JPS62281660A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明はファクシミ’）装置、特に原稿の受信が正常に
送られたことを発信側装置へ向けて送信するようにした
ファクシミリ装置に関するものである。

従来の技術 従来、ファクシミリ装置を使って送信された原稿情報が
相手に正しく送られたかどうかを発信側操作者が知る方
法としては、原稿末端に済スタンプが押されているかど
うかで知るか、或は装置内に備え付けられたメモリに蓄
えられた通信記録を出力させて知るという方法がとられ
ている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる従来の方法では、送ったという証拠とし
ては、はなはだ不完全なものしかなかった。何故なら、
第１に「済」スタンプの場合、別のファクシミリに送っ
た場合でも押されてしまうし、同じ原稿を何度も送ると
この原稿の同じ付近に複数の済スタンプが押されてしま
い、判別が困難となるからである。

第２に通信記憶で確認する場合、ＩＤで相手の確認がで
きるが、よりはいつでも変更できるので別のファクシミ
リに相手機と同じＩＤをセットして、その別のファクシ
ミリに送ると、相手機に送ったのと同じ通信記録が作成
されてしまい、後でチェックした場合、混乱が生じるか
らである。

本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、受信側装置よ）オリジナルな受領証を発行する事
で送９まちがいを防ぎ、送信側装置が原稿を送ったとい
う証拠の書類を得る事ができるファクシミリ装置を提供
することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は前記目的を達成するため、ファクシミリ装置に
受領証データを格納する記憶手段と、送信側装置からの
受領証要求を検知する手段と、原稿の送受信が正常に行
なわれたか否かを判定する通信判定手段と、受領証要求
検知手段及び通信判定手段の出力に基づいて受領証デー
タの読出し制御を行なう手段とを備えたことを要旨とす
るものである。

作用 ファクシミリ装置においては、予め受領メツセージが読
取られ、この読取シデータが受領証データとして記憶媒
体に格納されている。原稿受信動作に入ると回線を通し
て送られて来た圧縮データを復元し画情報として記憶し
更に記録及び出力する通常動作が行なわれる。その一方
で、本発明のファクシミリ装置では、受領証発行要求検
知部が送信側装置から受領証発行要求があったか否かを
チェックし、また通信判定手段が受信動作が正常に行な
われているか否かをチェックする。送信側装置から受領
証動作があると、受領証データ読出し制御手段が前記受
領証要求検知手段と通信判定手段の出力に基づいてデー
タ読出し制御信号を発生し記憶媒体から受領証データを
読出して原稿送信処理系内に送る。これによって受領証
データは、データ圧縮等の処理を受は通信用の信号に変
調されて回線上に送シ出される。原稿送信側の装置はこ
の受領証データ送信信号を受信すると、通常のファクシ
ミリ装置の時と同様に受領メツセージを復元、記憶し、
受領証を得る。このように、送信側から送られた原稿が
正しく届いた証としてあらかじめ入力されている受領証
に相当する原稿を送信機側へ送シ返すので、送信機側で
は、受領証に相当する原稿が送り返されてきたのを得る
事で、たしかに相手にとどいたとの書類を手元に残すこ
とができる。

実施例 第１図及至第４図は本発明の一実施例に係るファクシミ
リ装置の構成及び作動状況を示す図である。そして、第
１図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の概略
構成を示すものであって、１、は原稿及び受領証といっ
た画像を読み取る読取部、２は画情報をハードコピーと
して出力する記録部、３は、１で読取っだ画情報を一時
格納するための記憶部である。４は、画情報一時記憶部
３にメモ゛すされているデータを符号化してデータ量を
圧縮したり、或はこの逆に圧縮されたデータを複合化し
て伸長する、データ圧縮、復元部、５は符号化されたデ
ータを一時記憶する圧縮データ時記憶部、６は通信回線
との制御を行なう通信制御部である。７は画情報メモリ
制御部、８は受領証データを含む各種画情報が格納され
る記憶媒体、即ち画情報メモリであり、画情報メモリ制
御部７は、画情報一時記憶部３の画情報を画情報メモリ
８に入力する為の変換や制御を行なったシ、画情報メモ
リ８の任意のデータを取シ出し、画情報一時記憶部３や
データ圧縮復元部４に出力したりする。また、画情報メ
モリ８は、画情報メモリ制御部７より入力された受領証
のメツセージ受領証データとして格納する。

更に９は受信動作が正しく行なわれているか否かをチェ
ックする通信判定部、即ちエラーチェック部、１０は受
信動作中において送信側装置から受領証発行要求が出さ
れたか否かを検知する受領証発行要求検知部、１１は受
領証を発行すべきであるときに画情報メモリ制御部７に
対して受領証データを読出す機制御信号を発する受領証
発行制御部である。そして画情報メモリ８、エラーチェ
ック部９、受領証発行要求検知部１０及び受領証発行制
御部１１によって本発明の特徴的構成部分を成している
。

このような構成を有するファクシミリ装置において、そ
の作用を説明する。

まず、第３図に示すように、予め受領証をファクシミリ
装置Ｆ２に読取らせ、そのメツセージを受領証データと
して画情報メモリ８に記憶させておく。ここで発呼側フ
ァクシミリ装置をＦｌ、被発呼側ファクシミリ装置をＦ
２とする。

被呼側ファクシミリ装置Ｆ２は、発呼側ファクシミリ装
置Ｆ１よシ着信をうけると第２図に示すようにＣＥＤ（
被呼局識別信号）、Ｎ５Ｆ（非標準機能信号）、Ｃ３ｌ
（被呼端末識別信号）、ＤＩＳ（デジタル識別信号）を
発呼側に送る。ＮＳＦには、受領証発行能力が有り、か
つ、受領証が登録済みでちる旨の情報が含まれている。

発呼側ファクシミリ装置Ｆ１は、受領証が必要な時は、
このＮＳＦをチェックして、その端末が受領証を発行で
きることを確認しておき、通常の動作として、原稿を発
送しく第４図（ａｌ　）　、被呼側ファクシミリ装置Ｆ
２は原稿を受信記録する（第４図（ｂ））。

発呼側ファクシミリ装置Ｆ１は、送信原稿が終了したら
ボストメツセージとしてＥＯＭを送り、被呼側ファクシ
ミリ装置Ｆ２に再度ＮＳＦを送出させる。そこで発呼側
ファクシミリ装置Ｆ１は受領証発行要求をＮ５Ｃ（非標
準機能命令信号）にセントし、被呼側ファクシミリ装置
Ｆ１に送る。

被呼側ファクシミリ装置Ｆ２では、エラーチェック部９
により、受けだ原稿が正しく受信されたか否かを調べ、
正しく伝わっている場合はＮ５Ｓ（非標準機能設定信号
）に受領証発行をセントして、画情報メモリに記憶して
いる受領証データを画情報メモリ制御部７によって読出
し、発呼側ファクシミリ装置Ｆ１に送信する。これによ
って発呼側ファクシミリ装置Ｆ１は受領証を入手するこ
とが出来（第４図（Ｃ）　）　、送信が正しく行なわれ
た証として保管することができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明は端末器としてのファクシミ
リ装置に受領証を読取らせ記憶させることによって、フ
ァクシミリ装置ごとに固有の受領証を発行させる事がで
き、受領証発行の手続も自動的に行なわれ、発呼側はそ
の受領証を手にする事で確実に送られたとの書類を得る
事ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る受領証発行機能付ファ
クシミリ装置の概略構成図、第２図は前記ファクシミリ
装置における通信手順を示すシーケノス図、第３図は前
記ファクシミリ装置における受領証データの登録作業を
示す斜視図、第４図は本発明のファクシミリ間における
原稿送付及び受領証発行の動作状況を示す斜視図で、第
４図（ａｌは発呼側ファクシミリ装置における原稿発送
動作、第４図（ｂ）は被呼側ファクシミリ装置における
原稿受信動作、第４淀ぼ発呼側ファクシミリ装置におけ
る受領証受取シ動作を示す図である・１・・・読取部、
２・・・記録部、３・・・画情報一時記憶部、４・・・
データ圧縮復元部、５・・・圧縮データ一時記憶部、６
・・・通信制御部、７・・・画情報メモリ制御部、８・
・・画情報メモリ（記憶媒体）、９・・・エラーチェッ
ク部（通信判定手段）、１０・・・受領証発行要求検知
部、１１・・・受領証発行制御部（読出し制御手第　２
　図 第３図 第４図 一□１□ ″ｆ−Ｆ／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 受領メッセージを内容とする原稿を読取る手段と、読取
   られたメッセージを受領証データとして格納する記憶手
   段と、受信時に送信側装置から発信された受領証発行要
   求を検知する手段と、この受領証発行要求検知手段の出
   力によって前記受領証データの読出し制御を行なう手段
   とを有し、送信側装置からの受領証要求によって、この
   送信側装置から送られたデータが正しいと判定された場
   合、受信側装置から受領証データを発信側装置へ送信す
   るようにしたことを特徴とするファクシミリ装置。