JPS6243047B2 - - Google Patents
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- JPS6243047B2 JPS6243047B2 JP11973881A JP11973881A JPS6243047B2 JP S6243047 B2 JPS6243047 B2 JP S6243047B2 JP 11973881 A JP11973881 A JP 11973881A JP 11973881 A JP11973881 A JP 11973881A JP S6243047 B2 JPS6243047 B2 JP S6243047B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K3/00—Plants characterised by the use of steam or heat accumulators, or intermediate steam heaters, therein
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は廃熱回収発電プラントに係り、特に廃
ガス温度の変動を考慮して廃熱回収発電効率の良
好な廃熱回収発電プラントを提供するものであ
る。 石油資源の枯渇が間近いと予想されることか
ら、エネルギを有効に利用するための方式が種々
試みられている。例えば、鉱工業生産システム等
(以下生産システムと呼ぶ)の廃熱から電気動力
を回収するための装置が提案されている。第1図
は、従来実施されている廃熱回収発電プラントの
系統を示すものであり、1は蒸発器、2は予熱
器、3はタービン、4は発電機、5は凝縮器、6
は媒体ポンプである。かかる廃熱回収プラントの
作動媒体には、廃ガス温度が十分高い場合には水
―蒸気を用いることも可能であるが、通常は廃ガ
ス源である生産システムで十分に利用されて200
〜400℃の温度に低下しているため、廃熱回収発
電効率の観点からトリクロロトリフルオロエタ
ン、トリクロロフルオロメタン等の低沸点媒体
(以下媒体と記す)が利用されている。廃ガス1
0はまず蒸発器1に供給され、熱交換後の廃ガス
は排ガス胴12を通じてさらに予熱器2に導びか
れる。媒体は予熱器2でその供給圧力の飽和温度
近くまで予熱され、さらに蒸発器1で沸騰蒸発す
る。発生媒体蒸気はタービン3へ供給して動力を
回収し、凝縮器5、媒体ポンプ6、予熱器2へ戻
る閉サイクルを形成する。 かかる従来の廃熱回収発電プラントでは、廃ガ
ス温度の変動時に廃熱回収発電効率が低い欠点が
あつた。すなわち、廃熱回収発電プラントを設計
する際には、設計熱源温度を生産システムの廃ガ
ス条件を見較べてほぼその平均温度に設定される
が、実機では生産システムの生産状況により廃ガ
ス10の温度が常時変動する。このような廃ガス
温度変動時における従来プラントの運転状態を、
第2図に示す。実線で示す廃ガス温度Tが破線で
示す定格設計廃ガス温度T0以上になつたときに
は、廃ガス胴11のダンパー15とバイパス放出
胴14のバイパスダンパー16との調節により廃
ガスの一部を外部放出し(排気熱量Hとして斜線
で示されている)、蒸発器1への廃ガス供給量を
減らすことによつて媒体の蒸発量を調節し、実線
で示す発電出力Lを破線で示す定格出力L0に押
えている。 このように従来の発熱プラントでは、廃ガス温
度が定格設計廃ガス温度以上に上昇したとき、有
効なエネルギーを利用することなく排棄してい
る。なお、廃ガス温度Tが定格設計廃ガス温度
T0以下に低下した場合には、蒸発器1の媒体蒸
発量が減少し、発電出力Lも定格出力L0以下に
低下するのは当然である。 本発明の目的は廃ガス温度が変動しても高温エ
ネルギーを有効に利用し、廃熱回収効率を常に良
好に維持する廃熱回収プラントを提供するもので
ある。 本発明の特徴は、廃ガス温度が定格設計廃ガス
温度以上に上昇したときにその上昇温度分の熱エ
ネルギを蓄熱する蓄熱器を設置し、廃ガス温度が
低下したときに蓄熱装置により蓄熱された熱を放
出して廃ガスをほぼ定格設計ガス温度まで加熱し
て発電出力を得るようにしたものである。すなわ
ち本発明は、廃ガス温度の変動を即座に吸収して
ほぼ定格設計廃ガス温度に調節し、常時ほぼ定格
発電出力を得ることを可能にして発電出力を増加
させた廃熱回収プラントである。 本発明の一実施例である廃熱回収発電プラント
を第3図、第4図により、また前記実施例の作用
効果を第5図、第6図により説明する。第3図
は、本発明を実施した廃熱回収発電プラントの系
統を示すものである。第3図において従来と同一
構成部品は第1図と同一番号で示してあり、20
は蓄熱装置である。廃ガスはまず蓄熱装置20に
供給され、さらに蒸発器1、予熱器2へと導びか
れる。蓄熱装置20の構造例を、第4図に示し
た。蓄熱装置20はダクト21と蓄熱体22とか
らなり、蓄熱体22は容器23とその内部に充填
した蓄熱材24とから構成され、蓄熱材24の体
積変化を吸収する空間25が設けられる。蓄熱材
24には、NaOH―KOH(41―59w%、融点158
゜と、融解潜熱37.3kcal/Kg)、AlCl3―KCl―
LiCl(63.0―35.3―1.7w%、融点249℃、融解潜
熱59.5kcal/Kg)、KCl―LiCl(41.5―58.5mol
%、融点325℃、融解潜熱57.25kcal/Kg)等の固
液相変化に伴なう融解潜熱を利用するものの中か
ら、定格設計廃ガス温度にほぼ等しい温度に融点
のある物質を用いる。 本プラントでも予熱器2、蒸発器1、タービン
3等の発電プラント本体の運転方法は前記従来プ
ラントと同一である。本発明の実施例の作用およ
び効果は熱源である生産システムの生産状況の変
化により廃ガス10の温度Tが変動したときに現
われる。つまり、本発明の実施例による廃熱回収
プラントの運転状態を第5図に示した。即ち、蓄
熱器20に導かれる蓄熱器入口廃ガス温度T1が
定格設計廃ガス温度T0以上となつたときには、
廃ガスが蓄熱器20を通過する間に蓄熱材24に
熱を与えるので、蓄熱器20を経た蓄熱器出口ガ
ス温度T2はほぼ蓄熱材の融点まで低下して蒸発
器1へ供給される。一方、蓄熱器入口廃ガス温度
T1が定格設計廃ガス温度T0以下に低下したとき
には、廃ガス10が蓄熱装置20を通過する間
に、熱を吸収して蓄熱材24のほぼ融点まで加熱
され、蓄熱器出口ガス温度T2は蒸発器へ導びか
れる。前記説明のごとく、蓄熱材24には定格設
計廃ガス温度T0に近い温度に融点のある物質を
使用しているため、その大きな融解潜熱により蓄
熱器20を流下して蒸発器1に導かれる廃ガス温
度を蓄熱材の融点(すなわち定格設計ガス温度)
とほぼ同温度一定にすることが出来、廃熱回収発
電プラントの発電出力カムを常時ほぼ定格出力
L0である定格設計状態で運転することが出来
る。すなわち本発明では、高温度廃ガスの熱エネ
ルギを低温度廃ガスへ移動させて有効に利用する
ことが出来る。従つて第5図の発電出力図におい
て、斜線hは本実施例により発電出力減少が防止
される大きさを表わすことになる。 次に本発明の一実施例の効果を計算により確認
した。比較確認方法として、まず定格設計廃ガス
温度250℃、廃ガス量480000Nm3/h、熱回収媒
体として前記トリクロロトリフルオロエタンを使
用し、媒体蒸発圧力10.4Kg/cm2、蒸発器のピンチ
ポイント24℃、媒体凝縮圧力0.83Kg/cm2タービン
内部効率0.7等の条件を設定して廃熱回収プラン
トを設計し、廃ガス温度が±30℃でsin形状に変
動した場合の従来プラント及び本発明実施プラン
トの廃ガス変動1サイクル当りの発電出力を試算
して比較した。 前記設計条件によると、定格発電出力約
3000KWの廃熱回収発電プラントが設計される。
廃ガス温度が1時間のサイクルで±30℃との幅で
sin形状に変動した場合には、1サイクルすなわ
ち1時間当りの発電出力は、従来プラントでは約
25318KW・hとなる。本発明を実施したプラン
トでは、蓄熱材に定格設計廃ガス温度250℃に近
い温度249℃に融点のある前記蓄熱材例AlCl3―
KCl―LiClを約25000Kg用いた場合、1サイクル
すなわち1時間当りの発電出力は約2997kW・h
となり、従来方式に比べ約18.4%の発電出力増加
が見込める。 この増加割り合いは廃ガス温度の変動幅により
異なり、その計算結果を第6図に示した。廃ガス
第6図において、本発明による発電出力Lは実線
で示し、従来例の発電出力L′は破線で示した。ま
た、従来例と比較した出力増加率はΔLとして示
してある。この第6図によれば廃ガス温度が定格
設計廃ガス温度250℃に対して±30℃、±40℃、±
50℃変動したときに、従来に比べてそれぞれ約18
%、23%、29%の発電量増加が見込める。 このように本発明の実施例によれば、生産シス
テムの生産状況の変化に伴う廃ガス温度の変動を
即座に吸収して一定温度に調節し、従来排棄して
いた高温時の有熱エネルギを利用して発電出力の
増加が図れ、廃熱回収発電効率の良好な廃熱回収
発電プラントを提供することが出来る。しかも本
発明は、蓄熱部に可動部がなく、さらに制御系が
必要なく、蓄熱装置を設置するだけで目的が達せ
られる極めて実施容易な発明である。また、従来
に廃ガス温度によつて廃ガス量を調節していたダ
ンパー、その制御装置等も不要になる。尚、本発
明の実施例の効果の説明には、トリクロロトリフ
ルオロエタンを媒体とし、蓄熱材にAlCl3―KCl
―LiClを使いて試算した。しかし、本発明の応用
は廃ガス温度レベルによつては、他の低沸点媒
体、他の蓄熱材であつても良い。さらに本実施例
では、蓄熱材に物質の融解潜熱を利用するものに
ついて記述したが、油、コンクリート、レンガ等
の顕熱を利用するものであつても良いことは無論
である。また、第6図に示す本発明の実施例の効
果の試算では、廃ガス温度の変動サイクルを1時
間としたが、他の時間長さでも発明の効果は同一
である。この場合には、蓄熱装置の蓄熱容量を、
そのサイクル時間および温度変動幅に相応した量
にする必要がある。 本発明によれば、廃ガス温度に変動があつても
常に出力を一定に保持出来る廃熱回収効率に優れ
た廃熱回収プラントを提供できるという効果を奏
する。
ガス温度の変動を考慮して廃熱回収発電効率の良
好な廃熱回収発電プラントを提供するものであ
る。 石油資源の枯渇が間近いと予想されることか
ら、エネルギを有効に利用するための方式が種々
試みられている。例えば、鉱工業生産システム等
(以下生産システムと呼ぶ)の廃熱から電気動力
を回収するための装置が提案されている。第1図
は、従来実施されている廃熱回収発電プラントの
系統を示すものであり、1は蒸発器、2は予熱
器、3はタービン、4は発電機、5は凝縮器、6
は媒体ポンプである。かかる廃熱回収プラントの
作動媒体には、廃ガス温度が十分高い場合には水
―蒸気を用いることも可能であるが、通常は廃ガ
ス源である生産システムで十分に利用されて200
〜400℃の温度に低下しているため、廃熱回収発
電効率の観点からトリクロロトリフルオロエタ
ン、トリクロロフルオロメタン等の低沸点媒体
(以下媒体と記す)が利用されている。廃ガス1
0はまず蒸発器1に供給され、熱交換後の廃ガス
は排ガス胴12を通じてさらに予熱器2に導びか
れる。媒体は予熱器2でその供給圧力の飽和温度
近くまで予熱され、さらに蒸発器1で沸騰蒸発す
る。発生媒体蒸気はタービン3へ供給して動力を
回収し、凝縮器5、媒体ポンプ6、予熱器2へ戻
る閉サイクルを形成する。 かかる従来の廃熱回収発電プラントでは、廃ガ
ス温度の変動時に廃熱回収発電効率が低い欠点が
あつた。すなわち、廃熱回収発電プラントを設計
する際には、設計熱源温度を生産システムの廃ガ
ス条件を見較べてほぼその平均温度に設定される
が、実機では生産システムの生産状況により廃ガ
ス10の温度が常時変動する。このような廃ガス
温度変動時における従来プラントの運転状態を、
第2図に示す。実線で示す廃ガス温度Tが破線で
示す定格設計廃ガス温度T0以上になつたときに
は、廃ガス胴11のダンパー15とバイパス放出
胴14のバイパスダンパー16との調節により廃
ガスの一部を外部放出し(排気熱量Hとして斜線
で示されている)、蒸発器1への廃ガス供給量を
減らすことによつて媒体の蒸発量を調節し、実線
で示す発電出力Lを破線で示す定格出力L0に押
えている。 このように従来の発熱プラントでは、廃ガス温
度が定格設計廃ガス温度以上に上昇したとき、有
効なエネルギーを利用することなく排棄してい
る。なお、廃ガス温度Tが定格設計廃ガス温度
T0以下に低下した場合には、蒸発器1の媒体蒸
発量が減少し、発電出力Lも定格出力L0以下に
低下するのは当然である。 本発明の目的は廃ガス温度が変動しても高温エ
ネルギーを有効に利用し、廃熱回収効率を常に良
好に維持する廃熱回収プラントを提供するもので
ある。 本発明の特徴は、廃ガス温度が定格設計廃ガス
温度以上に上昇したときにその上昇温度分の熱エ
ネルギを蓄熱する蓄熱器を設置し、廃ガス温度が
低下したときに蓄熱装置により蓄熱された熱を放
出して廃ガスをほぼ定格設計ガス温度まで加熱し
て発電出力を得るようにしたものである。すなわ
ち本発明は、廃ガス温度の変動を即座に吸収して
ほぼ定格設計廃ガス温度に調節し、常時ほぼ定格
発電出力を得ることを可能にして発電出力を増加
させた廃熱回収プラントである。 本発明の一実施例である廃熱回収発電プラント
を第3図、第4図により、また前記実施例の作用
効果を第5図、第6図により説明する。第3図
は、本発明を実施した廃熱回収発電プラントの系
統を示すものである。第3図において従来と同一
構成部品は第1図と同一番号で示してあり、20
は蓄熱装置である。廃ガスはまず蓄熱装置20に
供給され、さらに蒸発器1、予熱器2へと導びか
れる。蓄熱装置20の構造例を、第4図に示し
た。蓄熱装置20はダクト21と蓄熱体22とか
らなり、蓄熱体22は容器23とその内部に充填
した蓄熱材24とから構成され、蓄熱材24の体
積変化を吸収する空間25が設けられる。蓄熱材
24には、NaOH―KOH(41―59w%、融点158
゜と、融解潜熱37.3kcal/Kg)、AlCl3―KCl―
LiCl(63.0―35.3―1.7w%、融点249℃、融解潜
熱59.5kcal/Kg)、KCl―LiCl(41.5―58.5mol
%、融点325℃、融解潜熱57.25kcal/Kg)等の固
液相変化に伴なう融解潜熱を利用するものの中か
ら、定格設計廃ガス温度にほぼ等しい温度に融点
のある物質を用いる。 本プラントでも予熱器2、蒸発器1、タービン
3等の発電プラント本体の運転方法は前記従来プ
ラントと同一である。本発明の実施例の作用およ
び効果は熱源である生産システムの生産状況の変
化により廃ガス10の温度Tが変動したときに現
われる。つまり、本発明の実施例による廃熱回収
プラントの運転状態を第5図に示した。即ち、蓄
熱器20に導かれる蓄熱器入口廃ガス温度T1が
定格設計廃ガス温度T0以上となつたときには、
廃ガスが蓄熱器20を通過する間に蓄熱材24に
熱を与えるので、蓄熱器20を経た蓄熱器出口ガ
ス温度T2はほぼ蓄熱材の融点まで低下して蒸発
器1へ供給される。一方、蓄熱器入口廃ガス温度
T1が定格設計廃ガス温度T0以下に低下したとき
には、廃ガス10が蓄熱装置20を通過する間
に、熱を吸収して蓄熱材24のほぼ融点まで加熱
され、蓄熱器出口ガス温度T2は蒸発器へ導びか
れる。前記説明のごとく、蓄熱材24には定格設
計廃ガス温度T0に近い温度に融点のある物質を
使用しているため、その大きな融解潜熱により蓄
熱器20を流下して蒸発器1に導かれる廃ガス温
度を蓄熱材の融点(すなわち定格設計ガス温度)
とほぼ同温度一定にすることが出来、廃熱回収発
電プラントの発電出力カムを常時ほぼ定格出力
L0である定格設計状態で運転することが出来
る。すなわち本発明では、高温度廃ガスの熱エネ
ルギを低温度廃ガスへ移動させて有効に利用する
ことが出来る。従つて第5図の発電出力図におい
て、斜線hは本実施例により発電出力減少が防止
される大きさを表わすことになる。 次に本発明の一実施例の効果を計算により確認
した。比較確認方法として、まず定格設計廃ガス
温度250℃、廃ガス量480000Nm3/h、熱回収媒
体として前記トリクロロトリフルオロエタンを使
用し、媒体蒸発圧力10.4Kg/cm2、蒸発器のピンチ
ポイント24℃、媒体凝縮圧力0.83Kg/cm2タービン
内部効率0.7等の条件を設定して廃熱回収プラン
トを設計し、廃ガス温度が±30℃でsin形状に変
動した場合の従来プラント及び本発明実施プラン
トの廃ガス変動1サイクル当りの発電出力を試算
して比較した。 前記設計条件によると、定格発電出力約
3000KWの廃熱回収発電プラントが設計される。
廃ガス温度が1時間のサイクルで±30℃との幅で
sin形状に変動した場合には、1サイクルすなわ
ち1時間当りの発電出力は、従来プラントでは約
25318KW・hとなる。本発明を実施したプラン
トでは、蓄熱材に定格設計廃ガス温度250℃に近
い温度249℃に融点のある前記蓄熱材例AlCl3―
KCl―LiClを約25000Kg用いた場合、1サイクル
すなわち1時間当りの発電出力は約2997kW・h
となり、従来方式に比べ約18.4%の発電出力増加
が見込める。 この増加割り合いは廃ガス温度の変動幅により
異なり、その計算結果を第6図に示した。廃ガス
第6図において、本発明による発電出力Lは実線
で示し、従来例の発電出力L′は破線で示した。ま
た、従来例と比較した出力増加率はΔLとして示
してある。この第6図によれば廃ガス温度が定格
設計廃ガス温度250℃に対して±30℃、±40℃、±
50℃変動したときに、従来に比べてそれぞれ約18
%、23%、29%の発電量増加が見込める。 このように本発明の実施例によれば、生産シス
テムの生産状況の変化に伴う廃ガス温度の変動を
即座に吸収して一定温度に調節し、従来排棄して
いた高温時の有熱エネルギを利用して発電出力の
増加が図れ、廃熱回収発電効率の良好な廃熱回収
発電プラントを提供することが出来る。しかも本
発明は、蓄熱部に可動部がなく、さらに制御系が
必要なく、蓄熱装置を設置するだけで目的が達せ
られる極めて実施容易な発明である。また、従来
に廃ガス温度によつて廃ガス量を調節していたダ
ンパー、その制御装置等も不要になる。尚、本発
明の実施例の効果の説明には、トリクロロトリフ
ルオロエタンを媒体とし、蓄熱材にAlCl3―KCl
―LiClを使いて試算した。しかし、本発明の応用
は廃ガス温度レベルによつては、他の低沸点媒
体、他の蓄熱材であつても良い。さらに本実施例
では、蓄熱材に物質の融解潜熱を利用するものに
ついて記述したが、油、コンクリート、レンガ等
の顕熱を利用するものであつても良いことは無論
である。また、第6図に示す本発明の実施例の効
果の試算では、廃ガス温度の変動サイクルを1時
間としたが、他の時間長さでも発明の効果は同一
である。この場合には、蓄熱装置の蓄熱容量を、
そのサイクル時間および温度変動幅に相応した量
にする必要がある。 本発明によれば、廃ガス温度に変動があつても
常に出力を一定に保持出来る廃熱回収効率に優れ
た廃熱回収プラントを提供できるという効果を奏
する。
第1図は従来の廃熱回収発電プラントのシステ
ム系統図、第2図は従来プラントの廃ガス温度変
動時の運転状態図、第3図は本発明の一実施例で
ある廃熱回収発電プラントのシステム系統図、第
4図は第3図に示した廃熱回収発電プラントに設
置する蓄熱装置の構造図、第5図は本発明を実施
した廃熱回収発電プラントの廃ガス温度変動時の
運転状態図、第6図は本発明の実施例の効果を従
来例と比較して示した説明図である。 1…蒸発器、2…予熱器、3…タービン、4…
発電機、5…凝縮器、6…媒体ポンプ、10…廃
ガス、11,12,13…廃ガス胴、14…バイ
パス廃ガス胴、15…ダンパー、16…バイパス
タンパー、20…蓄熱装置、21…ダクト、22
…蓄熱体、23…容器、24…蓄熱材、25…空
間。
ム系統図、第2図は従来プラントの廃ガス温度変
動時の運転状態図、第3図は本発明の一実施例で
ある廃熱回収発電プラントのシステム系統図、第
4図は第3図に示した廃熱回収発電プラントに設
置する蓄熱装置の構造図、第5図は本発明を実施
した廃熱回収発電プラントの廃ガス温度変動時の
運転状態図、第6図は本発明の実施例の効果を従
来例と比較して示した説明図である。 1…蒸発器、2…予熱器、3…タービン、4…
発電機、5…凝縮器、6…媒体ポンプ、10…廃
ガス、11,12,13…廃ガス胴、14…バイ
パス廃ガス胴、15…ダンパー、16…バイパス
タンパー、20…蓄熱装置、21…ダクト、22
…蓄熱体、23…容器、24…蓄熱材、25…空
間。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 低沸点媒体を使用し、その供給圧力のほぼ飽
和温度まで媒体を加熱する予熱器、さらにその媒
体を気化蒸発させる蒸発器、低沸点媒体駆動のタ
ービン、媒体蒸気を冷却液化する凝縮器および凝
縮した媒体を予熱器に供給する媒体ポンプを設置
し、廃熱ガスを熱源として前記予熱器、蒸発器に
より低沸点媒体を加熱蒸発させ、発生蒸気により
前記タービンを駆動して廃熱より動力を回収する
廃熱回収プラントにおいて、物質の熱容量を利用
する蓄熱材を用いた蓄熱器を前記蒸発器の廃ガス
上流側に設置し、該廃ガスを蓄熱器を介して蒸発
器、予熱器の順に流通させることを特徴とした廃
熱回収プラント。 2 前記蓄熱材として、廃ガス平均温度近傍に溶
融点のある固液相変化性物質を用いて、その融解
潜熱により蓄熱するようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項に記載の廃熱回収プラン
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11973881A JPS5820913A (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 廃熱回収プラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11973881A JPS5820913A (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 廃熱回収プラント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5820913A JPS5820913A (ja) | 1983-02-07 |
| JPS6243047B2 true JPS6243047B2 (ja) | 1987-09-11 |
Family
ID=14768899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11973881A Granted JPS5820913A (ja) | 1981-07-29 | 1981-07-29 | 廃熱回収プラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820913A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435022U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-24 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60202750A (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-14 | 株式会社荏原製作所 | 乾電池回収方法 |
| JPS6143205A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-03-01 | Osaka Gas Co Ltd | 高温ガスによる動力回収方法 |
| EP3608648A1 (de) | 2018-08-10 | 2020-02-12 | Johann Trummer | Vorrichtung und verfahren zur erkennung eines lecks |
| NO345466B1 (en) | 2019-06-12 | 2021-02-15 | Prosence As | Apparatus, system and method for detecting a leakage of a fluid |
| KR20250091893A (ko) * | 2023-12-14 | 2025-06-23 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 배열 회수 장치 |
-
1981
- 1981-07-29 JP JP11973881A patent/JPS5820913A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0435022U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5820913A (ja) | 1983-02-07 |
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