JPS62500432A - 抗微生物性組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗微生物性組成物 本発皿立分■ 本発明は医療用器具の製造に有用であり、そして医療器具に抗微生物性被覆を与 えるのに有用な組成物に関する。本発明は特に、医療用接続器具の被覆として、 そして接触汚染を蒙る医療用接続器具の製造に有用な抗微生物性組成物に関する 。これら組成物はまた各種の医療分野で使用されるアクセスシステムおよびリー ド器具（例えば、シャント、カニユーレ、カテーテル、ワイヤー、経腸投与チュ ーブ、気管内チューブ、経皮器具およびその他の中実または中空チューブ状器具 ）の抗微生物性被覆として有用である。加えて、該組成物は創傷カバーの抗微生 物性被覆として、または薄い可撓性の皮膚のような創傷カバーの製造に使用する ことができる。 生血肌色！量 留置尿道カテーテル挿入は入院患者の約１０ないし１５％に実施される。これら 患者の約２５％は尿路細菌感染にかかる。注目される二つの研究は、Ｇａｒｉｂ ａｌｄｉ、　Ｒ，Ａ、；　Ｂｕｒｋｅ＋　Ｊ、Ｐ、ｉ口ｉｃｋｍａｎ、　Ｍル、 。 ；Ｓｍ１ｔｈ、　Ｃ，Ｂ、＋　”Ｆａｃｔｏｒｓ　Ｐｒｅｄｉｓｐｏｓｉｎｇ　 ｔｏ　Ｂａｃｔｅｒｉｕｒｉａ　ＤｕｒｉｎｇＩｎｄｗｅｌｌｉｎｇ　Ｕｒｅｔ ｈｒａｌ　Ｃａｔｈｔｔｅｒｉｚａｔｉｏｎ　”、　Ｎｅｗ　Ｅｎ　Ｉ、　Ｊ、 　Ｍｅｄ、＋２９１　：２１５．１９７４およびＫｕｎｉｎ、　Ｃ，Ｍ、および ＭｃＣｏｒｍａｃｋ、　Ｒ，Ｃ，＋　”Ｐｒｅｖｅｎｔｉｏｎ　ｏｆ　Ｃａｔｈ ｅｔｅｒ−Ｉｎｄｕｃｅｄ　Ｕｒｉｎａｒｙ−Ｔｒａｃｔ　Ｉｎｆｅｃｔｉｏｎ ｓ　ｂｙＳｔｅｒｉｌｅ　Ｃ１ｏｓｅｄ　Ｄｒａｉｎａｇｅ　″、　Ｎｅｗ　Ｅ ｎ　１．　Ｊ、　Ｍｅｄ、、　２７４　：　１１５５゜１９６６である。 カテーテル誘発尿路感染の出現率は各種の予防方法が試みられたにもかかわらず なお続いている。尿路感染の出現率を減らす試みは、カテーテル表面へ抗生物質 軟膏またはたの殺バクテリア剤の塗布、頻繁な膀胱洗浄と抗生物質の予防的投与 、または排尿容器中のバクテリアの発育阻止を含んでいた。秋山および開本、“ 留置尿路カテーテル感染の予防−改造フオリーカテーテルおよび排尿システムに よる臨床経験“、ハ虹ム肛匣り虹」皿旦■、　１２１　：４０．１９７９を見よ 。 Ｃｒｏｓｓ　ｌｅｙへの“微量作用カテーテル”と題する米国特許第４　、０５ ４　。 １３９号は、これら器具に関係する感染を減らす目的で、金属銀、その化合物単 独または金のような他の重金属との併用のような微量作用剤を含むカテーテルを 教えている。 尿路カテーテル、リード器具、接触汚染を受ける医療用接続等の被覆として有用 な組成物、およびこれら種々の器具を製造するための材料として有用な組成物を 提供し、それによりその上または比較的その近傍のバクテリアの増殖を阻止する ことが望ましいであろう。 尿路カテーテルおよびカテーテルアダプター接続上のバクテリアの増殖の阻止は 、これら部位において尿路へ入るバクテリアによって生起される尿路感染の危険 を減らすであろう。また該組成物は既存の医療用接続および器具に被覆として容 易に施用できることが望ましいであろう、そのような組成物の望ましい特性は、 隣接組織と生理的に非共存性でなく長く接続する抗バクテリア効果であろう。　 。 生血ユ傅投凱 本発明により、尿路カテーテル、およびカテーテルと排出チューブとの間の接続 、すなわちカテーテル／カテーテルアダプター接続部位の表面近くのバクテリア の増殖を阻止する被覆として特に有用性がある抗微生物性組成物が提供される。 カテーテル上の抗微生物性被覆は、カテーテルと尿路壁との間の区域においてバ クテリアの増殖を■止し、そしてカテーテルアダプター上の抗微生物性被覆は、 カテーテルとカテーテルアダプターとを接続する閉鎖された区域においてバクク リアの増殖を阻止する。 連続的歩行可能腹膜透析を受けている患者に内植されたカテーテルも、本発明の 抗微生物性組成物で被覆することができる。本発明の抗微生物性組成物は、医療 用シャント、カニユーレ、カテーテル、ワイヤーおよび他の医療目的に使用され る中実または中空チューブ状鼎具へ被覆として施用することができる。 好ましくは、抗微生物性組成物を使用する被覆は、適当な樹脂と、生理的な抗微 生物性金属化合物とを、該樹脂の適当な溶媒中で混合することによって製造され る。溶媒は抗微生物剤としての該金属の活性に悪影響してはならない。該被覆は 、樹脂、溶媒および生理的抗微生物性金属化合物の混合物中に浸漬し、その後溶 媒が蒸発することを許容することにより、医療用器具へ施用することができる。 内および外表面の両者を被覆することができる。代わりに、医療用物品へ該混合 物をスプレーし、溶媒が蒸発するのを許容することができる。適切な場合、特に ラテックスゴム讐封詣では、揮発性液体担体を、樹脂を該揮発性担体中に分散し て使用することができる。物品はこの調合物で浸漬またはスプレーすることがで きる。揮発性液体が蒸発しそして樹脂が硬化する時、該物品のための被覆が形成 される。 実際、適当な樹脂と生理的な抗微生物性金属化合物との組成物から、該組成物を 成型して物品を製造することによって物品をつ（ることができる。 前記混合物の調製に用いられる樹脂は、例えば、アクリロニトリル−ブタジェン −スチレン共重合体、硬質ポリ塩化ビニル、硬化性シリコーン、アルコキシ硬化 ＲＴＶシリコーンゴム、アシトドキシ硬化ＲＴＶシリコーンゴム、ポリエステル 、ゴムラテックス（例えば、天然もしくは合成ポリイソプレン）、ボリウレクン 、スチレンブロック共重合体（例えばシェルによって製造されるにｒａｔｏｎ− ＤおよびＫｒａｔｏｎ−Ｇ　）　、エチレン共重合体（例えば、酢酸ビニル、ア クリル酸エチル、またはそれらの混合物）、無水マレイン酸、アクリル酸または 両者のエチレン共重合体、ポリカーボネート、ナイロンおよびポリメタクリル酸 メチルを含む。 樹脂と溶媒との混合物へ生理的な抗微生物性金属化合物のある量が添加される。 その代わりに、生理的な抗微生物性金属化合物のある量を物品の直接成型のため 樹脂と混合することができる。生理的な抗微生物性金属とは、銀、金および白金 のような貴金属と、銅および亜鉛を含むことを意味する。こ−で使用する生理的 な抗微生物性金属化合物は、好ましくは銀および金の酸化物および塩類、例えば 、酢酸銀、安息香酸銀、炭酸銀、クエン酸銀、塩化銀、ヨウ化銀、硝酸塩、酸化 銀、サルファダイアジン銀、硫酸銀、塩化金および酸化金を含む。第二塩化白金 酸またはその塩（例えば、第二塩化白金酸ナトリウムおよびカルシウム）のよう な白金化合物を使用できる。 また、銅および亜鉛化合物、例えば銀に対し上で示したような銅および亜鉛の酸 化物および塩を使用することができる。単独の生理的な抗微生物性金属酸化物ま たは生理的な抗微生物性金属化合物の組合せを使用することができる。 本発明に使用される好ましい生理的な抗微生物性金属化合物は、酢Ｍ銀、酸化銀 、硫酸銀、塩化金、および酸化銀と塩化金との組合せである。生理的な抗微生物 性金属化合物の好ましい量は、本発明の組成物から作った物品または本発明組成 物で被覆した物品の表面に接触する液体の停滞フィルム中に、２４時間以内に金 属イオン濃度の少なくとも１０−６モル濃度の溶液を生成するのに十分な量であ る。銀化合物の粒子はバクテリア発育を阻正しそして殺滅する阻止帯を形成する ように十分に抽出されることができる。該阻止帯は上で論じた金属イオン濃度に よって形成される。 Ｚ血五箭垂左脱皿 本発明のもっと完全な理解のため、添付図面に詳細に示した具体例をこれから参 照すべきである。 図面において、第１図は本発明の抗微生物性組成物で被覆した一端を示す、カテ ーテルアダプターの正面図である。 第２図は本発明の抗微生物性組成物で被覆し、典型的には尿路中へ挿入されるカ テーテルの一部を示す、フォーリーカテーテルの正面図である。 第３図は排尿チューブとカテーテルの接続を示した、本発明のカテーテルアダプ ターの斜視図である。 Σ皿度韮徂星関所 図面へ転すると、第１図は本発明の抗微生物性組成物で被覆した後の慣用のカテ ーテルアダプター１０を図示する。カテーテルアダプター１０は、排液チューブ 端１２、カテーテル端１４および注射部位１６を存する。 カテーテル端１４は本発明の抗微生物性組成物がスプレー被覆または浸漬被覆さ れている。カテーテル端１４の陰影部分は被覆の図示である。 第２図は尿カテーテル１８を図示する。カテーテル１８は排液接続２０と、そし てカテーテル風船を膨張させるための膨張接続２２とを有する。 カテーテル１８の陰影部分は本発明の抗微生物性組成物によって被覆された区域 を図示する。典型的には、この被覆は患者の尿路中に滞留するカテーテル１８の 部分へ施用されるであろう。 カテーテルアダプターｌＯの典型的な接続が第３図に図示されている。カテーテ ルアダプター１０はカテーテルの排液接［２０へ接続された被覆されたカテーテ ル端１４を有する。排液チューブ端１２は接続を完成させるために排液チューブ へ接続される。排液チューブ２４は排尿バッグ（図示せず）中へ排液する。 カテーテル端１４の接触汚染の危険は、カテーテルアダプターのカテーテル端１ ４を本発明の抗微生物性組成物をもって被覆することにより減らされる。カテー テル端１４の接触汚染の危険の減少は、汚染されたカテーテルアダプターによっ て起こる後からの尿路感染の危険を減少する。 抗微生物性組成物被覆カテーテル１８は、被覆したカテーテル壁と尿路壁との間 の停滞フィルム中においてバクテリアの増殖省よび移動を阻止する。この経路を 通るバクテリアの増殖および移すを阻止することにより、そのようなバクテリア の増殖および移動によって起こる後の尿路感染が減らされる。 抗微生物性被覆の設計特徴はそれが被覆する医療器具によって指図される。それ 故医療器具の使用に注意深い考慮を与えなければならない。例えば、カテーテル の抗微生物性被覆設計特徴は、カテーテルアダプター／硬質コネクター抗微生物 性被覆設計特徴とは異なり、それはまた短期可撓性ポリ塩化ビニルカテーテル抗 微生物性被覆設計特徴とは異なる。 設計特徴は抗微生物性金属化合物の粒子径、被覆／バインダーの樹脂部分の誘導 率、それから勿論自明である濃度によって変化する。 粒子寸法は投与量および持続期間に影響する９通常大きい粒子寸法は高い初期投 与量および短い持続期間を意味し、小さい粒子寸法は低い初期投与量および長い 持続時間を意味する。 バインダー／被覆の誘電率は初期投与量および持続時間に影響することによりて 設計特徴に重要な役割を果たす。高い誘導率を持ったバインダー被覆材料は被覆 自体内に慎重に熔解した粒子へ導く。 これは、粒子は表面にも、またバインダー／被覆中にもあることを意味する０粒 子は阻止帯を形成するため表面へのルートを必要とし、もし埋没したらそれらは 効果がない。そのため高い誘導率をもった材料は短い持続時間の高い初期投与量 を提供する。これは表面の粒子が高い初期投与量を生成するが、しかし埋没した 粒子は長い持続期間を実現するため表面への通路を持たないためである。 低い誘電率ををするバインダー／被覆材料は粒子がそれら自体の間で鎖状構造を 形成することを許容する。これは表面粒子が初期投与を発生するように溶解する ことを許容するが、しかし内部粒子が表面へ来て所望の阻止帯を維持し続けるた めの通路を提供する。 カテーテルにおいては、放出の放出／制御速度は、最適の阻止帯が形成され、そ してできるだけ最長期間維持されるようになることを必要とする。大きい粒子寸 法は初期の高い投与量を提供するが、しかしカテーテルは密接な人間組織接触に あることを留意しなければならない。大きい粒子はより荒く、それにより組織刺 激へ導く。 従って長い持続期間および少ない刺激のためには小さい粒子寸法が選ばれなけれ ばならない。上で論じたように、バインター／被覆材料は、粒子に表面へ到達し そして阻止帯を形成する鎖状構造を提供することにより、長い持続期間を提供す るように、低い誘導率で選ばれなければならない。従ってシリコーンゴムフォー リーカテーテルにおいては、小さい粒子寸法（サブミクロン）および抗微生物性 化合物の０．１５％ないし７０％濃度（用途に応じて）と組合せた低電率被覆／ バインダー材料が最大持続時間および最小ヒト組織刺激をもった阻止帯のための 所望の濃度を与えるであろう。 カテーテルアダプター／硬質コネクターでは、ヒト組織接触がなく、そして当初 の高い投与速度が不注意な接触汚染のために必要となり得る。この設計特徴はカ テーテルのそれとは異なる。表面上で＋＊ｉに熔解した大きい粒子寸法を持った 高誘導率バインダー／被覆材料は高い投与速度をを与えるであろう、０．１５％ ないし７０％の抗微生物性金属化合物の濃度が所望により変化できるであろう。 可撓性ＰｖＣカテーテルは短期間カテーテルとして主に使用され、そして低コス トである。このバインダー／被覆材料は高誘導率であり、小さい粒子（ヒト組織 接触のため）を持った換気間の高い投与速度頁導く。抗微生物性化合物の濃度は 高い割合の短期間使用のために最大化されるべきである。 以下の実施例は例証目的のみで提供されたものであり、請求の範囲に規定された 本発明を制限することを意図しない。 実上皿土 塩化メチレン５０ａｅ、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体（Ｌ ＵＳＴＲＡＭ　２４０−２９、モンサンド、カンパニーの商標名）５ｇ、および 酸化銀粉末１．２ｇの混合物を作った。この混合物を約１時間かきまぜた。尿路 カテーテルと排尿コネクターのための排液チューブを接続するために使用される ポリ塩化ビニルカテーテルが、該コネクターを混合物中へ浸漬することにより外 面および内面において被覆された。溶媒が蒸発する時、カテーテルアダプターへ 接着された抗微生物性被覆が残った。カテーテルアダプターは前記混合物でスプ レーすることもできる。 災土桝叢 テトラヒドロフラン５０献、ポリ塩化ビニル（アルファ、プラスチックス、アン ド、ケミカルズ、透明硬質ビニル２２１２／７−１１８　）　５ｇ、および酸化 銀粉末１．２ｇを混合することによって混合物を作った。この混合物を約１時間 かきまぜた。 ビニル共存性カテーテルアダプターはこの混合物で浸漬被覆またはスプレー被覆 することができる。カテーテルアダプターを浸漬被覆することにより、外および 内表面が便利に被覆できる。溶媒テトラヒドロフランの蒸発により、抗微生物性 被覆が器具へ接着して残るであろう。 災見皿主 テトラヒドロフラン２５ｄ、塩化メチレン２５戚、アクリロニトリル−ブタジェ ン−スチレン共重合体（ＬｔｌＳＴＲＡＮ　２４０−２９）　、ポリ塩化ビニル （アルファ、プラスチックス、アンド、ケミカルズ、ｉｌｌ硬質ビニル２２１２ 　／７−１１８　）　２．５　ｇ、および酸化銀粉末１．２ｇを混合することに よって混合物を作る時、均等な結果を得ることができる。混合物は約１時間かき まぜることができる。 カテーテルアダプターがこの混合物により浸漬被覆またはスプレー被覆されるこ とができる。溶媒の蒸発により、抗微生物性被覆が器具へ接続して残るであろう 。 災止凱土 アルコキシ硬化ＲＴＶゴム１０威、フレオンＴＦ熔剤（フレオンはデュポン社の 商標である）６５ｄ、および酸化銀粉末５ｇを混合することによって混合物を作 った。混合物を約１時間かきまぜた。 シリコーンゴムフォーリーカテーテルをこの混合物中に？３％　？Ｍし、そして 溶媒の蒸発およびＲＴＶの硬化により、シリコーンゴムカテーテルの内外表面上 の抗微生物性被覆が形成された。該被覆はカテーテルへ良く接着した。カテーテ ルのスプレー被覆はを効な代替法である。 次ＪＬ４連ｉ テトラヒドロフラン１０（ｌｄ、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重 合体（ＬＵＳＴＩＩＡＮ　２４０−２９）　５　ｇ、および酢酸銀１ｇを混合す ることによって混合物を作った。混合物を約１時間かきまぜた。 アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体共存性の器具はこの混合物で スプレーまたは浸漬被覆することができる。溶媒の蒸発により、抗微生物性被覆 が器具上に残るであろう。 実施開立 塩化メチレン１００ｄ、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体（Ｌ ＵＳＴＲＡＮ　２４０−２９）　５　ｇ、および硫酸１１１ｇを混合することに よって混合物をつくる時、均等な結果を得ることができる。 混合物は約１時間かきまぜることができる。アクリロニトリル−ブタジェン−ス チレン共存性の器具はこの混合物でスプレーまたは浸漬被覆することができる。 溶媒の蒸発により、抗微生物性被覆が器具上に残るであろう。 次五皿１ テトラヒドロフラン５０淑、ポリ塩化ビニル（アルファ、プラスチックス、アン ド、ケミカルズ、透明硬質ビニル　２２１７／７−１１８　）塩化金粉末１．２ ｇを混合することによって混合物をつくる時、均等な結果を得ることができる。 混合物は約１時間かきまぜることができる。ポリ塩化ビニル共存性の器具はこの 混合物でスプレーまたは浸漬被覆することができる。溶媒の蒸発により、抗微生 物性被覆が器具上に残るであろう。 爽胤皿ｌ テトラヒドロフラン２５戴、塩化メチレン２５戚、アクリロニトリル−ブタジェ ン−スチレン共重合体（ＬｕｓＴＲＡＮ　２４０−２９）　２．５　ｇ　。 ポリ塩化ビニル（アルファ、プラスチックス、アンド、ケミカルズ透明硬質ビニ ル２２１２／７−１１８　）　２．５　ｇ　、および塩化金粉末１．２ｇを混合 することによって混合物をつくる時、均等な結果を得ることができる。混合物は 約１時間かきまぜることができる。溶媒の蒸発により、抗微生物性被覆が器具に 接続して残る裏見皿主 アルコキシ硬化ＲＴＶ１０ｄ、フレオンＴＦ／８剤６５ｄ、および塩化金粉末５ ｇを混合することにより混合物をつくる時、均等な結果を得ることができる。混 合物は約１時間かきまぜることができる。 シリコーンゴムフォリーカテーテルまたは他のシリコーンゴム医療用器具をこの 混合物中に浸漬することができ、溶媒の蒸発により、シリコーンゴムカテーテル に対する可撓性抗微生物性被覆が形成されるであろう。カテーテルのスプレー被 覆も有効な代替法である。 実訓臼舛１」− テトラヒドロフラン２５献、ポリ塩化ビニル（アルファ、プラスチックス、アン ド、ケミカルズ透明硬質ビニル２２１２／７−１１８　）　５　ｇ、酸化銀粉末 １．２ｇ、および塩化金粉末０．１ｇを混合することによって混合物をつくる時 、均等な結果を得ることができる。混合物は約１時間かきまぜることができる。 ビニル共存性カテーテルアダプターまたは他の医療用器具はこの混合物で８１漬 被覆またはスプレー被覆することができる。溶媒テトラヒドロフランの蒸発によ り、抗微生物性被覆が器具に残るであろう。 実ｍ上 テトラヒドロフラン２５ｄ、塩化メチレン２５戚、アクリロニトリル−ブタジェ ン−スチレン共重合体２．５ｇ、ポリ塩化ビニル（アルファ、プラスチックス、 アンド、ケミカルズ透明硬質ビニル２２１２／７−１１８　）　２．５　ｇ、酸 化銀粉末１．２ｇ、および塩化金粉末１．２ｇを混合することによって混合物を つくる時、均等な結果を得ることができる。混合物は約１時問屋合することがで きる。器具はこの混合物で浸漬被覆またはスプレー被覆することができる。溶媒 の蒸発により、抗微生物性被覆が器具に残るであろう。 叉止訓↓１ アルコキシ硬化ＲＴＶ　１０ｄ、フレオンＴＦ熔剤６５ｄ、酸化銀粉末５ｇ、お よび塩化金粉末０．５ｇを混合することによって混合物をつくる時、均等な結果 を得ることができる。混合物は約１時間かきまぜることができる。 シリコーンゴムフォーリーカテーテルまたは他のシリコーンゴム医療用器具をこ の混合物中に浸漬することができ、溶媒の蒸発およびＲＴＶの硬化により、シリ コーンゴムに対する可撓性抗微生物性被覆が形成される。カテーテルのスプレー 被覆も代替被覆手段である。 実五ｍ 天然ゴムラテックス１００ｄを酸化銀粉末１０ｇと混合することによって混合物 をつくる時、均等な結果を得ることができる。混合物は酸化銀が分散するまでか きまぜることができる。 加硫ラテックスゴム器具はこの混合物で浸漬被覆することができる。揮発性液体 担体の蒸発および被覆混合物の硬化により、高いエラストマー特性を有する抗微 生物性被覆が器具へ接着して残るであろう。 ス１」トＬ± 塩化メチレン５０ｍ！２、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体（ ＬＩＩＳＴＲＡＮ　２４０−２９）　５　ｇ、および酸化銅粉末１．２ｇを混合 することによって混合物をつくる時、均等な結果を得ることができる。混合物は 約１時間かきまぜることができる。カテーテルアダプターはこの混合物で浸漬被 覆またはスプレー被覆することができる。 溶媒の蒸発により、抗微生物性被覆が器具に接着して残るであろう。 実止血上ｉ 塩化メチレン５０滅、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体５ｇ、 および酸化亜鉛粉末１．２ｇを混合することにより混合物をつくる時、均等な結 果を得ることができる。混合物は約１時間かきまぜることができる６溶媒の蒸発 により、抗微生物性被覆が器具に接着して残るであろう。 実施例１６ 平滑な無色被覆がサルファジアジン銀５．４ｇ、アルコキシ硬化ＲＴＶゴム１０ ２ｇおよびフレオンＴＦ溶剤（フレオンはデュポン社の商標である）４２０７％ を混合することによってつくられた。混合物は固体を分散するため１０分間かき まぜられた。 シリコーンゴムフォーリーカテーテルをこの混合物中に浸漬し、溶剤の蒸発およ びＲＴＶの硬化により、可撓性の抗微生物性被覆が形成された。 実施例１７ フレオンＴＦ溶剤（フレオンはデュポン社の商標）３５０ｔ＆とアルコキシ硬化 ＲＴＶゴム８５ｇ中へ、酸化銀を最初１．７ｇ、次に２゜５５ｇ１次に３．４ｇ 、最後に４．２５ｇを加えることによって混合物をつくった。 シリコーンゴムフォーリーカテーテルを混合物中に浸漬し、取出し、液切りし、 そして室温で乾燥した。平滑な強い接着性の被覆がカテーテルを５０％緊張した 後さえも形成された。さらに１２日以上も有効で安全であることが証明さた阻止 帯が形成された。 補正書のほん訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 昭和６１年５月２８日

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体、ポリ塩化ビニル、それ らの混合物、ポリエステル、ポリウレタン、スチレンブロック共重合体、天然お よび合成ゴム、ポリカーボネート、ナイロンおよびシリコーンゴムよりなる群か ら選ばれた材料より実質的に構成されるバインダー３０ないし９８重量％と、生 理的な抗微生物性金属化合物およびその混合物よりなる群がら選ばれた抗微生物 剤２ないし７０重量％とを含む抗微生物性組成物。
2. ２．前記アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体とポリ塩化ビニルと の混合物は、アクリロニトリルーブタジエン−スチレン共重合体２５ないし７５ 重量％と、ポリ塩化ビニル２５ないし７５重量％とからなる第１項の抗微生物性 組成物。
3. ３．前記抗微生物剤は銀および金の酸化物および塩類よりなる群がら選ばれる第 １項の抗微生物性組成物。
4. ４．前記抗微生物剤は銀化合物からなる群から選ばれる第１項の抗微生物性組成 物。
5. ５．前記抗微生物剤は酸化銀である第４項の抗微生物性組成物。
6. ６．アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体より実質的になるバイン ダー３０ないし９８重量％と、銀化合物およびその混合物より実質的になる群か ら選ばれた抗微生物剤２ないし７０重量％とを含み、それにより銀化合物の粒子 が物品表面の被覆層に露出し、かつ該表面に接触する尿の停滞フィルム中に、２ ４時間以内に、銀イオン濃度の少なくとも１０−６そル濃度の溶液を生成するの に十分なほど可動性である、物品を被覆するための抗微生物性組成物。
7. ７．アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体３５ないし６５重量％と そしてポリ塩化ビニル３５ないし６５重量％よりなる混合物から実質的になるバ インダー３０ないし９８重量％と、酸化銀より実質的になる抗微生物剤２ないし ７０重量％とを含み、それにより酸化銀の粒子が物品の最外側表面上の被覆層に 露出し、かつ該表面に接触する尿の停滞フィルム中に、２４時間以内に、銀イオ ン濃度の少なくとも１０−６そル濃度の溶液を生成するのに十分なほど可動性で ある、物品を被覆するための抗微生物性組成物。
8. ８．前記アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体とポリ塩化ビニルと の混合物は、アクリロニトリルーブタジエソースチレン共重合体５０重量％と、 ポリ塩化ビニル５０重量％とからなる第７項の抗微生物性組成物。
9. ９．アルコキシ硬化ＲＴＶゴム、アシドトキシＲＴＶゴム、付加硬化ＲＴＶゴム 、天然ゴムラテックスよりなる群から選ばれた材料より実質的に構成されるバイ ンダー３０ないし９８重量％と、生理的な抗微生物性金属の化合物およびその混 合物よりなる群から選ばれた抗微生物剤２ないし７０重量％とを含む被覆を有す る尿路カテーテル。