JPS6226178B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6226178B2
JPS6226178B2 JP8432582A JP8432582A JPS6226178B2 JP S6226178 B2 JPS6226178 B2 JP S6226178B2 JP 8432582 A JP8432582 A JP 8432582A JP 8432582 A JP8432582 A JP 8432582A JP S6226178 B2 JPS6226178 B2 JP S6226178B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
pattern
wiring pattern
wiring layer
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8432582A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58201336A (ja
Inventor
Akira Morikuri
Eitaro Sugino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP8432582A priority Critical patent/JPS58201336A/ja
Publication of JPS58201336A publication Critical patent/JPS58201336A/ja
Publication of JPS6226178B2 publication Critical patent/JPS6226178B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は半導体基板上に形成された配線層の
幅を電気的に測定するようにした半導体装置にお
ける配線層幅の測定方法に関する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 集積回路等の半導体装置では、トランジスタな
どの能動素子や抵抗などの受動素子を相互に結合
するため、アルミニウム等の金属や多結晶シリコ
ンからなる導電体を用いて半導体基板上に配線層
を形成している。これら各素子を結合する配線層
は所定の幅を持つようにマスク上で設計されてい
て、同一品種の半導体装置が大量生産される前に
テスト用の基板を用いて設計通りの配線層の幅が
得られるような製造条件を求めるようにしてい
る。またこのような製造条件を求めるためには、
半導体基板上に実際に形成された配線層の幅を何
らかの方法で測定する必要がある。そして、従来
では測微計や反射型微小寸法測定装置を使用する
ことによつてこれらの幅が測定されている。 このうち、一方の測微計では、配線層の一端に
カーソルを置き、このカーソルを幅方向に他端ま
で移動させ、この時の移動量を目視によつて読み
取ることによつて配線層の幅を測定するようにし
ている。他方の反射型微小寸法測定装置では、被
測定物である配線層のほぼ垂直上部からコヒーレ
ントなレーザ光を入射しながら配線層上を走査す
る。上記入射光に対して約45度の角度だけ傾けた
2つのセンサのそれぞれが配線層の両側に予め配
置されていて、また配線層の断面構造は上底長が
下底長よりも短かい台形となつているので、走査
時に入射光が配線層の一方の端部に照射されると
ここにおける反射光は一方のセンサに入射し、ま
た他方の端部に照射されるとこの反射光は他方の
センサに入射する。そして反射光が一方のセンサ
に入射してから他方のセンサに入射するまでの走
査距離が配線層の幅として自動的に表示される。 ところが、微測計による測定方法では、被測定
物の一方の端を決定するのに人の目に頼つてい
る。このため個人差や心理的な条件によつて測定
結果が異なるため、同一箇所を複数回測定する必
要がある。しかも直径が4インチの基板の場合、
有効チツプの数は100以上あり、通常、配線層幅
の測定は多数のチツプにわたつて行なうようにし
ているので、測定に要する時間は極めて長くなつ
てしまう。 また反射型微小寸法測定装置を用いる方法で
は、配線層の幅は自動的に測定されしかも高精度
である。ところが、レーザ光を走査しているので
この走査に時間がかかり、また上記と同様に多数
のチツプにわたつて行なうようにしているので、
この場合にも人手が必要になる等繁雑となる欠点
がある。 〔発明の目的〕 この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的は、半導体基体上に形成
された配線層の幅を短時間でしかも正確に測定す
ることができる半導体装置における配線層幅の測
定方法を提供することにある。 〔発明の概要〕 上記目的を達成するにあたつてこの発明では、
先端部には配線パターンが、終端部にはテスト用
パツドがそれぞれ設けられ、先端部に設けられた
第1の配線パターンと第2の配線パターンとはそ
のパターン幅方向で2aの距離だけ重なり合い、
第2の配線パターンと第3の配線パターンとはそ
のパターン幅方向でaの距離だけ重なり合い、第
3の配線パターンと第4の配線パターンとはその
パターン幅方向でOの距離だけ重なり合い、第4
の配線パターン以降はそのパターン幅方向で順次
aのn倍(n=1、2、…)の距離だけ離れ、先
端部以外では配線パターン相互間が十分に離れた
状態にされた配線層形成用の写真蝕刻フオトマス
クを用いて半導体基体上に絶縁層を介してテスト
用の配線層を形成し、基体上に形成された上記任
意の一対のテスト用パツド間の導通状態を試験す
ることにより基体上に実際に形成された配線層の
線幅を測定するようにしている。 〔発明の実施例〕 以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。この発明に係る方法では、まず第1図に示
すようなパターンを持つ配線層形成用の写真蝕刻
フオトマスクが用意される。 すなわち、このフオトマスクでは6本の配線
パターン2A〜2Fが設けられ、このうち3本の
配線パターン2A〜2Cは各先端部3A〜3Cが
左側となるように配列され、残りの3本の配線パ
ターン2D〜2Fは各先端部3D〜3Fが右側と
なるように配列される。さらに上記配線パターン
2A〜2Fの各先端部3A〜3Fは中央で集まる
ように配置され、これらの先端部は図中上から3
A,3D,3B,3E,3C,3Fの順に交互に
配列されている。そして上記配線パターン2A,
2Dの先端部3A,3Dは、配線パターン2A,
2Dの幅方向でL1(=1.0μm)だけ重なり合つ
ている。また上記配線パターン2D,2Bの先端
部3D,3Bは、配線パターン2D,2Bの幅方
向でL2(=0.5μm)の距離だけ重なり合つてい
る。上記配線パターン2B,2Eの先端部3B,
3Eは1つの角部で接触している。すなわち、上
記両先端部3B,3EはL3(L3=0)の距離だ
け離れている。上記配線パターン2E,2Cの先
端部3E,3Cは、配線パターン2E,2Cの幅
方向でL4(=0.5μm)の距離だけ離れている。
さらに上記配線パターン2C,2Fの先端部3
C,3Fは、配線パターン2C,2Fの幅方向で
L5(=1.0μm)の距離だけ離れている。すなわ
ち、上記先端部3A,3D,3B,…3Fは、重
なり合つている状態を含め、0.5μmピツチで順
次異なる距離を保つように配列されている。上記
各配線パターン2A〜2Fの幅はすべて同じ幅た
とえば3μmに設定されている。また上記各配線
パターン2A〜2Fの終端部にはテスト用のパツ
ド4A〜4Fそれぞれのパターンが設けられてい
る。 次に上記マスクを始めとして種々のマスクを用
いて半導体基板内にトランジスタ等の素子を形成
するとともに、基板上に絶縁膜を介してアルミニ
ウムからなる配線層を形成する。この配線層を形
成する工程は次の通りである。まず第2図aに示
すようにシリコン半導体基板11上に一様の厚み
のシリコン酸化膜12を形成する。次にこの上に
蒸着工程によつて第2図bに示すようにアルミニ
ウムからなる導体層13を全面形成する。さらに
この導体層13上にレジストを塗布し、前記第1
図に示すマスクを用いて露光する。この後、現像
処理を行なつて第2図cに示すパターニングされ
たレジスト膜14を形成する。次に上記レジスト
膜14を用いて導体層13の選択エツチングを行
ない、第2図dに示すように前記第1図パターン
に対応したテスト用の配線層15を半導体基板1
1の1箇所又はそれ以上の箇所に本来の配線層と
同時に形成する。 ところで、集積度を向上させるために配線層の
幅は可能な限り細い方が望ましく、このため前記
第1図に示すフオトマスク1上の配線パターン2
の幅も出来るだけ細くしている(たとえば前記し
たように3μm)。しかしながら、前記レジスト
膜14をパターニングする際、マスクパターンと
レジストパターンとの差(レジスト変換差)が生
じ、さらにこのレジスト膜14をマスクにして導
体層13をエツチングするので、レジストパター
ンと導体層13のパターンとの差も生じる。さら
にエツチング時における溶液の種類、液温、液の
濃度、エツチング時間等のばらつき等の影響によ
つて、実際に基板11上に形成される配線層15
の線幅は前記第1図に示すマスク1上の各配線パ
ターン2の幅と一致しない状態も発生する。 第3図ないし第5図はそれぞれ、前記第1図に
示すフオトマスク1を用いて、それぞれ異なる条
件で配線層15を形成した場合を示すパターン図
である。第3図ないし第5図において、22A〜
22Fは前記配線パターン2A〜2Fに対応して
いて、23A〜23Fは前記先端部3A〜3Fに
対応していて、かつ24A〜24Fは前記テスト
用パツド4A〜4Fにそれぞれ対応している。 第3図に示す配線層15は、前記第1図に示す
マスクと同じ寸法で形成された場合のものであ
る。この場合、各一対のテストパツド間の導通状
態を試験すれば、パツド22Aと22D間、22
Bと22E間ではそれぞれ導通し、また22Cと
22F間では非導通となる。この試験結果は前記
第1図に示すマスクをそのまま配線層15に形成
した場合と同様のものとなるため、第3図に示す
配線層15の各配線パターン22A〜22Fの線
幅はマスクと同様に3μmであり、したがつてこ
のときの本来の配線層の線幅も3μmになつてい
ることがわかる。 第4図に示す配線層15は、マスクの寸法に対
して各配線パターン22A〜22Fの寸法が0.5
μmずつ太くなつた場合のものである。この場
合、マスク上において0.5μmだけ離れている先
端部3Eと3Cに対応する先端部23Eと23C
が接触した状態で形成される。 この場合に各一対のテスト用パツド間の導通状
態を試験すれば、パツド24Aと24D間、24
Bと24E間およびパツド24Eと24C間では
それぞれ導通し、また24Cと24F間では非導
通となる。このような結果が得られる場合、各配
線パターン22A〜22Fの線幅は、マスク上の
寸法よりも0.5μmだけ太くなつている3.5μmと
なつていて、したがつて、このときの本来の配線
層の線幅も3.5μmになつていることがわかる。 第5図に示す配線層15では、マスク上の寸法
に対して各配線パターン22A〜22Fの寸法
が、第4図の場合とは反対に0.5μmずつ細く形
成された場合のものである。この場合、マスク上
において、1つの角部で接触している先端部3B
と3Eに対応する先端部23Bと23Eが0.5μ
mだけ離れた状態で形成される。 この場合に各一対のテスト用パツド間の導通状
態を試験すれば、パツド24Aと24D間および
24Dと24B間ではそれぞれ導通し、またパツ
ド24Bと24E間、パツド24Cと24F間で
は非導通となる。このような結果が得られる場
合、各配線パターン22A〜22Fの線幅は、マ
スク上の寸法よりも0.5μmだけ細くなつた2.5μ
mとなつていて、したがつて、このときの本来の
配線層の線幅も2.5μmになつていることがわか
る。 このように上記実施例によれば、実際に基板1
1上に形成された本来の配線層の線幅は、同時に
基板11上に形成されたテスト用の配線層15
の、パツド24相互間の導通状態を試験すること
によつて測定することができる。このため、各パ
ツド24に測定用ピンを接触させて電気的に線幅
を測定することが可能となり、極めて短時間にし
かも正確に測定することができる。 さらに上記テスト用の配線層15を半導体基板
11内の全チツプに配置し、全チツプにおいて上
記と同様の方法で導通状態を試験しこの試験結果
を演算処理装置を用いて処理することにより、各
チツプ毎の配線層の線幅、基板11における同一
線幅の分布状態、線幅の平均値や偏差も簡単に求
めることができる。 第6図はこの発明の他の実施例の方法を説明す
るためのパターン図である。上記実施例では1つ
の配線パターン22の終端部にそれぞれテスト用
のパツド24を形成している。ところが、このパ
ツド24の寸法は100μm×100μm〜200μm×
200μmと非常に大きいため、テスト用の配線層
15を全チツプに配置するとこの配線層15が占
める面積は極めて大きなものとなつてしまう。こ
のためにこの実施例の方法では、予め基板内に拡
散法によつて、あるいは基板上に絶縁膜を介して
多結晶シリコン層を堆積形成することによつて、
第6図に示すようにそれぞれ10Ω、100Ω、1k
Ω、10kΩおよび100kΩの抵抗値を持つ5箇の抵
抗31A〜31Eを形成しておく。しかる後、マ
スク上において順次異なる距離を保つように配列
されている複数の配列パターンを有するテスト用
の配線層を形成するための写真蝕刻フオトマスク
を用いて、たとえばアルミニウムからなる配線層
35を形成する。この配線層35はマスク上の寸
法と同じ寸法に形成された場合を示し、10本の配
線パターン32A〜32Jが設けられている。こ
のうちの5本の配線パターン32A〜32Eは各
先端部33A〜33Eを左側に配置して延長した
状態で順次配列され、また残り5本の配線パター
ン32F〜32Jは各先端部33F〜33Jを右
側に配置して延長した状態で順次配列形成され
る。そして上記配線パターン32A,32Fの先
端部33A,33Fは、配線パターン32A,3
2Fの幅方向で1.0μmの距離だけ重なり合つて
いる。上記配線パターン32B,32Gの先端部
33B,33Gは、配線パターン32B,32G
の幅方向で0.5μmの距離だけ重なり合つてい
る。上記配線パターン32C,32Hの先端部3
3C,33Hは1つの角部で接触している。上記
配線パターン32D,32Iの先端部33D,3
3Iは、配線パターン32D,32Iの幅方向で
0.5μmの距離だけ離れている。上記配線パター
ン32E,32Jの先端部33E,33Jは、配
線パターン32E,32Jの幅方向で1.0μmの
距離だけ離れている。すなわち、先端部33A,
33F,33B…は、各一対が重なり合つている
状態を含め、0.5μmステツプで順次異なる距離
を保つように配列されている。そして上記5本の
配線パターン32A〜32Eの終端部には共通の
テスト用パツド34Aが形成される。上記残り5
本の配線パターン32F〜32Jの途中には前記
各抵抗31A〜31Eそれぞれが直列挿入され、
これら配線パターン32A〜32Jの終端部には
共通のテスト用パツド34Bが形成される。また
上記各配線パターン32A〜32Jの線幅はたと
えばマスク上で3μmに設定されている。 上記のように形成された配線層35において、
各配線パターン32A〜32Jの線幅が実際にど
れ位あるかを測定するには、一対のパツド34
A,34B間の抵抗値を測定する。第6図に示す
ものではマスクの寸法通りに形成されていて、各
一対の先端部33Aと33F,33Bと33Gお
よび33Cと33Hそれぞれの間が接続している
ため、このときの抵抗値は3つの抵抗31A〜3
1Cの各抵抗値10Ω、100Ω、1kΩの並列抵抗値
となる。したがつて、この抵抗値が測定されれ
ば、各配線パターン32A〜32Jの線幅はマス
ク上の寸法と同じ寸法、すなわち3μmになつて
いることがわかる。したがつて、このときの本来
の配線層の線幅も3μmに形成されている。 一方、各配線パターン32A〜32Jの線幅が
マスク上の寸法よりも0.5μmだけ細くなつて形
成される場合には、一対の先端部33C,33H
間が離れた状態になる。したがつて、このときの
一対のパツド34A,34B間の抵抗値は、2つ
の抵抗31A,31Bの抵抗値10Ω、100Ωの並
列抵抗値となる。この結果、この抵抗値が測定さ
れれば、各配線パターン32A〜32Jの線幅は
マスク上の寸法よりも0.5μm細い2.5μmになつ
ていることがわかり、またこのときの本来の配線
層の線幅も2.5μmに形成されている。 さらに各配線パターン32A〜32Jの線幅が
マスク上の寸法よりも1.0μmだけ細くなつて形
成される場合には、一対の先端部33Aと33F
のみが接触している状態となる。このときに一対
のパツド34A,34B間の抵抗値を測定すれ
ば、抵抗31Aの10Ωとなる。したがつて、この
10Ωが測定される場合、各配線パターン32A〜
32Jの線幅はマスク上の寸法よりも1.0μm細
い2.0μmになつていることがわかる。 上記各配線パターン32A〜32Jの線幅がマ
スク上の寸法よりも0.5μmだけ太くなつて形成
される場合には、一対の先端部33Eと33Jの
みが離れた状態になる。このとき、一対のパツド
34A,34B間の抵抗値は4つの抵抗31A〜
31Dの各抵抗値10Ω、100Ω、1kΩ、10kΩの
並列抵抗値となる。したがつて、この抵抗値が測
定される場合、各配線パターン32A〜32Jの
線幅はマスク上の寸法よりも0.5μm太い3.5μm
になつていることがわかり、またこのときの本来
の配線層の線幅も3.5μmに形成されている。 同様に上記各配線パターン32A〜32Jの線
幅がマスク上の寸法よりも1.0μmだけ太く形成
される場合には、各一対の先端部33Aと33
F,33Bと33G,33Cと33H,33Dと
33Iおよび33Eと33Jそれぞれは接続した
状態になる。このときに、一対のパツド34A,
34B間の抵抗値を測定すれば、各抵抗31A〜
31Eの抵抗値10Ω、100Ω、1kΩ、10kΩおよ
び100kΩの並列抵抗値となる。したがつて、こ
の抵抗値が測定される場合、各配線パターン32
A〜32Jの線幅はマスク上の寸法よりも1.0μ
m太い4.0μmになつていることがわかり、また
このときの本来の配線層の線幅も4.0μmに形成
されている。 このように上記実施例によれば、実際に基板上
に形成された本来の配線層の線幅は、基板上に形
成されたテスト用の配線層35の一対のパツド3
4A,34B間の抵抗値を測定することにより知
ることができる。このため線幅の測定は電気的に
行なうことが可能になり、上記実施例と同様に極
めて短時間にしかも正確に線幅の測定を行なうこ
とができる。しかもこの実施例の方法では、一対
のテスト用パツド34A,34Bを形成すればよ
いので、上記実施例の方法にくらべてパターン面
積を小さくすることができる。しかも一対のパツ
ド34A,34B間の抵抗値を1回測定すること
によつて線幅を知ることができるため、測定時間
をより短縮することができる。 なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、たとえば前記第1図に示すフオトマス
ク1において各配線パターン2の先端部3は0.5
μmピツチで順次異なる距離を保つように配列さ
れている場合について説明したが、これはたとえ
ば0.3μmや0.1μmピツチで配列するようにすれ
ばより精密に線幅を測定することができる。 また、第6図において各抵抗31A〜31Eの
抵抗値は10Ω、100Ω、1kΩ、10kΩにそれぞれ
設定する場合について説明したが、これはどのよ
うな値に設定してもよい。 さらに上記実施例では配線層22,32はアル
ミニウムによつて構成する場合について説明した
が、これは多結晶シリコン、アルミニウムとシリ
コンの混合物、モリブデン等の他の金属によつて
構成するようにしてもよい。 〔発明の効果〕 以上説明したようにこの発明によれば、半導体
基体上に形成された配線層を短時間でしかも正確
に測定することができる半導体装置における配線
層幅の測定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の方法に用いられ
るフオトマスクのパターン図、第2図a〜dは上
記実施例の方法の一部工程を示す断面図、第3図
ないし第5図はそれぞれこの方法を説明するため
のパターン図、第6図はこの発明の他の実施例の
方法を説明するためのパターン図である。 1…フオトマスク、2,22,32…配線パタ
ーン、3,23,33…先端部、4,24,34
…テスト用パツド、11…シリコン半導体基板、
12…シリコン酸化膜、13…導体層、14…レ
ジスト膜、15,35…配線層、31…抵抗。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端部には配線パターンが、終端部にはテス
    ト用パツドがそれぞれ設けられ、先端部に設けら
    れた第1の配線パターンと第2の配線パターンと
    はそのパターン幅方向で2aの距離だけ重なり合
    い、第2の配線パターンと第3の配線パターンと
    はそのパターン幅方向でaの距離だけ重なり合
    い、第3の配線パターンと第4の配線パターンと
    はそのパターン幅方向でOの距離だけ重なり合
    い、第4の配線パターン以降はそのパターン幅方
    向で順次aのn倍(n=1、2、…)の距離だけ
    離れ、先端部以外では配線パターン相互間が十分
    に離れた状態にされた配線層形成用の写真蝕刻フ
    オトマスクを用意し、このフオトマスクを用いて
    半導体基体上に絶縁層を介してテスト用の配線層
    を形成し、配線層の形成後に上記基体上に形成さ
    れた各2箇所のテスト用パツド間の導通状態を試
    験し、この試験結果に基づき基体上に実際に形成
    された配線層の線幅を測定するようにしたことを
    特徴とする半導体装置における配線層幅の測定方
    法。 2 半導体基体内あるいは半導体基体上に値が異
    なる複数の抵抗素子を形成し、先端部に配線パタ
    ーンがそれぞれ設けられ、先端部に設けられた第
    1の配線パターンと第2の配線パターンとはその
    パターン幅方向で2aの距離だけ重なり合い、第
    2の配線パターンと第3の配線パターンとはその
    パターン幅方向でaの距離だけ重なり合い、第3
    の配線パターンと第4の配線パターンとはそのパ
    ターン幅方向でOの距離だけ重なり合い、第4の
    配線パターン以降はそのパターン幅方向で順次a
    のn倍(n=1、2、…)の距離だけ離れ、先端
    部以外では配線パターン相互間が十分に離れた状
    態にされ、かつこれらの配線パターンが2組に区
    分され、区分された各組の配線パターンの終端部
    には共通のテスト用パツドが設けられた配線層形
    成用の写真蝕刻フオトマスクを用意し、このフオ
    トマスクを用いて一方の組の各配線パターンの途
    中に上記各抵抗素子が直列に挿入されるように上
    記半導体基体上に絶縁層を介してテスト用の配線
    層を形成し、配線層の形成後に上記基体上に形成
    されたテスト用パツド間の抵抗値を測定し、この
    測定結果に基づき基体上に実際に形成された配線
    層の線幅を測定するようにしたことを特徴とする
    半導体装置における配線層幅の測定方法。
JP8432582A 1982-05-19 1982-05-19 半導体装置における配線層幅の測定方法 Granted JPS58201336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8432582A JPS58201336A (ja) 1982-05-19 1982-05-19 半導体装置における配線層幅の測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8432582A JPS58201336A (ja) 1982-05-19 1982-05-19 半導体装置における配線層幅の測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58201336A JPS58201336A (ja) 1983-11-24
JPS6226178B2 true JPS6226178B2 (ja) 1987-06-08

Family

ID=13827357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8432582A Granted JPS58201336A (ja) 1982-05-19 1982-05-19 半導体装置における配線層幅の測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58201336A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02146980U (ja) * 1989-05-10 1990-12-13

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4810741B2 (ja) * 2001-03-23 2011-11-09 富士ゼロックス株式会社 自己走査型発光デバイス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02146980U (ja) * 1989-05-10 1990-12-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58201336A (ja) 1983-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4516071A (en) Split-cross-bridge resistor for testing for proper fabrication of integrated circuits
JPH0241172B2 (ja)
KR950006957A (ko) 중첩 오차 측정 패턴을 형성하는 단계를 포함하는 반도체 장치 제조 방법
US4437760A (en) Reusable electrical overlay measurement circuit and process
KR100273317B1 (ko) 반도체 소자 제조 공정에서 미스얼라이먼트 측정을 위한 테스트패턴의 구조와 그 측정방법
KR20070118030A (ko) 레티클, 반도체 칩, 및 반도체 장치의 제조 방법
JPS6226178B2 (ja)
JP2587614B2 (ja) 半導体装置
JPH0572748B2 (ja)
JP2010114130A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0435907B2 (ja)
JP3719737B2 (ja) 重ね合わせ精度測定方法およびそれに用いる重ね合わせ精度測定用マーク
JP2891729B2 (ja) 誘電体分離基板の測定方法及びその測定装置
JP2839469B2 (ja) マスク合わせずれ測定用パターン及びその測定方法
JPH053237A (ja) スルーホール/上層配線の合わせずれ検知方法
CN115295532A (zh) 用于e-fuse刻蚀的检测结构、制备及检测方法
KR100192578B1 (ko) 비아 저항 체크 패턴 형성 방법
JPH04228B2 (ja)
JPH0230173B2 (ja)
JPS6159744A (ja) 半導体装置
JPH1074811A (ja) 半導体装置の評価方法
JPH06216208A (ja) 集積回路のコンタクト抵抗測定器
JPH0680669B2 (ja) 半導体装置
JPH03220701A (ja) 抵抗アレイの製造方法
JPH0637157A (ja) 半導体ウエハ及び半導体ウエハの検査方法