JPS6244016A - 形状記憶合金を用いたケ−ブル接続箱 - Google Patents
形状記憶合金を用いたケ−ブル接続箱Info
- Publication number
- JPS6244016A JPS6244016A JP14906385A JP14906385A JPS6244016A JP S6244016 A JPS6244016 A JP S6244016A JP 14906385 A JP14906385 A JP 14906385A JP 14906385 A JP14906385 A JP 14906385A JP S6244016 A JPS6244016 A JP S6244016A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- memory alloy
- shape memory
- cable connection
- martensitic transformation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ケーブル接続箱、詳しくは遮蔽層に形状記
憶合金を使うことにより、組立作業性、組立後の寸法精
度等を向上させた接続箱に関する。
憶合金を使うことにより、組立作業性、組立後の寸法精
度等を向上させた接続箱に関する。
ＯＦケーブルを初めとした電カケープル用の接続箱は、
第４図に示すように、ケーブル１の導体２をつなぐ導体
接続部３と絶縁補強部４及びその周りに同心円筒状に配
置してアース電位を構成する遮蔽層５を基本要素として
いる。この内、遮蔽層５は、遮蔽筒と呼ばれる筒体によ
って形成されるが、在来の遮蔽筒は、第５図に示すよう
に、非磁性体の金属板６を真円状に丸めて両側縁部に返
えり部と呼ばれる係止部７を付け、鞘と呼ばれるクリッ
プ８により両側の係止部を引き留めるものや、第６図に
示すような単純な平板９を絶縁補強部の外周に巻き沿わ
せるものが一般的である。
第４図に示すように、ケーブル１の導体２をつなぐ導体
接続部３と絶縁補強部４及びその周りに同心円筒状に配
置してアース電位を構成する遮蔽層５を基本要素として
いる。この内、遮蔽層５は、遮蔽筒と呼ばれる筒体によ
って形成されるが、在来の遮蔽筒は、第５図に示すよう
に、非磁性体の金属板６を真円状に丸めて両側縁部に返
えり部と呼ばれる係止部７を付け、鞘と呼ばれるクリッ
プ８により両側の係止部を引き留めるものや、第６図に
示すような単純な平板９を絶縁補強部の外周に巻き沿わ
せるものが一般的である。
しかしながら、第５図の遮蔽筒は、予め工場で加工して
おくため、寸法面での誤差が少ない反面、係止部７とク
リップ８の成形金型を必要とし、かつ、現地組立時に絶
縁補強部上に被せた後、両側の係止部を位置合せしてク
リップを差し込む必要があることから取付にも手間がか
−る欠点があった。
おくため、寸法面での誤差が少ない反面、係止部７とク
リップ８の成形金型を必要とし、かつ、現地組立時に絶
縁補強部上に被せた後、両側の係止部を位置合せしてク
リップを差し込む必要があることから取付にも手間がか
−る欠点があった。
また、第６図のものは成型金型は不要であるが、現地加
工するため外形寸法や真円度を確保し難い上、成形ミス
も発見し難く、さらに、巻き沿わせた板９の側縁を半田
付けする等して固定しているので作業力５前者に比較し
てより繁雑になる等の欠点があった。
工するため外形寸法や真円度を確保し難い上、成形ミス
も発見し難く、さらに、巻き沿わせた板９の側縁を半田
付けする等して固定しているので作業力５前者に比較し
てより繁雑になる等の欠点があった。
この発明は、これ等の欠点の解消策として考え出された
ものである。
ものである。
上述の欠点を無くしたこの発明は、第１図（ａ）に示す
ように、非磁性体の形状記憶合金、例えばＣｕ −Ｚｎ
−Ａｊ系合金、Ｃｕ −Ａ／−Ｎｉ系合金或いはＴ１Ｎ
ｉ 等の金属間化合物を材料とした平板１１を金型Ａに
沿わせてマルテンサイト変態温度以上の温度下で第１図
（ｂ）に示す真円の筒状体１２に成形し、これをマルテ
ンサイト変態温度未満の常温下で両側縁の継ぎ目１３が
開く方向に変形させて第１図（Ｃ）に示す不完全円の遮
蔽筒１ｏを形成し、この筒をマルテンサイト変態温度以
上に加熱して補強絶縁体上に取付けることを特徴とする
。
ように、非磁性体の形状記憶合金、例えばＣｕ −Ｚｎ
−Ａｊ系合金、Ｃｕ −Ａ／−Ｎｉ系合金或いはＴ１Ｎ
ｉ 等の金属間化合物を材料とした平板１１を金型Ａに
沿わせてマルテンサイト変態温度以上の温度下で第１図
（ｂ）に示す真円の筒状体１２に成形し、これをマルテ
ンサイト変態温度未満の常温下で両側縁の継ぎ目１３が
開く方向に変形させて第１図（Ｃ）に示す不完全円の遮
蔽筒１ｏを形成し、この筒をマルテンサイト変態温度以
上に加熱して補強絶縁体上に取付けることを特徴とする
。
上記遮蔽筒１０の円筒状態（第１図（ｂ）の状態）にお
ける内径は、第４図で説明した絶縁補強部の外径とほゞ
等しくし、この形状を遮蔽筒１ｏに記憶させておく。
ける内径は、第４図で説明した絶縁補強部の外径とほゞ
等しくし、この形状を遮蔽筒１ｏに記憶させておく。
このようにして形成された遮蔽筒１０は、接続現場に持
ち込んで第２図に示すようにケーブル１゜１間の絶縁補
強部４上に嵌め、加熱油等の加熱流体や図示の如き温風
発生器Ｂ等によりマルテンサイト変態温度以上の温度に
加熱すると、逆変態により第１図（ｂ）で記憶させた母
相に戻り、変形が完全に消失するため、第３図に示すよ
うに継ぎ目１３がピッタリと閉じて半田付は等を施さな
くても定位置に確実に固定される。従って、遮蔽層の組
立てが非常に簡単になる。
ち込んで第２図に示すようにケーブル１゜１間の絶縁補
強部４上に嵌め、加熱油等の加熱流体や図示の如き温風
発生器Ｂ等によりマルテンサイト変態温度以上の温度に
加熱すると、逆変態により第１図（ｂ）で記憶させた母
相に戻り、変形が完全に消失するため、第３図に示すよ
うに継ぎ目１３がピッタリと閉じて半田付は等を施さな
くても定位置に確実に固定される。従って、遮蔽層の組
立てが非常に簡単になる。
なお、継目１３は、遮蔽筒１０の内径が絶縁補強部４の
外径よりも若干大きくなるところ迄拡げれば足りるが、
この継目の拡げ巾（第２図のＷ）を絶縁補強部４の外径
よりも大きくしておくと、その補強部の形成後に遮蔽筒
を横から装着することが可能になり、接続箱の組立作業
がより簡単になる。
外径よりも若干大きくなるところ迄拡げれば足りるが、
この継目の拡げ巾（第２図のＷ）を絶縁補強部４の外径
よりも大きくしておくと、その補強部の形成後に遮蔽筒
を横から装着することが可能になり、接続箱の組立作業
がより簡単になる。
以上述べたように、この発明のケーブル［１１は、遮蔽
層の材料に非磁性体の形状記憶合金を使用し、それをマ
ルテンサイト変態温度以上の温度下で所要寸法の真円状
に成形した後、マルテンサイト変態温度未満の例えば常
温下で継ぎ目が拡大するように変形させ、これを補強絶
縁体上でマルテンサイト変態温度以上に加熱して収縮さ
せであるので、遮蔽筒を簡単な構造の金型を使って容易
に成形することが可能になり、かつ組付後の寸法精度の
確保も容易になる。
層の材料に非磁性体の形状記憶合金を使用し、それをマ
ルテンサイト変態温度以上の温度下で所要寸法の真円状
に成形した後、マルテンサイト変態温度未満の例えば常
温下で継ぎ目が拡大するように変形させ、これを補強絶
縁体上でマルテンサイト変態温度以上に加熱して収縮さ
せであるので、遮蔽筒を簡単な構造の金型を使って容易
に成形することが可能になり、かつ組付後の寸法精度の
確保も容易になる。
また、上記遮蔽筒の取付けは加熱するだけで済む上に装
着後に半田付けする必要もない等組付作業も簡略化され
、従って、接続作業の時間短縮にもつながる等多くの利
点を有する。
着後に半田付けする必要もない等組付作業も簡略化され
、従って、接続作業の時間短縮にもつながる等多くの利
点を有する。
第１図（ａ）、（ｂ）、（Ｃ）は、この発明の接続箱に
用いる遮蔽筒を製作手順と共に示す図、第２図及び第３
図は、その組付は手順を示す図、第４図はケーブル接続
箱の基本形態を示す断面図、第５図及び第６図は、いず
れも従来の遮蔽筒の斜視図である。 １０・・・遮蔽筒、１１・・・平板、１２・・筒状体、
１３・・継ぎ目
用いる遮蔽筒を製作手順と共に示す図、第２図及び第３
図は、その組付は手順を示す図、第４図はケーブル接続
箱の基本形態を示す断面図、第５図及び第６図は、いず
れも従来の遮蔽筒の斜視図である。 １０・・・遮蔽筒、１１・・・平板、１２・・筒状体、
１３・・継ぎ目
Claims (1)
- 非磁性体の形状記憶合金を材料とした平板を、マルテン
サイト変態温度以上の温度下で内径がケーブル接続部の
補強絶縁体外径とほゞ等しくなる円筒状に成形し、これ
を、マルテンサイト変態温度未満の温度下で両側縁相互
の継ぎ目が拡大する方向に変形させて上記補強絶縁体上
に挿入し、その後これをマルテンサイト変態温度以上に
加熱して接続部の遮蔽層となすことを特徴とするケーブ
ル接続箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14906385A JPS6244016A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 形状記憶合金を用いたケ−ブル接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14906385A JPS6244016A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 形状記憶合金を用いたケ−ブル接続箱 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6244016A true JPS6244016A (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=15466859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14906385A Pending JPS6244016A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 形状記憶合金を用いたケ−ブル接続箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6244016A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4972016A (en) * | 1988-01-29 | 1990-11-20 | Idemitsu Kosan Company Limited | Poly(cyanoarylether)-based resin composition |
| JPH0515625U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-26 | 古河電気工業株式会社 | ケーブルキヤツプ接続部 |
| JP2009017623A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Kansai Electric Power Co Inc:The | ３心一括型接続箱 |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP14906385A patent/JPS6244016A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4972016A (en) * | 1988-01-29 | 1990-11-20 | Idemitsu Kosan Company Limited | Poly(cyanoarylether)-based resin composition |
| JPH0515625U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-26 | 古河電気工業株式会社 | ケーブルキヤツプ接続部 |
| JP2009017623A (ja) * | 2007-07-02 | 2009-01-22 | Kansai Electric Power Co Inc:The | ３心一括型接続箱 |
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