JPS6226728A - オ−ブント−スタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーブントースタに係り、タイマーの設定時
間および残留時間を表示する表示部の構造に関する。

〔従来の技術〕

従来のオーブントースタは、第６図に示すように、１・
−スタ本体１の正面の一側部に、その中央部に縦長の表
示窓２を開口した表示パネル３が配置され、この表示窓
２の両縁部に、例えば左縁部に弱火用、右縁部に強火用
に対応した目盛４が表示されていた。そして、この表示
パネル３の表示窓２には内側から透明板５が配設され゛
、この透明板５の後方に、トースタ本体１の一側内部に
配置されたタイマー（図示せず）に連動して進退される
指針帯６が透明板５に添って活動自在に配置され、トー
スタ本体１の側面に配設されたタイマー摘み７によりタ
イマーを回動することにより指針帯６を上下に摺動させ
て、指針帯６の先端を表示窓２の両縁部に表示された目
盛４に合せることにより、タイマーセットが行われるよ
うになっていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のオーブン１〜−スタでは、指針帯６の先端を表示
窓２の両縁部の目盛４に、表示パネル３面より透明板５
を介して後方に位置する指針帯６を合せるので、位置的
に離反した目盛４に対して指針帯６を合せるのは困難で
、タイマーセットが合せにくいとともにセット位置がず
れやすく、また、目盛表示は表示窓２の両縁部のみに限
られ多種の表示ができなかった。

そこで、例えばラジオの指針式チューナーのように、複
数のブーり間に糸を張設して、この糸に指針を取付け、
この指針を目盛が表示された表示面上を移動させるよう
にも考えられるが、複数のブーりおよびブーりの、支持
機構等を用いるため、組立性が悪く大型化してしまうと
ともに、製品コストが高くなることが考えられる。。

本発明は上述のような点に鑑みなされたもので、タイマ
ーセットが容易に行なえるようにしたオーブントースタ
を提供することをμ的とするものである。

（問題点を解決するための手段〕 本発明のオーブントースタは、トースタ本体１１の前面
一側に設けられた表示枠５１の内側にタイマー１５を配
置し、このタイマー１５からこのタイマー１５に連動し
て進退される指針帯３１を表示枠５１に導出し、この指
針帯３１に上記表示枠５１に取付【プられた表示板５５
とこの表示板５５の表面に配置された透明板８１との間
を移動可能とする指針６５を取付けたものである。

また、本発明のオーブントースタは、トースタ本体１１
の前面一側に設Ｇ−Ｊられた表示枠５１の内側にタイマ
ー１５を配置し、このタイマー１５からこのタイマー１
５に連動して進退される指針帯３１を表示枠５１に導出
し、この指針帯３１に上記表示枠５１に取付けられた表
示板５５とこの表示板５５の表面に配置された透明板８
１との間を表示枠５１に取付けられた指針＠７０によっ
て移動可能に支持された指針６５を取付けたものである
。

〔作用〕

本発明は、タイマーに連動して進退される指針帯に取付
けた指針を表示板の表示に合せるようにしたものである
。

また、表示板上を移動する指針を指針軸に沿って移動さ
ぼるようにしたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第５図にオーブントースタの全体を示し、このトースタ
本体１１には、前面が開閉扉１２によって開閉される焙
焼室１３を有し、この焙焼室１３内の上下部に配設した
電気発熱体（図示せず）への通電によって、焙焼室１３
内に収納した被焙焼物が焙焼されるようになっている。

また、このトースタ本体１１の焙焼室１３の一側部には
、タイマー設定部１４が設けられている。このタイマー
設定部１４は、第１図および第４図に示すように、タイ
マー１５を有し、このタイマー１５は、周知の機構でタ
イマー軸１６の一方への回転（第１図時計廻り方向へ略
１８００以、内）でゼンマイばねが巻締められて時間設
定されるとともにスイッチが閉成され、このビンマイば
ねの巻戻しによって設定時間が経過することによりスイ
ッチが開放するようになっている。そして、このタイマ
ー１５の外周面には上記スイッチから導出された複数の
端子１７が設けられ、また、一側面には、設定時間が経
過した際に共鳴されるベル１８が配置され、他側面には
上記タイマー軸１６が突設されているとともに、このタ
イマー軸１６の廻りに環状の取付枠１９が取付けら糺て
いる。

タイマー１５のタイマー＠１６には、このタイマー軸１
６と共に回転するローラ２１が連結され、この日−ラ２
１は、タイマー１５方向の一側面が開口され・た環状に
形成され、中心部に、一端部にタイマー軸１６が連結さ
れ他端部に後述する設定摘み９６が連結されるローラ軸
２２が設けられているとともに、このローラ軸２２の周
囲にローラ軸２２を１８００方向から支持する支持棒２
３．２３を残して略１８０°方向に開口する一対のロー
ラ孔２４．２４が形成され、また、外周部に、環状の指
針布巻部２５が形成され、この指針帯巻部２５の一縁部
に後述する指針帯３１の一側縁部を支持するフランジ部
２６が設けられている。また、このローラ２１の指針帯
巻部２５には指針帯導出孔２１が形成され、この指ε１
帯導出孔２７の内側の一縁部に突起２８が設けられてい
る。

ローラ２１の内周面に設けられた突起２８には、縦長の
帯状に形成された指針帯３１の基端３２が取付けられ、
この指針帯３１は、指針帯右出孔２７を経て指針帯巻部
２５に巻付けられるようになっており、この指針帯３１
の先端３３に（よ、縦長の連結孔３４が形成されている
。

上記ローラ２１の他側面には、ローラカバー４１が被着
され、このローラカバー４１は、ローラ２１方向の一側
面が開口された環状に形成されて、カバー側面部４２が
ロー５２１の他側面に対向配置されて指針帯３１の他側
縁部を支持し、カバー外周部４３が指針帯巻部２５の外
周に対向配置されて指針帯巻部２５との間で指針帯３１
を保持するようになっている。

また、このカバー側面部４２の中央部に、上記ローラ軸
２２が回動自在に貫通するｎ一孔４４が形成され、この
目通孔４４のローラ２１に対向する内面の縁部には、中
心に挿通孔４５ａを右し各ローラ孔２４．２４に係入し
てこの各ローラ孔２４．２４内を支持棒２３．２３と当
接する略１８００の範囲で移動可能とする突部４５．４
５が突設され、この突部４５．４５の挿通孔４５ａ　、
　４５ａを外側から挿通した取付ねじ４６．４６がタイ
マー１５の取付枠１９に螺合することにより、タイマー
１５はこの突部４５．４５を介してローラカバー４１に
固定される。なお、この固定状態でローラ２１は、ロー
ラカバー４１に対してその突部４５．４５が係入された
ローラ孔２２．２２の略１８００の範囲で回転できるよ
うになっている。また、カバー外周部４３には、略下部
位置に、指針帯３１を指針帯巻部２５から後述する表示
枠５１に導出する導出溝４７を右した導出部４８が設け
られ、この導出部４８の上下位置に、表示枠５１と固定
される取付部４９．４９が突設されている。

表示枠５１は、縦置板状に形成されて、トースタ本体１
１の前面の開閉扉１２の側部に配設され、この表示枠５
１の裏面の他側縁部（第１図右側）に設けられた取付片
５２に上記ローラカバー４１の各取付部４９、、４９が
固定される。この表示枠５１の表面には、矩形状に縁取
られたりブ部５３が突設され、このリブ部５３内の他側
縁部以外の広い範囲に渡って表示板取付部５４が設けら
れ、この表示板取付部５４に表示板５５が取付けられる
。この表示板５５は、表面に例えば強火用と弱火用毎に
複数の被焙焼物の品目名を表示した大型に形成され、他
側縁部以外の縁部にフランジ片５６が表面側に折曲され
ている。また、リブ部５３内の表示板取付部５４の他側
には、指針摺動部５７が設けられている。この指針摺動
部５７は、表示板取付部５４の縁部に沿って摺動凹部５
８が設けられているとともにこの摺動凹部５８の中央に
摺動凹部５８に沿って案内溝５９が設けられ、この摺動
凹部５８および案内溝５９の下部に、表示枠５１の表裏
面に貫通間口し上記導出部４８の導出溝４７が開口する
先端部が嵌合する開口部６０が設けられ、また、この指
針摺動部５７の上下端部には、案内溝５９と中心線が一
致され上下面に貫通する支持孔６１．６１を有した突片
６２．６２がそれぞれ突設されている。

そして、開口部６０に嵌合された導出部４８の導出溝４
７から、指針帯３１の先端３３が摺動凹部５８に導かれ
、この指針帯３１の先端３３に指針６５が取付けられる
。この指針６５は、摺動凹部５８に摺動自在に係合する
指針基部６Ｇを右し、この指針基部６Ｇの裏面に、指針
帯３１の連結孔３４に係合連結するとともに案内溝５９
内に摺動自在に係合する縦長の突起６７が突設され、指
針基部６６の一側上部に、表示板５５上に水平に配置さ
れる指針部６８が水平に設（）られている。

また、指針基部６６には上記支持孔６１．６１と中心線
が一致し上下面に貫通する摺動孔６９が形成されており
、上部の支持孔６１から挿入される指！＋＠７０が摺動
孔６９を貫通して下部の支持孔６１に挿入することによ
り、この指針６５は、突起６７が案内溝５９内に保持さ
れて水平方向の回り止めがなされるとともに指針軸７０
によって垂直方向の位置が支持され、この指針軸７０に
沿って上下方向に摺動される。なお、指針軸７０の上端
部には、上部の支持孔６１の上縁部に係止して下方への
扱けを防止する頭部７１が設けられている。

また、表示枠５１の表面の下部には、横長の操作間ロア
５が形成され、この操作間ロア５には、表示枠５１の内
側に配置された切換スイッチ７６を切換え動作させる３
個の操作ボタン７７が配置されている。

そして、この切換スイッチ７６は、電源、タイマー１５
および焙焼室１３の上下の電気発熱体と接続されて各操
作ボタン１１の操作により電気発熱体へ°の通電状態を
切換えるもので、各操作ボタン７７は、例えば左から焙
焼室１３の上下の電気発熱体に直流電流を通電する弱火
用、上側の電気発熱体のみに通電する上火用、上下の電
気発熱体に並列電流を通電する強火用に構成されている
。

表示枠５１の表示板取付部５４および指針摺動部５７の
表面には、矩形枠状のパツキン７９を介して指針６５が
移動可能にその表面に離間して透明板８１が配置され、
この透明板８１は、外周縁部に設けられた取付縁部８２
が上記リブ部５３の周縁に配置されたパツキン７９を介
して密着し、取付縁部８２に設けられた複数の取付孔８
３を介して表示枠５１に螺合する複数の取付ねじ８４に
より、この透明板８１は表示枠５１に密着固定される。

また、この透明板８１の表示板５５の表面に対応する個
所には、透明板８１の表面に矩形枠状に突出する合せ段
部８５が設けられているとともに、この合せ段部８５の
内周縁部に化粧段部８６が設けられ、この化粧段部８６
の上下縁部と合せ段部８５との間に、化粧段部８６に沿
って透明板８１０表裏面に貫通する通気口８７．８７が
間口形成されている。

なお、上記表示枠５１の周縁部には、複数の差込み孔８
９が形成されている。

表示枠５１の表面には、トースタ本体１１の外郭に一致
する不透明材料で形成された化粧板９１が取付けられる
。この化粧板９１は、′ＦｇＵ縁部に表示枠５１の各差
込み孔８９に差込まれてその先端がかしめられる複数の
かしめ片９２が突設され、また、この化粧板９１の表面
には、透明板８１の合せ段部８５と嵌合する表示窓９３
が形成されているとともに、操作間口１５と嵌合して操
作ボタン１７が臨む操作窓９４が形成されている。なお
、表示窓９３の右縁部には時間目盛９５が表示されてい
る。

また、上記ローラ軸２２は、トースタ本体１１の側面に
突出され、このローラ軸２２にローラ軸２２を介してタ
イマー１５のタイマ′−軸１６を回転させる設定摘み９
６が取付けられる。

、次に、本実施例の作用を説明する。

設定摘み９６の操作によりローラ軸２２を介してロー５
２１が回動し、指針帯３１は導出溝４７を介して指１１
１ｉ！動部５７のｌ習動凹部５８へ導出される。

この導出された指針帯３１の先端に取付けられた指針６
５が指針軸７０に沿って上方に摺動して、指針６５の指
針部６８が表示板５５の表面上を上昇移動する。

そして、この指針部６８を表示板５５に表示された品物
名に合せて焙焼時間を設定する。この設定摘み９６を操
作して指針６５を合せる際、指針６５は指針軸７０に沿
って摺動してその指針部６８が水平に移行し、また、指
針６５の指針部６８が近接している表示板５５の表面上
を移動するので合せやすいとともに、正確に合せること
ができる。

また、設定摘み９６の操作とともにタイマー軸１６が回
動してタイマー１５のスイッチが閉成し、切換スイッチ
７６を介して焙焼室１３内の電気発熱体に通電されて、
焙焼室１３内に配置された被焙焼物が焙焼される。

そして、タイマー１５のタイマー軸１６がゼンマイばね
にて操作時と逆回転され、ローラ２１が逆方向に回転さ
れて指針帯３１が指針帯巻部２５に巻取られることから
、指針６５の指針部６８が残留時間を表示しながら表示
板５５０表面上を下降移動する。

指針６５が表示板５５の零目Ｇ位置に至ると、タイマー
軸１６の回転が停止されるとともにタイマー１５のスイ
ッチが開放され、電気発熱体への通電が遮断される。

なお、表示板５５０表面には、各種の目盛等を複数表示
することができ、その複数の表示に対して指針６５を合
せることができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、タイマーに連動して進退される指針帯
に、表示板および透明板どの間を移動可能とする指針を
取付け、タイマーの設定により指針が表示板上を移動す
るようにしたので、タイマ−設定時において、指針を近
接して配置された表示板上の表示に対して合せるため、
タイマーセットが容易かつ正確に行なうことができ、そ
の表示板上には多種の目盛等を表示してその各種の表示
に指針を合せることができる。

また、指針は指針軸に支持されているので、表示板およ
び透明板間の指針の移動が容易であるとともに、指針の
傾斜を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のオーブントースタの一実施例を示す要
部の分解斜視図、第２図はその要部の横断面図、第３図
はその要部の縦断面図、第４図はその要部の一部を切欠
いた正面図、第５図はその全体を示す斜視図、第６図は
従来のオーブントースタを示す斜視図である。 １１・・トースタ本体、１５・・タイマー、３１・・指
針帯、５１・・表示枠、５５・・表示板、６５・・指針
、７０・・指針軸、８１・・透明板。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）トースタ本体の前面一側に設けられた表示枠の内
   側にタイマーを配置し、このタイマーからこのタイマー
   に連動して進退される指針帯を表示枠に導出し、この指
   針帯に上記表示枠に取付けられた表示板とこの表示板の
   表面に配置された透明板との問を移動可能とする指針を
   取付けたことを特徴とするオーブントースタ。
2. （２）トースタ本体の前面一側に設けられた表示枠の内
   側にタイマーを配置し、このタイマーからこのタイマー
   に連動して進退される指針帯を表示枠に導出し、この指
   針帯に上記表示枠に取付けられた表示板とこの表示板の
   表面に配置された透明板との間を表示枠に取付けられた
   指針軸によつて移動可能に支持された指針を取付けたこ
   とを特徴とするオーブントースタ。