JPS623430Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS623430Y2 JPS623430Y2 JP1983053342U JP5334283U JPS623430Y2 JP S623430 Y2 JPS623430 Y2 JP S623430Y2 JP 1983053342 U JP1983053342 U JP 1983053342U JP 5334283 U JP5334283 U JP 5334283U JP S623430 Y2 JPS623430 Y2 JP S623430Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- asphalt
- impregnated
- base material
- synthetic fiber
- waterproof sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 8
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 claims description 7
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 3
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 5
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Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、厚手の嵩高な合成繊維不織布基材の
一面からアスフアルトを含浸させ、他の面から合
成樹脂材を含浸させて一体とした防水シートに関
し、必要に応じてその表面に粘着防止のためのゴ
ム粉末を散布したものである。
一面からアスフアルトを含浸させ、他の面から合
成樹脂材を含浸させて一体とした防水シートに関
し、必要に応じてその表面に粘着防止のためのゴ
ム粉末を散布したものである。
屋上あるいは陸屋根の下地コンクリート面の防
水にアスフアルトルーフイング等の防水シートを
貼設することは防水工法として通常施工されてい
る。しかし、この防水工法にとつて最大の問題点
は、 (イ) 下地コンクリート層の固化収縮によつて生ず
る亀裂に対して追従しうるかどうか、 (ロ) 下地コンクリート層から蒸発する水分によつ
て起る防水シートの「ふくれ」、「はがれ」現象
である。
水にアスフアルトルーフイング等の防水シートを
貼設することは防水工法として通常施工されてい
る。しかし、この防水工法にとつて最大の問題点
は、 (イ) 下地コンクリート層の固化収縮によつて生ず
る亀裂に対して追従しうるかどうか、 (ロ) 下地コンクリート層から蒸発する水分によつ
て起る防水シートの「ふくれ」、「はがれ」現象
である。
この問題点を解消するために従来から種々の防
水材が開発されているが決定的なものは無かつ
た。
水材が開発されているが決定的なものは無かつ
た。
即ち、従来使用されているアスフアルトルーフ
イングは引張りに対して弱く、下地コンクリート
層の亀裂に対して追従しきれる切裂れ等が生じて
漏水の原因となつている。このため数層に貼設す
ることが常識とされているが、広い施工面にあつ
ては日程的に問題があり作業性が悪い欠点を有し
ていた。このため厚手の嵩高な不織布にアスフア
ルトを含浸させたアスフアルトシートが開発され
防水層を一層で済す工法がとられている。このア
スフアルトシートは原反に合成繊維による厚手の
嵩高な不織布を使用し、全体として５mm前後に成
形されているため引張りに対して十分な強度を有
し、下地コンクリートに生じた亀裂に対しても十
分追従でき期待する防水効果が得られるものであ
るが、シート自体が柔軟性であるため下地コンク
リートから発する蒸発水分によつて「ふくれ」現
象が生じて防水層がはがれる欠点があつた。
イングは引張りに対して弱く、下地コンクリート
層の亀裂に対して追従しきれる切裂れ等が生じて
漏水の原因となつている。このため数層に貼設す
ることが常識とされているが、広い施工面にあつ
ては日程的に問題があり作業性が悪い欠点を有し
ていた。このため厚手の嵩高な不織布にアスフア
ルトを含浸させたアスフアルトシートが開発され
防水層を一層で済す工法がとられている。このア
スフアルトシートは原反に合成繊維による厚手の
嵩高な不織布を使用し、全体として５mm前後に成
形されているため引張りに対して十分な強度を有
し、下地コンクリートに生じた亀裂に対しても十
分追従でき期待する防水効果が得られるものであ
るが、シート自体が柔軟性であるため下地コンク
リートから発する蒸発水分によつて「ふくれ」現
象が生じて防水層がはがれる欠点があつた。
本考案は、このように従来使用されているアス
フアルトルーフイングの欠点を解消するためにな
されたものであつて、同一の厚手の嵩高な不織布
の一方の面からアスフアルトを含浸させ、他の面
から物性の異る合成樹脂材を含浸させて一体とな
した防水シートを形成し、十分な防水性を発揮せ
しめたものである。
フアルトルーフイングの欠点を解消するためにな
されたものであつて、同一の厚手の嵩高な不織布
の一方の面からアスフアルトを含浸させ、他の面
から物性の異る合成樹脂材を含浸させて一体とな
した防水シートを形成し、十分な防水性を発揮せ
しめたものである。
添付図面により本考案の防水シートを説明する
と、第１図は本考案の防水シートの断面図であ
り、厚手の嵩高な合成繊維不織布基材の一方の面
からアスフアルト１を含浸させ、他の面から合成
樹脂材２を含浸させて一体としたものである。第
２図は必要に応じてなされる他の実施例によるも
のであつて、防水シートの巻き上げ収納時のシー
ト相互の粘着を防ぎ、又施工時のスリツプを防止
するために表面にゴム粉末３を散布したものであ
る。
と、第１図は本考案の防水シートの断面図であ
り、厚手の嵩高な合成繊維不織布基材の一方の面
からアスフアルト１を含浸させ、他の面から合成
樹脂材２を含浸させて一体としたものである。第
２図は必要に応じてなされる他の実施例によるも
のであつて、防水シートの巻き上げ収納時のシー
ト相互の粘着を防ぎ、又施工時のスリツプを防止
するために表面にゴム粉末３を散布したものであ
る。
本考案の防水シートは上述の如き構造であるか
ら下地コンクリートに対しての貼設は、シートに
自着層を付して冷工法でもよく、又アスフアルト
プライマーと溶融アスフアルトによる熱工法のい
ずれでもよく、下地コンクリートの亀裂に対して
十分対応されるばかりでなく、「ふくれ」現象も
抑止できるという従来の防水材にみられない施工
上の効果を奏するものである。
ら下地コンクリートに対しての貼設は、シートに
自着層を付して冷工法でもよく、又アスフアルト
プライマーと溶融アスフアルトによる熱工法のい
ずれでもよく、下地コンクリートの亀裂に対して
十分対応されるばかりでなく、「ふくれ」現象も
抑止できるという従来の防水材にみられない施工
上の効果を奏するものである。
第１図は本考案の防水シートの断面図を示し、
第２図は別の実施例による防水シートの断面図を
示すものである。 １……アスフアルト、２……合成樹脂材。
第２図は別の実施例による防水シートの断面図を
示すものである。 １……アスフアルト、２……合成樹脂材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 厚手の嵩高な合成繊維不織布を基材とし、該
合成繊維不織布基材の厚みに対して、一方の表
面からアスフアルト１をほぼ中央部まで含浸さ
せ、他方の表面から合成樹脂材２を含浸させて
一体となしたる防水シート。 (2) 厚手の嵩高な合成繊維不織布を基材とし、該
合成繊維不織布基材の厚みに対して一方の表面
からアスフアルト１をほぼ中央部まで含浸さ
せ、他方の表面から合成樹脂材２を含浸させて
一体となし、該表面にゴム粉末３を散布してな
る実用新案登録請求範囲(1)に記載の防水シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334283U JPS59160594U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 防水シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334283U JPS59160594U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 防水シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59160594U JPS59160594U (ja) | 1984-10-27 |
| JPS623430Y2 true JPS623430Y2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=30183687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5334283U Granted JPS59160594U (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 防水シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59160594U (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5116453A (en) * | 1974-02-27 | 1976-02-09 | Maruku Guzabie Gureizu Reimon | Denwarireenobanejoni setsushokubuzaiorenzokushitesetsuchi katatanzosurusochi |
| JPS54148088A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-19 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Asphalt waterproof base |
| JPS57167460A (en) * | 1981-04-01 | 1982-10-15 | Mitsuboshi Ind | Asphalt sheet |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5925642Y2 (ja) * | 1979-04-24 | 1984-07-27 | 宇部興産株式会社 | 複合シ−ト |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP5334283U patent/JPS59160594U/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5116453A (en) * | 1974-02-27 | 1976-02-09 | Maruku Guzabie Gureizu Reimon | Denwarireenobanejoni setsushokubuzaiorenzokushitesetsuchi katatanzosurusochi |
| JPS54148088A (en) * | 1978-05-12 | 1979-11-19 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Asphalt waterproof base |
| JPS57167460A (en) * | 1981-04-01 | 1982-10-15 | Mitsuboshi Ind | Asphalt sheet |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59160594U (ja) | 1984-10-27 |
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