JPS6241485Y2 - - Google Patents

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JPS6241485Y2
JPS6241485Y2 JP10203281U JP10203281U JPS6241485Y2 JP S6241485 Y2 JPS6241485 Y2 JP S6241485Y2 JP 10203281 U JP10203281 U JP 10203281U JP 10203281 U JP10203281 U JP 10203281U JP S6241485 Y2 JPS6241485 Y2 JP S6241485Y2
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signal
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  • Alarm Systems (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主伝送路又はセンタ盤(中央受信
盤)に故障若しくは異常が発生した場合に、バツ
クアツプ線を用いて中継盤からの信号を補助伝送
する情報伝送装置に関する。
従来、この種の情報伝送装置には、第1図に示
すように、センタ盤1から引出された主伝送路
L1を介して接続されている複数個の中継盤2
a,2b……,2nが設けられており、この中継
盤には複数の末端装置(図示せず)が接続されて
いる。末端装置から発生した信号は接続されてい
る中継盤、例えば中継盤2aに送信され、そこか
ら主伝送路L1を介してセンタ盤1に送信され、
逆にセンタ盤1からの制御信号は主伝送路L1
介して中継盤に伝送され、そこに接続されている
末端装置の動作制御などを行なう。
ところで、センタ盤1と中継盤2a,2b…
…,2nとの間の接続を主伝送路L1のみで行う
ようにしていると、主伝送路L1が断線したよう
な場合、中継盤からの信号がセンタ盤1に伝送さ
れなくなるので、該センタ盤1と中継盤2a,2
b,2c,……,2nとの間には、主伝送路L1
のほかに、バツクアツプ線を併設し、主伝送路
L1の補助伝送路として、主伝送路が異常の場
合、中継盤2a〜2nからの信号をバツクアツプ
線を介してセンタ盤1に送信するようにしてい
る。このバツクアツプ線は、第1図に示すよう
に、中継盤2a〜2nの共通線であるバツクアツ
プコモン線Lcと、センタ盤1と各中継盤2a,
2b……,2nとを夫々個別的接続する各中継盤
専用のバツクアツプ信号線l1,l2,l3……,lo
で構成される。このようにして、中継盤は主伝送
路及びバツクアツプ線を介してセンタ盤に信号を
伝送するようにしている。ここで、主伝送路L1
を介して伝送される信号は詳細な情報(例えば、
どの中継盤のどの末端装置からどういう信号が送
信されたかを判別できる程度)であるのに対し、
バツクアツプ線Lc,l1,l2……,loを介して送
信される信号は代表信号(どの中継盤から発信し
た信号かの判断ができる程度)である。一方セン
タ盤1内では、コンピユータ(CPU)などによ
つて、主伝送路L1を介して送信された信号が、
通常では優先的に処理され、信号変換部4を介し
て表示信号(代表信号)として表示送路L2に送
出される。表示伝送路L2を介してすべての副表
示盤5a,5b……,5nに送信された代表信号
はすべての副表示盤5a,5b……,5nの該当
する表示灯を点灯し、どの中継盤から信号が発信
されているかを表示する。この場合(通常状
態)、バツクアツプ線にも信号は送出されている
のであるが、信号変換部4への入力接続を遮断し
ておくことにより使用されない。このバツクアツ
プ線l1〜loの信号は、主伝送路L1の断線若しく
はセンタ盤1内のコンピユータCPUなどに故障
が発生した場合などにおいてのみ、センタ盤側で
主伝送路L1の信号抽出状態からバツクアツプ線
c,l1,…loの信号検出状態に自動又は手動切
換操作で切換えた後に受信できるようになる。こ
のように、バツクアツプ線L1,l1〜loを介して
送信されてきた信号は、通常では使用されず、上
記のように異常発生時においてのみ使用される。
ところで、センタ盤1から副表示盤5a,5b
……,5nに表示信号を伝送する表示伝送路L2
を2線で構成した場合に、各副表示盤5a,5b
……,5nに、その信号がどの中継盤2a,2
b,……,2nからの信号かを判別させるために
は、センタ盤1内の信号変換部4で、各中継器に
対応した固有信号を有する表示信号に変換するた
めに、例えば周波数、パルスの数又は電圧などを
変化させてから伝送しなければならなかつた。そ
のため、信号変換部4は上記のような信号変換を
行うための複雑な電気回路を必要とし、その上、
複雑なために発生する故障が多くなり、表示信号
が副表示盤5a,5b……5nに伝送されなかつ
たり、誤つて伝送されたりする恐れがあつた。こ
の問題を解決するためには、表示伝送路L2を1
本のコモン線と中継盤2a,2b,……2nの数
に相当する数の信号線とで構成する方法がある。
このようにすれば、信号変換部4は信号を発信し
た中継盤に対応した信号線とコモン線間に信号電
圧を加えるという簡単な変換だけで各副表示盤5
a,5b……5nに対して表示信号を伝送するこ
とができるので、信号変換部4の回路構成は非常
に簡単になる。しかし、この場合は、センタ盤1
と副表示盤5a,5b……5nとの間の線路本数
が増大するので、配線に要する作業時間及びその
費用などが多大となるという問題があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、バツクアツプ線を更に表示伝送
路として有効に利用することによつて、簡単な構
成で、中継盤からの信号を正確且つ確実に副表示
盤に送信し、表示することができる情報伝送装置
を提供することを目的とする。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。ま
ず、本考案を第2図の基本的実施例について説明
する。
第2図は、情報伝送装置の全体的ブロツク図で
あり、10の中央監視場所に設けられたセンタ
盤、12a,12b,……12nは末端装置を有
する多数の回線が接続されており、センタ盤10
からの主伝送路L1に複数個接続され、センタ盤
10と末端装置との間の情報の中継を行う中継
盤、13はセンタ盤10内にあつて情報の送受信
及び表示などの制御を行うCPU、14はセンタ
盤10内にあり専用のバツクアツプ線l1,l2…,
o及び共通のコモン線Lcによつて各中継盤12
a,12b……,12nが接続され、通常は主伝
送路L1からの情報をCPU13から受信し、主伝
送路L1、若しくはCPU13故障時に中継盤から
の情報信号をバツクアツプ線l1〜loを介して受
信する受信部、11a,11b……,11nはセ
ンタ盤10内において信号を発信している中継器
の所在を表示する表示灯、15a,15b……1
5nはセンタ盤10から離れた遠隔場所に配置さ
れ、入力信号の有無を検出する電圧モニタ回路1
7a,17b……,17nと中継盤12a,12
b,……,12n及び表示灯、11a,11b…
…,11nにそれぞれ対応する表示器16a,1
6b……,16nとを持つ副表示盤であつて、本
考案に従い、センタ盤10との間に専用の信号線
を持たずに、バツクアツプ線l1〜loの各々と共
通コモン線Lc間に直接接続されて、そこから表
示信号を受信するようにしている。このようにす
ることによつて、センタ盤10との間に多数の線
路を設けなくて済み、副表示盤15a,15b…
…,15nに表示信号を送信するための複雑な回
路をセンタ盤10に設ける必要もない。
次に、第2図の情報伝送装置の動作を説明す
る。
この情報伝送装置は、第1図で説明したよう
に、通常状態では、CPU13の制御のもとに、
主伝送路L1を介して中継盤12a,12b,…
…,12nからセンタ盤10に回線情報(どの中
継盤12a,12b……,12nに接続されてい
る複数の回線のどの回線から信号が発生されたか
という情報で、上記の詳細な情報に相当する)を
伝送しうる状態におけれ、CPU13は回線情報
を受信したときにそれを処理し、加えて信号を発
生した中継盤に対応する表示灯11a,11b…
…,11nを点灯する。又、中継盤は各中継盤に
共通の1本のコモン線Lcと、各中継盤に専用の
バツクアツプ線(上記したように、中継盤12a
にバツクアツプ線l1が、同様に12bにl2が、…
…12nにloが接続される)とを介して受信部
14に接続され、受信部14はバツクアツプ線l1
〜loを介して代表信号(上記のどの中継盤から
信号を発生したかの情報)を受信するようにな
る。しかし、受信部14は、通常状態では、バツ
クアツプ線からの信号を受信せず、CPU13の
制御により、主伝送路L1又はCPU13に故障が
発生したときにのみ、その信号を受信して処理を
行い、対応する表示灯11a,11b……,11
nを点灯する。適当な場所に設けられている副表
示盤15a,15b……15n(特に中継盤に対
応させる必要はない)は、この考案にもとずき、
それぞれがコモン線Lcとバツクアツプ線l1,l2
…,loのすべてに接続される。上記したよう
に、代表信号は発生するたびごとに中継盤から接
続されているバツクアツプ線に出力されるので、
直ちにすべての副表示盤15a〜15nに伝送さ
れる。副表示盤15a,15nでは電圧モニタ回
路17a,17b……,17nがその情報の受信
を検出し、対応する表示器16a,16b……,
16nを点灯する。この考案では、中継盤12
a,12b……,12nからの副表示盤15a,
15b……,15nに対する代表信号は常に主伝
送路L1を通さずに、直接バツクアツプ線l1〜lo
を介して伝送されるので、主伝送路L1又はCPU
13故障時における伝送経路の変更は生じない。
第3図は、第2図の情報伝送装置の具体的な実
施例を、中継盤12a及び副表示盤15aを例に
とつて詳細に表わした回路図である。他の中継盤
12a……,12n及び副表示盤15b……15
nについては同じ構成なので省略する。まず、回
路構成を説明する。中継盤12aには、複数の受
信部18a(第3図には18aのみが示されてい
るが、末端装置が接続されている回線la,lb…,
lnと同数だけ有り、18aのほかに図示していな
い18b,18c……,18mがある)と1個の
発信部19とで構成される。受信部18aは回線
laとコモン線lcに接続され、抵抗R1を介して直
流電源(バツテリ)17に直列に接続される。
又、直流電源17と並列に抵抗R6とNPNトラ
ンジスタTr2との直列回路、及び直列に接続され
た抵抗R4及びR5と同じく直列に接続された抵
抗R3及びフオトカプラの発光部PDa(各受信部
18a〜18mに夫々PDa〜PDmがあり、後述
する受光部PTaと対をなす)とが並列に接続され
た回路とPNPトランジスタTr1との直列回路とが
接続される。トランジスタTr1のベースは抵抗R
2を介して、通常開状態の回線laに接続されて、
ベースをコレクタと同電位にしてトランジスタ
Tr1を通常オフ状態に維持している。そのため、
ホトカプラの発光部PDaは通常発光していない。
NPNトランジスタTr2のベースは、通常電流が流
れていない抵抗R4とR5との交点に接続されて
いるのでエミツタと同電位のため、トランジスタ
Tr2をオフ状態に維持する。そのため、抵抗R6
とトランジスタTr2との交点から引き出された後
述する主伝送装置20の入力Aaは高電位(Hレ
ベル)に維持される。発光部19は直流電源Vcc
と接地との間にフオトカプラの受光部PTa〜
PTm(並列に接続され、夫々が対応する発光部
PDa〜PDmと対をなす)と抵抗R7及R8とが
直列に接続された回路と、エミツタがコモン線L
c及び接地に接続され、コレクタがバツクアツプ
線l1を介して副表示盤15aのオペアンプ22
a′及び抵抗R9とセンタ盤10の受信部14のダ
イオードD1に接続されたNPNトランジスタTr3
と、受信部18a〜18m全部の抵抗R6とトラ
ンジスタTr2との交点に接続された複数の入力
Aa,Ab……,Amを持ち、主伝送路L1を介して
CPU13及び他の中継盤12a…12nに接続
されて信号を送受信する出力Bを持つ主伝送装置
20とで構成される。通常状態では、受光部PTa
〜PTmは受光していないためオフ状態であつ
て、抵抗R7,R8には電流が流れず、トランジ
スタTr3のエミツタ及びベースは同電位(グラン
ド)である。そのため、トランジスタTr3はオフ
状態に維持される。次に、副表示盤15aには、
各バツクアツプ線l1,l2……,loと直流電源Vcと
の間に直列に接続された複数の電圧モニタ回路2
2a,22b……,22nと表示器(発光ダイオ
ード)16a,16b……,16nとが設けられ
る。勿論、他の副表示盤15b……15nも全く
同じ構成でよい。電圧モニタ回路はすべて同じ構
成なので、その例として22aを説明すると、オ
ペアンプ22a′と抵抗R9,R10,R11とで
構成される。オペアンプ22a′の基準(−)入力
には直流電源VDDと接地との間に直列に接続され
た抵抗R10とR11の交点が接続され、+入力
には抵抗R9及びバツクアツプ線l1が接続されて
代表信号を受信できるようにし、出力には発光ダ
イオード16aが接続されて、オペアンプ22
a′の基準入力は電圧VDDを抵抗R10,R11で
分圧するために低電位(Lレベル)であり、+入
力には、通常中継盤12aのトランジスタTr3
オフのためにほぼVDDがかかつて高電位(Hレベ
ル)であるため、オペアンプ22a′の出力は通常
Hレベルであつて、発光ダイオード16aは電流
が流れず、発光していない。センタ盤10は各バ
ツクアツプ線l1,l2……,loにダイオードD1,D2
……,Doを介して接続された複数のリレーRe1
Re2……,Reo及びリレーRe1〜Reoの夫々と共通
コモン線Lcとの間に接続された直流電源(バツ
テリ)24とを持つ受信部14と、リレーRe1
Re2……,Reoの接点re1,re2……,reoの夫々と
表示灯11a,11b……,11n(この実施例
ではランプを用いた)の夫々とが直列に接続され
た表示回路と、CPU13とを有する。尚、図示
の受信部14は、バツクアツプ線l1〜loに直結
して示しているが、主伝送路L1が正常な場合に
は、CPU13の制御により、各バツクアツプ線
l1,l2……,lo及びコモン線Lcとの間が遮断さ
れており、主伝送路L1からの情報に従つて作動
し、代表信号を表示する。一方、後述するよう
に、受信部14は、CPU13の制御により、主
伝送路L1又はCPU13が故障の場合に、バツク
アツプ線l1〜lo及びコモン線Lcに接続されて、
各中継盤12a〜12nから直接代表信号を受信
してそれを表示する。
次に、上記回路の動作を説明する。末端装置が
作動して、通常絶縁状態にある中継盤12aの回
線laとコモン線lc間が短絡されると、直流電源1
7から抵抗R1を通して電流が流れ、トランジス
タTr1のベース電位がコレクタより低くなるた
め、該トランジスタTr1は導電して、直流電源1
7からトランジスタTr1を介し、抵抗R3及び発
光部PDaと抵抗R4及R5に電流を流す。そのた
め、発光した発光部PDaからの光は受光部PTaを
照射してそれを導通し、VCCから抵抗R7,R8
に流れた電流によつてトランジスタTr3のベース
電位を上昇し、該トランジスタTr3を導通する。
一方、抵抗R4とR5との交点の電圧は上昇する
のでトランジスタTr2が導通し、そのコレクタに
接続されている主伝送装置20の入力AaをLレ
ベルにする。主伝送装置20はそのLレベル情報
(中継盤12aの回線laから信号が発生したいと
いうこと)をCPU13の呼出し(通常、ポーリ
ングで行う)に応答してCPU13に所定の情報
を送信する。上述したように、CPU13はその
情報に従つて受信部14を作動してランプ11a
を作動し、中継盤12aの回線laに接続している
端末機器が作動したことを表示する。副表示盤1
5aのオペアンプ22a′の入力は、上記したよう
に、通常状態では、基準入力はLレベルであり、
+入力がHレベルのため、出力はHレベルとなる
が、トランジスタTr3がオンすると、電源VDD
抵抗R9、バツクアツプ線l1及びトランジスタ
Tr3を介してグランドに電流を流し、オペアンプ
22a′の+入力をLレベルに変化してオペアンプ
22a′の出力をLレベルに変化する。すなわち、
副表示盤15aはバツクアツプ線l1を介して代表
信号を受信したことになる。そのため、Vcから
発光ダイオード1baに電流が流れ発光し、中継
盤12aが信号を発信したということを表示す
る。この場合、中継盤12aのどの回線から信号
を受信したかは表示しない。上述したように、通
常はバツクアツプ線l1〜loと受信部14との間
は遮断されているのであるが、主伝送路L1か又
はCPU13に故障が発生すると、CPU13がバ
ツクアツプ線l1,l2……,lo及びコモン線Lc
受信部に接続して、主伝送路L1からの情報の代
りにバツクアツプ線l1〜loからの代表信号を受
信し、表示できるようにする。その状態でトラン
ジスタTr3が導通したとすると、電源24からリ
レーRe1、ダイオードD1トランジスタTr3を通し
て直流電源24に至る閉回路が作られる。そのた
め、リレーRe1が作動してその接点re1を閉じ、電
源Vlからランプ11aに電流が流れてそれを点
灯し、信号を発信した中継盤12aを表示する。
以上、中継盤12aについて説明したが、他の中
継盤でも全く同様に作動する。例えば、中継盤1
2nが作動した場合には、同じく中継盤12nに
あるトランジスタTr3がオンして電圧モニタ回路
22aと同じ構成の電圧モニタ回路22nが作動
し、発光ダイオード16nが点灯する。この場
合、受信部14においても、中継盤12nに対応
するリレーRenが作動してその接点renが閉じら
れ、ランプ11nが点灯する。
第4図は、この考案の他の実施例であつて、第
3図の回路に対応する情報伝送装置の1部を示す
回路図である。第4図の基本的構成は第3図と同
様に、センタ盤10′、中継盤12a′(第3図同
様に、この情報伝送装置の全中継盤12a′,12
b′……,12n′の1つを代表的に示す)、副表示
盤15a′(中継盤同様、代表として15a′だけ示
した)で構成される。次に、その詳細な回路構成
を説明するが、第3図の要素と同一要素に対して
は同一符号を付している。中継盤12a′は第3図
同様複数の受信部18a,18b……18m(第
4図には、代表的に18aのみが示してあるが、
ここから引き出され、その先に末端装置が接続さ
れている回路la,ld……,lmの数だけ設けられて
いる)、発信部19′及び主伝送装置20とで構成
される。受信部18a〜18mと主伝送装置20
の回路構成は第3図のものと全く同一なので詳細
な説明を省略する。発信部19′はPNPトランジ
スタTr4、抵抗R12、フオトカプラの受光部
PTa〜PTm(第3図のものと同様、夫々がホト
カプラの発光部PDa〜PDmと対をなして受光す
るように配置されている)で構成され、トランジ
スタTr4は直流電源VDとバツクアツプ線l1との間
に接続され、受光部PTa〜PTmはすべてが並列
に接続され、コレクタ側が抵抗R12を介してト
ランジスタTr4のベースに接続される。通常、受
光部PTa〜PTmは受光しておらずにオフ状態の
ため、トランジスタTr4はオフである。副表示盤
15a′では、第3図のような電圧モニタ回路22
aのオフアンプ22a′を使用せず、各バツクアツ
プ線l1,l2……loから各線ごとに抵抗Ra,Rb…
…Rnのみを通して発光ダイオード(表示器)1
6a,16b……,16nが接続され、発光ダイ
オード16a〜16nのカソード側がすべて接地
に接続される。発光ダイオード16a〜16nの
電源には、発信部19′の電源VDが使用され、通
常トランジスタTr4がオフなので発光ダイオード
16a〜16nは発光(表示)していない。セン
タ盤10′は、第3図のものと同様に、CPU13
と受信部14′とを有するが、受信部14は、
各々が各バツクアツプ線l1,l2……loに抵抗R2
1,R22……,R2nを介して表示灯としての
発光ダイオード11a′,11b′……,11n′を接
続した回路で構成される。この実施例では、第3
のようなリレーRe1〜Reoを使用しないので、該
リレーの接点re1〜reoの回路は必要としない。
又、受信部14′の電源も、副表示盤15a′の電
源同様に、中継盤12a′〜12b′の電源VDを利
用するので、独自の電源を必要としない。発光ダ
イオード11a′〜11n′は、夫々抵抗R21〜R
2nとバツクアツプ線l1〜loとを介して、各バ
ツクアツプ線l1〜loに接続された各対応する中
継盤12a′〜12n′のトランジスタTr4を介して
直流電源VDに接続されるので通常はオフ状態で
あつて、発光していない。なお、図示してはいな
いが、受信部14′とバツクアツプ線l1〜loとの
間は、CPU13の制御により、通常は開状態に
あり、主伝送路L1などが故障したときにのみ接
続され、各々対応するバツクアツプ線l1〜lo
電圧信号を受信して表示を行うということは第3
図の実施例と同じである。
次に、第4図の回路の動作を説明する。
今、中継盤12′aの回線laとコモン線lc間が
末端装置により短絡してフオトカプラの発光部
PDaが発光し、トランジスタTr2のコレクタに接
続されている主伝送装置20の入力AaがLレベ
ルになつたものとする。(受信部18aの動作は
第3図で説明したので省略する。)発光部PDaと
対をなすフオトカプラの受光部PTa(発信部1
9′内にある)は受光して導通し、トランジスタ
Tr4のベースをLレベルにしてトランジスタTr4
をオンする。その結果、電源VDからトランジス
タTr4、バツクアツプ線l1、すべての副表示盤1
5a′〜15n′の抵抗Ra及び発光ダイオード16
a,コモン線Lc及び接地に至る閉回路が作られ
て電流が流れ、副表示盤15a′〜15n′の表示器
である発光ダイオード16aが発光して、中継盤
12a′から代表信号が発信されたことを表示す
る。他の発光ダイオード16b〜16nについて
も全く同様に動作し、例えば発光ダイオード16
nの場合は対応する中継盤12′nが代表信号を
発信したときに表示する。上述したように、受信
部14′の発光ダイオード11a′〜11a′は、上
記のような通常状態では、CPU13の制御によ
りCPU13からの情報で発光するように構成さ
れている。かかし、一旦、主伝送路L1,CPU1
3などが故障したときには、CPU13の制御に
従つて、図示のように各対応するバツクアツプ線
l1〜lo及びコモン線Lcに接続される。その結
果、発光ダイオード11a′〜11n′は副表示盤の
発光ダイオード16a〜16nと同様に発光して
代表信号を発信した中継盤の所在を表示して、主
伝送路L1故障時におけるバツクアツプ線l1〜lo
のバツクアツプ作用を実行する。主伝送装置20
とCPU13との間の動作は第3図の場合と同一
であるから省略する。この実施例は、第3図の実
施例のような電圧モニタ回路22a〜22n及び
リレーRe1〜Reoを使用せず、電源も少くてすむ
ので、回路構成が簡単となり、安価に作成するこ
とができる。
以上説明した2つの実施例(第3図、第4図)
とも、中継盤及び副表示盤いずれもその設置数は
任意であつて、特に中継盤と副表示盤とを対にす
る必要はない。勿論、同一筐体的内に一体的に構
成してもよい。本考案は、副表示盤を既設のバツ
クアツプ線を利用できるので、長い伝送線を必要
とせずに最寄りのバツクアツプ線に接続すること
ができ、簡単且つ安価に施設することができる。
以上述べてきたように、本考案によれば、バツ
クアツプ線に副表示盤を並列に接続することによ
り、該バツクアツプ線を介して中継盤から直接副
表示盤に表示信号(代表信号)を伝送するように
したので、どの中継盤が発信したかを正確に表示
することができる。
また、通常は使用されていないバツクアツプ線
を有効に利用して、センタ盤と副表示盤との間に
伝送線を設ける必要がなく、センタ盤及び副表示
盤の中に複雑な電気回路を設ける必要もないの
で、機器を安価にでき、配線作業を簡単且つ安価
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の情報伝送装置の全体的ブロツク
図、第2図は本考案の基本的実施例による情報伝
送装置の全体的ブロツク図、第3図は第2図の情
報伝送装置の一部を詳細に表わした回路図、第4
図はこの考案の他の実施例を表わした第3図と同
様な情報伝送装置の一部を詳細に表わした回路図
である。 10……センタ盤、L1……主伝送路、12a
〜12n……中継盤、15a〜15n……副表示
盤、l1〜lo……バツクアツプ線、11a〜11
n,16a〜16n……表示灯、17a〜17n
……電圧モニタ回路、14……受信部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央受信盤から引出された主伝送路に接続され
    た複数個の中継盤と、上記中央受信盤と中継盤の
    各々との間を個別に接続する主伝送路に併設され
    た複数本のバツクアツプ線路と、該バツクアツプ
    線路の各々に並列接続された複数の副表示盤とか
    らなり、上記中継盤から伝送される信号を上記バ
    ツクアツプ線を介して副表示盤の各々に送出して
    信号内容を表示させるようにしたことを特徴とす
    る情報伝送装置。
JP10203281U 1981-07-09 1981-07-09 情報伝送装置 Granted JPS588259U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10203281U JPS588259U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 情報伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203281U JPS588259U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 情報伝送装置

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Publication Number Publication Date
JPS588259U JPS588259U (ja) 1983-01-19
JPS6241485Y2 true JPS6241485Y2 (ja) 1987-10-23

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ID=29896687

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JP10203281U Granted JPS588259U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 情報伝送装置

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