JPS6224798Y2 - - Google Patents

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JPS6224798Y2
JPS6224798Y2 JP1982079370U JP7937082U JPS6224798Y2 JP S6224798 Y2 JPS6224798 Y2 JP S6224798Y2 JP 1982079370 U JP1982079370 U JP 1982079370U JP 7937082 U JP7937082 U JP 7937082U JP S6224798 Y2 JPS6224798 Y2 JP S6224798Y2
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supply port
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JP1982079370U
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はオイルバーナーのポンプ装置、詳し
くは、油溜室とポンプ室とを備え、前記油溜室に
給油管を接続する油供給口を開口させると共に、
前記ポンプ室にポンプ要素を内装したオイルバー
ナーのポンプ装置に関する。
本考案者等は、以前に実願昭55−172944号にお
いて、この種オイルバーナーのポンプ装置を開発
提案したのである。
具体的には、第3図に示すごとく、両軸モータ
2をもつハウジング1の上部に、燃焼フアン3を
内装したフアンチヤンバー4を設け、該チヤンバ
ー4の上部に気化器5を内装した気化器チヤンバ
ー6を設けて成るオイルバーナーにおいて、前記
ハウジング1の下部にポンプ装置7を設けたもの
であり、また、前記ポンプ装置7は、油溜室71
とポンプ室72とをもち、この油溜室71に給油
管73を接続する油供給口74を開口させると共
に、前記ポンプ室72にポンプ要素75を内装さ
せて構成し、このポンプ要素75を前記モータ2
の駆動に伴ない回転させることにより、前記油溜
室71からポンプ室72に供給される燃料油を、
前記モータ2の上下駆動軸2a,2b内に形成し
た油通路2cを介して前記気化器5に供給される
べくしたのである。
ところで前記ポンプ装置7は、油供給口74か
ら油溜室71に送られた燃料油を、該油溜室71
の中心部に形成した通路76を介して前記ポンプ
室72に直接供給すべくしており、従つて前記ポ
ンプ装置7における各部品の製作時或は組立時な
どに生じる切屑及び塵芥などが、燃料油と共に前
記ポンプ室72に送られるのであり、この切屑な
どが前記ポンプ室72内のポンプ要素75に詰ま
つたりして、ポンプ機能を低下させることがあつ
た。
また前記ポンプ装置7において、燃料油に含有
される空気は、前記気化器5に至る油量に変動を
きたすため、該空気は前記油溜室71で除去する
必要がある。
所で前記ポンプ装置7では油溜室71に取付板
77を介して整流板78を設け、該整流板78の
整流作用により燃料油中の含有空気の巨大化を少
なくすべくしているが、斯くのごとく整流板78
を設けただけでは、含有空気巨大化防止効果が充
分でなかつたのである。
本考案は、以上のごとき問題に鑑みて考案した
もので、燃料油に混じる切屑及び塵芥などを確実
に除去して、ポンプ要素に詰まつたりするのを防
止し、また燃料油中の含有空気を充分に分離さ
せ、気化器に至る油量の変動を防止すべくしたも
のである。
さらに詳しくは、油溜室とポンプ室とを備え、
前記油溜室に、給油管を接続する油供給口を開口
させると共に、前記ポンプ室にポンプ要素を内装
したオイルバーナーのポンプ装置であつて、前記
油供給口を、前記油溜室の底面に対し上方に開口
させ、また前記油溜室の内部に、隔壁筒を内装し
て、環状室と、前記ポンプ室に連通する中心室と
を形成すると共に、前記隔壁筒で、かつ、該隔壁
筒における前記油供給口に対面する部位の反対側
部位に、前記環状室を中心室に連通する連通口を
設けて、前記環状室に沿う油の周回流路を形成す
る一方、前記連通口を、前記環状室の底面に対し
上方に位置させたことを特徴とするもので、前記
環状室において切屑及び塵芥などを沈降分離さ
せ、かつ前記環状室からポンプ室への燃料油の移
流時に含有空気を分離して、前記ポンプ室に空気
が侵入するのを防止すべくしたのである。
以下本考案にかかるオイルバーナーのポンプ装
置を図面の実施例によつて説明する。
図面に示すオイルバーナーは、両軸モーター2
をもつハウジング1の上部に、燃焼フアン3を内
装したフアンチヤンバー4を設け、該チヤンバー
4内の燃焼フアン3を前記モータ2から上方に延
びる駆動軸2aに連通連結させると共に、前記フ
アンチヤンバー4の上部には気化器5を内装した
気化器チヤンバー6を設ける一方、前記ハウジン
グ1の下部にはポンプ装置7を設けている。
前記ポンプ装置7は、円板状の仕切板79によ
り上下に画成された油溜室71とポンプ室72と
をもち、この油溜室71で、かつ、該油溜室71
の底面に対し上方位置に給油管73を接続する油
供給口74を形成すると共に、前記ポンプ室72
にロータ75a,ノズルケース75b及び該ケー
ス75b内に収容するノズル75cなどから成る
ポンプ要素75を内装させ、このポンプ要素75
を前記モータ2の下方駆動軸2bに連動連結させ
て、前記モータ2の駆動に伴なう前記ポンプ要素
75の回転により、前記油溜室71から前記仕切
板79の中心部に形成した通路76を通つて前記
ポンプ室72に至つた燃料油を、前記モータ2の
上下駆動軸2a,2b内に形成した油通路2cを
介して前記気化器5に供給させるべくしている。
しかして前記油溜室71の内部で前記仕切板7
9上に、該油溜室71と同心状に底壁8aをもつ
隔壁筒8を設け、この隔壁筒8により前記油溜室
71を環状室71aと中心室71bとに区割する
と共に、前記隔壁筒8における底壁8aの中心部
に開口部を設けて、該底壁8aと前記仕切板79
とに前記中心室71bをポンプ室72に連通させ
る通路76を形成する。
また前記隔壁筒8の周壁一部で、かつ、該隔壁
筒8における前記油供給口74に対面する部位の
反対側部位、すなわち、前記油供給口74に対し
てほゞ180度変位した位置に、前記環状室71a
を中心室71bに連通させる連通口8bを設け
て、前記環状室71aに沿う油の周回流路を形成
すると共に、前記連通口8bを前記環状室71a
の底面に対して上方に位置させるのであり、斯く
して前記油供給口74から環状室71aに流入さ
れた燃料油を該環状室71aを周回移動させ、こ
の環状室71aにおいて燃料油に混じる切屑など
を沈降分離させ、また含有空気も分離除去して、
前記連通口8bから中心室71bへと供給し、こ
の中心室71bから通路76を介してポンプ室7
2に燃料油を供給すべくなすのである。
前記隔壁筒8の底壁8aには、複数の整流板7
8,78…を立設させ、前記中心室71bに至つ
た燃料油に整流作用を及ぼすべくしている。
尚、前記連通口8bの前記油供給口74に対す
る変位角度は、180度に厳密に限定するものでは
なく、要するに、前記環状室71aにおいて、前
記油供給口74から前記連通口8bに至る周回流
路が形成されゝばよいのである。
尚、図において9は前記気化器5の上部に設け
た気化筒で、複数の炎口10,10…を設けてい
る。また11は前記気化器5に設けた予熱ヒー
タ、12は点火プラグ、13は前記ポンプ装置7
における仕切板79の外周端縁部に設けたパツキ
ングである。
本考案の実施例に係るポンプ装置7は以上のご
とく構成したもので、油供給口74から環状室7
1aに供給された燃料油は、該環状室71aを周
回移流し、この移流時に燃料油に混じる切屑など
が沈降分離され、また含有空気が燃料油から分離
除去されて、燃料油が隔壁筒8の連通口8bに至
り、該連通口8bから中心室71bに入つて、通
路76からポンプ室72へと供給されるのであ
る。
前記環状室71aにおいて燃料油から沈降分離
された切屑などは、燃料油の移流に伴ない前記連
通口8bの近くに移流されることがあるが、この
連通口8bは環状室71aの底面に対して上方位
置に設けられているため、燃料油と共に切屑など
が連通口8bを通り中心室71bに至ることはな
いのである。
斯くしてポンプ室72に至つた燃料油は、モー
タ2の駆動に伴なうポンプ装置3におけるポンプ
要素75の回転により、前記モータ2の上下駆動
軸2a,2b内に形成した油通路2cを介してオ
イルバーナーの気化器5内に送られる。
また前記気化器5に至つた燃料油は、該気化器
5において気化され、前記モータ2の駆動により
回転される燃焼フアン3による燃焼空気と混合さ
れて、前記気化器5の上部に設けた気化筒9の炎
口10において燃焼されるのである。
以上の如く、本願考案によると、 連通口8bを、隔壁筒8で、かつ、該隔壁筒8
における油供給口74に対面する部位の反対側部
位に設けたことにより、油供給口74からの油
は、環状室71aにおいて、前記油供給口74か
ら該油供給口74と反対側に位置する前記連通口
8bに至るまでの周回流路中を周回移流するこ
とゝなるのであり、しかも、前記油供給口74
は、油溜室71ひいては前記環状室71aの底面
に対し上方に開口させているのであるから、前記
周回移流により、油に混じる切屑などが前記環状
室71aの底部に良好に沈降分離できると共に、
含有空気を油から良好に分離除去できるのであ
る。
また、前記環状室71aと、ポンプ室72に連
通する中心室71bとは、前記連通口8bを介し
てのみ連通することゝなるのであり、しかも、こ
の連通口8bを、前記環状室71aの底面に対し
上方に位置させているので、前記周回流路の途中
において浮遊する切屑などが前記中心室71bに
不用意に持込まれてしまうのを防止できるのは勿
論のこと、前記環状室71bの底部に沈降された
切屑などが、例え油の移流に伴ない前記連通口8
bの近くに移流されることがあつても、この切屑
などが前記中心室71bへ流込んでしまうのを確
実に阻止できるのである。
斯くの如く前記環状室71aに沿う周回流路に
よる油からの切屑などの沈降分離と、この沈降分
離された切屑などの前記環状室71a側からの中
心室71b側への流込み阻止とにより、切屑など
がポンプ室72に至つてポンプ要素に詰つたりす
るのを確実に防止できるのである。しかも、前記
環状室71aからポンプ室72への移流時、燃料
油中の含有空気を有効に分離除去できて、この含
有空気によりポンプ装置から気化器に至る燃料油
の油量が変動するのを確実に防止できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のポンプ装置を実施したオイル
バーナーの縦断面図、第2図は同要部の一部切欠
斜面図、第3図は従来例を示す図面である。 71……油溜室、71a……環状室、71b…
…中心室、72……ポンプ室、73……給油管、
74……油供給口、75……ポンプ要素、8……
隔壁筒、8b……連通口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油溜室71とポンプ室72とを備え、前記油溜
    室71に、給油管73を接続する油供給口74を
    開口させると共に、前記ポンプ室72にポンプ要
    素75を内装したオイルバーナーのポンプ装置で
    あつて、前記油供給口74を、前記油溜室71の
    底面に対し上方に開口させ、また前記油溜室71
    の内部に、隔壁筒8を内装して、環状室71a
    と、前記ポンプ室72に連通する中心室71bと
    を形成すると共に、前記隔壁筒8で、かつ、該隔
    壁筒8における前記油供給口74に対面する部位
    の反対側部位に、前記環状室71aを中心室71
    bに連通する連通口8bを設けて、前記環状室7
    1aに沿う油の周回流路を形成する一方、前記連
    通口8bを、前記環状室71aの底面に対し上方
    に位置させたことを特徴とするオイルバーナーの
    ポンプ装置。
JP7937082U 1982-05-29 1982-05-29 オイルバ−ナ−のポンプ装置 Granted JPS58181138U (ja)

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JPS58181138U JPS58181138U (ja) 1983-12-03
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60139122U (ja) * 1984-02-20 1985-09-14 株式会社富士通ゼネラル 液体燃料燃焼装置
JPS60139121U (ja) * 1984-02-20 1985-09-14 株式会社富士通ゼネラル 液体燃料燃焼装置

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JPS454773Y1 (ja) * 1968-12-19 1970-03-05
JPS5556509A (en) * 1978-10-24 1980-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid fuel combustion device

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JPS6021615Y2 (ja) * 1979-06-27 1985-06-27 松下電器産業株式会社 液体燃料燃焼装置

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JPS58181138U (ja) 1983-12-03

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