JPS624006A - 缶壜詰品の函詰装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は缶壜詰品の函詰装置に関する。

〔従来の技術〕

各種食品類、その他の缶諸量、壜諸量等（以下重職諸量
という）を所定個数ずつ函に詰める作業は、在来の手詰
めに代え、エアシリンダ等の押圧手段により缶ＷｊＡ　
Ｈ品を函の中へ突き落すようにして粘結するようになさ
れている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のように缶壜詰品を押圧して白肉に突き落すことに
より面詰めする方法では、白肉に突き落される際に重職
諸量同士が衝突して凹みや破壜が生じることが多く、ま
た缶壜詰品と函との位冒合せが難かしく、きっちりと詰
めることが困難であるなどの問題点があった。

（問題点を解決しようとする手段〕 本発明は、上記従来技術の問題点の解決手段として、色
環諸量を整列状態で給送する移送コンベアと、色環諸量
の上部を支持して懸吊しながら搬送する搬送コンベアと
、この搬送コンベアの下方に設けられ色環諸量を収納し
得る函体を前記搬送コンベアの搬送方向後流側の面側壁
が搬送される缶・壜諸量の下部に当接可能に傾斜姿勢に
支持する傾斜台座と、この傾斜台座の後流側に１ｎ設さ
れ函体を水平姿勢に移動させる搬出機構とを具備し、前
記移送コンベアには、その移送方向上流側に缶１１詰品
を単列で移送する左右のガイドと、同後流側に色環諸量
を複列で移送する複数列のガイドと、この複数列のガイ
ドの上流端位置に単列で移送される色環諸量を複列に振
分ける振分装置と、所定個数を仕切る仕切ストッパと、
仕切られた所定個数の最後尾の色環諸量に後方から圧力
空気を吹付けて移送方向に押送する圧力空気吹出ノズル
とをそれぞれ配設した構成としたことにある。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説−明する
。

第１図は本発明による色環諸量の函詰装置の一実施例の
側面を、第２図に平面を、そして第３図に作動状態を示
しているように、基台１上には、色環諸量Ａ、Ａ・・・
を矢印方向に移送する移送コンベア２と、この移送コン
ベア２の末端に函体３を傾斜姿勢に置く傾斜台座４と、
この傾斜台座４に続いて水平な搬出コンベア５とがそれ
ぞれ配設されており、前記移送コンベア２の末端近くか
ら搬出コンベア５にかけての上方部には色環諸量Ａ。

Ａ・・・の上部を支持して懸吊搬送する搬送コンベア６
が配設されている。

前記移送コンベア２は、図示実施例ではベルトコンベア
で構成され、このコンベア２の移送方向上流側には色環
諸量Ａを１列状態で整列移送するための左右のガイド７
．７が設けられ、同下流側から末端まで色環諸量Δを複
列、図示実施例では２列に整列させて移送するため左右
のガイド８゜８とその中央の仕切ガイド９とが設けられ
ている。

これら左右のガイド８，８および９，９は、取扱う色環
諸量Ａの太さに応じてその左右中を調整可能とするため
、調整ネジ１０．１０（ガイド８゜８については図示省
略）により基台１側に支持され、この調整ネジ１０．１
０を回動することにより移送コンベア２の巾方向に微動
させることができるようになっている。

前記仕切ガイド９の上流端位置には、１列で送られる缶
ｙ！Ａ諸量Ａを２列に振分ける振分装置１１が設けられ
ている。この振分装置１１は、１列で送られる色環諸量
Ａの進路中央部に振分棒１２が垂設され、缶壜詰品へが
これに当って前記仕切ガイ「ζ９の左右の空いている側
へ順次振分けられて進入させるようになっている。

移送コンベア２の末端位置には、色環諸量Ａを待機させ
るストッパ１３が色環諸量Ａの進路上に出没自在に設け
られ、このストッパ１３により所定距離を隔てた上流側
には、色環諸量Ａの面詰個数（実施例では２列６行の１
ダース〉を仕切る仕切ストッパ１４．１４が両側から缶
１３詰品Ａの進路上に出没自在に配設されている。

また、移送コンベア２の末端近くの両側には、該コンベ
ア２上にストッパ１４で仕切られた１ダースの色環諸量
Ａが送り出される際にその後端の色環諸量Ａの圧力空気
を吹付けて色環諸量Ａの前後間に隙がないようにする圧
力空気吹付ノズル１５が配設されている。

傾斜台座４の側部には函体供給コンベア１６が配設され
ている。このコンベア１６は函体３をその長手方向が傾
斜台座４と平行するように搬送するもので、その末端の
停止ステーション１６Ａの外側には押板１７Ａとエアシ
リンダ１７Ｂとからなるブツシャ１７が配設され、この
ブツシャ１７で停止ステーション１６Ａ上の函体３を傾
斜台座４上に送り込むようになっている。

傾斜台座４は、前記移送コンベア２の末端側が下った傾
斜姿勢を有するもので、その傾斜角は、この傾斜台座４
上に供給される函体３の缶壜詰品移送方向上流側の内側
壁３Ａの上端が、搬送コンベア６により懸吊搬送される
化層諸量Ａの下端に当接しない高さ位置におかれ、同後
流側の内側壁３Ｂの上端が化層諸量Ａの下端に接触する
位置におかれるように設定されている。この傾斜台座４
の中央部には、この上に供給された函体３が乱りに動か
ないようにするため、バキュームにより函体３の下面を
吸引するバキュームヘッド１８が設けられている。なお
この手段はバキュームによるものに限らず、適宜な手段
であってよい。

搬出コンベア５は、前記傾斜台座４の後流端と略同−レ
ベルに設けられ、図示例ではＯ−ラコンベアにより構成
されている。この搬出コンベア５は図示しない駆動手段
により積極的に駆動され、化層諸量Ａ、Ａ・・・が収納
された函体３を矢印方向に搬出するようになされている
。

この搬出コンベア５の末端には、函詰めされた化層諸量
を例えば包装工程等の他所へ搬送するコンベア１９が配
設されている。

搬送コンベア６は、図示例では色環諸量へが磁性材から
なる缶諸量、磁性材からなる蓋を被冠した壜諸量等、磁
力により吸着され得る性質のものを対象とする場合を示
しており、ステンレス鋼等一過性を帯びにくい材料から
なりプーリー２０゜２１１１１に巻装されたベルト２２
と、このベルト２２の下部走行＠２２Ａの直上位置に配
設されたマグネット２３とで構成されている。したがっ
て移送コンベア２上を運ばれてマグネット２３の配設領
域の下に至ると、缶Ｉ！！諸量Ａはベルト２２を介在し
て吸上げられ、ベルト２２の下面に吸着した状態で傾斜
台座４、搬出コンベア５の途中まで運ばれることになる
。なお取扱う化層諸量がマグネット２３に吸引されない
材料製または構造である場合には、バキュームによる吸
引保持、機械的チーツク機構による懸吊保持手段を採用
すればよい。図中２４は移送コンベア２の駆動用モータ
、２５は搬送コンベア６の駆動用モータである。

つぎに上記実施例の作用を説明する。

移送コンベア２の上流側からガイド７．７間にこれにそ
って１列で整列移送される化層諸量Ａは、振分装置１１
の振分棒１２に当って左右に振分けられ、ガイド８，８
、仕切ガイド９にそって２列で移送コンベア２の末端方
向へ送られる。

一方、函体供給コンベア１６には開蓋された函体３が供
給されて運ばれ、最先の函体３は停止ステーション１６
Ａ上にて停止される。ついでブツシャ１７が作動し、そ
の押板１７Ａで函体３の側面が押されて傾斜台座４上に
移載されて第３図示のように化層諸量への移送方向後流
側の内側壁３Ｂが高く、同上流側の面側１３Ａが低い傾
斜姿勢に置かれる。

前記移送コンベア２上を送られる化層諸量Ａが搬送コン
ベア６のマグネット２３の配設領域に入ると、化層諸量
Ａはベルト２２を介在してマグネット２３に吸着され、
ベルト２２の帯動により化層諸量Δは懸吊された状態と
なって傾斜台座４上の函体３上に至る。このとき所定個
数の化層諸量Ａが通過したとき仕切ストッパ１４．１４
が進路上に突出してそれ以降の化層諸量への進行を停止
させ、また先行する所定個数の最終の化層諸量Ａが圧力
空気吹付ノズル１５の位置を通過したときそのノズル１
５から圧力空気が吹出され、先行の色環諸量へと間隔が
空きやすい最終の化層諸量Ａの背後を圧力空気で押圧し
てその間隔を埋め、整列状態を保証する。

こうして所定個数（１ダース）の化層諸量Ａが搬送コン
ベア６に懸吊支持されてその最先の化層諸量Ａが傾斜台
座４上に傾斜しておかれる函体３の後流側面側壁３Ｂに
到達すると、その化層諸量Ａの下端が第３図示のように
上記内側壁３Ｂの上端に内面側から当接し、この函体３
を引きするように第３図右方向に移動させる。この移動
と共に函体３は傾斜姿勢から徐々に水平姿勢に移行し、
　　　−この以降に伴なって搬送コンベア６に懸吊支持
されている所定本数の化層諸量Ａの下端がすべて函体３
内に嵌入する。この時期には缶ＷＡ諸量Ａの上端はマグ
ネット２３の配設領域から順次脱し、その保持を解かれ
、函体３が搬出コンベア５上に移載される時期には化層
諸量Ａのすべてが函体３内におかれて搬出コンベア５の
駆動によって搬出される。

この間に傾斜台座４上に次の函体３がブツシャ１４によ
って供給され、前記仕切ストッパ１４゜１４によって仕
切られていた次の所定個数の色環。

結晶Ａが前記と同様にして搬送コンベア６により懸吊さ
れて運搬され、前記と同様にして連続的に函詰めが行な
われる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明による缶板諸量の函詰装置
は、缶）Ｊ諸量を整列状態で給送する移送コンベアと、
缶板諸量の上部を支持して懸吊しながら搬送する搬送コ
ンベアと、この搬送コンベアの下方に設けられ缶板諸量
を収納し得る函体を前記搬送コンベアの搬送方向後流側
の面側壁が搬送される缶板諸量の下部に当接可能に傾斜
姿勢に支持する傾斜台座と、この傾斜台座の後流側に連
設され函体を水平姿勢に移動させる搬出機構とを具備し
、前記移送コンベアには、その移送方向上流側に缶板諸
量を単列で移送する左右のガイドと、同後流側に缶板諸
量を複列で移送する複数列のガイドと、この複数列のガ
イドの上流端位置に単列で移送される缶板諸量を複列に
振分ける振分装置と、所定個数を仕切る仕切ストッパと
、仕切られ−た所定個数の最後尾の缶板諸量に後方から
圧力空気を吹付けて移送方向に押送する圧力空気吹出ノ
ズルとをそれぞれ配設した構成であるから、大ｂ１移送
される缶ｊ５１Ｉ品品を複数列に振分けて所定個数を区
切り、連続動作により函体内にきっちりと詰めることが
でき、また函体内に詰める際に缶ｙ！Ａ諸量同士が衝接
することがなく、そのため缶板諸量に凹みや磁層を生ず
るおそれがない。さらに所定個数仕切ったのちその仕切
られた一群を函詰めする際に特に間隔が開らきやすい最
後列の缶板諸量もその後方から圧力空気吹付ノズルから
吹付ける圧力空気により後押しするので、缶板諸量の前
後間隔があくことがなく、函詰めの際に函体からはみ出
ることなく粘結することができるなどの種々の効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による缶板諸量の函詰装置の一実施例を
示す側面図、第２図は同平面図、第３図は同作動状態を
系す説明図である。 Ａ・・・缶板諸量、１・・・基台、２・・・移送コンベ
ア、３・・・函体、４・・・傾斜台座、５・・・搬出コ
ンベア、６・・・搬送コンベア、１１・・・振分装置、
１３・・・ストッパ、１４・・・仕切ストッパ、１６・
・・函体供給コンベア、１７・・・ブツシャ、２３・・
・マグネット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、缶壜詰品を整列状態で給送する移送コンベアと、缶
   壜詰品の上部を支持して懸吊しながら搬送する搬送コン
   ベアと、この搬送コンベアの下方に設けられ缶壜詰品を
   収納し得る函体を前記搬送コンベアの搬送方向後流側の
   函側壁が搬送される缶壜詰品の下部に当接可能に傾斜姿
   勢に支持する傾斜台座と、この傾斜台座の後流側に連設
   され函体を水平姿勢に移動させる搬出機構とを具備し、
   前記移送コンベアには、その移送方向上流側に缶壜詰品
   を単列で移送する左右のガイドと、同後流側に缶壜詰品
   を複列で移送する複数列のガイドと、この複数列のガイ
   ドの上流端位置に単列で移送される缶壜詰品を複列に振
   分ける振分装置と、所定個数を仕切る仕切ストッパと、
   仕切られた所定個数の最後尾の缶壜詰品に後方から圧力
   空気を吹付けて移送方向に押送する圧力空気吹出ノズル
   とをそれぞれ配設してなる缶壜詰品の函詰装置。 ２、前記搬送コンベアをマグネットコンベアで構成した
   特許請求の範囲第１項記載の缶壜詰品の函詰装置。