JPS6246888Y2 - - Google Patents

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JPS6246888Y2
JPS6246888Y2 JP10065983U JP10065983U JPS6246888Y2 JP S6246888 Y2 JPS6246888 Y2 JP S6246888Y2 JP 10065983 U JP10065983 U JP 10065983U JP 10065983 U JP10065983 U JP 10065983U JP S6246888 Y2 JPS6246888 Y2 JP S6246888Y2
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JP
Japan
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protrusion
shaft
shank
tip
threaded
Prior art date
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Expired
Application number
JP10065983U
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English (en)
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JPS608506U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は表面を薄板鉄板等で覆つたウレタンホ
ーム、スチロール、グラスウール、ロツクウール
等の断熱材を綴付けする場合に使用する綴付けボ
ルトに関するものである。
従来、この種の綴付けボルトとしては、特公昭
47−39873号公報、実公昭47−39159号公報に記載
されたものがあつた。
ところで前者は比較的薄い2枚の板を両者間に
〓間がなく同時に綴じ付けはできるが、板材間に
断熱材等の中間材を挿入するものに対しては、中
間材の距離を一定に保つ機能がないため断熱材を
綴付けるのに不便であつた。
後者は板間に断熱材を挿入するために開発され
たものであつて、断熱材を一定巾に保持する手段
はもつている。しかしながら、保持手段となるウ
イングと称する衝合部材と締付頭の下方に形成さ
れる前記ねじ部との間にねじ無し部があるので、
断熱材が発泡材及びその類似物では断熱材とウイ
ング付設部分を含めてねじ無し部との間に空洞が
でき、このため軸部が結露し、断熱効果を低下さ
せるばかりでなく錆を誘発する原因となつてい
た。
また、断熱材が繊維状のものでは、前記衝合部
材に断熱材が絡み付き断熱材の構成を損なうこと
もあつた。さらに、衝合部材のウイングは通常プ
レス加工で形成されるが、取付工事の際にウイン
グが欠け落ちて断熱材を一定巾に保つことができ
ない欠点もあつた。
本考案は、前記したこれら従来の不都合を解消
して断熱材を安定よく綴付けできる綴付けボルト
を提供することにあり、斯る目的を達成するため
に、基端に座面を形成する頭部を備えた軸部の先
端に穿孔尖端を設け、該穿孔尖端に隣接する軸部
の先端部に該軸部より小径のねじ部を形成すると
共に、前記軸部の基端近傍に突条を設け、該突条
を前記座面と略平行な保持部及びすくい上げ部
と、前記ねじ部のねじ山の傾斜方向と同一の方向
に傾斜する押上げ部とで傾斜段付状に構成し、前
記支持部と座面との間に所定の〓間を与えたこと
により、断熱部材を破損させることなく、しか
も、鉄板等の表面材をボルトの座面に確実に安定
よく圧着させて安定した綴付け作用をすることが
できるようにしたものである。
以下に本考案の実施例を説明する。
図は本考案の一実施例を示すものであり、基端
に頭部1を設けた軸部2の先端には穿孔尖端3を
形成しており、この穿孔尖端3に隣接する軸部2
には外径を前記軸部2の外形より小さくしたねじ
部4を設けると共に、軸部2とねじ部4との間を
斜状接続部2aに形成している。
又、前記軸部2の基端部近傍には、表面材と係
合する傾斜段付状の突条5を形成している。この
突条5は、第3図に展開して示しているように、
頭部1の下面、つまり、座面6と平行な支持部5
a及びすくい上げ部5bと、前記ねじ部4のねじ
山と同方向に傾斜して支持部5aの始端部とすく
い上げ部5bの終端部とを連結する押上げ部5c
とで構成されており、すくい上げ部5bですくい
上げ係合した表面材を軸部2の回転にともなつて
押上げ部5cで支持部5aにまで押上げるように
している。尚、支持部5aと座面6との間には所
定の〓間を形成している。
上記のように構成した綴付けボルトを使用して
断熱部材を綴付けるには、第2図に示すように支
持部材7の表面に断熱部材8を重ね、その表面に
鉄板等の表面材9を重ねる。
次に、ボルトを所定の位置にセツトしてこれを
回転させると、軸部2の先端に設けている穿孔尖
端3による穿孔作用でボルトが表面材9及び断熱
部材8に突入する。そして、穿孔尖端3が支持部
材7に突入して軸部2の先端部に形成しているね
じ部4がこの支持部材7に螺合した後に、軸部2
の基端部近傍に形成している突条5のすくい上げ
部5bが表面材9に係合してこれをすくい上げ
る。
このようにしてすくい上げ部5bが表面材9を
すくい上げた後も頭部1を介して軸部2を回転さ
せると、ねじ部3が支持部材7に十分に食込むと
共に、軸部2は斜状接続部2aが支持部材7上で
係止し、断熱部材8は支持部材7と表面材9との
間に確実に保持される。
このとき、実施例に示すように頭部1にフラン
ジ10を設けて座面8を大きくすると共に、座面
8の中央部分を凹入させたうえで、表面材9と座
面8との間にシール材となるワツシヤ11を挟み
込んだ場合は、表面材9と座面8との間のシール
性を向上できる。
一方、軸部2の先端部に設けているねじ部3の
外径を軸部2の外径より小さくしているので、ね
じ部4によつて断熱部材8が乱されようとも斜状
接続部2aの押広げ作用で前記乱れが修復され
る。又、表面材と係合する突条5を軸部2の基端
部近傍にのみ設けて従来のように軸部の中間部に
までねじ部を設けていないために、この突条5に
よつて断熱部材8が殆ど破壊されない。
考案者が実験した具体例 穿孔尖端3の長径 4.2(mm) ねじ部4の外径 5.0 軸部2の外径 5.4 突条5の外径 6.0 なお、ボルト全体の長さは断熱材の厚みに合せ
て調整した。
以上説明したように本考案によれば、表面材を
すくい上げ係合する突条を軸部の基端部近傍にの
み形成してこの突条による断熱部材の破壊を予防
するようにしているため、断熱部材を破損させる
ことなくこれを安定よく綴付けることができる。
又、突条をすくい上げ部と、すくい上げ部の終端
部と支持部の始端部とを連結するように傾斜する
押上げ部とで構成しているために、表面材のすく
い上げ、押上げ、支持の各機能が十分に高くな
る。このために、該突条と表面材との係合(突条
によるすくい上げ、押上げ、支持の各作用)が確
実になり、極めて薄板の表面材をも安定よく座面
に圧着保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例で、Aは全体の正面
図、Bは要部の正面図、第2図は同上使用状態の
断面図、第3図は突条の展開図である。 1……頭部、2……軸部、2a……斜状接続
部、3……穿孔尖端、4……ねじ部、5……突
条、5a……支持部、5b……すくい上げ部、5
c……押上げ部、6……座面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基端に座面を形成する頭部を備えた軸部の先端
    に穿孔尖端を設け、該穿孔尖端に隣接する軸部に
    該軸部より小径のねじ部を形成すると共に、前記
    軸部とねじ部との間を斜状接続部に形成し、さら
    に軸部の基端近傍に突条を設け、該突条を前記座
    面と略平行な保持部及びすくい上げ部と、前記ね
    じ部のねじ山の傾斜方向と同一の方向に傾斜する
    押上げ部とで傾斜段付状に構成し、前記支持部と
    座面との間に所定の〓間を与えたことを特徴とす
    る綴付けボルト。
JP10065983U 1983-06-29 1983-06-29 断熱材用綴付けボルト Granted JPS608506U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10065983U JPS608506U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 断熱材用綴付けボルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10065983U JPS608506U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 断熱材用綴付けボルト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS608506U JPS608506U (ja) 1985-01-21
JPS6246888Y2 true JPS6246888Y2 (ja) 1987-12-22

Family

ID=30238029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10065983U Granted JPS608506U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 断熱材用綴付けボルト

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JP (1) JPS608506U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS608506U (ja) 1985-01-21

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