JPS6228335Y2 - - Google Patents

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JPS6228335Y2
JPS6228335Y2 JP1983157847U JP15784783U JPS6228335Y2 JP S6228335 Y2 JPS6228335 Y2 JP S6228335Y2 JP 1983157847 U JP1983157847 U JP 1983157847U JP 15784783 U JP15784783 U JP 15784783U JP S6228335 Y2 JPS6228335 Y2 JP S6228335Y2
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JP
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spring
movable body
tension
pulley
distance
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JP1983157847U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として、各種金属材料を切断する
金切鋸盤として使用される鋸盤に関する。
従来技術 従来この種の鋸盤は、第1図に示すように、片
持状態で回動自在に軸止1したフレーム2に、モ
ータ等によつて駆動される固定プーリ3と、該固
定プーリ3に対して適当な距離Lvをおいて対向
する自由プーリ4とを設け、該2つのプーリ3−
4間に無端状の帯鋸5を張設した構造となつてい
る。帯鋸5の連接する固定プーリ3及び自由プー
リ4の外周には、帯鋸5を密着性を良好にすると
共に、両者間の擦過傷等を防止する目的で、ゴム
等の弾性体をライニングしてある。
また、帯鋸5にダブ付きや締過ぎを生じさせる
ことなく、適当な緊締状態でプーリ3−4間に連
接させるため、自由プーリ4に固定プーリ3との
間の対向距離Lvを可変して、帯鋸5に加わる張
力を調整する張力調整機構6を設けるのが普通で
ある、該張力調整機構6は、第2図に拡大して示
すように、フレーム2の底面板21に、自由プー
リ4を回転自在に軸止した可動体61を対接さ
せ、該可動体61をフレーム2の底面板21に固
着したガイド62,63によつて、底面板21と
平行するa,b方向に移動し得るように支持し、
フレーム2上に固設された腕22にネジ結合させ
た調整ネジ体64を回転調整することにより、可
動体61をa,b方向に移動させて前記対向距離
Lvを調整すると同時に、固定側の腕22と可動
体61との間に介装されたバネ65を圧縮し、そ
の圧縮反発力を帯鋸5の張力として利用する構造
となつている。バネ65は一端を開口させた筒体
66内に内蔵させ、筒体66の開口側の端縁が可
動体61に接する位置で、所定のバネ圧を加える
ようになつている。つまり、帯鋸5に対する張力
は筒体66の長さによつて所定の値に設定され
る。
従来技術の欠点 しかし、この従来の鋸盤においては、張力調整
機構6の構造が、可動体61とフレーム2に固定
された腕22との間にバネ65を介装し、このバ
ネ65を可動体61と腕22との間で圧縮するこ
とにより、帯鋸5に加わる張力を調整する構造と
なつているため、切削粉の符着や摩耗による自由
プーリ4の径の大小の変化及び帯鋸5の直径の大
小の変化に対して追従できないと言う難点があ
る。例えば第3図に示す如く、帯鋸5の直径が小
さくなつたため、自由プーリ4を長さ△Lだけa
方向に移動させなければならなくなつたとする。
自由プーリ4をa方向へ移動させるには、調整ネ
ジ体64をa方向に進ませる必要がある。ところ
が調整ネジ体64をa方向に進ませると、必然的
に、可動体61と腕22との間隔D1が長さ△L
だけ大きくなる。このため、第2図の所定位置に
セツトするに当つて、調整ネジ体64を回転調整
して長さ△Lだけb方向に戻した場合には、帯鋸
5に加わる張力が所定の張力より著しく増大して
しまう。
本考案の目的 そこで本考案は上述する従来の欠点を除去し、
帯鋸に対して、その直径の大小に無関係に、所定
の引張り力を加えることができるようにした鋸盤
を提供することを目的とする。
本考案の構成 固定プーリと、該固定プーリと間隔をおいて対
向して設けられその対向距離の可変調整の可能な
自由プーリと、該自由プーリを移動させて前記対
向距離を可変することにより前記固定プーリと前
記自由プーリとの間に張設された帯鋸の張力を調
整する張力調整機構とを備える鋸盤において、前
記張力調整機構は、前記自由プーリと一体に結合
された可動体と、固定側にネジ結合され、かつ先
端部を前記可動体を貫通して突出させた調整ネジ
体と、該調整ネジ体の前記先端部と前記可動体と
の間に介装され両者間で圧縮されるバネと、前記
バネを内蔵し、底部を前記調整ネジ体の先端部に
掛け止め前記底部と対向する面側を開口させ、開
口端縁と前記可動体との間に発生する間隙による
締しろが略零となるように、前記バネを前記底部
と前記可動体との間で圧縮する筒体とを備えるこ
とを特徴とする。
実施例 第4図は本考案に係る鋸盤の要部における拡大
部分断面図である。図において、第1図〜第3図
と同一の参照符号は同一性ある構成部分を示して
いる。この実施例では、張力調整機構6は、調整
ネジ体64を、フレーム2に一体的に取付けた腕
22にネジ結合させると共に、その先端部を可動
体61を挿通して突出させ、その先端部に設けた
鍔状の頭部641と可動体61との間に、筒体6
6の内部に内蔵されたバネ65を圧設介在させた
構造となつている。筒体66は可動体61側を開
口させ、前記底面板660に設けた孔661を通
つて前記調整ネジ体64を挿通させてある。
上記構造において、調整ネジ体64を回転調整
し、可動体61及び自由プーリ4をb方向に移動
させると、バネ65が調整ネジ体64の頭部64
1と可動体61の間で圧縮され、筒体66の開口
側の端縁662が可動体61に接する位置で最大
圧縮力が得られる。従つて、バネ65のバネ定
数、筒体66の長さ等を、この最大圧縮力が帯鋸
5の最適張力になるように設定しておけば、常に
所定の位置で、帯鋸5に対して最適張力を与える
ことができる。例えば、バネ65に対する荷重を
取り去つて自由にした場合の、可動体61と筒体
66の端縁662との間の間隔が△dであつたと
すると、この△dが略零になる位置、つまり締し
ろ△dで所定の圧縮力及び張力が得られる。
しかも、帯鋸5の直径が変化し、自由プーリ4
をaまたはb方向に長さ△Lだけ移動させなけれ
ばならなくなつた場合でも、第5図に示す如く、
バネ65及びこれを内蔵する筒体66が、可動体
61と調整ネジ体64の頭部641とに挟まれた
状態で、可動体61と一緒にaまたはb方向に長
さ△Lだけ移動する。従つて、帯鋸5の直径の変
化に対応して、自由プーリ4及び可動体61をa
またはb方向に移動させた場合でも、可動体61
と調整ネジ体64の頭部641との間の締しろ△
dが一定に保たれ、所定の締しろで所定の圧縮力
及び張力が得られることになる。
第6図は本考案に係る鋸盤の更に別の実施例に
おける要部の拡大断面図である。この実施例で
は、前記筒体66の軸方向の両端側に、内径側に
鍔状に突出する係止部663,664を設け、こ
の係止部663−664間に、所定のバネ圧とな
るように、バネ65を圧縮して内蔵させた構造と
なつている。そして、係止部664側の前記バネ
65の一端側に、筒体66の開口部を通つて可動
体61の突出部610を接触させるようになつて
いる。バネ65は皿バネを必要数だけ縦続的に配
置して構成されている。バネ65を皿バネによつ
て構成することの利点は、少ない変位量で大きな
圧縮力が得られること、その枚数の加減調整もし
くは表裏の組合せ選択等によりバネ全体としての
圧縮力を自由に設定できること等である。
この第6図の実施例において、可動体61の突
出部610がバネ65の端面に接触していない場
合は、バネ65は筒体66の内部の係止部663
−664間に拘束されており、その圧縮力が可動
体61に加わることがない。つまり、可動体61
がバネ65と非接触状態の関係にある間は、帯鋸
5に対するバネ65による張力は零である。とこ
ろが、調整ネジ体64を回転駆動して、筒体66
を可動体61の方向bに移動させ、可動体61の
突出部610をバネ65の端面に接触させると、
可動体61に対して、筒体65内で圧縮されてい
るバネ65の圧縮力が直接に加わる。即ち、可動
体61がバネ65に接触していない状態で零であ
つた張力が、接触により設定張力まで急激に上昇
する。従つて、張力の設定に当つては、調整ネジ
体64を可動体61の非接触状態から接触状態ま
でほんの僅かに回転調整するだけで良い。しか
も、予め、筒体66内に圧縮内蔵されたバネ65
の圧縮力によつて定まる張力に直ちに設定でき
る。このため、帯鋸5に対する張力調整作業を簡
単かつ確実に行なうことが可能になる。
本考案の効果 以上述べたように、本考案は、固定プーリと、
該固定プーリと間隔をおいて対向して設けられそ
の対向距離の可変調整の可能な自由プーリと、該
自由プーリを移動させて前記対向距離を可変する
ことにより前記固定プーリと前記自由プーリとの
間に張設された帯鋸の張力を調整する張力調整機
構とを備える鋸盤において、前記張力調整機構
は、前記自由プーリと一体に結合された可動体
と、固定側にネジ結合され、かつ先端部を前記可
動体を貫通して突出させた調整ネジ体と、該調整
ネジ体の前記先端部と前記可動体との間に介装さ
れ両者間で圧縮されるバネと、前記バネを内蔵
し、底部を前記調整ネジ体の先端部に掛け止め前
記底部と対向する面側を開口させ、開口端縁と前
記可動体との間に発生する間隙による締しろが略
零となるように、前記バネを前記底部と前記可動
体との間で圧縮する筒体とを備えることを特徴と
するから、帯鋸に対して、その直径の大小に無関
係に、所定の引張り力を加えることができるよう
にした鋸盤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鋸盤の正面部分破断面図、第2
図は同じく要部の拡大部分断面図、第3図は同じ
くその欠点を説明する要部の断面図、第4図は本
考案に係る鋸盤の要部における拡大部分断面図、
第5図は同じくその作用を説明する拡大部分断面
図、第6図は本考案に係る鋸盤の別の実施例にお
ける要部の拡大部分断面図である。 2……フレーム、3……固定プーリ、4……自
由プーリ、5……帯鋸、61……可動体、64…
…調整ネジ体、65……バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定プーリと、該固定プーリと間隔をおいて
    対向して設けられその対向距離の可変調整の可
    能な自由プーリと、該自由プーリを移動させて
    前記対向距離を可変することにより前記固定プ
    ーリと前記自由プーリとの間に張設された帯鋸
    の張力を調整する張力調整機構とを備える鋸盤
    において、前記張力調整機構は、前記自由プー
    リと一体に結合された可動体と、固定側にネジ
    結合され、かつ先端部を前記可動体を貫通して
    突出させた調整ネジ体と、該調整ネジ体の前記
    先端部と前記可動体との間に介装され両者間で
    圧縮されるバネと、前記バネを内蔵し、底部を
    前記調整ネジ体の先端部に掛け止め前記底部と
    対向する面側を開口させ、開口端縁と前記可動
    体との間に発生する間隙による締しろが略零と
    なるように、前記バネを前記底部と前記可動体
    との間で圧縮する筒体とを備えることを特徴と
    する鋸盤。 (2) 前記バネは皿バネで成ることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の鋸盤。
JP15784783U 1983-10-12 1983-10-12 鋸盤 Granted JPS6066413U (ja)

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JP15784783U JPS6066413U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 鋸盤

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JP15784783U JPS6066413U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 鋸盤

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Publication Number Publication Date
JPS6066413U JPS6066413U (ja) 1985-05-11
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JP15784783U Granted JPS6066413U (ja) 1983-10-12 1983-10-12 鋸盤

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743621U (ja) * 1980-08-25 1982-03-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743621U (ja) * 1980-08-25 1982-03-10

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JPS6066413U (ja) 1985-05-11

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