JPS6231522Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231522Y2 JPS6231522Y2 JP19117782U JP19117782U JPS6231522Y2 JP S6231522 Y2 JPS6231522 Y2 JP S6231522Y2 JP 19117782 U JP19117782 U JP 19117782U JP 19117782 U JP19117782 U JP 19117782U JP S6231522 Y2 JPS6231522 Y2 JP S6231522Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound absorbing
- grooves
- insulating
- vinyl chloride
- water absorption
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の詳細な説明〕
本考案は、軽量で不燃性、耐候性に優れ、吸音
と遮音効果を、使用個所の状態に応じて調整可能
とした新規な吸遮音板に関する。
と遮音効果を、使用個所の状態に応じて調整可能
とした新規な吸遮音板に関する。
近時、建築構造物の内、外壁や間仕切り壁など
を含めた構成部材として、吸音、遮音機能を具備
する吸遮音板が使用される傾向にある。このよう
な吸遮音板は、一般にブロツク状の枠に、ロツク
ウール、グラスウール等の吸音板を嵌め込み、一
体化したもので、内包空隙による効果を期待する
ものがほとんどである。このような従来の吸遮音
板は、充填されたグラスウール等が、降雨や湿度
により吸音効果が阻害され、さらにその繰返えし
によつて吸音効果が次第に減少するという欠点を
もつている。
を含めた構成部材として、吸音、遮音機能を具備
する吸遮音板が使用される傾向にある。このよう
な吸遮音板は、一般にブロツク状の枠に、ロツク
ウール、グラスウール等の吸音板を嵌め込み、一
体化したもので、内包空隙による効果を期待する
ものがほとんどである。このような従来の吸遮音
板は、充填されたグラスウール等が、降雨や湿度
により吸音効果が阻害され、さらにその繰返えし
によつて吸音効果が次第に減少するという欠点を
もつている。
本考案は、上記従来品の欠点を解消し、さらに
使用個所の環境に応じて吸遮音効果を発揮できる
吸遮音板を提供することを目的として提案された
もので、内部に中空孔を有し、少なくとも片面
に、底部に行くにつれて幅広く形成され、かつ円
弧状に形成された凹溝を、その長手方向のほぼ全
長に亘り、幅方向に沿つてほぼ等間隔毎に有する
セメント系または珪カル系材料を主材とするパネ
ル成形板の、上記凹溝の上端開口の間隔を、適宜
広くまたはせまく設定するとともに、該凹溝内に
吸水性の少ない軟質塩化ビニール、硬質ウレタ
ン、または無機質材料からなる調整片を、適宜間
隔を距てて着脱自在に装着して、吸遮音効果を調
整可能としたことを特徴とする吸遮音板に係るも
のである。
使用個所の環境に応じて吸遮音効果を発揮できる
吸遮音板を提供することを目的として提案された
もので、内部に中空孔を有し、少なくとも片面
に、底部に行くにつれて幅広く形成され、かつ円
弧状に形成された凹溝を、その長手方向のほぼ全
長に亘り、幅方向に沿つてほぼ等間隔毎に有する
セメント系または珪カル系材料を主材とするパネ
ル成形板の、上記凹溝の上端開口の間隔を、適宜
広くまたはせまく設定するとともに、該凹溝内に
吸水性の少ない軟質塩化ビニール、硬質ウレタ
ン、または無機質材料からなる調整片を、適宜間
隔を距てて着脱自在に装着して、吸遮音効果を調
整可能としたことを特徴とする吸遮音板に係るも
のである。
以下、第１図乃至第３図に示す実施例により、
本考案につき具体的に説明する。第１図及び第２
図において、１は押出し成形機によつて押出し成
形された石綿セメント等の無機質材料よりなる中
空部２を内部に有するパネル成形板、同パネル成
形板１の少なくとも片側表面には、その長手方向
のほぼ全長に亘り、該パネル成形板１の幅（横）
方向に沿つて所定間隔毎に、複数条の凹溝３が設
けられている。それら凹溝３の横断面形は、図示
の如く開口部上端３ａから底部３ｂに至る横広が
りの円弧状に形成されている。４は該凹溝３に装
着される吸遮音効果を調整するための調整片で、
同調整片４は軟質塩化ビニール、硬質ウレタンあ
るいはパネル成形板１と同質材料で形成される。
該調整片４の一例を第３図に示す。この調整片４
をパネル成形板１の凹溝３内に装着する場合に
は、該調整片４が軟質塩化ビニール製、硬質ウレ
タン製の場合は、該調整片４の可変形性を利用し
て、各凹溝３の開口部上端３ａから押圧して嵌め
込み、またパネル成形板と同質材料の場合には、
パネル成形板１の側面より挿入する。本考案の場
合、吸遮音効果の調整機能（共鳴作用、特定周波
数を対象とする吸音効果）を上げるためには、随
時パネル成形板１の表面の凹溝３の上端開口３ａ
の間隔を、適宜広くまたはせまく設定するととも
に、該凹溝３内に装着する調整片４の装着間隔
を、適宜調整する必要がある。
本考案につき具体的に説明する。第１図及び第２
図において、１は押出し成形機によつて押出し成
形された石綿セメント等の無機質材料よりなる中
空部２を内部に有するパネル成形板、同パネル成
形板１の少なくとも片側表面には、その長手方向
のほぼ全長に亘り、該パネル成形板１の幅（横）
方向に沿つて所定間隔毎に、複数条の凹溝３が設
けられている。それら凹溝３の横断面形は、図示
の如く開口部上端３ａから底部３ｂに至る横広が
りの円弧状に形成されている。４は該凹溝３に装
着される吸遮音効果を調整するための調整片で、
同調整片４は軟質塩化ビニール、硬質ウレタンあ
るいはパネル成形板１と同質材料で形成される。
該調整片４の一例を第３図に示す。この調整片４
をパネル成形板１の凹溝３内に装着する場合に
は、該調整片４が軟質塩化ビニール製、硬質ウレ
タン製の場合は、該調整片４の可変形性を利用し
て、各凹溝３の開口部上端３ａから押圧して嵌め
込み、またパネル成形板と同質材料の場合には、
パネル成形板１の側面より挿入する。本考案の場
合、吸遮音効果の調整機能（共鳴作用、特定周波
数を対象とする吸音効果）を上げるためには、随
時パネル成形板１の表面の凹溝３の上端開口３ａ
の間隔を、適宜広くまたはせまく設定するととも
に、該凹溝３内に装着する調整片４の装着間隔
を、適宜調整する必要がある。
本考案の吸遮音板の一実施例は、上記のように
構成されており、パネル成形板の表面に設けられ
た凹溝３により、吸音されて吸音効果を発揮する
ほか、各凹溝３内に調整片４が適宜装着されてい
るため、その吸遮音効果が調整され、調整片４の
装着ピツチを変えることにより特定周波数を対象
として吸音効果を上げることができる。また、調
整片４に吸水性の少ない材料からなるため、降雨
や湿度により吸音効果が減少するようなことがな
い。またパネル成形板１は遮音性の高い材料で構
成されており、中空構造であるため、軽量で、し
かも高い遮音性をもつ。また無機質材料からなる
ため不燃性を有し、かつ耐候性が良い。
構成されており、パネル成形板の表面に設けられ
た凹溝３により、吸音されて吸音効果を発揮する
ほか、各凹溝３内に調整片４が適宜装着されてい
るため、その吸遮音効果が調整され、調整片４の
装着ピツチを変えることにより特定周波数を対象
として吸音効果を上げることができる。また、調
整片４に吸水性の少ない材料からなるため、降雨
や湿度により吸音効果が減少するようなことがな
い。またパネル成形板１は遮音性の高い材料で構
成されており、中空構造であるため、軽量で、し
かも高い遮音性をもつ。また無機質材料からなる
ため不燃性を有し、かつ耐候性が良い。
本考案の吸遮音板は、上記のような構成、作用
を具有するものであるから、本考案によれば、軽
量で不燃性、耐候性に優れ、吸遮音効果を有し、
しかも吸遮音効果の調整可能な吸遮音板を実現で
きるという実用的効果を挙げることができる。
を具有するものであるから、本考案によれば、軽
量で不燃性、耐候性に優れ、吸遮音効果を有し、
しかも吸遮音効果の調整可能な吸遮音板を実現で
きるという実用的効果を挙げることができる。
添付図面は、本考案の一実施例の概略説明図
で、第１図は斜視図、第２図は第１図の−線
断面図、第３図は調整片の一例の斜視図である。 １：パネル成形板、２：中空部、３：凹溝、
４：調整片。
で、第１図は斜視図、第２図は第１図の−線
断面図、第３図は調整片の一例の斜視図である。 １：パネル成形板、２：中空部、３：凹溝、
４：調整片。
Claims (1)
- 内部に中空孔を有し、少なくとも片面に、底部
に行くにつれて幅広く形成され、かつ円弧状に形
成された凹溝を、その長手方向にほぼ全長に亘
り、幅方向に沿つてほぼ等間隔毎に有するセメン
ト系または珪カル系材料を主材とするパネル成形
板の、上記凹溝の上端開口の間隔を、適宜広くま
たはせまく設定するとともに、該凹溝内に吸水性
の少ない軟質塩化ビニール、硬質ウレタン、また
は無機質材料からなる調整片を、適宜間隔を距て
て着脱自在に装着して、吸遮音効果を調整可能と
したことを特徴とする吸遮音板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19117782U JPS5996209U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 吸遮音板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19117782U JPS5996209U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 吸遮音板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5996209U JPS5996209U (ja) | 1984-06-29 |
| JPS6231522Y2 true JPS6231522Y2 (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=30411747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19117782U Granted JPS5996209U (ja) | 1982-12-20 | 1982-12-20 | 吸遮音板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5996209U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740002Y2 (ja) * | 1988-12-22 | 1995-09-13 | 株式会社ノザワ | レゾネータ型防音パネル |
| KR200193227Y1 (ko) * | 2000-03-31 | 2000-08-16 | 박천성 | 실내용 방음판 |
-
1982
- 1982-12-20 JP JP19117782U patent/JPS5996209U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5996209U (ja) | 1984-06-29 |
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