、
出力端末８に向かってデータを送出し、端末後手順を行
う。

端末後手順が終了し、呼終了となると、出力端末手順終
端処理ユニット現用系６は、出力端末手順終端処理ユニ
ット待機系７に向は呼情報解放信号を出し、呼情報の管
理を終了させると共に、自ユニットの呼情報を解放する
。

以上は、正常動作の場合の処理シーケンスの例であるが
、メディア変換処理ユニット現用系４が。

入力端末手順終端処理ユニット現用系２からデータを受
取った後、異常になった場合のシーケンス例を第３図に
示す。

第３図は本発明による処理ユニット間の異常シーケンス
例である。

メディア変換処理ユニット現用系４が異常であることを
、メディア変換処理ユニット待機系５からの定期診断に
より、メディア変換処理ユニット待機系５が知ると、現
用系と待機系との系変更をメディア変換処理ユニット待
機系５で行い、メディア変換処理ユニット待機系５が現
用系になると共に、メディア変換処理ユニット待機系５
で管理している呼情報に対し、不達処理を行うため、不
達呼情報を入力端末手順終端処理ユニット現用系２に送
る。

不達呼情報を受取った入力端末手順終端処理ユニット現
用系２では、入力端末手順終端処理二二ット待機系３に
対し不達呼情報を送り、呼情報の管理を行わせると共に
、入力端末１に対して入力端末呼設定を行い、不達デー
タを入力端末１に送付する。

入力端末１と入力端末手順終端処理ユニット現用系２と
の間で呼終了が行われると、入力端末手順終端処理ユニ
ット現用系２は、入力端末手順終端処理ユニット待機系
３に対し呼情報解放信号を送り、呼情報の管理を終了さ
せると共に、自ユニットに対する呼情報も解放する。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明による通信処理装置では、
分散処理された各処理ユニット毎に、現用系、待機系の
構成をとり、両系で呼情報の管理が行われているので、
現用系の処理ユニットが異常状態になっても、不達処理
等の手段が行え、通信処理装置内での通信の信頼性が向
上出来る利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の通信処理装置の構成を示す一実施例、
第２図は第１図の動作を示す本発明による処理ユニット
間の正常処理シーケンス例、第３図は本発明による処理
ユニット間の異常シーケンス例である。 １　・・・入力端末、 ２　・・・入力端末手順終端処理ユニット現用系、３　
・・・入力端末手順終端処理ユニット待機系、４　・・
・メディア変換処理ユニット現用系、５　・・・メディ
ア変換処理ユニット待機系、６・・・出力端末手順終端
処理ユニット現用系、７・・・出力端末手順終端処理ユ
ニット待機系、８　・・・出力端末。 特許出願人　日本電信電話株式会社 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 入力端末からメディアに応じた入力データを受取り、出
   力メディアに応じたデータにメディア変換し、出力端末
   にデータを送信するような通信処理を、入力端末の手順
   を終端し、データを受信する処理ユニットと、メディア
   変換する処理ユニットと、出力端末の手順を終端し、デ
   ータ送信する処理ユニットとに、分散して構成する通信
   処理装置において、 各ユニットを現用系、待機系で構成し、 入力端末から送られてくる相手端末番号等の呼情報を、
   現用系で管理すると共に、現用系から待機系に呼情報を
   送り、 待機系でも現用系からの呼情報解放指示があるまで管理
   し、 待機系から現用系への定期的な診断等の手段によって、
   現用系の異常を発見した場合、 待機系中にある呼情報から再試行又は不達処理を行うこ
   とを特徴とする通信処理装置。