JPS6224406A - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

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JPS6224406A
JPS6224406A JP16246485A JP16246485A JPS6224406A JP S6224406 A JPS6224406 A JP S6224406A JP 16246485 A JP16246485 A JP 16246485A JP 16246485 A JP16246485 A JP 16246485A JP S6224406 A JPS6224406 A JP S6224406A
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Japan
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signal
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JP16246485A
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Masaru Moriyama
優 森山
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気再生装置に関し、特に、マルチトラック
に好適な磁気抵抗効果型再生磁気ヘッドで再生信号を得
るように構成された磁気再生装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、磁気媒体に信号を記録し、それを再生する装置は
極めて多くのものが知られている。このような磁気記録
再生装置は1例えば、磁気テープ等の磁気媒体にデジタ
ル信号の論理゛l”及び論理110 IIを磁気特性の
磁化の方向に対応させて着磁記録する。又再生過程にお
いては磁気媒体上の磁化の方向を再生磁気ヘッドで検出
し、増幅した後デジタル信号の論理“1゛及び“O′′
に複合している。
かかるデジタル磁気記録再生装置において、例えば、オ
ーディオ信号である20Hz〜20kH2の2チャンネ
ル信号を16ビツトの7ナログーデジタル変換器にて4
4.1kH2以上のサンプリング周波数でデジタル信号
に変換し、磁気媒体に記録する場合、その総伝送レート
は2MBPS(メガビット/秒)以上に達する。このた
め、磁気媒体には複数のトラックを設け、lトラック当
りの伝送レートを低く設定し、いわゆるマルチトラック
方式により安定的に磁気記録再生を行うようにしている
ところで、磁気媒体として広く一般に昔及しているコン
パクトカセットテープを用いて前述した2MBPS以上
のデジタル信号を記録、再生するには、テープ速度が4
 、76 crs/ sの場合1トラツクの記録再生周
波数特性の実用的な記録周波数に限界が存在することか
ら、1トラック当りの伝送レートを100kBPS (
キロビット/秒)以下に設定しなければならず、従って
、デジタル信号を20トラック以−Eに分散して記録、
再生する必要がある。一方、コンパクトカセットテープ
は幅が3.81mmであり、これを往復で2(1ラツク
、つまり40)ラー、りで用いると、lトラック当りの
トラックピッチ(トラック幅:65μm、ガートバンド
:15ルm)は8oルm程度と極めて小さくなる。
さて、従来は高密度磁気ヘッドとして磁気抵抗素子(M
agnetoresistive素子;以下、MR素子
と称す)を磁電変換素子としているMR再生ヘッ、ドが
用いられ、特に、MR素子が磁気媒体との対接面より後
退した位置に配置される構造のリアー型MR再生ヘッド
が用いられている。
第8図にはリアー型MR再生ヘッドが示されている。こ
の再生ヘッドは、Ni−Zn系フェライトより成る絶縁
性の磁性基板1を備え、この基板1とにはバイアス磁界
を与えるためのバイアス電流導体2が設けられている。
バイアス電流導体2上には、Ni−Feの合金薄膜より
形成されているMR素子が図示しない非磁性絶縁膜を介
して設けられている。また、この再生ヘッドには、バイ
アス電流導体2及びMR素子3を挟み付けるような形態
で、Ni−Fe系フェライトより成る絶縁性のヨーク4
及び5と、磁気ギャップgを形成するためのギャップス
ペーサ6とによって磁気回路が形成されている。
このような再生ヘッドにおいて、バイアス電流導体2に
はバイアス磁界発生用の電流Iを流し、MR素子3には
端子3a、3bを介してセンス電流iを流す、一方、基
板1の一端1aには磁気媒体が当接され、磁気ギャップ
gと対向する。従って、磁気媒体が相対的に移動すると
、磁気媒体に記録された着磁磁界は、磁性基板1、ヨー
ク4及び5の磁気回路を介してMR素子3により磁界変
化として検出され、MR素子3の抵抗が変化する。従っ
て、センス電流iが電圧降下の変化分を表わす検出信号
として端子2a、3bより得られる。
第9図には、かかるMR再生ヘッドを備える従来の磁気
再生装置の1トラツクに対応した回路構成が示されてい
る。即ち、第9図において、AはMR再生ヘッドを示し
1MR素子Rmと、このMR票子Rmにセンス電流iを
供給する定電流回路Sとから成る。MR素子Rmの一端
には端子7.7′を介してコンデンサアレーCのコンデ
ンサC′が接続されている。このコンデンサC′には端
子8.8′を介して増幅回路群BのオペアンプDの反転
入力端子が接続され、オペアンプDの反転入力端子と出
力端子9とは抵抗Rfを介して負帰還接続されている。
オペアンプDの非反転入力端子は接地されている。
かかる構造の磁気再生装置では、MR素子Rmか磁界の
変化を検出してその抵抗値が変化すると、この微小抵抗
値変化分が交流電圧変化、つまり検出信号としてコンデ
ンサC′を介してオペアンプDに入力される。従って、
この検出信号はオペアンプDLこより増幅されて出力さ
れる。尚、この場合の電圧利得は略Rf / Rmとな
る。
ところで、デジタル信号を記録再生する場合には直流成
分を必要としない変調方式、例えば、DCフリーな8−
10変換の変調方式が用いられており、この場合には2
kHz以下の低域周波数成分が不要であることが知られ
ている。そこで、第9図に示す回路構成においては、例
えば、低域カットオフ周波数fcを1.6kHzに設定
するタメニ、用いるべきコンデンサC′の容量を決定し
ている。しかるに、MR素子Rmの抵抗値は、例えば、
200Ωと小さいので、コンデンサC′としては容量の
大きなものが必要になってしまう。即ち、低域カットオ
フ周波数fcを1.6kHzに設定する場合にMRJ子
Rmの抵抗値が200Ωであるとすると、コンデンサC
′の容量は次式にて求めることができる。
C’=1/2π*fceRm 従って、コンデンサC′としては略0.47〔u−F〕
の大容量のものが必要になってしまう。
そして、容量の大きなコンデンサC″によりコンデンサ
アレーCを形成すると、コンデンサアレーCが大きくな
ってしまうので、磁気再生装置自体が大型化してしまう
。また、コンデンサアレーCを用いると、MR素子Rm
毎に端子7,7′間及び端子8.8′間での配線ポンデ
ィングが必要になるので、組立作業に多大な時間と手間
を要してしまう上に小型化も困難になってしまう。
第10図には従来の他の磁気再生装置の1トラツクに対
応する回路構成が示されており、 MR票子Rmにはベ
ース接地回路構成を有するトランジスタQのエミッタが
接続され、そのコレクタにはコレクタ抵抗Rcを介して
′屯源+Vが接続されている。また、トランジスタQの
コレクタにはコンデンサアレーCのコンデンサC′が接
続されている。かかる回路構成においては、トランジス
タQ及びコレクタ抵抗Rcにてインピーダンス変換を行
い、交流成分である検出信号を略RC/ Rmの利得ま
で増幅した後コンデンサC′を介してオペアンプDに供
3合しているので、コンデンサC′としては小容着のも
のでよい。即ち、Rm= 200Ω、Rc=2にΩに設
定し、Rc / Rmにより20dBの増幅利得が得ら
れるものと仮定すると、コンデンサC′としては0.0
47≠Fの容量のものでよく、第9図の回路例に比べて
1/10の容量で済む。しかし、第10図の回路例では
、トランジスタQのエミッタとMR素子Rmとを端子1
0.10′にて接続する必要が新たに生じるので、更に
配線ポンディング数が増加してしまう問題点を有する。
そして、第9図及び第10図の従来例では、MR素子R
mに、常時、センス電流iを供給しているので、第9図
の回路例においては、抵抗値が200Ωの20個(7)
MR十子Rm(20)う・ンク分)に10 m Aのセ
ンス電流iを供給すると、P=i2Rであるから、40
0−mWの消費電力となる上に、定電流回路Sが存在す
るので、全消費電力が非常に大きなものになってしまう
、また、第10図の回路例においては、コレクタ抵抗R
cが2にΩと仮定すると、トランジスタQを除いたセン
ス電流iによる消費電力は4.4Wにもなってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みて創作されたものであり、組
立作業が容易な上に小型で消費電力が少なくて済む磁気
再生装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 第1図には第1の発明に係る磁気再生装置の構成が示さ
れている。
第1図において、磁気媒体のn木のトラック111には
デジタル信号が記録されている。
n個の磁電変換素子113はn本のトラック111に対
応するように設けられており、デジタル信号を検出して
検出信号115を出力する。
n個の積分回路117は検出信号115を積分して積分
信号119を出力する。
n個の第1の増幅回路121は積分信号119を増幅し
て第2の増幅回路123に出力する。
第2の増幅回路123は検出信号115と増幅した積分
信号の差分を増幅して出力する。
(作用) 積分回路117の積分時定数により検出信号115の低
域周波数成分のみが積分信号119として第1の増幅回
路121に供給される。
第2の増幅回路123はこの積分信号119により検出
信号115に含まれる低域周波数成分を相殺し、交’R
成分のみから成る検出信号を増幅して出力する。
第2図には第2の発明に係る磁気再生装置の構成が示さ
れている。
第2図において、n個の前置増幅器211は動作制御信
号213の入力で各磁電変換素子113に時分割的にセ
ンス電流iを供給する。
n個の81電変換素r−113はセンス電流の供給で検
出信号115′を前置増幅器211に出力する。
n個のサンプリング回路215は増幅された検出信号を
サンプリングし、ホールドしてサンプリング信号217
を出力する。
n個の積分回路117はサンプリング信号217を積分
して積分信号119′を第1の増幅回路121に出力す
る。
n個の第2の増幅回路123はサンプリング信号217
と増幅した積分信、号の差分を増幅して出力する。
切換手段219はn個の第2の増幅回路123による出
力信号を順次選択して多重化する。
(作用) n個の磁電変換素子113からは、n木のトラック11
1に記録されたデジタル信号の一部が検出信号115′
として時分割的に出力される。
従って、第1の増幅回路121には積分回路117より
検出信号115’の低域周波数成分のみが積分信号11
9′として供給される。
第2の増幅回路123はこの積分信号119により検出
信号115′に含まれる低域周波数成分を相殺し、増幅
して出力する。
よって、第2の発明では、n木のトラック111のデジ
タル信号が切換手段219の高速マルチプレックス動作
によって多重化されて再生される。
(発明の実施例) 以下1本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第3図には第1の発明に係る磁気再生装置の1トランク
に対応した回路構成が示されており、MR再再生7FA
と、モノリシック増幅部Bとから成る。MR再生ヘッド
AはMR素子Rm+ を含み、こ(7)MR素子Rm+
は端子10.10’を介してトランジスタQ1のエミッ
タに接続されている。このトランジスタQ1はベース接
地の前置増幅回路を構成しており、コレクタがコレクタ
抵抗Reを介して電源+Vに接続され老いる。トランジ
スタQ1のコレクタレこは抵抗R1を介してオぺアンプ
Dの反転入力端子が接続されている。このオペアンプD
の出力端子9と反転入力端子とは抵抗Rfを介しで負帰
還接続されている。従って、オペアンプDは、Av=−
Vi−Rf/ (Rc+R1)の利得を有する反転増幅
回路を構成する。
但し、Viは抵抗Rcの端子電圧、即ち、トランジスタ
Q、のコレクタ電圧である。
また、トランジスタQ1のコレクタには抵抗R2を介し
てオペアンプEの非反転入力端子が接続されている。こ
のオペアンプEの非反転入力端子には一端側が接地され
ているコンデンサCiが接続されている。このコンデン
サCiと抵抗R2とは積分回路を形成している。オペア
ンプEの出力側と反転入力端子とは接続され、又オペア
ンプEの出力側はオペアンプDの非反転入力端子に接続
されている。
ところで、抵抗R2の抵抗値を大きくしてもオペアンプ
Eの入力インピーダンスが十分に大きい場合にはオペア
ンプEは所定の演算動作を行う。
そこで、本実施例では、オペアンプE及びDをC−MO
S型のオペアンプとして構成し、オペアンプEの人力イ
ンピーダンスを10“2Ω程度に設定した。そして、抵
抗R2を200MΩの抵抗値に設定したので、コンデン
サCiの容量を0.47pFに設定するだけで1.6k
Hzの低域カットオフ周波数を実現することができた。
このように、コンデンサCiの容iを0.47pF、抵
抗R2の抵抗値を200MΩに設定すると、コンデンサ
Ci及び抵抗R2から成る積分回路は低域通過回路とし
て動作する。
さて、トランジスタQ1のベースに電圧を印加してMR
素子Rm、にセンス電流iを供給した状態で、MR素子
Rm+の抵抗値が磁気テープのデジタル信号の検出で変
化すると、トランジスタQ1のコレクタ電圧が変化し、
これが検出信号SとしてコンデンサCi及び抵抗R2か
ら成る積分回路に供給される。この積分回路は上述した
ように、低域通過回路として動作するので、検出信号S
に含まれる低域周波数成分のみがオペアンプEに供給さ
れる。従って、オペアンプEからは低域周波数成分が増
幅して出力され1.この信号成分がオペアンプDに更に
供給される。一方、オペアンプDには低域周波数成分を
含む検出信号Sが抵抗R1を介して直接的に供給される
。従って、オペアンプDは検出信号Sの低域周波数成分
をオペアンプEよりの信号成分で相殺し、増幅するので
、その出力端子9からは交流成分のみの検出信号S′が
出力さ、れる。
以上説明したように、コンデンサCiをオペアンプD、
E及びトランジスタQと共にモノリシック構成にすると
、MRTW子Rm+ とトランジスタQ、  とを、端
子10.10′間での配線ポンディングのみで接続する
ことができる。従って1組立作業が筒屯になる上にIC
内蔵型の小型で安価な再生ヘッドが得られる。
ところで、第3図の実施例におけるオペアンプEに代え
て、第4図(a)に示すC−MOS型緩衝増幅器40を
用いるようにしてもよい。即ち。
この緩衝増幅器40は、入力端子INにゲートが並列に
接続されているNチャン木ルF E T n + 及び
PチャンネルF E T p + と、出力端子OUT
にソースが共通に接続されているNチャンネルFETn
z及びPチャンネルF E T p zとから成る。
F E T n I のソースはF E T P 2の
ゲートに接続されて接地されており、F E T n 
zのベースどFETp、のソースとは接続されている。
そして、入力端子INにはMOSコンデンサCqが接続
されている。このコンデンサCGは、第4図(b)に示
すように、加える電圧VG  によって3〜5pFまで
容にが変化する特性を有し、v9を制御することにより
所定の容量に設定することができる。このコンデンサC
Gは図示しない抵抗と共に積分回路を構成している。
第5図には第2の発明に係る磁気再生装置が示されてお
り、図中、AはMR再生ヘッドである。
このMR再再生ラドAはn本のトラックに対応して設け
られているn個のMR素子Rm+〜Rm nを有し、こ
れらMR素子の一端側は共通に接続され、接地されてい
る。各MR素子Rm+ 〜Rmnは、前置増幅回路を構
成するトランジスタQ+ 〜Qnのエミッタに接続され
ている。各トランジスタQ、〜Qnのコレクタは抵抗R
C+〜Ranを介して電源+Vに接続され、又増幅部X
、〜Xnにそれぞれ接続されている。各増幅部X、〜X
nの出力側には、抵抗R2/ ” Ranを介して電子
スイッチSWλt ” S W2r(がそれぞれ接続さ
れている。これらの電子スイッチs w2.− s w
2.及び抵抗R2/−Rλ、はnチャンネルのマルチプ
レクサMPXを構成しており、電子スイッチS W2.
〜5W2nの出力側は共通に接続されてオペアンプGの
反転入力端子に接続されている。オペアンプGの出力端
子50は抵抗RFfを介して反転入力端子に接続され、
その非反転入力端子は接地されている。
増幅部XI (又はx2〜X n )は、第6図に示す
ように、サンプリング回路SHを備えている。
このサンプリング回路SHは、トランジスタQ。
のコレクタに電子スイッチSWtを介して入力が接続さ
れている緩衝増幅器Fと、この入力に接続されている入
力コンデンサCinとを含んでいる。&l衝増幅器Fの
出力側は抵抗R2を介して他の緩衝増幅器40の入力に
接続されている。この緩衝増幅器40は第4図のそれと
同一構成を有し、入力にコンデンサC6が接続されてい
る。このコンデンサC9と抵抗R2とは積分回路を形成
している。緩衝増幅器40の出力側にはオペアンプDの
非反転入力端子が接続されている。このオペアンプDの
反転入力端子には抵抗R1を介して前記緩衝増幅器Fの
出力側が接続され、又その出力端子9と反転入力端子と
は抵抗Rfを介して負帰還接続されている。従って、オ
ペアンプDは利得A v = −Rf / R+ を有
する反転増幅回路を構成することになる。
次に、第2の発明の磁気再生装置の動作を第7図の波形
図を参照して説明する。
トランジスタQ+のベース端子1aに、iRm+V8E
の電圧を印加すると、トランジスタQ、が導通ずるので
、電源子Vより抵抗Rc+、)ランジスタQのコレクタ
及びエミッタを介してMR素子Rm+ にセンス電流i
が供給される。一方、MR素子Rm + はトラ−ツク
のデジタル信号による磁界変化で比抵抗が変化する。従
って、抵抗変化分がΔRm+  とすると、トランジス
タQ1のコレクタ電圧は、略ΔRm+  a i * 
(Rc+ /Rm+ )(V)で交流的に変化し、第7
図(a)に示f交流波形となる。
さて、本発明装置では、第7図(b)に示すように、ト
ランジスタQ、のベース電子1aに、t1〜t2の周期
内でΔを時間だけパルス状のバイアス電圧を印加する。
従って、トランジスタQ1はベース電圧が印加されてい
ないときは非導通状態であることから、第7図(C)に
示すように、コレクタ電圧は+Vに保持されているが、
パルス状のベース電圧が印加されると、コレクタ電圧は
V −i RC+ の電圧降下により低下する。一方。
MR素子Rm+はデジタル信号の検出で抵抗が変化する
。よって、第7図(C)の破線に沿ってコレクタ電圧は
負のパルス状に変化し、これが再生すべさ検出信号ΔS
となる。
ところで、検出信号ΔSを単に増幅器により増幅するだ
けではそのダイナミックレンジを大きくする必要がある
0例えば、トランジスタQ1への電源電圧+Vが5V、
そのコレクタ電圧(V +  −i*Rc、)が2.5
V(7)場合に検出信号ΔSをそのまま30dBの電圧
利得で増幅するためには、増41!Wに少なくとも75
Vの電圧を供給しなければならない。
しかるに、本発明装置の増幅部X+(及びx2〜X n
 )は初段にサンプリング回路SHが設けられており、
上記検出信号ΔSをこのサンプリング回路SHにてサン
プリングし、ホールドするようにしている。従って、増
幅部X、には電源より低い電圧を供給すればよい、即ち
、電子ス、イッチSW、の制御ゲート端子すにはトラン
ジスタQ1へのベース電圧(Δtのパルス電圧)と同期
してΔL時間だけ制御電圧が印加される。この場合電子
スイッチSWIはエンハンスメント型NチャンネルMO
Sトランジスタから構成されているので、当該スイッチ
SW1のスレッシボルド電圧vthをVtとすると、制
御ゲート端子すにV++Vt以上の制御電圧を印加する
と導通し、ソース電位(V’+  −1RC+ )以下
の電圧で非導通状態となる。従って、電子スイッチS 
W +がΔを時間だけ導通ずると、検出信号ΔSは緩衝
増幅器Fに入力され、サンプリング及びホールドされ、
緩衝増幅器Fの出力端子より増幅されて出力される。第
7図(d)はその出力波形を示している。
緩衝増幅器Fより出力された検出信号ΔSには、ノイズ
成分が含まれている。即ち、MR素子Rm+ 〜Rm 
nの比抵抗値にはバラツキがあり、しかも周囲温度変化
によっても抵抗値が変化し。
温度特性の点でも不安定である。また、トランジスタQ
1〜Qnのベース・エミッタ電圧は温度等により変動し
、コレクタ抵抗Rc+〜Rcnには抵抗値誤差が存在す
る。°従って、トランジスタQi (Qz〜Qn)のコ
レクタ電圧、即ち、検出信号ΔSには直流電圧誤差や直
流ドリフト分が含まれている。
さて、第7図(d)で示す検出信号ΔSは、抵抗R3を
介してオペアンプDに供給され、又同時に積分回路を構
成する抵抗R2及びコンデンサCqを介して緩衝増幅器
40に供給される。従って、検出信号ΔSは抵抗R2と
コンデンサc6にて積分され、即ち、低域信号成分のみ
が通過し、緩衝増幅器40により増幅されて出力される
。第7図(e)は増幅して出力された低域信号成分を示
す、この低域信号成分はオペアンプDに出力される。よ
って、オペアンプDは検出信号ΔSの低域信号成分であ
るノイズを相殺し、交流成分のみを増幅して出力する。
これにより第7図(f)に示す検出信号ΔS′が得られ
る。
検出信号ΔS′は、第5図に示すように、抵抗R37を
介してマルチプレクサMPXに供給される。マルチプレ
クサを構成する電子スイッチSWλlは、トランジスタ
Q、へのベース電圧の印加に同期してその制御端子1c
にΔL時間だけ選択制御信号が供給され、導通する。従
って、検出信号ΔS′はオペアンプGにより増幅され、
第7図(g)に示すように、再生信号として出力される
以下、同様にトランジスタQ2〜Qnのベース端子2 
a −n aにL1〜t2時間内に時分割的にΔtのパ
ルス電圧が印加される。また、マルチプレクサMPXも
それに対応して順次切換制御される。よって、オペアン
プGからは各トラックのデジタル信号が多重化されて再
生出力される。
このように、Q、〜Qnに時分割的にベース電圧を印加
すると、MR素子Rm 、〜Rmnに常時センス電流i
が流れることはない。また、サンプリング回路SHを用
いているので、増幅部X、〜Xnには小さな電圧を供給
量るだけでよい。従って、消費電力が少なくて済み、経
済的である。また、チ・ンブコンデンサ等より成るコン
デンサアレーを用いずに、積分回路としてコンデンサC
9を増幅部X、〜Xn内に集積化したので、配線ポンデ
ィングがその分だけ不要になる。従って、IC内蔵型の
マルチトラックMR再生ヘッドの組立作業が極めて容易
になる上にその小型化を図ることが可能になる。
(発明の効果) 本発明によれば、集積化可能な回路構成にして配線ポン
ディングを少なくした上に、時分割で動作させるように
したので、小型、低消費電力で、しかも組み立ての容易
な磁気再生装置を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は第1及び第2の発明の構成をそれぞ
れ示す機能ブロック図、第3図は第1の発明に係る実施
例を示すブロック図、第4図(a)、(b)は第3図の
実施例の変形例に係る回路図とコンデンサ特性図、第5
図は第2の発明に係る実施例を示すブロック図、第6図
は第5図の一部を詳細に示すブロック図、第7図は第5
図及び第6図の装置の動作を説明するための信号波形図
、第8図はMR再生ヘッドの構造を示す斜視図、第9図
及び第10図はそれぞれ従来の磁気再生装置の一部を示
すブロック図である。 A・・・MR再生ヘッド、 C・・・コンデンサアレー、 Q、−Qn・・・トランジスタ、 Rm+  〜Rrnn−・MR素子、 D、E、F、G・・・オハ:アンプ、 Ci・・・コンデンサ、 X嘗〜Xn・・・増幅部、 MPX・・・マルチプレクサ、 S W 1 、  S WzI9S W2n ”・電子
スイッチ、S、ΔS′・・・検出信号。 第3図 第4&、l 第5図 第7h 第8図 第9図 八 第10図 +V Aノ L−−−−J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気媒体のn本のトラックにそれぞれ記録されてい
    るデジタル信号を磁電変換して検出信号を出力するn個
    の磁電変換素子と、前記n個の磁電変換素子からの検出
    信号をそれぞれ積分するn個の積分回路と、該各積分回
    路からの積分信号をそれぞれ増幅するn個の第1の増幅
    器と、該各増幅した積分信号及び対応するそれぞれの検
    出信号の差分を増幅し、出力するn個の第2の増幅器と
    を備えることを特徴とする磁気再生装置。 2、該積分回路は、抵抗器及び小容量のコンデンサから
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁
    気再生装置。 3、該第1の増幅器は高入力インピーダンス構成を有し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    磁気再生装置。 4、該第1の増幅器はC−MOS緩衝増幅器であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁気再生装
    置。 5、該磁気媒体は、磁気テープ若しくは磁気ディスクで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁
    気再生装置。 6、磁気媒体のデジタル信号の記録されているn本のト
    ラックに対応して配され、センス電流が供給されるn個
    の磁電変換素子と、該各磁電変換素子に前記センス電流
    を時分割的に供給し、各磁電変換素子から得られる検出
    信号を増幅して出力するn個の前置増幅器と、該それぞ
    れの増幅検出信号を標本化し、保持するn個のサンプリ
    ング回路と、該n個のサンプリング回路からのサンプリ
    ング信号をそれぞれ積分するn個の積分回路と、該各積
    分回路からの積分信号をそれぞれ増幅するn個の第1の
    増幅器と、該各増幅した積分信号及び対応するそれぞれ
    のサンプリング信号の差分を増幅し出力するn個の第2
    の増幅器と、該n個の増幅器からの出力信号を順次選択
    して多重化する切換手段とを備えることを特徴とする磁
    気再生装置。 7、該積分回路は、抵抗器及び小容量のコンデンサより
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の磁
    気再生装置。 8、該第1の増幅器は高入力インピーダンス構成を有し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の
    磁気再生装置。 9、該第1の増幅器はC−MOS緩衝増幅器であること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の磁気再生装
    置。 10、該磁気媒体は、磁気テープ若しくは磁気ディスク
    であることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の
    磁気再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438766A (ja) * 1990-06-01 1992-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 再生増幅回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0438766A (ja) * 1990-06-01 1992-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 再生増幅回路

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