JPS6246714Y2 - - Google Patents

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JPS6246714Y2
JPS6246714Y2 JP18405779U JP18405779U JPS6246714Y2 JP S6246714 Y2 JPS6246714 Y2 JP S6246714Y2 JP 18405779 U JP18405779 U JP 18405779U JP 18405779 U JP18405779 U JP 18405779U JP S6246714 Y2 JPS6246714 Y2 JP S6246714Y2
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JP
Japan
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race
roller
oil
support pin
lift
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JP18405779U
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JPS56100489U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フオークリフトにおいて、マストま
たはリフトブラケツトに取付けられるリフトロー
ラに関するものである。
第3図および第4図は従来のリフトローラを例
示したものであり、第3図に示すリフトローラは
アウターレース3とインナーレース5との両側面
に、両レース3,5間に介在されたボール4を覆
うようにしてリング状のオイルシール14を取付
けてグリースを封入したものであるが、これは給
油ができないことから長期使用には好適とはいい
難いものである。また、第4図に示すリフトロー
ラはサイドローラ20を組み込んだものであつ
て、ローラ支持ピン6に設けた給油孔21、給油
溝22からインナーレース5に設けた給油孔23
を通してアウターレース3とインナーレース5間
に介在されているコロ4にグリースを給油するよ
うになすとともに、サイドローラ支持ピン24に
前記給油溝22と連通させて設けた給油孔25を
通してサイドローラのコロ26にグリースを給油
するようにしたものであるが、この形式のもので
は図からも明らかなように給油路が細くて複雑で
あり、かつ油溜りがないため、グリースの廻りが
悪く、特に冷凍庫内を作業現場とする低温下では
給油路内で固まつてしまうことがあり、しかも給
油回数を多く必要とする等の不具合があつた。
本考案は、上記した従来の欠点を除去して、給
油効果を良化し得るフオークリフト用の給油式リ
フトローラを提供しようとするものである。
以下、本考案の実施例を第1図および第2図を
参照して詳細に説明する。第1図はリフトローラ
2をリフトブラケツト1に装着した場合を示して
おり、該リフトローラ2は環状のアウターレース
3と、このアウターレース3の内周にリテーナ1
9にて保持された多数個のボール4を介して嵌合
された環状のインナーレース5と、このインナー
レース5の内周に嵌着されたローラ支持ピン6と
からなり、このローラ支持ピン6はリフトブラケ
ツト1に固着されている。
上記のようなリフトローラ2において、アウタ
ーレース3はその幅(軸方向長さ)がインナーレ
ース5のそれよりも大きく作られており、そして
マスト7のウエブと対向する側面の内周部に形成
した段差部8にはほぼ皿形に形成されたレースキ
ヤツプ9がパツキン10を介して嵌入されるとと
もにスナツプリング11によつて固定されてい
る。すなわち、レースキヤツプ9はアウターレー
ス3に対し、前記インナーレース5およびローラ
支持ピン6の一側面を適当な隙間を置いて覆う如
く装着されており、そしてこのことによつてリフ
トローラ2における一側面部にはボール4に対す
るグリースの油溜り12を形成している。
また、アウターレース3のリフトブラケツト1
に対向する側面内周部には環状の段差部13が形
成され、この段差部13にはゴムまたは合成樹脂
等からなる環状のオイルシール14がその内周縁
をインナーレース5の外周縁に摺動可能に圧接す
るように嵌入されかつスナツプリング16によつ
て固定されており、両レース3,5間の環状空間
を密閉しグリースの漏出を阻止している。なお、
オイルシール14は適度の剛性と弾性を保有する
ために鋼板15と結合されている。また、前記ロ
ーラ支持ピン6の中心部には軸方向に給油孔17
が貫通され、この給油孔17の一端は前記油溜り
12の中心部に通じ、他端にはグリースニツプル
18が取付けられている。グリースニツプル18
はリフトブラケツト1に貫設した開口部1a内に
位置していて、落下物等の衝突事故から保護され
ている。
以上の如く構成されたリフトローラ2において
は、グリースニツプル18にグリースガンを接続
して注油すれば、グリースはローラ支持ピン6の
給油孔17を通つて油溜り12に充填され、ボー
ル4およびこれと接触する両レース3,5の摺動
面に給油されてこれを潤滑するものであるが、ロ
ーラ支持ピン6に設けられた給油孔17は直線的
に延びるだけのきわめて単純なものでかつその径
をローラ支持ピン6の強度の許容範囲内で自由に
太くすることが可能であり、従つてグリースの流
動抵抗が小さく給油を確実にかつ楽に行うことが
できる。また油溜り12を大きく作り得ることか
らリフトローラにおけるグリース保有量を多くで
きて給油効果が高まり給油回数(メンテナンス)
を減少することができる。さらに、油溜り12お
よび給油孔17を大きく作り得ることから、特に
冷凍庫仕様車に適用した場合におけるグリースの
凝固防止を図る上からも有効である。
なお、本実施例ではリフトローラ2をリフトブ
ラケツト1に装着した場合としたが、マスト7に
装着できることは勿論のこと、フオークリフトに
関する他の箇所、たとえばサイドシフト機構のフ
インガバー案内用、ベールクランプのクランプア
ーム案内用、リーチ式フオークリフトのマスト案
内用、プツシユプル機構のパンタグラフ案内用等
に適用することが可能であり、またボール4はコ
ロとしても差支えない。
以上詳述したように、本考案のリフトローラは
従来のリフトローラに比べて給油が確実かつ楽で
給油効果にすぐれ、また他への転用が可能であつ
て汎用性が高い等の特長を有するものである。
とくに、本考案は油溜りに対するグリース補給
用の給油孔をローラ支持ピンに直線状に設ける構
造としたことにより、従来の如くローラ本体、つ
まりインナーレースに給油孔(又は溝)を設けて
いたものと異なり、給油孔の流動抵抗を可及的に
減少して給油の簡便化を図り得ることは勿論のこ
と、インナーレースに給油のための孔や溝を設け
必要がなくなり、ローラの強度低下を防ぐ上でき
わめて有効となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はリフトブラケツトに装着されたリフト
ローラを示す側面図、第2図は本考案の実施例を
示すリフトローラの平断面図、第3図および第4
図は従来のリフトローラを例示する平断面図であ
る。 2……リフトローラ、3……アウターレース、
4……ボール、5……インナーレース、6……ロ
ーラ支持ピン、9……レースキヤツプ、12……
油溜り、14……オイルシール、17……給油
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状のアウターレースと、このアウターレース
    の内周に多数個のボールまたはコロを介して嵌合
    するインナーレースと、このインナーレースの内
    周に嵌着されたローラ支持ピンとからなるフオー
    クリフト用のリフトローラであつて、前記アウタ
    ーレースの幅をインナーレースの幅より大きく形
    成し、該アウターレースの一側内周面に形成した
    環状の段差部には、前記インナーレースおよびロ
    ーラ支持ピンの一側面を覆うように、ほぼ皿形の
    レースキヤツプをパツキンを介して嵌入し、か
    つ、スナツプリングにて固定して、前記ボールま
    たはコロに対する油溜りを形成するとともに、前
    記アウターレースおよびインナーレースの他側面
    にはオイルシールを取付け、さらに前記ローラ支
    持ピンには一端が前記油溜りに通じ、他端に給油
    ニツプルが取付けられる給油孔を軸方向に直線状
    に設けて、前記アウターレース、インナレース、
    ローラ支持ピン、レースキヤツプ、オイルシール
    及び給油ニツプル等を一体構造として包含する給
    油式リフトローラ。
JP18405779U 1979-12-28 1979-12-28 Expired JPS6246714Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18405779U JPS6246714Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18405779U JPS6246714Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56100489U JPS56100489U (ja) 1981-08-07
JPS6246714Y2 true JPS6246714Y2 (ja) 1987-12-18

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ID=29694303

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JP18405779U Expired JPS6246714Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0322164Y2 (ja) * 1986-04-04 1991-05-15

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JPS56100489U (ja) 1981-08-07

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