JPS6225524B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6225524B2
JPS6225524B2 JP15241079A JP15241079A JPS6225524B2 JP S6225524 B2 JPS6225524 B2 JP S6225524B2 JP 15241079 A JP15241079 A JP 15241079A JP 15241079 A JP15241079 A JP 15241079A JP S6225524 B2 JPS6225524 B2 JP S6225524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer panel
door
vehicle door
side guard
lower outer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15241079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5675213A (en
Inventor
Shoichi Koike
Akio Minatomoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15241079A priority Critical patent/JPS5675213A/ja
Publication of JPS5675213A publication Critical patent/JPS5675213A/ja
Publication of JPS6225524B2 publication Critical patent/JPS6225524B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車の側面衝突時に、ドアの変
形を防止し、車室内空間を確保することができる
車両用ドアの補強構造に関する。
一般に自動車に取り付けられたドア内には側面
衝突時に所定の曲げ剛性を発揮して衝撃エネルギ
吸収して乗員の安全を確保するためドアガードバ
ーが装着されている。
この種のドアガードバーGとしては従来第1図
に示すように、断面ハツト形状に成形された高張
力鋼使用のビーム1のフランジ部をドアアウタパ
ネル2とドアインナパネル3との合せ部を介して
巻きじめ固定してドアD内に内蔵しているもの
や、第2図に示すようにドアアウタパネル2の長
手方向にこのドアアウタパネル2を若干外方に突
き出させて突出部4を形成し、この突出部4の合
せ間に閉断面に成形されたドアガードバーGの外
向きに張出されたフランジ部5を挿入して一体に
溶接結合し、更に上記結合突出部をモールデイン
グ6によつて被覆せしめたものがあつた(実開昭
52−141721号公報参照)。
しかしながら上記従来のドアガードバーGの構
造にあつては、ドアガードバーGを予じめ成形し
ておき、ドアD構成部品とは全く別体であるこの
ドアガードバーGをドア組立時に前記したように
ドアアウタパネル2の突出部4を利用して挾着し
たり、又はドアアウタパネル2とドアインナパネ
ル3との合せ部に巻きじめ固定しなければならな
かつたため、部品点数が多く組付け作業も煩雑で
ありコスト高となる他、第1図の例ではドアアウ
タパネル2は一枚板で形成されているため材料の
歩留りが非常に悪く、しかも第2図の例では前記
ドアアウタパネル2の突出部4を利用して挾着す
る構造のものにあつては上記突出部4を予じめ所
定位置に形成しておかなければならずドアアウタ
パネル2の造形自由度が非常に低い等多くの問題
を有していた。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、ドアアウタ
パネルを上下に二分割してアツパアウタパネルと
ロアアウタパネルとし、このアツパアウタパネル
の下部とロアアウタパネルの上端、又はアツパア
ウタパネルの下端とロアアウタパネルの上部とを
重合して接合すると共に、この重合部よりドア内
側部に延びているアツパアウタパネル又はロアア
ウタパネルのいずれか一方の端部を折曲すること
によりドアガードバー構能を有するドアサイドガ
ード部を形成し、これにより部品点数の低減及び
コストダウンを図り、しかも材料の歩留りの改善
並びにドアアウタパネルの造形自由度の向上を図
り商品品質の向上を図ることができる車両用ドア
の補強構造を提供しようとするものである。
以下添附図面に示す実施例に基づき、この発明
を詳細に説明する。
第3図はこの発明の第1実施例を示すものであ
つて、この実施例においてドアアウタパネル10
は、その略中央部でアツパアウタパネル11とロ
アアウタパネル12とに上下二分割されており、
このアツパアウタパネル11の下部とロアアウタ
パネル12の上端とは夫々ドアインナ側に凹設さ
れて重合されていて、上記アツパアウタパネル1
1とロアアウタパネル12とは一体的に溶接接合
されている。そしてこのロアアウタパネル12の
上端裏面側に接合されたアツパアウタパネル11
の下部には第3図に示すように更にドアD内部へ
と延設されて断面コ字状に折曲されてドアサイド
ガード部13を形成している。
また上記アツパアウタパネル11とロアアウタ
パネル12との重合部表面側の凹部14には、こ
の凹部14の幅と略同一幅をを有するモールデイ
ングプロテクタ15が嵌着されていて重合部の溶
接打痕を隠蔽している。尚、図中16はドアイン
ナパネルを示す。
第4図はこの発明の第2実施例を示すものであ
つて、この実施例においても、ドアサイドガード
部13をアツパアウタパネル11の下部とロアア
ウタパネル12の上部とを重合して、更にアツパ
アウタパネル11の下部を上記重合部よりドアD
内方に向け延設して形成する点及びモールデイン
グプロテクタ15の取付においては前出の第1実
施例と同様であるが、この実施例においては更に
ドアサイドガード部13を構成するアツパアウタ
パネル11の下部をロアアウタパネル12の裏面
側に接着剤17を介して固定することによりドア
サイドガード部13の閉断面構造となし、この閉
断面構造のドアサイドガード部13の内部にエポ
キシ樹脂等の高分子発泡剤18を充填してドアサ
イドガード部13の剛性を大きくしたものであ
る。
尚、上記第1実施例及び第2実施例にあつて
は、ドアサイドガード部13をアツパアウタパネ
ル11の下部を折曲して形成した場合を例示した
が、この発明にあつてはこれに限定されることは
なく、例えばロアアウタパネル12の上部をドア
D内方に向け延設して折曲することにより形成し
てもよいこと勿論である。
この発明は上述したように、ドアアウタパネル
を上下に二分割し、この二分割したアツパアウタ
パネルの下部とロアアウタパネルの上端、又はア
ツパアウタパネルの下端とロアアウタパネルの上
部とを溶接固定し、この溶接固定されたアツパア
ウタパネルの下部又はロアアウタパネルの上部の
いずれか一方をドア内方に延設し、この延設部を
適宜折曲してドアサイドガード部を形成するよう
に構成したので、従来のドア構造にみられるごと
く全く別体にドアガードバーを成形してドア内部
に組み付ける構造に比べドアガードバーを廃止す
ることができ、その結果部品点数の大巾な削減を
図ることができ、しかも側面衝突時における衝撃
荷重に耐え得る剛性を確保できるとともに組付作
業を大巾に軽減できる他、ドアアウタパネルを二
分割して剛性の大きな構成をこの発明によれば得
ることができるのでドアアウタパネルの板厚を薄
くすることができると共に材料の歩留りも改善す
ることができ、更にはドアアウタパネルの曲率等
も自由に可変できるので造形自由度を向上させる
ことができる等幾多の有益なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両用ドア内部に配設されたドアガー
ドバーの取付状態を一部切欠して示す第1従来例
の斜視図、第2図は同上第2従来例の断面図、第
3図はこの発明の第1実施例に係るドア構造を示
す断面説明図、第4図はこの発明の第2実施例に
係るドア構造を示す断面説明図である。 D……車両用ドア、2……ドアアウタパネル、
11……アツパアウタパネル、12……ロアアウ
タパネル、13……ドアサイドガード部、17…
…接着剤、18……発泡剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両用ドアDの外板を構成するアウタパネル
    2を上下に二分割し、この二分割されたアツパア
    ウタパネル11の下部とロアアウタパネル12の
    上端、又はアツパアウタパネル11の下端とロア
    アウタパネル12の上部とを重合して接合し、か
    つ上記接合部よりドア内部へ延びているアツパア
    ウタパネル11又はロアアウタパネル12のいず
    れか一方を適宜形状に折曲してドアサイドガード
    部13を形成したことを特徴とする車両用ドアの
    補強構造。 2 ドアサイドガード部13の終端部は、接着剤
    17を介してアツパアウタパネル11又はロアア
    ウタパネル12のいずれか一方の内壁面に固定さ
    れて閉断面構造に形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の車両用ドアの補強
    構造。 3 ドアサイドガード部13内には発泡剤18が
    充填されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項記載の車両用ドアの補強構造。
JP15241079A 1979-11-27 1979-11-27 Reinforced construction of door for vehicle Granted JPS5675213A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15241079A JPS5675213A (en) 1979-11-27 1979-11-27 Reinforced construction of door for vehicle

Applications Claiming Priority (1)

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JP15241079A JPS5675213A (en) 1979-11-27 1979-11-27 Reinforced construction of door for vehicle

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5675213A JPS5675213A (en) 1981-06-22
JPS6225524B2 true JPS6225524B2 (ja) 1987-06-03

Family

ID=15539897

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JP15241079A Granted JPS5675213A (en) 1979-11-27 1979-11-27 Reinforced construction of door for vehicle

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JP (1) JPS5675213A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564572B2 (ja) * 1988-06-29 1993-09-14 Okuma Machinery Works Ltd

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161612A (ja) * 1982-03-18 1983-09-26 Mazda Motor Corp 自動車のドア
JPS62214014A (ja) * 1986-03-13 1987-09-19 Mazda Motor Corp 自動車のバックドア構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564572B2 (ja) * 1988-06-29 1993-09-14 Okuma Machinery Works Ltd

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JPS5675213A (en) 1981-06-22

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