JPS62251371A - 卵容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、主として鶏卵の流通用色ｇ＆容器として用い
られる６ので、合成樹脂シート材を■いて真空またはブ
ロー成形手段により弁部分とＭ部分との一辺どうしを、
連設部を介して開閉自在に一連一体に繋ぎ形成しである
フィルム状樹脂シート材を利用した卵容器に関する。

〈従来の技術〉 この種の容器は、卵などの物品収穿時において身部分及
Ｖ蓋部分の道端片どうしを重合させてその重合片を針止
め（ホッチキス止め）や溶着等にて止着することで容器
全体を封止するのが普通であるが、流通段階で不測の開
封が発生しないようにするために、相当に強固に封止さ
れるのが普通である。

それ故に物品取出し時の開放が煩わしく、かつ困難であ
る。

旧来の一般的なｒ！ＩＲＮ手段としては、重合３！！端
片の長手方向一端において一方の３！！端片を右手で、
他方のｉｎ片を左手で掴み、両者を引きはなす方向に操
作することにより、先ず一端のホッチキス針や溶着部を
破壊し、ついで次々と土着部を破壊しでいくといった手
段が探られてぃたが、このような開放手段では破壊が時
間差をおいて進行すること、および破壊前の集中応力が
破壊に件って角イ放され容器全体に大きな衝撃力が作用
すること、ホッチキス止めなり溶着止めによる結合力が
大でありその破壊に大きな力を要することなどにより、
開放が困難であり、殊に卵のように破壊しゃすい容器で
は特に惧重な取扱いが要求されることもあって、開封が
一層面倒で煩わしものであった。

このことに鑑み本出願人は先に、特公昭５８−５２９０
３号をもって弁部分と蓋部分との連設部分の内側に沿っ
て、この連設部分の略全長に亘る長さの切断用索条を配
した合成樹脂シート材製の卵容器に係る発明を出願し既
に出願公告を受けている。

而して、この公告出願に係る卵容器は、例えば、本発明
の叉施例として示した第２図にみられるように、切断用
索条の一端掴み部分を手で掴んで、外側に向けて引張り
状態としそのまま他端側に向けて引張り移動操作するこ
とによって、その移動操作力を前記連設部に集中作用さ
せ、この連設部分を恰も鋭利なカッターナイフで連続的
に分断するが如く比較的軽小な力をもって確実、容易、
かつスムーズに切断することができるのようにしたもで
ある。

このような構造としたものは、上記のように容器の坊断
閏封が極めて容易かつ安全にできるため、市場において
大いに受は入れられ、現在では既にこのような索条利用
開封手段を用いた卵容器が市場の大半を占めるに至って
いる。

他方、商品の容器やラベルに、殊に食品容器についで商
品自動読取成用のバーフード（ボスマーク）が用いられ
ることになったが、この種卵容器が持つ宿命として、容
器の身部も蓋部もその大部分が卵収容用の四部に形成さ
れているため、併せて、その四部は卵入のものでなけれ
ばならないため、バーコードを印刷なり、印刷紙片を貼
付して顕示するだけの平坦面を有する部分が存在しなか
った。従って、卵容器にありｆ　１＋　　　７ｆ　　　
＊　　−Ｖ　　ｆ−ｆＩＩ　　ＦＦ！　　＋　　７−　
−　　ｋ　　＋４　ｒＦ　挙Ｉ　ｆ、−Ｊ−Ｍと当業者
間において思われていた。しかし、本出願人は卵容器に
ついてこれが実施できるようにいち早く研究を開始し、
特開昭５９−８４７７３号公報にみられるように、卵収
容凹部の相隣る凹部とその間を一連の平坦面に形成し、
該平坦面に上記バーコードを直接印刷するなり、バーコ
ードを印刷した紙などのシーＦ状片を貼着するなりする
技術を開発し、既に出願公開を受けている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このように、当業界において困難視されていたバーコー
ド表示が大部分が凹凸ばかりの卵容器にあっても可能と
なり、商品流通上における取扱いが大変便利になり、錯
誤の少ない状態で取扱うことができるようになったが、
上記のとおり、門凸詐りの卵容器において上記公開出願
のもののような構造として平坦面を形成することは、卵
容器として本来の容器口的である個々の卵の安全保護の
点がらは自ずと平坦面形成面積が制限されることとなり
、当該平坦面の形成面積はバーコードの顕示に必要なぎ
りぎりの大ささとならざるを得ない為、その顕示は極め
て精密に行なわなければならないという制約を払拭する
ことができなかった。

他方、更に、この種卵容器には、生産年月日や、生食の
可能期間などの表示や生産者名の表示などについても可
能な限り表示したいという潜在的要求がある。しかし、
上記の如く容器の大？ＦＩＳ分が凹凸であるためこれら
の表示を見易く確実に行なうことが出来にくいと警１う
欠点を解消することができなかった。

そこで、本出願人は、これらの諸問題を解決することを
目的とし、かつ、解決することができるに至った！容器
をここに提案するものである。併せて、上記索条利用の
開封手段を有する卵容器にあっても支障な〈実施するこ
とができ、更に、従来一般に使用されているホッチキス
止めや融着による蓋の閉止手段にも何等の支障も生じさ
せることなく、又、改変を加える必要もなく、従来通り
の封止手段を用いて利用することがでさる卵容器を提供
するものである。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は、これらの諸口的を達成することができるもの
であって、その構成を実施例に対応する第１図〜第４図
に基いて説明すると、開閉自在な身部（Ａ）と蓋部（Ｂ
）とこれら両部（Ａ）ｔ（Ｂ）を一辺において連設する
連設部（Ｃ）とからなり、身部（Ａ）及び各部（Ｂ）の
相対向する複数箇所には、夫々、両部（Ａ）、（［１）
の閘室姿勢において卵保持用空間を形成するための四部
（１ｍ）＝（１ｂ）及１隔壁（２ａ）、（２ｂ）がそれ
ぞれ形成されている卵容器において、前記身部（Ａ）及
び蓋部（Ｂ）のうち＠３図において明らかなように前記
連設１（Ｃ）を挟んで相対向する少なくとも一つ宛の［
！Ｉ　ｇ　（ｔａ）ｔ（Ｔｏ）ノ四入基ｉ　＠部分ｔ’
、カッ連設Ｒ（Ｃ）ｇＡ＋：位置する部分を、実質的に
連設部（Ｃ）の幅が零に近くなる程度の位置にまで相互
に近接させて突出膨出（３ａ）＝（３ｂ）させ、該膨出
部（３ａ）、（３ｂ）の相近接させた側の壁面（４ａ）
＝（４ｂ）をＪ！！設部（Ｃ）の長手方向と略平行で、
かつ、平坦な面に形成してなるｒＭ容８１′ある。

く作用〉 本発明はこのように構成したものであるから、第１図及
び第４図に示した如く、身部（八）と蓋部（８）とのｒ
ｔＩｉ木姿勢において、連設部（Ｃ）を挟んで相近接し
た両部（Ａ）、（Ｂ）の平坦壁面（４ａ）、（４ｂ）を
利用して、該平坦壁面（４ａ）、（４ｂ）に、所要事項
即ち生産年月日、生食可能期間、生産者、バーコード（
１２）などを印刷表示したシー）　（１１）を貼付して
用いることができる。

〈実施例〉 以下本発明の代表的実施例について図面に基づいて説明
する。

第１図乃至第４図に示した実施例図は１０個入りの卵容
器について示したものであって、第１図は卵容器の身部
（Ａ）と蓋部（Ｂ）とを閉本姿勢とした斜視図であって
、印刷シー）　（１１）を貼付する直前の状態を示し、
第２図は切断用索条（Ｄ）を外方に引張って連設部（Ｃ
）を切断開封するとｍ　ｎ：’＝　　ｌｊ”　　ｒｎ　
！ＩＩ　　Ｆ、−Ｌ　　／　１１　Ｓ　ｆ、　　ｔ　　
ｋ’ｎ　　ｔＭ　ｎ阿↑十ｌ　　ｆ　、、　７４ト態を
示している。

而して、本発明はｆ：ｔＳ３図に展開構造を示したよう
に、開田自在な身部（Ａ）と蓋部（Ｂ）とこれら両部（
Ａ）、（１））を一辺においてＪ！！設する連設部（Ｃ
）とを有し、身部（八）と蓋ｇ（ロ）との相対向する１
０１１所に卵保持用空間を形成するためのＩ！！１部（
１，１）、　（１１））とこれらの四部（ｉｌｌ）−（
Ｉｌｌ＞を区画する隔壁（２４Ｌ）、　（２１１）とを
それぞれ形成しである卵容器であって、前記身部（Ａ）
及び蓋部（Ｂ）のうち前記連設部（Ｃ）を挟んで相対向
する四部（Ｉａ）、（１ｂ）の門人基端（ｌ！ＩＩｉ！
１！分で、かつ連設ｇ（Ｃ）側に位置する部分を、実質
的に連設部（Ｃ）の幅が零に近くなる程度の位置にまで
相互に近接させて突出膨出（３ａ）＝（３ｂ）させ、該
膨出部（３ｍ）、（３ｂ）の相近接させた側の壁面（４
ａ）−（４ｂ）をＪ！！設部（Ｃ）の長手方向と略平行
で、かつ、平坦な面とし、各四部（１ａ）、（１ｂ）の
うち左右両端部を除く中間の３対の四部（１ａ）、（１
ｂ）の膨出部（３ａ）Ｉ（３ｂ）の連設部（Ｃ）の長手
方向に沿った幅を四部（１ａ）、（１ｂ）の同方向の凹
入基端幅即ち各凹部（１ａ）、（１１＋）の両側に位置
する隔壁（２ｎ）、　（２ａ）、　（２１））、　（２
ｂ）間の幅に略等しい幅に形成したものである。そして
、該膨出部（３ａ）、（３ｂ）の相近接させた側の壁面
（４ｕ）。

（４ｂ）の凹入角を他の四部形成部分の凹入角よりも急
角度に形成し、かつ、蓋部（Ｂ）と身？ｆｆ１（Ａ）と
の閉塞姿讐において、これらの両壁面（４ａ）、（４ｂ
）が第１．２．４図に示すように略一連に連った平坦面
を形成するように構成したものである。

また、連設部（Ｃ）の内面側には、該連設部（Ｃ）の長
手方向に沿って、糸、モノフィラメント、細幅テープ等
からなる切断用索条（Ｄ）が配設され、その両端部分が
連設部（Ｃ）上に固着（１０）されている。また、該連
設部（Ｃ）の長手方向両端部には、この切断用索条（Ｄ
）を挟んで両側に切込み（９）、（９）が形成されてい
て、該切込み（９）。

（９）によって形成された道端部分が開封時の切断用索
条（Ｄ）の摘み部（８）になっている。

而して、このようにされた、卵容器は、第４図に示すよ
うに身部（Ａ）の各四部（１ａ）・・・内に卵（Ｅ）・
・・を収容し、第１，２図のように身部（Ａ）上に蓋部
（ロ）を覆い、両部（Ａ）、（Ｅｌ）の′ｉ！Ｌ端ｔ＆
部分（６ｕ）、（６ｂ）またはこの遊端縁部分に連なる
三角状非門人部　（７ａ）、（７ｂ）を、従来一般に使
用されているホッチキス打設機またはスポット熱融着機
などの封緘機によってホッチキス針止めやスポット融着
などの′Ｈ緘がなされる。

他方、このｉｔ緘姿勢において、第１図に示したように
、所要事項を印刷した紙や樹Ｗｒフィルムなどのシー）
　（１１）を、これら相互に連なる上下の膨出壁面（４
ａ）、（４ｂ）とに貼着する。

このようにして形成された卵収容包装容器は、市場に流
通される。

開封を行なうには、第２図に示したように、連設部（Ｃ
）の端部に形成しである摘み部（８）を摘んで外方向に
引き離すようにして引張ると既述のように切断ｍ索条（
Ｄ）の存在によって当該連設部（Ｃ）が切断され、同時
に前記貼付シー）　（１１）も該切断ｍ索条（Ｄ）によ
って切断される。

従って、この実施例構造のものでは、開封は摘み部（８
）を外方に向って引張るだけの操作で容易にかつ確実に
行なうことができるものである。

第５図に示した実施例は、連設部（Ｃ）側に位置する凹
部（１ａ）、（１ｂ）に形成した、各膨出部（３ａ）。

（３１）　）の相近接した側の壁面（４ａ）、（４ｂ）
の、連設部（Ｃ）の長手方向に沿った幅を最小限の幅に
形成した場合の実施例を示したものである。このように
形成した場合には、壁面（４ａ）＝（４ｂ）と隣接壁面
（４ａ）、（４ｂ）との間に大きい空間が形成されるの
で、印刷シー）　（１１）の貼着には必ずしも適したも
のということはでさないが、本発明はこのようにしで実
施することもできるものである。

以上本発明の代表的と思われる実施例について説明した
が、本発明は上記実施例のもののみに限定されるもので
はなく、本発明にいう構成要件を備え、かつ、本発明に
いう目的を達成することができ、後記の効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。

その代書的か例についで示十〉土のシ靴ｎＦある。

膨出部（３ａ）＝　（３ｂ）は必ずしも全部の凹部（１
ａ）。

（１ｂ）について形成されている必要はなく、平坦表示
面の必要な大きさに応じて１対、２対または３対、４対
の四部（Ｉａ）、（１ｂ）に対してのみ形成してもよい
。また、印刷シー）　（１１）の膨出部平坦壁面（４ａ
）、（４ｂ）への貼付は、卵収容後において行なうこと
により、生産年月日や生食安全最終期日などの表示をし
たシートの貼付が確実に行なえる点で有利であり、かつ
、卵収容包装作業のコンベア移送時に自動貼付ができる
点で有利であるが、必ずしも卵収容後である必要はなく
、殊に、生産者表示やバーコード表示などの場合には、
卵収容前に行なってもよく、容器の成形時に貼付しても
よい。殊に、第１〜４図の実施例に示したように膨出部
平坦壁面（４ａ）。

（４ｂ）を広幅のものに形成する場合には、表示シー　
）　（１１）の貼付に代えて容器に直接印刷する手段を
採ることもできる。また、上記実施例では容器の閏封揉
作にＩＷ！封用索条を利用した索条閏封容器として示し
たが、開封手段としては開封用索条を用いない他の開封
手段としである容器にも本発明を実施できるものである
。更に、開封ｍ索条の配設手段も実施例のもののように
両端のみを固定する方法のみではなく全長に亘って固定
してもよく、索条を連設部の内外に亘って環状に掛けま
わしたものとしてもよく、適宜の手段として実施し得る
ものであることは容易に理解できるであろう。

なお、本発明者は、本発明の実施に当って、膨出部（３
ａ）＝（３ｂ）を容器両部（Ａ）、（Ｂ）の３！ｌ端縁
（（３ａ）、（６ｂ）Ｉに形成し、膨出部の壁面（４ａ
）、（４ｂ）に沿ってｉｊａ縁（６ａ）、（６ｂ）を切
除した構造とすることによって、膨出壁面＜４ａ）＝（
４ｂ）が蓋部閉塞姿勢において略一連に連なる構造とし
、これら両膨出壁面（４ｍ）、（４ｂ）間に印刷シー）
　（１１）を貼着し、この印刷シー）　（１１）の貼着
作坩によって、容器の両部（Ａ）、（Ｂ）の封緘を行な
うようにした構造をも開発したが、このような構造とす
ると、従来のホッチキス針止めやスポット融着閉止操作
が省略できるが、新たに印刷シート（１１）貼着時に容
器の閉止姿勢を保持する機械を開発しなければならない
こと、内容部の全項１が相当に重いものであって、印刷
シー）　（１１）の貼着力のみでは不測に開封するおそ
れがあり、卵の落下破損などを生じる危険性を常に伴な
うので、このような道端側に膨出壁面（４ａ）＝　（４
ｂ）を形成する構造についでは、本出願の構成要件外の
ものとした。

〈発明の効果〉 本発明は、以上の説明から既に明らかなように、平坦な
膨出壁面を連設部の幅が実質的に零に近くなる程度の位
置にまで相互に近接させて連設部の両側に形成し、これ
ら上下両側の膨出壁面を略一連に連なる表示面に形成し
たので、卵容器として古くから、潜在的に求められてい
た各種の表示を、卵容器としての凹部形成に支障なく、
かつ、余分なシート素材を必要とすることなく、相隣接
する蓋部と身部との上下に連なる広い面積を利用して容
易に表示できるという顕著な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は容器の閉塞姿勢を示す錯視図、第２図は容器の
Ｗｉ封時の状態を示す斜視図、第３図は容器の開放姿勢
を示す斜視図、第４図は要部の縦断面図、第５図は別実
施例を示す容器の閉塞姿勢を示す斜視図である。 図中、（Ａ）は身部、（Ｂ）は蓋部、（Ｃ）は連設部、
（１ａ）、　（１ｂ）は凹部、（２ａ）、（２ｂ）は隔
壁、（３ａ）、（３ｂ）は膨出部、（４ａ）、（４ｂ）
は壁面を示す。 第４図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）開閉自在な身部（Ａ）と蓋部（Ｂ）とこれら両部
   （Ａ）、（Ｂ）を一辺において連設する連設部（Ｃ）と
   からなり、身部（Ａ）及び蓋部（Ｂ）の相対向する複数
   箇所には夫々、両部（Ａ）、（Ｂ）の閉塞姿勢において
   卵保持用空間を形成するための凹部（１ａ）、（１ｂ）
   及び隔壁（２ａ）、（２ｂ）がそれぞれ形成されている
   卵容器において、前記身部（Ａ）及び蓋部（Ｂ）のうち
   前記連設部（Ｃ）を挟んで相対向する少なくとも一つ宛
   の凹部（１ａ）、（１ｂ）の凹入基端側部分で、かつ連
   設部（Ｃ）側に位置する部分を、実質的に連設部（Ｃ）
   の幅が零に近くなる程度の位置にまで相互に近接させて
   突出膨出（３ａ）、（３ｂ）させ、該膨出部（３ａ）、
   （３ｂ）の相近接させた側の壁面（４ａ）、（４ｂ）を
   連設部（Ｃ）の長手方向と略平行で、かつ、平坦な面に
   形成しでなる卵容器。
2. （２）膨出部（３ａ）、（３ｂ）の連設部（Ｃ）の長手
   方向に沿った幅が凹部（１ａ）、（１ｂ）の同方向の凹
   入基端幅に略等しい幅とされている特許請求の範囲第１
   項に記載の卵容器。
3. （３）膨出部（３ａ）、（３ｂ）の相近接させた側の壁
   面（４ａ）、（４ｂ）の凹入角を他の凹部形成部分の凹
   入角よりも急角度に形成されている特許請求の範囲第１
   項に記載の卵容器。
4. （４）蓋部（Ｂ）と身部（Ａ）との閉塞姿勢において、
   膨出部（３ａ）、（３ｂ）の相近接させた側の両壁面（
   ４ａ）、（４ｂ）が上下方向に略一連に連った平坦面を
   形成する形状とされている特許請求の範囲第１項に記載
   の卵容器。