JPS62276089A - ポリエステル繊維の処理方法 - Google Patents

ポリエステル繊維の処理方法

Info

Publication number
JPS62276089A
JPS62276089A JP11763886A JP11763886A JPS62276089A JP S62276089 A JPS62276089 A JP S62276089A JP 11763886 A JP11763886 A JP 11763886A JP 11763886 A JP11763886 A JP 11763886A JP S62276089 A JPS62276089 A JP S62276089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
rubber
treated
treatment agent
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11763886A
Other languages
English (en)
Inventor
渡辺 博佐
忠彦 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP11763886A priority Critical patent/JPS62276089A/ja
Publication of JPS62276089A publication Critical patent/JPS62276089A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ポリエステル繊維の処理方法に関し、その目
的とするところは該繊維とゴムとの耐熱接着性を飛躍的
に向上せしめたポリエステル繊維の処理方法を提供する
ことKある。
特に本発明はポリエステル繊維補強ゴム板合体が萬負荷
、高温状態で使用されたときの補強ポリエステル繊維と
ゴムとの接着性能を向上せしめる新規な処理方法に関す
るものである。
〈従来技術〉 ポリエチレンテレフタレート繊維で代表されるポリエス
テル繊維はその強厩、ヤング率などが大きく、伸度、ク
リープが小さくかつ疲労性に優れているなどの物理的特
性を有しておシ、ゴム補強用複合体などの用途に汎用さ
れている。
しかしながら、ポリエステル繊維れナイロン6.ナイロ
ン6.6などのポリアミド繊維と比較してゴム類との接
着性が悪く、通常の接着剤処理では、該ポリエステル繊
維の物理特性を十分に発揮するに必要な強固な接着性能
は得られない。これはポリエステル中のエステル結合の
水素結合能力がナイロンのアミド結合の水素結合能力に
比べて小さいことが主因と考えられている。この為、ポ
リエステル繊維の表面を例えばエポキシ化合物、イソシ
アネート化合物などの反応性の強い物質で処理し接着性
を付与する方法が提案されている、(例えば、特公昭6
0−55632号公報。
特公昭47−49768号公報〔日本特許第69276
9号〕ンよど)。
しかしながら、ポリエステル繊維のゴムへの接着性を向
上させようとすると、処理した該繊維材料は破くなシ、
成型加工が困難になると共に耐疲労性が低下するという
問題が生じてくる。
〈発明の目的〉 本発明は、以上の事情を背景として為されたものであシ
本発明の目的社、ポリエステル繊維とゴム類との接着性
、特に耐熱接着性において優れた性能を付与することに
ある。
〈発明の構成〉 すなわち本発明は、 (11M状芳香族ポリエステル繊維をポリエポキシド化
合物(2)および水溶性ナイロン■を含む前処理剤で処
理し、次いでポリエポキシド化合物0.ブロックトポリ
イソシアネート化合物0およびゴムラテックス■を含む
第1処理剤で処理し、引き続きレゾルシン・ホルマリン
・ゴムラテックス(RFL)に下記一般式めで表わされ
るエチレン尿素=40/60〜80/20の重量比で添
加した第2処理剤で処理することを特徴とすここKR’
は−O+晶+Ct 、−O+島十OHまたa−(0−(
−4籍「−、OH、R“は17 、 G(s 、 QH
sのいずれかてあj)k、L、mは1〜4の整数、m′
は1〜5の整数、a、bは1〜5の整数であシa+b≦
6である。
である。
本発明紘、線状芳香族ポリエステルのいかなるものKも
適用でき、とくに一般式 (nIは2〜6の整数を示す。) で表わされる繰り返し単位を主たる構成成分とするポリ
エステルが好ましく用いられ、特にエチレングリコール
及びテトラメチレンゲリコールから選ばれた少くとも一
種のグリコールを主たるグリコール成分とするポリエス
テルが好ましく用いられる。
本発明のポリエステル#Mの前処理湛びに第1処理剤に
おいて使用するポリエポキシド化合装置は1分子中に少
なくとも2個以上のエポキシ基を該化合物100f当り
0.22当量以上含有する化合物てあり、エチレングリ
コール、グリセロール、ソルビトール、ベン/工lLX
す)−ルウポリエチレンクリコール等の多価アルコール
類とエピクロルヒドリンの如きハロゲン含有エポキシド
類との反応生成物、レゾルシン、ビス(4−ヒト四キシ
フェニル)ジメチルメタン、フェノール・ホルムアルデ
ヒド樹脂、レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂等の多価
フェノール類と前記ハロゲン含有エポキシド類との反応
生成物、過酢酸又は過酸化水素等で不飽和化合物を酸化
して得られるポリエポキシド化合物、即ち3,4−エポ
キシシクロヘキセンエポキシド、314−エポキシシク
ロヘキシルメチル−3+4−エポキシシクロヘキセンカ
ルボキシレート、ビス(3,4−エポキシ−6−メチル
−シクロヘキシルメチル)アジペートなどを挙げること
ができる。これらのうち、特に多価アルコールとエピク
ロルヒドリンとの反応生成物、即ち多価アルコールのポ
リグリシジルエーテル化合物が優れた性能を発現するの
で好ましい。
かかるポリエポキシド化合物は通常乳化液として使用に
供するのがよい。乳化液又紘溶液にするKは、例えばか
かるポリエポキシド化合物をそのまま或は必要忙応じて
少量の溶媒に溶解したものを、公知の乳化剤、例えばア
ルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、ジオクチルスルホサ
クシネートナトリウム塩、ノニルフェノールエチレンオ
キサイド付加物等を用いて乳化又紘溶解する。
次に本発明の前処理剤に使用する水溶性ナイロン(6)
は、ポリアミド樹脂の溶液に親水性ビニールモノマーを
加え重合させ、該ポリアミド樹脂を水溶性にしたもので
ある。特に、アルコール忙溶けるポリアミド樹脂、例え
ばタイプ8ナイロンと呼dれるN−メトキシメチル化ナ
イロン、共重合ナイロンなどでもよいが、親水性ビニー
ルモノマーをポリアミド樹脂1部に対し0.1部以上加
え、重合触媒をド樹脂社、アルコール可溶性のポリアミ
ド樹脂、例えばN−メトキシメチル化ナイロン。
N−エトキシメチル化ナイロン、N−メトキシメチル化
ナイロンなどのN−アルコキシメチル化ナイセン、共重
合ナイpン、アルコール/塩化カルシウム可溶のポリア
ミド樹脂、例えばナイロン6、ナイロン66などがあげ
られる。亀水性ビニルモノマーとしては、アクリル酸、
メタクリル酸、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロ
キシエチルメタクリレート、ポリエチレングリコールモ
ノメタクリレート、イタコン酸、アクリルアマイド、N
一メチロールアクリルアマイド又はこれらの混合物など
があげられる。
重合触媒としては、アゾビスイソブチロニトリル、ベン
ゾイルパーオキシドなど通常ラジカル重合反応を行うた
めに使用されているものでよい。該水溶性ナイロンはカ
ルボキシル基、ヒドロキシル基などを有しているのでエ
ポキシ基などとも反応する性質を有している。
具体的には例えば、次の化学式で表わされるものである
一晶−N−C−島一 (ill 0CRs これを更にアクリル酸、アクリルアミドなどでクラフト
しカルボキシル基を付加させて水溶性忙したものでも良
い。これに先に述べたポリエポキシド化合物を添加配合
するが水溶性ナイロンの)/ポリエポキシド化合物(2
)を重量比@/に)が100/10〜100/80で配
合する。特に100/10〜100150(重量比)で
配合するのが好ましい。ここでの)/囚が上記範囲をは
ずれるとポリエステル繊維への水溶性ナイロンの付着が
悪くなシ、接着性が低下するかまたは硬くなシ耐疲労性
繊維重量に対し1〜30 wt%、好ましくは3〜20
wt%になるようにして使用する。濃度が低すぎると接
着性が低下し、濃度が高すぎると硬くなり、耐疲労性が
低下する。
次に本発明の第1処理剤に使用するブロックトポリイソ
シアネート化合物■はポリイソシアネート化合物とブロ
ック化剤との付加化合物であシ、加熱によジブロック成
分が遊離して活性なポリイソシアネート化合物を生せし
めるものである。ポリイソシアネート化合物としては、
例えばトリレンジイソシアネート、メタフェニレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェ
ニルイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシア
ネート等のポリイソシアネート、あるいはこれらポリイ
ソシアネートと活性水素原子を2個以上有する化合物、
例えばトリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール
反応させて得られる末端イソシアネート基含有のポリア
ルキレングリコールアダクトポリイソシアネートなどが
挙げられる。特にトリレンジイソシアネート、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニル
イソシアネートの如き芳香族ポリイソシアネートが優れ
た性能を発現するので好ましい。
ブロック化剤としては、例えばフェノール。
チオフェノール、クレゾール、レゾルシノール等のフェ
ノール類、ジフェニルアミン、キシリジン等の芳香族第
2級アミン類、フタル酸イミド類、カプロラクタム、バ
レロラクタ五等のラクタム類、アセトキシム、メチルエ
チルケトンオキシム、シクロヘキサンオキシム等のオキ
シム類及び酸性亜硫酸ソーダなどがある。
本発明の第1処理剤に使用するゴムラテックスとしては
、例えば天然ゴムラテックス。
スチレン・ブタジェン・コポリマーラテックス、ビニル
ピリジン・スチレン・ブタジェン・ターポリマーラテッ
クス、ニトリルゴムラテックス、クロロプレンゴムラテ
ックス等があシ、これらを単独又は併用して使用する。
これらの中ではビニルピリジン・スチレン・ブタジェン
・ターポリマーラテックスを単独使用又は1/2f以上
使用した場合が優れた性能を示す。
第1処理剤は、上記ポリエポキシド化合物(0、ブロッ
クトポリイソシアネート化合物(2)及びゴムラテック
ス■を含み(C’l 、 (i)) 、 @各成分の配
合重蓋比が(Q/(((1’l+(ハ)〕はO,OS〜
0.9、@/C(C)+(2)〕は0.5〜15となる
ようKして使用するのが望ましい。特に0/((C5十
〇〕が0.1〜0.5、@/〔0+(2)〕が1〜10
の範囲となるように配合するのが好ましい。ここで(Q
/((C)+0)が上記範囲をはずれると、ポリエステ
ル繊維へのゴム付着率が悪くなシ、接着性が低下する傾
向がちシ、又[F])/(((1’l+■〕が上記範囲
よシ小さくなると処理したポリエステル繊維が硬くなり
、耐疲労性の低下を招くおそれがあシ、一方上記範囲よ
シ大きくなると接着性が低下してくる。
ポリエキシト化合物(C’l 、ブロックトポリイソシ
アネート化合物(2)及びゴムラテックス■を含む総固
形分濃度社繊維重量に対し1〜30wt%、好ましくは
3〜20 wt%になるようにして使用する。濃度が低
すぎると接着性が低下し、濃度が高すぎると硬<ftυ
、耐疲労性が低下する。
第1処理組成物を水分散物として用いる際の分散剤、即
ち界面活性剤の適当な量は、第1処理剤の全固形分に対
し、0〜15wt%、好ましくは10wt%以下であシ
、上記範囲を越えると接着性が若干低下する傾向にある
本発明の第2処理剤は、レゾルシン・ポルマリン・ゴム
ラテックスを含む組成物であるが、こむに使用するレゾ
ルシン・ホルマリン・ゴムラテックスは通常RFLと呼
ばれているものであ)、しゾルシンとホルムアルデヒド
とのモル比が1 : 0.1〜1:8、好ましくは1:
0.5〜1:5、更に好ましくは1:1〜1:4の範囲
で用いられる。
ゴムラテックスとしては、例えば天然ゴム5fツクx 
、スチレン・ブタジェン・コホリマーラテックス、ビニ
ルピリジン・スチレン拳ブタジェン・ターポリマーラテ
ックス、ニトリルゴムラテックス、クロロプレンゴムラ
テックス等があル、これらを単独又は併用して使用する
。これらの中ではビニルピリジン・スチレン・ブタジェ
ン・ターポリマーラテックスを単独使用又は1/2量以
上使用した場合が優れた性能を示す。
レゾルシン・ホルマリンとゴムラテックス↓ の配合比率は、後述のエチレン尿素化合物0並びにクレ
ゾールノボラック型エポキシ化合物Qの添加割合にもよ
るが、固形分量比で1:1〜1:15、好ましくは1:
3〜1:12の範囲にあるのが望ましい。ゴムラテック
スの比率が少なすぎると処理されたポリエステル繊維材
料が硬くなシ耐疲労性が悪くなる。
逆に多すぎると満足すべき接着力、ゴム付着率が得られ
ない。
エチレン尿素化合物いとクレゾールノボラック型エポキ
シ化合物輪との混合割合は40/60〜80/20 (
重量比)が好ましく紋理合物は上記RFLK対し、0.
5〜30 wt%、好ましくは1.0〜20 vtチ添
加される。該混合物の添加量が少なすぎると良好な接着
力。
ゴム付着率が得られない。一方、添加量が多すぎると処
理剤の粘度が著しく上昇して繊維材料の処理操作が困難
となる。そのうえ、接着力、ゴム付着率が飽和値に達し
て該混合物の添加量をなくしただけの効果が上らず、コ
ストが上昇するだけであシ、処理後の繊維材料は著しく
硬<&D強力が低下してくるという欠点が生ずる。
第2処理剤に添加するエチレン尿素化合物は次に示す一
般式[F]で表わされるものである。
代表的な化合物としては、オクタデシルイソシアネート
、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソ
シアネート、トリレンジイソシアネート、メタキシレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
、す7チレンジイソシアネート、トリフェニルメタント
リイソシアネート等の芳香族。
脂肪族イソシアネートとエチレンイミンとの反応生成物
があげられ、%にジフェニルメタンジエチレン尿素等の
芳香族エチレン尿素化合物が良好な結果を与える。
同じく第2処理剤に添加するクレゾールノボラック型エ
ポキシ化合物は次に示す一般式Qで表わされる亀のであ
る。
上記Qを満足する化合物は種々考えられるが、分子量1
200〜1300、エポキシ価4.0〜4. s eq
/Kpのものを使用したものが良好結果を与える。
本発明においては、エチレン尿素化合物[F]物は、エ
チレンイミン環が開環し、またクレゾールノボラック型
エポキシ化合物では、エポキシ項が開環して反応し接着
性を高めると同時に接着剤自身の凝集力を高めその結果
ゴム中よ多発生するアミン類に対しても強固な化学結合
を作夛、接着劣化を防止するものである。さらに、第1
処理剤として付与したナイpン樹脂の耐熱性との相乗効
果により接着劣化を最少限に抑え、よって良好な耐熱接
着性を発現するものである。
上記の第2処理剤1通常、固型分を10〜25重量%含
有するように調整される。
第1処理剤及び第2処理剤をポリエステル繊維材料へ付
着せしめるKけ、ローラーとの接触もしくはノズルから
の噴91Cよる塗布又は溶液への浸漬などの任★の方法
を採用することができる。ポリエステル繊維に対する固
型分付着量は第1処理剤組成物としてU O,1〜10
重量%、好ましく Fio、 5〜5重M%。
第2処理剤組成物としては0.5〜10重量%。
好ましくは1〜5重量重量着付しめるのが好適である。
該繊維に対する固型分付着Iを制御する為に1圧接ロー
ラーによシ絞シ、スフレバー等によるかき落し、空気吹
き飛ばし、吸引、ビータ−による叩き等の手段を用いて
もよい。
本発明において社、ポリエステル繊維を第1処理剤で処
理し先後50℃以上で該ポリエステル繊維の融点よシ1
0℃以上低い温度、好ましくa220〜260℃の温度
で乾燥。
点板下、好ましくは180〜250℃の温度で乾燥、熱
処理する。乾燥・熱処理温度が低すぎるとゴム類との接
着が不十分となシ一方温度が高すぎるとポリエステル繊
維が溶融。
融着したシ、著しい強力低下を起したシして集用に供し
得なくなる。
〈発明の効果〉 本発明の方法により処理した繊維は、従来カ次に比べ、
ゴム類との成型加工性を損うことなく耐熱接着性が向上
し剥離強力、引き抜き強力の耐久性が向上する。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明する。
なお、実施例においてゴム中針熱性、コード剥離接着力
、T接着力、プライ間剥離力は次のようにしで求めた値
である。
〈ゴム中耐熱性〉 ゴム中での加硫後の強力保持率を示すものである。ゴム
中で170℃、 3 hrs加硫後ゴ人中よシコードを
取り出し、20o貼/順の速度で引張破断強力を求め、
初期強力との対比で保持率を求めたものである。
〈コード剥離接着力〉 処理コードとゴムとの接着力を示すものである。ゴムシ
ート表層近<lcs本のコードを埋め、加圧下150℃
、30分加硫し次いでたものである。
〈T接着力〉 処理コードとゴムとの接着力を示すものである。コード
をゴムブロック中に埋め込み、加圧下で150℃、30
分加硫し、次いでコードをゴムブロックから200m/
”の速度で引き抜き、引き抜きに要した力をKf/cm
で表示したものである。
〈プライ間剥離力〉 処理コードとの接着力を示すものである。
2プライの処理コードを90度の角度をなすようにクロ
スジ2イ(:I−ド密度27本/インチ)としてゴム中
に埋め込み150℃。
30分加硫した後、両プ2イを20011J/”の引張
り速度で剥離させるに!!する力をKg/1nchで表
示したものである。
〈ゴム付着率〉 繊維に対するゴムの接着性を示す尺度である。上記のプ
ライ間剥離力測定の際にゴムから剥離されたコードを肉
眼で観察し、コード表面のうちゴムが付着している部分
を百分率で表示したものである。
実施例1〜6.比較例1〜7 トレジfiFs−500(帝国化学産業例シ製;メトキ
シメチル化度309gのN−メトキシメチル化ナイロン
のアクリルアミドグラフト化合物;グラフト率2s%)
20%溶液100fKデナコール■EX−a14(長潮
産業■製、グリセロールポリグリシジルエーテル)5f
を加え、均一に溶解混合する。これを水150fに攪拌
しながら加え均一に溶解し前処理剤とする。
ブナコール■EX−611(長潮産業■製、ソルビトー
ルポリグリシジルエーテル)6Fに界面活性剤として、
ネオコール■5W−30(第一工業製薬■製、ジオクチ
ルスルフオサクシネートナトリウム塩30チ水溶液)4
2を加え均一に溶解する。これを水805PK攪拌しな
がら加え、ブナコール■EX−611を水に均一に溶解
する。
次いで、ノ・イレン■MP(デュポン■製、4.4−ジ
フェニルメタン・ジイソシアネートの7工ノールプ四ツ
ク体)14f、ネオコール■sw−a。
4f及び水42fをボールミル中で24時間混合して得
られた分散物並びにニラボール02518GL(日本ゼ
オン■製、ビニルピリジン・スチレン・ブタジェンター
ポリマーの40重量%水乳化物)125Fを加え、均一
に混合する。得られた配合液を第1処理剤とする。
また、10チ苛性ソーダ水溶液10f、28チアンモニ
ア水溶液30tを水260 PK加え、よく攪拌して得
られた水溶液中に、酸性触媒で反応せしめたレゾルシン
・ホルマリン初期縮合物(40チアセトン溶液)60v
を添加して十〇 分に攪拌し分散させる。次にニラボール 2518GL
(日本ゼオン■製、ビニルピリジン・スチレン・ブタジ
ェン−ターポリマーラテックス40■ 1水乳化液) 240 を及びニラポールLx−112
(日本ゼオン■製、スチレン・ブタジェン・コポリマー
40%水乳化液)100Fを水200まぜながら加えて
ゆき、更にホルマリン(37チ水溶液)20fを添加し
て均一に混合する。
次にこの混合液中にジフェニルメタンジエチレ■ ン尿素14f、ネオコール 5W−30st、水36f
をボールミル中で24 hr@攪拌混合させて得た水分
散液を加えて混合する。次いでECN1299(チバ・
ガイギー■製フェノール・ホルマリン樹脂綿金物のエポ
キシ化合物) 7.2 fを予めトルエンに溶解してお
き、ネオコール■P(第一工業製薬■製、ジオクチルス
ルホサク攪拌しながら添加し分散したものを加えて混合
し、得られた配合液を第2処理剤とする。
[η]=0.891iDポリエチレンテレフタレートを
常法に従って溶融紡糸、延伸し、1500デニール/1
92フイラメントのマルチフィラメントを得た。引き続
き該マルチフィラメント2本を40X40T/10cI
nで撚糸し3000デニール7384 フィラメントの
コードを得た。
これら。3−ドを3yビー−トリーター■処理機(CA
リツラー■製、タイヤコード処牙機)を用いて前記処理
剤中に浸漬した後130℃で3分間乾燥、キユアリング
を実施した。前処理剤処理は製糸時に実施することも可
能である。
前処理剤の付着量は3. S wt係であった。引き続
き前記第1処理剤中に浸漬した後、150℃で2分間乾
燥し、引き続@230℃で1分間熱処理する。次いで第
2処理剤に浸漬した捗、150℃で2分間乾燥し続いて
230℃で1分間熱処理する。該処理ポリエステルタイ
ヤコードには、第1処理剤の固形分がL2wtチ、第2
処理剤の固形分がZ5wt%付着していた。
かくして得られた処理コードを天然ゴムを主成分とする
カーカス配合の未加硫ゴム中に埋め込み、150℃、3
0分(初期値)および170℃、90分(耐熱値)加硫
した。
上記実験を第1表に示すとおり、前処理剤のN−メトキ
シメチル化ナイロンアクリルアミドグラフト化合物Q3
)とポリエポキシ化合装置との重量比を種々変更し、さ
らに第2処理剤のエチした。
実験結果を第1表に示す。
初期値:処理コードを天然ゴムを主成分とするカーカス
配合の未加硫ゴム中に埋 め込み、150℃、30分加硫した のちの値。
耐熱値:処理コードを天然ゴムを主成分とするカーカス
配合の未加硫ゴム中に埋 め込み、150℃、30分、さらに 170℃、90分加硫処理したのち の値。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線状芳香族ポリエステル繊維をポリエポキシド化
    合物(2)および水溶性ナイロン(B)を含む前処理剤
    で処理し、次いでポリエポキシド化合物(C)、ブロツ
    クドポリイソシアネート化合物(D)およびゴムラテッ
    クス(E)を含む第1処理剤で処理し、引き続きレゾル
    シンホルマリンゴムラテツクス(RFL)に下記一般式
    (F)で表わされるエチレン尿素化合物と、下記一般式
    (G)で表わされるフェノール・ノボラック型エポキシ
    化合物とを(F)/(G)=40/60〜80/20の
    重量比で添加した第2処理剤で処理することを特徴とす
    るポリエステル繊維の処理方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (F) 〔ここにRは芳香族又は脂肪族の炭化水素残基、nは0
    、1または2である。n=0のとき末端基は水素である
    。〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・・・・・・
    (G) 〔ここにR′は−O■CH_2■_kCl、−O■CH
    _2■_lOHまたは■O■CH_2■_m■_m_′
    OH、R″はH、CH_3、C_2H_5のいずれかで
    ありk、l、mは1〜4の整数、m′は1〜5の整数、
    a、bは1〜5の整数で ありa+b≦6である。
JP11763886A 1986-05-23 1986-05-23 ポリエステル繊維の処理方法 Pending JPS62276089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11763886A JPS62276089A (ja) 1986-05-23 1986-05-23 ポリエステル繊維の処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11763886A JPS62276089A (ja) 1986-05-23 1986-05-23 ポリエステル繊維の処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62276089A true JPS62276089A (ja) 1987-11-30

Family

ID=14716652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11763886A Pending JPS62276089A (ja) 1986-05-23 1986-05-23 ポリエステル繊維の処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62276089A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007046210A (ja) ゴム補強用繊維の製造方法
JPH042887A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JP2000234275A (ja) ゴム補強用ポリエステル繊維の処理方法
JPS62276089A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPS62276083A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPS6142545A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPH1046475A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPS62276084A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPS6221875A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPH06123078A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPS62231085A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPS6254911B2 (ja)
JP3188639B2 (ja) 高圧ホース補強用ポリエステル繊維の処理方法
JP3762513B2 (ja) ポリエステル繊維の接着処理方法
JPH0370037B2 (ja)
JPH09132870A (ja) 芳香族ポリアミド繊維の処理方法
JPS63227868A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JP3137833B2 (ja) 芳香族ポリアミド繊維とエチレンプロピレン系ゴムとの接着処理法
JPS6392776A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPH10110385A (ja) エチレンプロピレン系ゴム補強用繊維
JP2005023481A (ja) ゴム補強用炭素繊維コード、及び繊維強化ゴム材料
JPS6221873A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JPS6221874A (ja) ポリエステル繊維の処理方法
JP2005089929A (ja) ゴム補強用繊維の処理方法
JPH0340875A (ja) 繊維の処理方法