JPS62264677A - 光導電素子 - Google Patents

光導電素子

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JPS62264677A
JPS62264677A JP61107613A JP10761386A JPS62264677A JP S62264677 A JPS62264677 A JP S62264677A JP 61107613 A JP61107613 A JP 61107613A JP 10761386 A JP10761386 A JP 10761386A JP S62264677 A JPS62264677 A JP S62264677A
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JP
Japan
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layer
xsex
thickness
oxygen
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP61107613A
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English (en)
Inventor
Sohei Manabe
真鍋 宗平
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野〕 本発明は光導電型撮像管ターゲット等に用いららる光導
電素子に関する。
(従来の技術) 一般に撮像管の特性は、その撮像管の光導電ターゲット
材料に帰因する。今まで光導電ターゲットとしては、s
b、s3、pbo、Si−フォトダイオード、Cd8e
 、非晶質の8e−As−Te系材料及びZn5e−Z
n 1−xCdxTe系異槌慶合材料等が開発されてき
た。
また、可視のみならず近赤外にも優れた感度を有するC
dTe1−xsexを光導電体とする複台ターゲットが
開発された。しかし、このCdTe 1−xsex複合
ターゲヅトを使用しな撮像管では被写体を取シ去っても
前の像がしばらく残るという焼き付き現象を生じた。こ
の焼き付き現象は光導電ターゲ4′−lトの印加電圧を
高くすれば解消するものの、光導電ターゲットに局部的
に強い電界がかかり、ターゲットの一部が絶縁破壊を起
こして、素子に大きな電流が流れ込み、画面上では白い
キズとなって著しく画質を劣化させてしまう。この焼付
き現象の原因は、光導電体内の不純物準位あるいは結晶
欠陥準位等によりターゲット内に均一に電界がかからな
くなるためである。
この焼付き現象の原因についてさらに詳しく説明する。
第3図は従来の光導電ターゲットの構造を断面で示した
図である。透光性ガラス基板1の上に透明電極2を形成
する。この透明電極2上に光導電体層としてCdTex
−xsexを被者させてCdTe 1−xsex層3を
形成シ、さらに: As!8 e、層4を形成する。最
終層としては、1!子ビームのランテングを良くするた
めにポーラス状のSbtsmli5を被着しである。C
dTe1−x8exfl 3は多結晶構造を持つN型半
導体であり、透光性ガラス基板を通して入射してくる元
をほとんど吸収している。透明tW付近のCdTet−
xsex層3内はA s!S 1!。
層4側に比較して結晶の乱れが大ぎく多ぐの欠陥準位が
存在している。このため、この近傍で空間電荷が存在す
ることにより、焼付き現象の原因となると同時に、透明
電極との間には強い電界がかかるところが生じ局部的に
絶縁破壊してしまう。
これによシ白いキズが多数発生し画質が劣化する原因と
なる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上述の従来の欠点を解消するもので。
焼付き現象の起夛にくい画質の良い光導電素子を提供す
るにある。
〔発明の購厄〕
(問題点を解決しようとする手段) 本発明は、透光性ガラス基板と、この透光性ガラス基板
の表面に形成した透明電極と、この透明電極の表面に積
層して形成した光導電体とからなるものにおいて、前記
光導電体をZn、Cd、Hgのうちの少なくとも1種の
元素で構成した結晶体層。
もしくはZn、Cd、Hgのうちの少なくとも1種の元
素とS、Se、Teのうちの少なくとも1111の元素
との化合物の結晶もしくは多結晶休場で形成し、かつ前
記光導電体を酸素原子が添加されている酸素添加層と酸
素原子が添加されていない酸素無添加層とで構成し、前
記酸素添加層を前記透明電極側に形成しt光導電素子で
ある。好ましくは、酸かつ2000A以下とし、酸素無
添加層の厚さを200A以上とした光導電素子である。
この酸素添加層の厚さを100A未満とするドーピング
の効果がなくなり、かつ2000A超えるとると、Cd
8eO,Oドーピング効果よシもCdTe1−xsex
  のドーピングによる結晶系の乱れが多くなυ、逆に
焼付き現象が消滅するときのターゲット印加電圧は上昇
してしまう。また、酸素無添加層の厚さが100A未満
であっては光導電体としての効果が得られない。酸素添
加層を形成するためのドーピング材料としては1例えば
CdTe1−xsex層に入れることが望ましく s 
Cd S e Ox以外のドーピング材料としては、Z
nS eo31 Rg・S e 03 、 Cb T 
eO,t Zn T eOB + Hg Th 03 
+Cd5O8,Zn5O,Hg80.及び他oswse
、’re。
8i、Ce、AI、Inの酸化物でも良く、同様な効果
が得られる。
(作用) 本発明は光導電体層内の透明電極付近に酸素添加層を設
けることにより、結晶欠陥′a位を補償し、ることので
きる光導電素子である。
(実m例) 以下1本発明の実施例について詳、細に説明する。
第1図は本発明による実施例の光導電素子である複合タ
ーゲットの構造を示す。透光性ガラス基板21上にはS
nOの透明電極22が形成されている。
この透明電極の材料としては8 n O,に限らずIn
、0s(sb)等であっても良い。透明電極22の上に
はCd8eO,を添加してCdTet−xsex@23
1が約100 OAの厚さに形成されている。このII
 231は3つの蒸着源、即ちCdSe、 CdTe、
 Cd8eO,%同時蒸着して形成しである。@2図は
Cd5eO。
の透明電極からの深さくi: ) VC対するf&度分
布を示す図である。透明重視側でCd5eO,は3Qm
o1%にしてあり、透明!極から連続的に濃度を減少さ
せ100OAでCd5eO,9度を”0%’としてある
CdTe1−xsexのCd8eO,添加層、すすわち
CdTet−xsex(Cd8eO,)を形成後、Cd
Tex−x8exlJ24を約0.4〜1.4μm、た
とえばIJm形戊形成。CdTe 1−xsexJ@ 
24を形底後、適当な1度で熱処理後、AS! Se、
 層35を約1.5μm。
さらにS、bl 8@ I脅26をポーラスで約100
0A形取し、複合ターゲットを完成させる。
このようにCdTe1−xsex層の透明IIL極側に
約100OAの淳さにCd8eO,を入れることにより
すなわち酸素原子によりCdTe1−xsexの結晶欠
陥準位が補償された。その結果、 Cd5eO,ドーピ
ング層内には空nJ1N+Mが減少し、 CdTe1−
xsex層に均一に電界がかかわり易くなり、・暁付き
減少が少なくなる。例えば、従来のCd5eO,ドーピ
ングしないターゲットに於いては、゛焼付き減少が消滅
するターゲット印加電圧が20Vであったのに対し、本
実施例のCd8eO,ドーピングしたターゲットに於い
ては焼付き消滅ターゲット減圧は[2Vと低く、CdT
e 1−xSex層に均一に′6界がかかつていること
がわかる。
さらに、Cd5eO,をドーピングすることにより透明
電極とCdTe 1−xsexljiとの間に強電界が
かからなくなり、絶縁破壊が起こりにくくなった。
例えば、従来のターゲットでは絶縁破壊を起して白キズ
が発生するターゲット印加電圧が20Vであったのに対
し1本実施例のターゲットでは30Vまで印加電圧を高
くしても白キズは発生しなかった。
本実施例ではCd5eO,ドーピング量は、前述したよ
うに、透明這極側で3 Q mo 1%にし、透明電極
から離れるにしたがって連続的にCd8eO,ドーピン
グ量を減少させ、1oooμmの深さでこのドーピング
量が0係となるようにしである。このようにCd5eO
,ドーピング量に勾配を付けることにより、CdTe1
−xsex層内の変化が緩やかになり、より・暁付き現
象や白キズ発生を押える効果が増すが、この濃度勾配を
つけなくとも焼付き、白キズ発生を押さえることができ
る。
CdTet−xsex9)cdseo3ドーピング夛と
しては、透明電へで3QrnQl係としたが、ドーピン
グ層の厚さにも帰因し、ドーピング深さを100A以上
400A以下でばCdSeO3ドーピング量を80mo
l  %と多くする必要がある。−!t、ドーピング層
の淳さを100A未満とするドーピング効果がなくなり
、かつ2000Aを超えると、Cd8eO@Oドーピン
グ効果よりもCdTex−xsexのドーピングによる
結晶系の乱れカニ多くなり、逆1/c焼付き現象が消滅
するときのターゲット印7JO′IE圧は上昇してしま
う。
本実施例では、暁付き現象を少なくして、かつ絶縁破壊
による白キズを少なくするためにCdTex−xSex
  層内の込明富極付近に酸素をドーピングすることに
より、目的を還4ダすることができるが、酸素を単独に
CdTe 1−xsex鳴内にドーピングした場合、C
dTe1−xSex被着後の熱処理工程中に酸素がCd
Tex−xSex拮晶中を移動し、酸二領域を制卸する
ことが難しい。ある(ハば、CdTe 1−XS ex
のA s @ b e @1測にも酸素をドーピングし
ても白いが、透明′4極測とAs、Se、―の両皿に酸
素をドーピングする場合、必ずCdTe1−xsex層
内に9素をドーピングしない蜀を形戎巳なければならな
い。
これは−守に結晶欠陥vS位を補グすることにより。
ドーピングなしの場合と同様になってしまうからである
従って、CdTet−x8ex#内に酸素をドーピング
する場合1本実施例のごとき、 CdSeOsのような
酸化物の形でCdTe1−xse/iに入れることが望
ましい、ドーピング材料としてはCdTe1−xsex
に悪影響を及ぼす元素の酸化物は便用できない。ま念、
CdSeOs以外ノド−ピング材料は、 Zn5eO,
Hg8eO,、CdTe01 、ZnTeO3,HgT
e0HCd80. 。
Zn80. 、Hg503.のうちの少なくともいずれ
か1種であれば、好ましくあるいは他の8.Se、Te
・8i、Ce、AI、Inの酸化物でも同様な効果が得
られる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、CdTe1−xsexlii内の透明
電極付近に酸素をドーピングすることにより、焼付き現
象を押さえ、かつ白キズ発生電圧を高くすることにより
画質が向上し、かつ光導電素子の周囲温度が高くても画
質劣化を生じさせることのない素子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
@1図は本発明の実施例による光導電ターゲットの断面
図、第2図は不純物分布を示す曲線図。 第3図は従来構造の光導電ターゲットの断面図である。 21・・・ガラス基板、22・・・透明電極5231・
・・CdTe  1−xsex層(CdSeOl  添
刀0)、24  ・・・CdTe 1−x8exi(無
添加)、25 ・”As2Se2層、26・・・Sb、
8.!鏝。 代理人 弁理士   則 近 憲 佑 同     竹 花 喜久男

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透光性ガラス基板と、この透光性ガラス基板の表
    面に形成した透明電極と、この透明電極の表面に積層し
    て形成した光導電体とからなるものにおいて、前記光導
    電体をZn、Cd、Hgのうちの少なくとも1種の元素
    で構成した結晶体層、もしくはZn、Cd、Hgのうち
    の少なくとも1種の元素とS、Se、Teのうち少なく
    とも1種の元素との化合物の結晶もしくは多結晶体層で
    形成し、かつ前記光導電体を酸素原子が添加されている
    酸素添加層と酸素原子が添加されていない酸素無添加層
    とで構成し、前記酸素添加層を前記透明電極側に形成し
    たことを特徴とする光導電素子。
  2. (2)酸素添加層の厚さを前記透明電極から100Å以
    上でかつ2000Å以下とし、酸素無添加層の厚さを2
    00Å以上としたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の光導電素子。
  3. (3)酸素添加層をCdTe_1_−_xSe_x酸素
    をドーピングして構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の光導電素子。
  4. (4)酸素添加層に酸素をドーピングする酸素ドーピン
    グ材料をS、Se、Te、Al、Si、Ce、Inのう
    ちの少なくとも1種の酸化物としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の光導電素子。
  5. (5)Sの酸化物をCdSo_3、ZnSo_2、Hg
    So_3のうちの少なくとも1種で構成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の光導電素子。
  6. (6)Seの酸化物をCdSeO_3、ZnSeO_3
    、HgSeO_3、のうち少なくとも1種で構成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の光導電素子
  7. (7)Teの酸化物をCdTeO_3、ZnTeO_3
    、HgTeO_3、のうち少なくとも1種で構成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の光導電素子
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