JPS62239342A

JPS62239342A - 光デイスク媒体

Info

Publication number: JPS62239342A
Application number: JP61081723A
Authority: JP
Inventors: Katsuji Nakagawa; 活二中川
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1986-04-08
Filing date: 1986-04-08
Publication date: 1987-10-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、光ディスク媒体に関するものである。

（従来の技術）光ディスクのトラッキングサーボ方式には、プッシュプ
ル方式、ウオブリング方式等がある。

追記型光ディスクや書き換え可能型光ディスクでは、情
報未記録トラックにトラッキングサーボをかけるため、
ディスクの全周あるいは一部にグループのあるディスク
を用いて、プッシュプル方式によりトラッキングサーボ
をかける。グループディスクを用いたプッシュプル方式
では、第３図に示すような光学系により以下のような動
作をする。レーザ光１は偏光ビームスフリツタ２．４分
の１波長板３を通り、集光レンズ４により光ディスク５
の記録面６上に集光されたレーザスポットは、記録面６
で反射され再び集光レンズ４を通りトラッキングエラー
検出器２２に照射される。トラッキングエラー検出器２
２は、二分割光検出器やボール型検出器が用いられる（
春季応用物理学会講演会予稿上ｒボール型光検出器を用
いたトラッキング信号検出方式１．講演番号７ｐ−Ｘ−
９，１９８３年）。トラッキングエラー検出器２２に照
射される反射光は、グループ２１により回折されており
、０次光と±１次光が含まれる。この±１１次光光強度
が等しくなるようにレンズの位置を制御することにより
、光ディスク５のグループ２１上に集光レーザスポット
をトラッキングさせる。

（発明が解決しようとする問題点）このとき、特に孔形成追記型光ディスクでは、グループ
による回折光が、記録膜の孔形成により変化する。二の
原因は、トラッキングエラー検出器２２に照射される反
射光が、グループの位相変化による回折光以外に、孔に
よって発生した位相変化による回折光を複合したものと
なるためである。このため、記録前後でトラッキングエ
ラー信号が非線形に乱され、影響の大きい場合には、ト
ラッキングサーボが不安定になったりトラッキング動作
が不可能になる。

（問題点を解決するための手段）この発明の要旨とするところは、光ディスク媒体に於い
て、記録トラックの両側に相異なる周期で反射率が変化
するガイドを有することを特徴とする光ディスク媒体で
ある。なお、前記ガイドとして記録層と基板との間もし
くは記録層上に感光性材料を設け、この感光性材料を反
射率が変化するガイドとするもの、また、記録再生用上
光レーザスポットよりも微細な凹凸を基板上に設け、こ
の凹凸を反射率が変化するガイドとするもの、さらに、
記録再生用集光レーザスポットと同程度の形状の凹凸を
基板上に設け、この凹凸を反射率が変化するガイドとす
るものなどがある。

（実施例）以下図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明からなる光ディスク媒体の一例である
。光源から照射されたレーザ光１は、偏光ビームスプリ
ッタ２．４分の１波長板３、集光レンズ４を通り、光デ
ィスク５の記録面６上に集光される。

光ディスク５は、記録面６上に、情報記録トラックの両
側に添って二種類の周期が異なり且つ記録面６とは反射
率が異なるガイド部分７，８を作っておく。

この記録面６からの反射光は、集光レンズ４．４分の１
波長板３、偏光ビームスプリッタ２を通り光検出器９に
照射される。光ディスク回転時に於いて、光検出器９で
検出する信号には、ガイド部分７，８の反射率変化によ
り二種類の周波数成分が含まれる。この光検出器９で検
出する信号のうち、二種類の周波数成分比を一定にする
ように集光レンズ４の位置制御をすれば、ガイド部分７
，８の間の一定の位置に集光レーザスポットをトラッキ
ングできる。

第２図は、トラッキングサーボな行なうための回路構成
の一例を示した図である。光検出器９で検出された信号
は、情報復調回路１０、バンドパスフィルター１１，１
２に分離する。情報復調回路１０では、再生信号から記
録情報を復調し、また、ガイド部分７゜８の極性判定も
する。バンドパスフィルター１１゜１２は、ガイド部分
７，８に相当する二種類の周波数を中心周波数とするバ
ンドパスフィルターであり、バンドパスフィルター１１
．１２を通過した信号は各々検波器１３．１４で検波さ
れ、極性切り換え回路１５を通り、差動アンプ１６によ
りトラッキングエラー信号となる。このトラッキングエ
ラー信号を用いて、トラッキングサーボドライブ回路１
７により集光レンズの位置制御を行ない、トラッキング
動作をおこなう。

以上のように、本発明では、グループのある光ディスク
からの回折光を、空間的に分割した光検出器を用いてト
ラッキングエラー信号を得るということをしていない。

本発明による光ディスク媒体を用いたトラッキング方式
では、情報記録トラックからのトラッキングエラー信号
を、空間的に分割していない一個の光検出器の出力によ
り得ているため、孔形成による反射光の位相変化によっ
てトラッキングエラー信号は非線形に乱されない為安定
なトラッキング動作が可能となる。

以上、図面を用いて本発明の詳細な説明したが、ここに
示したものは一例であり、ガイド部分７゜８は、反射率
変化を起こすものであればどのような構成でも構わない
し、光学系は、第１図のように空間伝播ではなく光ファ
イバー伝播媒体としても構わない。また、ガイド部分７
，８部分７，８及びバンドパスフィルター１１．１２は
二種類の周波数で説明したが、三種類以上の周波数を用
いても構わない。

（発明の効果）以上詳細に説明したように、本発明の先ディスク媒体は
、トラッキングサーボに於いて、トラッキングエラー信
号が、光ディスクへの情報記録により非線形に乱される
ことなく安定なトラッキング動作を可能にするものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は光ディスク光学系の一例を示す図、第２図はト
ラッキングエラー信号を得るための回路構成図、第３図
は従来の光ディスク光学系の図である。図中、１は光源から照射されたレーザ光、２は偏光ビー
ムスプリッタ、３は４分の１波長板、４は集光レンズ、
５は光ディスク、６は記録面、７，８はトラックガイド
部、９は光検出器、１０は情報復調回路、１１゜１２は
バンドパスフィルター、１３．１４は検波器、１５は極
性切り換え回路、１６は差動アンプ、１７はトラッキン
グサーボドライブ回路、２１はグループ、２２はトラッ
キングエラー検出器である。

Claims

【特許請求の範囲】１、光ディスク媒体に於いて、記録トラックの両側に相
異なる周期で反射率が変化するガイドを有することを特
徴とする光ディスク媒体。２、記録層と基板との間もしくは記録層上に感光性材料
を設け、前記感光性材料を反射率が変化するガイドとす
る特許請求の範囲第１項記載の光ディスク媒体。３、記録再生用集光レーザスポットよりも微細な凹凸を
基板上に設け、前記凹凸を反射率が変化するガイドとす
る特許請求の範囲第１項記載の光ディスク媒体。４、光ディスク媒体に於いて、記録再生用集光レーザス
ポットと同程度の形状の凹凸を基板上に設け、前記凹凸
を反射率が変化するガイドとする特許請求の範囲第１項
記載の光ディスク媒体。