JPS6230838A - ロ−タリ−コンプレツサの摺動部品 - Google Patents

ロ−タリ−コンプレツサの摺動部品

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Publication number
JPS6230838A
JPS6230838A JP16775085A JP16775085A JPS6230838A JP S6230838 A JPS6230838 A JP S6230838A JP 16775085 A JP16775085 A JP 16775085A JP 16775085 A JP16775085 A JP 16775085A JP S6230838 A JPS6230838 A JP S6230838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
alloy
rotary compressor
sliding parts
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP16775085A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Fujii
藤井 栄一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16775085A priority Critical patent/JPS6230838A/ja
Publication of JPS6230838A publication Critical patent/JPS6230838A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ローラ、ブレード等のロータリーコンプレッ
サの摺動部品に関し、特にその材料の改良に係わる。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、この種の摺動部品は鋼又は鋳鉄により形成されて
いた。しかしながら、かかる材料からなる摺動部品は以
下に示す欠点があった。
■0部品の重量が重いため、ロータリーコンプレッサの
偏心運動においてモータに余分な仕事が加わり、効率の
低下を招く。
■0部品!ffiが重いため、ロータリーコンプレッサ
゛の偏心運動、往復運動による撮動が大きくなる。
一方、摺動部品を軽量なAl合金で形成することが試み
られている。しかしながら、かかる材料からなる摺動部
品は線膨張係数が鉄の2倍以上あるため、クリアランス
の設定に難があり、しかも耐摩耗性が劣る等の欠点があ
った。
〔発明の目的〕
本発明は、耐摩耗性に優れ、かつクリアランスの設定が
容易で、しかも軽量化を達成したロータリーコンプレッ
サの摺動部品を提供しようとするものである。
(発明の概要) 本発明は、An合金マトリックス中にセラミックス粒子
、セラミックス繊維のうちの少なくとも一方を分散させ
た材料より構成されることを特徴とするものである。か
かる本発明にによれば、既述の如く耐摩耗性に優れ、か
つクリアランスの設定が容易で、しかも軽量化を達成し
たロータリーコンプレッサの摺動部品を得ることができ
る。
上記AI2合金としは、例えばAp−s rからなるA
l鋳物用合金又は展伸用Al合金等を挙げることができ
る。
上記セラミック粒子、セラミック11t4としは、例え
ばAn203 、SiC,Si3N4 、BN等を挙げ
ることができる。こうしたセラミック粒子は、粒径が5
〜30μmの範囲ものを用いることが望ましい。セラミ
ック繊維は、粒径 0.1〜1.0μm1長さ10〜2
0μmのものを用いることが望ましい。前記セラミック
ス粒子のAl金合金マトリックス中への分散口は、5〜
10重量%、セラミックス繊維の同分散量は5〜25重
量%、セラミックス粒子とセラミックスm lff1の
温合物の同分散量は5〜20重景%の範囲にすることが
望ましい。この理由は、その分散量の上限値を越えると
、加工性の悪化や引張り強度等の強度低下を招く恐れが
あり、かといってその下限未満の値とすると、耐摩耗性
や低膨張性を達成するのが困難となる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
マス、3i  16重量%、Cu  3mJ1%、Mg
1重量%、残部へβからなるAl合金粉末に粒径5〜2
0μmのSi3N+粒子を5@量%加えた後、混合、分
散を行なった。つづいて、この原料を粉末成形し、45
0〜550℃の真空雰囲気中で焼結してビレットを作製
した。次いで、このビレットを押出し成形して第1図に
示すロータリーコンプレッサのローラ(外径40 rt
ga 、内径30馴、高さ30閤)を製造した。
しかして本実施例のローラについて、コンブレラ+j(
1)成績係数[(kcal /hr) / (kcal
 /hr)−%]、撮動特性、耐摩耗性を調べたところ
、第2図〜第4図に示す特性図を得た。なお、前記耐摩
耗性は第5図に示すようにFe12鋼の円盤1に本実施
例のローラから切出したテストピース2を50 Kgの
力で押付け、該円盤1を 1250m7m1nの条件で
回転した時のテストピース2の摩耗量より評価した。第
2図及び第3図中のA1、Alは本実施例の特性線、S
l、82は下記組成の合金鋳鉄からなるローラ(比較例
1)の特性線である。第4図中のA3は、本実施例の特
性線、Cはsi  1619%、Cu  31fi%、
MO1重量%、残部AlからなるAli合金のテストピ
ースを前記第5図と同様に評価した時の特性線である。
表 第2図から明らかなように、本実施例のローラは合金鋳
鉄からなるローラ(比較例1)に比べて特に高周波数域
での成績係数が20〜30%向上することが分る。また
、第3図から明らかなように、本実施例のローラは合金
鋳鉄からなるO−ラ(比較例1)に比べて撮動が低下、
特に高周波数域での撮動低下効果が顕著であることが分
る。こうした本実施例のローラにおいて、コンプレッサ
成績係数及び振動が改善されるのは軽量化によるもので
ある。更に、第4図から明らかなように本実施例のロー
ラから切出したテストピースはAl合金のみからなるテ
ストピースく比較例2)に比べて耐摩耗性が格段に向上
することが分る。かかる本実施例のローラにおける耐摩
耗性は、上記表に示す合金鋳鉄からなるローラ(比較例
1)と同等の値であった。
更にまた、本実施例のローラの線膨張係数は18.8X
10唱/℃で、Al合金単体の線膨張係数が23.6X
10”/”Cに比べて著しく低下し、上記表に示す合金
鋳鉄からなるローラ(比較例1)の線膨張係数(IOX
IO″6/’C)に近い値を有することがVfIgされ
た。また、Al合金中にFeやNiを5〜8重最%添加
することによって、線膨張係数は14X10″6/℃と
より一層低下した。
なお、上記実施例ではローラの製造を粉末成形、焼結、
焼結により得たビレットの押出し成形により製造したが
、これに限定されない。例えば、/M2合金の溶融物中
に5iaN+粉末を所定量大れて、撹拌混合し、これよ
りビレットを作製した後、押出し成形する方法、もしく
は上記Si2N3分散溶融物をダイキャストする方法等
を採用し得る。
上記実施例では、ロータリーコンプレッサのローラにつ
いて説明したが、ブレード等の他の摺動部品に適用して
も同様な効果を発揮できる。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明によれば軽量化によりモータ
の効率向上及び撮動の低減を達成でき、かつ線膨張係数
の低下によりクリアランスの設定が容易となり、設計、
製作を簡便にでき、更に耐摩耗性が従来の合金鋳鉄と同
等で高寿命化を図ることができる等顕著な効果を有する
ロータリーコンプレッサの摺動部品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例により得られたロータリーコンプレッ
サのローラを示す斜視図、第2図は本実施例及び比較例
1のコンプレッサの成績係数を示す特性図、第3図は本
実施例及び比較例1の周波数に対する振幅の変化を示す
特性図、第4図は本実施例及び比較例2の耐摩耗性を示
す特性図、第5図は耐摩耗性の評価に使用した試験装冒
を示す概略説明図である。 1・・・円盤、2・・・テストピース。 出願人代理人 弁理士  鈴江武彦 係@ Or m )

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、Al合金マトリックス中にセラミックス粒子、
    セラミックス繊維のうちの少なくとも一方を分散させた
    材料より構成されることを特徴とするロータリーコンプ
    レッサの摺動部品。
  2. (2)、Al合金がAl−SiからなるAl鋳物用合金
    又は展伸用Al合金であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のロータリーコンプレッサの摺動部品。
  3. (3)、セラミック粒子、セラミック繊維がAl_2O
    _3、SiC、Si_3N_4、BNであることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載ののロータリーコンプ
    レッサの摺動部品。
JP16775085A 1985-07-31 1985-07-31 ロ−タリ−コンプレツサの摺動部品 Pending JPS6230838A (ja)

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JP16775085A JPS6230838A (ja) 1985-07-31 1985-07-31 ロ−タリ−コンプレツサの摺動部品

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JPS6230838A true JPS6230838A (ja) 1987-02-09

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ID=15855405

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JP16775085A Pending JPS6230838A (ja) 1985-07-31 1985-07-31 ロ−タリ−コンプレツサの摺動部品

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5149257A (en) * 1989-03-29 1992-09-22 Diesel Kiki Co., Ltd. Compressor with a cylinder having improved seizure resistance and improved wear resistance, and method of manufacturing the cylinder

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS591652A (ja) * 1982-06-25 1984-01-07 Toray Ind Inc 複合構造材料
JPS5934496A (ja) * 1982-08-23 1984-02-24 Nippon Denso Co Ltd ベ−ン型コンプレツサ

Patent Citations (2)

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