JPS62231659A - 広いテ−パ−状締結テ−マを有する使い捨ておむつ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、弾性化脚開口部（ｃｌａｓｔｉｃｉｚｃｄ　
ｌａｇ□ｐｅｎｉｎｇ）を有する使い捨ておむつに関し
、更に詳細にはこのような使い捨ておむつ用改良側部ク
ロージヤー（ｓ４ｄｃ　ｃｌｏｓｕｒｅ）に関する。な
お更に詳細には、本発明は、製造業者端（ｍａｎｕｒ　
ａｃｔｕｒｅｒ　’　５ｅｎｄ）　（即ち、製造業者に
よっておむつに貼着された端）および使用者端（ｕｓｅ
ｒ’ｓ　ｅｎｄ）　　（即ち、使用者がおむつを着用者
にフィツトする時におむつに貼着する端）〔使用者端は
おむつの縦方向側部（ＩｏｎｇＩＬｕｄｌｎａｌ　５ｌ
ｄｅｓ）において比較的広く、かつその遠位端（ｄｌｓ
ｔａｌ　ｅｎｄ）においてより狭い幅に先細りにされて
いる〕を有する改良締結テープに関する。ここで使用す
る「締結テープ」なる用語は、技術上既知の接着剤また
は機械的クロージヤーシステムを有するいかなるテープ
も記載しようとする。

発明の背景 使い捨ておむつは、幼児および失禁者によって着用され
る周知の製品である。使い捨ておむつは、下部胴の回り
に着用され、深床を吸収しかつ含有し、それによって深
床がおむつの着用者と接触する物品（例えば、衣服、寝
具類など）を汚したり、ぬらしたり、汚染したりするの
を防止しようとする。

一般に、使い捨ておむつは、液体透過性使用者接触トッ
プシートと液体不透過性バックシートとの間に包まれた
吸収性芯を具備する同じ基本構造を有する。勿論、従来
技術は、基本トップシート、バックシートおよび吸収外
芯配置に加えて、エレメントの多数の変形を教示してい
る。例えば、使い捨ておむつの性能の改良は、着用者の
ももと接触するおむつの部分に沿って弾性手段を追加し
、それによっておむつを着用する時に弾性化脚開口部を
与えることによって達成されている。

弾性化脚開口部を有する使い捨ておむつを使用する時に
は、おむつの使用者は、おむつを着用者にフィツトさせ
、着用者の腰の回りに締結し、それによって側部クロー
ジヤーを達成する。おむつを着用者の回りにフィツトす
ることは、通常、互いに重なるおむつの前方腰部分およ
び後方腰部分を必要とする。おむつを着用すると、着用
者の動きおよび脚開口部において弾性手段によって惹起
される力は、重なっている前方腰部分および後方腰部分
を互いに相対的な位置に移させる傾向がある。換言すれ
ば、重なっている前方腰部分および後方腰部分は、おむ
つが最初着用者にフィツトされる時にとる位置とは異な
る互いに相対的な位置をとるようにさせる傾向がある力
に付される。このような移行が限定されないならば、脚
および腰の回りのおむつのフィツトおよびその封じ込め
特性は、おむつが着用される時に悪化される。

使い捨ておむつを着用者の腰の回りに締結するために多
数のアイデアが、提案されている。例えば、米国特許第
３．８４８，５９４号明細書は、改良製造業者ジヨイン
ト（以下、Ｙボンドと称す）を有する側部クロージヤー
を達成するテープ締結システムを教示している。

米国特許第３，９６７．６２２号明細書および米国特許
第４，０１０，７５４号明細書は、応力を分布させかつ
バックシートの引裂を最小限にする広いかつフレヤー付
きの製造業者端を有する締結テープを有する使い捨てお
むつを開示している。

これらの締結テープの使用者端は、標準幅を有するらし
く、テーパー状ではない。

前記特許のいずれも、弾性化脚開口部を有する使い捨て
おむつおよびこのようなおむつに関連づけられる良好な
フィツト特性を維持する特殊な問題には特定的には係わ
らない。米国特許第４．２５３，４６１号明細書は、弾
性化脚開口部を有する使い捨ておむつに係わり、別個の
締結手段を腰およびももにおいて与えることによって改
良側部クロージヤーを達成している。

従来技術の使い捨ておむつは、締結テープが前方腰部分
と後方腰部分との間の相対移動および脚の回りのギャッ
プ形成を最小限にするためにおむつの縦方向側部におい
て広く、かつ着心地を高めかつテープを即ち通常の締結
テープのように取扱いかつ適用するのをより容易にさせ
るために遠位端に向けてテーパー状である使用者端を有
する本発明の態様を欠いている。

それ故、本発明の目的は、弾性化脚開口部を有する使い
捨ておむつ用改良締結テープを提供することにある。

本発明の更に他の目的は、腰および弾性化脚開口部にお
けるおむつのフィツトをより良く維持する締結テープを
提供することにある。

本発明の追加の目的は、改善された深床封じ込め特性を
有する弾性化脚開口部を有する使い捨ておむつを提供す
ることにある。

本発明の別の目的は、通常の締結テープの着心地および
取扱特性の容易さを維持しながら前記の改善されたフィ
ツトおよび封じ込め特性を提供することにある。

本発明のこれらの目的および他の目的は、以下の説明お
よび添付図面と関連させて考慮する時に更に容易に明ら
かであろう。

発明の概要 本発明によれば、弾性化脚開口部を有する使い捨ておむ
つは、吸収手段が液体透過性トップシートと液体不透過
性バックシートとの間に包まれるように作られる。脚開
口部において使用される弾性手段によって発生される収
縮力の一部分は、おむつの腰部分に向けられる。これら
の力は、おむつの着用者の動きと一緒に、前方腰部分お
よび後方腰部分の移行を生じさせる傾向がある。ここで
使用する移行は、おむつを最初適用する時にとる位置か
らの互いに相対的な前方腰部分および後方腰部分の動き
である。このような相対移動が生ずる時には、着用者の
脚および腰の回りのフィツトは、悪くなって、おむつを
排泄物を封じ込めるのに余り有効ではなくさせる。

本発明の使い捨ておむつは、おむつの縦方向側部におい
て広くかっ遠位端に向けてテーパー状である使用者端を
有する締結テープを備えている。

おむつを着用者の腰の回りにあてる時には、おむつの腰
部分を重ねさせ、次いで締結テープによって互いに貼着
する。締結テープの広い使用者端は、腰バンド縁から弾
性化脚開口部まで延出する重なっている腰部分のより多
くに張力をかけ、がっ固着する。このことは、重なって
いる腰部分の移行、および生ずる腰バンドロールオーバ
ー（ｒｏｌ　１ｏｖｅｒ）または脚および腰におけるギ
ャップ形成を最小限にし、それ故脚および腰の回りの良
好なフィツトが維持される。

締結テープの使用者端のテーパー形成は、テープ剛性、
嵩高および接触圧を減少し、告心地を高め、皮膚の赤斑
形成または他の刺激を最小限にする。また、テープの使
用者端のテーパー形成は、テープを取扱いかつ適用する
のをより容品にさせ、即ち粘着縁を不注意に［かぎ裂き
を作ら（ｓｎａｇ）　Ｊせないかテープをそれ自体の上
に折り重ねずにテープに便利に張力をかけ、位置決めし
、かつ締結または再締結するのをより容易にさせる。最
後に、テーパー形成が始まる”使用者端のテーパ一度に
応じて、比較的広い締結または接着帯は、おむつの縦方
向側部に隣接して依然として得ることができ、このこと
は重なった腰部分の移行を最小限にするという見地から
好ましい。

それによって、得られる使い捨ておむつは、通常の締結
テープの芒心地および取扱特性の容易さを維持しながら
、改善されたフィツトおよび封じ込め特性を示す。

発明の詳細な説明 図面を参照すると、幼児によって着用されようとする使
い捨ておむつで使用されるであろう本発明の好ましい態
様が示される。ここで使用する「使い捨ておむつ」なる
用語は、脚間にひきあげ、着用者の腰の回りに締結し、
１回使用後捨てようとする（即ち、洗濯したり、他の手
段で元通りにしぜ再使用することは意図されない）一般
に幼児または失禁者によって着用されるガーメント（ｇ
ａｒｍｅｎｔ）を意味する。

第１図は、おむつの使用者によって折られかつおむつの
着用者にあてられる前の本発明の使い捨ておむつ１０の
部分切取斜視図である。第１図かられかるように、好ま
しいおむつ１０は、基本的に液体透過性トップシート１
２、吸収手段１４、液体不透過性バックシート１６およ
び弾性部材１８からなる。トップシート１２、吸収手段
１４、液体不透過性バックシート１６、および弾性部材
１８は、各種の周知配置で組み立てることができるが、
好ましい使い捨ておむつ配置は、一般に米国特許第３，
８６０，００３号明細書「使い捨ておむつ用収縮性側部
」に記載されている。

第１図および第２図は、おむつ１０の好ましい態様を示
す。この態様においては、トップシート１２およびバッ
クシート１６は、間延であり、吸収手段１４の長さおよ
び幅寸法よりも一般に大きい長さおよび幅寸法を有する
。トップシート１２は、バックシート１６土に重ねられ
ており、それによっておむつ１０の周辺２０を形成する
。周辺２０は、外周、換言すればおむつ１０の外延（ｏ
ｕｔｃｒ　ｅｘｔｅｎｔ）を規定する。周辺２０は、第
一端２２、第二端２４、第一縦方向側部２６、および第
二縦方向側部２８からなる。

トップシート１２は、おむつ製造技術上周知のように、
いかなる好適な方法でもバックシート１６に貼着できる
。好ましい態様においては、ホットメルト接着剤の多数
の縦方向接着剤バンド３０が、バックシート１６の縦方
向中心線７０に一般に平行のバックシート１６の全長に
沿って適用されている。縦方向接着剤バンド３０は、３
つの部品が集まる点においてトップシート１２をバック
シート１６に貼着するのに役立つ。トップシート１２、
バックシート１６、および縦方向接着剤バンド３０が集
まる点の大きさおよび位置は、縦方向接着剤バンド３０
間の間隔および吸収手段１４を超えて延出するトップシ
ート１２およびバックシート１６の距離に依有するであ
ろう。縦方向接着剤バンド３０の数およびそれらの間の
間隔は、周辺２０と吸収手段１４の縁との間の部分でト
ップシート１２をバックシート１６に確実に結合するの
に十分であるべきである。

縦方向接着剤バンド３０として使用するのに好適なホッ
トメルト接着剤は、米国テネシー州キングスポーツのイ
ーストマン・ケミカル・プロダクツ・カンパニーによっ
て製造され、商品名イーストボンド（Ｅａｓｔｏｂｏｎ
ｄ）　Ａ　−３で市販されている。

トップシート１２をバックシート１６に貼着する前記方
法は、第一端２２および第二端２４に沿って間欠的にト
ップシート１２をバックシート１６に貼着させることが
認められであろう。それによって、吸収手段１４は、ト
ップシート１２とバックシート１６との間に包まれてい
る。勿論、トップシート１２をバックシート１６に貼着
する多くの別の方法が、使用でき、満足な結果が得られ
る。

例えば、トップシート１２は、第１図に示すように直接
よりもむしろ間接的にバックシート１６に貼着できる。

このように、中間部材が、トップシート１２をバックシ
ート１６に貼着するのに使用できる。

おむつ１０は、それぞれ、おむつ周辺２０の第一端２２
および第二端２４からおむつ１０の横方向中心線３１に
向けておむつの長さの約１ノ５〜約１７３の距離延出す
る第−腰部分４２および第二腹部分４４を有する。腰部
分４２および４４は、着用時に着用者の腰を囲むおむつ
１０の部分を構成する。股部分４６は、第−腰部分４２
と第二腰部分４４との間のおむつ１０の部分であり、着
用時に着用者の脚間に位置決めされかつ着用者の下部胴
を覆うおむつ１０の部分を構成する。

吸収手段１４は、一般に圧縮性適合性の着用者の皮膚に
非刺激性であり、かつ液体を吸収保持することができる
いかなる手段であることもできる。

好ましい吸収手段１４は、第一対向面３２および第二対
向面３４を有し、吸収性層３６および第一ティッシュ層
３８および第二ティッシュ層４０からなる。第一ティッ
シュ層３８および第二ティッシュ層４０は、吸収性層３
６の主要表面を覆って吸収手段１４の第一対向面３２お
よび第二対向面３４を形成している。

吸収性層３６は、液体を吸収しかつ封じ込めようとし、
使い捨ておむつで常用される各種の液体吸収性材料、例
えば一般にエアフェルトと称される微粉砕木材バルブか
ら各種の大きさおよび形（例えば、長方形、砂時計など
）で製造できる。

他の液体吸収材料、例えば紙綿の多数のブライ、高分子
ゲル化剤、吸収性発泡体またはスポンジ、または均等材
料、または材料の組み合わせも、吸収性層３６の製造に
おいて使用できる。しかしながら、吸収性層３６の合計
吸収能力は、使い捨ておむつ１０の所期用途でのデザイ
ン液体負荷と合致すべきである。更に、吸収性層３６の
大きさおよび吸収能力は、幼児から成人までの着用者に
順応させるように変化できる。

第１図および第２図に図示のおむつ１ｏの好ましい態様
は、砂時計状吸収性層３６を有し、体重約１２〜約２６
ボンド（約５ｋｇ〜約１２ｋｇ）の幼児によって着用さ
れることが意図される。それ故、吸収性層３６は、縦方
向中心線に沿って測定した時に長さ約１６インチ（４１
ｃＩＩｌ）、第一端２２および第二端２４を横切っての
長さ約１２インチ（３２ｃａ＋）、および股部分４６の
最も狭い部分を横切っての長さ約４インチ（１０ｃｍ）
のエアフェルトのバット（ｂａｔｔ）である。吸収性層
３６用に使用するエアフェルトの吸収能力は、吸収性材
料１ｇ当たり約８〜約１６ｇの水を吸収保持するのに十
分である。従って、第１図および第２図に図示の好まし
い態様で使用されるエアフェルトは、約３０〜約５６ｇ
であり、一般に均一なカリパス（ｃａ＋　Ｉｐｅｒ）を
有する。しかしながら、吸収性層３６の大きさ、形、配
置、および合計吸収能力は、幼児から成人までの着用者
に順応させて変化できることが理解されるべきである。

それ故、吸収性層３６の寸法、形、および配置は、変化
できる（例えば、吸収性層３６は、各種のカリパスまた
は親水性勾配を有することができ、または高分子ゲル化
剤を含有できる）。

第一ティッシュ層３８および第二ティッシュ層４０は、
吸収性芯１４の引張強さを改善し、かつ湿潤時に分裂、
塊状化またはボール状化する吸収性層３６の傾向を減少
しようとする。また、第一ティッシュ層３８および第二
ティッシュ層４ｏは、液体の横方向灯心作用（ｖｌｃｋ
ｌｎｇ）を改善するのを助長し、それによって吸収性層
３６における液体のより一様な分布を与える。多数の材
料および製造技術が第一ティッシュ層３８および第二テ
ィッシュ層４０を作るのに使用できるが、満足な結果は
、坪鑓約１２ポンド／３０００平方フィート（１６ｇ／
ｒｆ）を存しかつ０．５インチ（１３＋ａｍ）の水圧落
下にわたって通気性約１００立方フイート／分／平方フ
ィート（３０ＴＩｔ／分／ゴ）を有する湿潤強度ティッ
シュペーパーのシートを使用して得られた。第一ティッ
シュ層３８および第二ティッシュ層４０は、好ましくは
吸収性層３６と間延であるが、異なる寸法、異なる配置
を有することができ、または全く省略することができる
。

吸収手段１４は、バックシート１６上に重ねられており
、好ましくはおむつ技術上周知のいがなる手段によって
もバックシート１６に貼着される。

例えば、吸収性芯１４は、接着剤の均一な連続層、接着
剤のパターン化層、または接着剤の線またはスポットの
列によってバックシート１６に固着できる。第１図およ
び第２図に図示の好ましい態様においては、縦方向接着
剤バンド３ｏが、吸収性芯１４をバックシート１６に貼
着するのに使用されている。

バックシート１６は、液体不透過性であり、吸収手段１
４によって吸収された液体が使い捨ておむつ１０の着用
者と接触する下着、衣服、寝具類、および他の物体をぬ
らすのを防止する。他の可撓性液体不透過性材料も使用
できるが、好ましくはバックシート１６は、厚さ約０．
０００５〜約０．００２インチ（約０．０１２〜約０．
０５１１１Ｉ１１）のポリエチレンフィルムである。こ
こで使用する「可撓性」なる用語は、迎合的（ｃｏｆｆ
ｌｐｌ　１ａｎｄ）であり、かつ人体の形および輪郭と
容易に同じ形になる材料を意味する。好適なポリエチレ
ンフィルムは、モンサント争ケミカル・カンパニーによ
って製造され、フィルムＮｏ、ＢＯ２０として市販され
ている。バックシート１６は、好ましくは、より有様外
観を与えるためにエンボス加工されかつ／または艶消仕
上される。更に、バックシート１６は、液体がバックシ
ート１６を通過するのを依然として防止しながら、蒸気
を吸収手段１４から逃避させる通路を有することができ
る。

好ましい態様においては、バックシート１６は、吸収性
層３６を超えて全おむつ周辺２０の回りに少なくとも約
０．５インチ（約１．３ｃ＋ｎ）の最小距離延出する変
形砂時計の形を育する。縁部４８は、おむつ周辺２０と
吸収性層３６の縁との間のおむつ１０の部分であり、股
部分４６における第一縦方向側部２６および第二縦方向
側部２８に隣接する縦方向縁部５０を構成する。

トップシート１２は、迎合的であり、柔軟感があり、着
用者の皮膚に非刺激的であり、おむつ１０の着用者が吸
収性芯１４と接触するのを防止する。更に、トップシー
ト１２は、液体透過性であって液体をその厚さを通して
透過させる。好適なトップシート１２は、広範囲の材料
、例えば天然繊維（例えば、木材または綿繊維）、合成
繊維（例えば、ポリエステル、ポリプロピレン）、また
はそれらの組み合わせから製造できる。或いは、トップ
シート１２は、発泡体、例えば技術上周知の網状発泡体
または技術上周知の成形フィルムのいずれであることも
できる。

多数の製造技術が、トップシート１２を作るのに使用で
きる。例えば、トップシート１２は、織成、不織、スパ
ンボンド化、カード化または同様の処理を施すことがで
きる。好ましいトップシート１２を不織布技術の当業者
に周知の手段によってカード化し、熱結合する。好まし
くは、トップシート１２は、ｆｆｉ量約１８〜約２５ｇ
／平方ヤード、機械方向における最小乾燥引張強さ少な
くとも約４００ｇ／ａｍおよび機械交差方向における湿
潤引張強さ少なくとも約５５ｇ／ａｍを有する。

弾性部材１８は、おむつ１０を着用者の脚に対して引き
かつ保つ傾向があるように両方の縦方向縁部５０に沿っ
ておむつ１０に貼着されている。

このように、着用時に、おむつ１０は、弾性化脚開口部
を有するであろう。この結果は、おむつ技術上周知のよ
うな数種の手段のいずれかによって達成できるが、弾性
ストリップを組み込んだ特に好ましいおむつ構造は、前
記米国特許第３．８６０，００３号明細書に詳述されて
いる。

更に、弾性脚バンドを有する使い捨ておむつを製造する
のに好適な方法および装置は、米国特許第４．０８１，
３０１号明細書「ばらばらの伸張弾性ストランドを使い
捨て吸収性製品の所定隔離部分に連続的に結合する方法
および装置」に記載されている。

第１図および第２図に図示の好ましい態様に対しての米
国特許第３，８６０，００３号明細書の教示に関しては
、弾性部材１８は、通常非拘束配置において弾性部材１
８が縦方向縁部５０を有効に収縮するがギヤザーを作る
ように弾性的に収縮可能な状態において股部分４６にお
ける両方の縦方向縁部５０と操作上関連づけられること
がわかる（ここで使用する「操作上関連づけられる」な
る用語は、−緒に作用する２以上の部品を意味する）。

弾性部材１８は、少なくとも２つの方法で弾性的に収縮
０在の状態において縦方向縁部５０と操作上関連づける
ことができる。例えば、弾性部材１８は、伸張でき、一
方伸張状態において非収縮非伸張縦方向縁部５０に貼着
できる。或いは、縦方向縁部５０を収縮しく例えば、プ
リーツ形成により）、次いで非伸張弾性部材１８を収縮
縦方向縁部５０に貼着することができる。

弾性部材１８は、技術上周知の数種の方法のいずれかで
縦方向縁部５０に貼着できる。例えば、弾性部材１８は
、各種の結合パターンを使用して縦方向縁部５０に超音
波結合またはヒートシールすることができ、または弾性
部材１８は縦方向縁部５０に単純に接着することができ
る。

第１図および第２図に図示の好ましい態様においては、
弾性部材１８は、接着剤を使用して縦方向縁部５０にお
けるバックシート１６の一部分に貼着されている。好適
な接着剤は、可撓性であり、かつ弾性部材１８が伸張さ
れている際に弾性部材１８をバックシート１６に保持す
るのに十分な接着性を有するであろう。満足な結果で使
用されている接着剤は、米国ウィスコンシン州エルムグ
ローブのフィンドレイ・アトへシブズ・インコーホレー
テッドによって製造され、フィンドレイ・アドヘシブズ
（Ｐｉｎｄｌｅｙ　Ａｄｈｅｓｉｖｅｓ）　５８１−３
３４−０１として市販されている。

好適な弾性部材１８は、各種の弾性材料、例えば天然ゴ
ム、またはエラストマーフィルム、例えばクレイトン（
Ｋｒａｔｏｎ）　、エチレンプロピレン単量体、および
ポリウレタンから製造できる。

更に、弾性部材１８は、多数の配置をとることができる
。例えば、弾性部材１８の幅は、約０゜００１５インチ
から約１．０インチまで（約０．０３８ｍ＋ｓ〜約２５
ｍ＋ｓ）変化でき；弾性部材１８は弾性材料の単一スト
リップからなることができ、または弾性材料の数個の平
行または非平行ストリップからなることができ；または
弾性部材１８は直線または曲線からなることができる。

本発明の広いテーパー状テープは、曲線状弾性部材によ
って生ずる弾性化脚開口部におけるギャップ形成を防止
するのに特に有用である。

弾性部材１８として好適であることが見出された１つの
材料は、０．００フインチＸ０．２５インチ（約０．１
８ｍｍＸ約６．４ｍｍ）の断面を官しかつ天然ゴムから
作られる弾性テープである。このような製品は、イース
タンプトン・ラバー・スレッド・カンパニーによって商
品名Ｌ−１９００ラバーコンパウンドで市販されている
。好ましい弾性部材１８は、その緩和状態から１００％
伸張される時に引張力的１００ｇを生ずる。

おむつ１０は、おむつ１０を着用する時に第一腰部分４
２および第二腹部分４４を重なっている配置に維持する
締結テープ５４を備えている。このように、おむつ１０
は、着用者にフィツトされ、側部クロージヤーが形成さ
れる。

更に詳細には、締結テープ５４は、第一腰部分４２を第
二腹部分４４に貼着し、それによって第一腰部分４２お
よび第二腹部分４４を重なっている配置に維持する。こ
のように、締結テープ５４は、着用時に第一腰部分４２
および第二腹部分４４を分離させるように作用する力に
抵抗するのに十分な強度で所定の方式で第一腰部分４２
および第二腹部分４４の両方に貼着されなければならな
い。

締結テープ５４は、製造業者端５６および使用者端５８
を有する。製造業者端５６は、おむつ１０の製造業者が
おむつ１０に貼着する締結テープ５４の端であり、一方
使用者端５８は、使用者がおむつ１０を着用者にフィツ
トする時におむつ１０に貼着する締結テープ５４の端で
ある。製造業者端５６は、技術上既知のいかなる好適な
方法によっても、例えば超音波結合、ヒートシール、ま
たは感圧接着剤（好ましい）を使用することにより第一
腰部分４２に貼着できる。おむつ１０を着用者の腰の回
りにフィツトした後、使用者端５８を第二腹部分４４に
貼着し、それによっておむつ１０を着用者の腰に巻き、
側部クロージヤーを達成する。

締結テープ５４の使用者端５８は、おむつ１０の第一縦
方向側部２６および第二縦方向側部２８における縦方向
幅約１．５インチ〜約４インチ（約３．８ＣＩ１ｃｍ〜
約１０．２ｃｍ）、好ましくは約２インチル約３インチ
（約５．１ｃｍ〜約７．６ｃＩｎ）ををしているべきで
ある。更に、締結テープ５４の使用者端５８は、遠位端
６０における縦方向幅がおむつ１０の第一縦方向側部２
６および第二縦方向側部２８における縦方向幅の約６０
９６未満、好ましくは約５０％未満、最も好ましくは約
４０％未満であるようにテーパー状であるべきである。

使用者端５８のテーパー形成は、その遠位端６０に隣接
して始まることができるが、好ましくはテープ剛性、嵩
高および接触圧の大幅な減少を与えるためにおむつ１０
の第一縦方向側部２６および第二縦方向側部２８に隣接
して始まる。使用者端５８は、好ましくは、テープ５４
に張力を付与しかつテープ５４を締結または再締結する
のに便利な把持帯を与えるために、その遠位端６０から
０．３７５インチ（約０．９５ＣＩ＋）の距離における
縦方向幅約０．５インチ〜約１．５インチ（約１．３ｃ
ｍ〜約３．８ｃｍ）を有する。最後に、使用者端５８の
テーパー形成は、好ましくは徐々の特性を有し、好まし
くは横方向対称を与えるために使用者端５８の両側で等
しい角度を有する。

締結テープ５４の使用者端５８は、好ましくは、横方向
の長さ約０，５インチ（約１．３ｃｍ）〜約２．５イン
チ（約６．４ｃｍ）、更に好ましくは約１インチ（約２
．５ｃ＋ｎ）〜約２インチ（約５．１ｃＩｎ）を−ｑす
る。更に、締結テープ５４の製造業者端５６は、好まし
くは、おむつ１０の縦方向側部２６．２８における使用
者端の縦方向幅と大体同じ縦方向幅を有する。製造業者
端５６は、好ましくは、横方向の長さ約０．５インチ（
約１．３ｃｏ＋）〜約２インチ（約５．１ｃｍ）、更に
好ましくは約０．７５インチ（約１．９ＣＩ＋）〜約１
．５インチ（約３．８ＣＩ＋）を有する。

このような広いテーパー状テープの例は、第１図、第２
図、第４図、第６図および第７図に図示される。これら
の図中、製造業者端５６は形が長方形であり、使用者端
５８は形がシヌソイド様（ｓｉｎｕｓｏｌｄａｌ−＋１
ｋｅ　ｉｎ　５ｈａｐｅ）である。また、広いテーパー
状テープの例は、第３図に図示される。

第３図中、製造業者端５６は形が長方形であり、使用者
端５８は形が台形である。他の形（例えば、三角形また
は不規則な形）が本発明の製造業者端および使用者端の
両方用に選択できることが認識されるであろう。

締結テープ５４は、側部クロージヤーを達成する周知の
手段のいずれからもなることができ、例えば感圧接着剤
または機械的ファスナー（例えば・ホック、ループ、ボ
タン、またはスナップ）からなることができる。好まし
い感圧接着剤テープ５５が第１図、第２図および第４図
〜第６図に図示される。ホックを含む好ましい機械的締
結テープ５７は、第３図〜第７図に図示される（ホック
と係合する対応ループは図示されていない）。

締結テープ５４は、周知の配置および構造のいずれから
もなることができる。例えば、締結テープ５４は、１回
使用テープまたは多数回使用テープ（即ち、再締結自在
）であることができる。Ｙボンドを含む好ましい再締結
自在の粘着テープは、米国特許第３，８４８，５９４号
明細書「使い捨ておむつ用テープ締結システム」に詳述
されている。

締結テープ５４は、好ましくは着心地を高めかつヒップ
領域での皮膚の赤斑形成または他の刺激を最小限にする
ために比較的柔軟な可撓性の裏張りを有する。このよう
なテープ裏張りは、好ましくは縦方向のテーパー剛性約
３未満、更に好ましくは約０．１〜約２．５、最も好ま
しくは約０．５〜約２を有する。ここで使用するテーパ
ー剛性は、ＴＡＰＰＩ規格Ｔ４８９０Ｓ−７６に準拠し
て測定される。また、テープ裏張りは、好ましくは前記
範囲内の横方向のテーパー剛性を有し、好ましくは横方
向の低い引張伸張を有する。

特に好ましいテープ裏張りは、米国ミネソタ州セントポ
ールのミネソタ・マイニング−エンドＯマニュフ７クチ
アリング、カンパニーからコードＮｏ、　ＸＰＩＥ　１
４．４３．０　テ入手できる。コノ裏張リハ、テーパー
剛性的０．９を有する。感圧接着剤で被覆する時、それ
はミネソターマイニング・エンド・マニュファクチュア
リング・カンパニーからコードＮｏ、ＸＰＥ　１．４２
．３４テ入手できる。

第３図は、本発明の別のおむつ１０の第一腰部分４２の
着用者側の拡大部分平面図である。第３図中、締結テー
プ５４は、機械的締結テープ５７であり、製造業者端５
６、使用者端５８、遠位端６０、端タブ６２、およびホ
ック領域６４からなる◇また・おむつ１０の第二縦方向
、側部２８およびトップシート１２が図示されている。

第一腰部分４２および第二層部分４４を重なっている配
置に維持するためにホック領域６４（およびおむつ１０
の他の機械的締結テープ５７上の対応ホック領域６４）
と係合するホック領域は、図示されていない。ループ領
域は、各種の大きさおよび形をとることができるが、好
ましくは腰における最大フィツト調節を許すために第二
層部分４４の外側を横切って置かれた１以上のバッチか
らなる。

ホック領域６４のホックと着用者の皮膚との間の可能な
接触を最小限にするために、ホック領域６４は、第３図
のように機械的締結テープ５７の使用者端５８の遠位端
６０の近くに配置できる。

しかしながら、重なっている第一腰部分４２および第二
層部分４４の移行は、ホック領域６４を第二縦方向側部
２８にすぐ隣接する部分における使用者端５８上に配置
することによって最良に防止できることが認識されるで
あろう。とにかく、ループ領域は、第二層部分４４にお
ける第一縦方向側部２６、第二縦方向側部２８からルー
プ領域までの距離がホック領域６４と着用者の皮膚との
間の接触を回避するためにホック領域６４の横方向幅（
ＷｌｌＲ）と少なくとも同じ大きさであるように位置決
めされるべきである。ホック領域６４は、使用者端５８
と同じ幅であることができるが、好ましくは幅約０，７
５インチ（約１．　９ｃｍ）未満を有する。また、おむ
つ１０の吸収性層３６は、一般に第二層部分４４におけ
る縦方向側部２６゜２８から約１インチ（約２．５ｃｍ
）で終るので、それらの間の領域（即ち、縁部４８）は
、おむつ１０の着用時に折り下げることができるトップ
シート１２およびバックシート１６からなる高可撓性部
分である。このように、ホック領域６４と皮膚との間の
接触を防止するために、この可撓性部分が折り下げられ
るならば、ループ領域は、ホック領域６４の横方向幅（
ＷＩＩＲ）に少なくとも等しい距離だけ吸収性層３６の
縦方向側縁からインボード（１ｎｂｏａｒｄ）であるこ
とが好ましい。最後に、ループ領域の縦方向幅は、好ま
しくは、締結がおむつ１０の適当なフィツト形成を自動
的に生ずるようにホック領域６４の縦方向長さく　Ｌ　
、Ｒ）よりも約１インチ（約１．３ｃｍ）未満大きい。

ホック領域６４は、好ましくは、ミネソタ・マイニング
・エンド・マニュアアクチアリング・カンパニーによっ
て商品名人コツチメート（Ｓｃｏｔｃｈ−ｍａｔｅ）Ｓ
　Ｊ　３４９２で販売されている材料のパッチである。

ループ領域は、好ましくは、材料スコッチメート５Ｊ３
４９１のパッチである。ホック領域６４およびループ領
域バッチは、好ましくは、感圧接着剤を使用してそれぞ
れ機械的締結テープ５７の使用者端５８および第二層部
分４４の外側に結合される。

第４図は、シヌソイド状使用者端５８を有する締結テー
プ５４を作るのに好ましい反復パターンを示す拡大平面
図である。このパターンは、テープ材料の浪費をほとん
どまたは全く何も生じず、同時に各おむつ１０用の両方
の締結テープ５４を製造しかつ配向する。製造業者端５
６、使用者端５８、遠位端６０、端タブ６２および前記
米国特許第３，８４８．５９４号明細書に記載のＹボン
ド６６からなる特に好ましい再締結自在の粘着テープ５
５が、図示される。

第５図は、第４図の線５−５に沿ってとられる拡大断面
図である。第５図は、テープ裏張り７２およびその両端
で折り重ねられかつ感圧接着剤７６の２層によってテー
プ裏張り７２に固着されてＹポンド６６および端タブ６
２を形成する剥離テープ７４を図示する。

第４図に図示のような好ましい粘着テープ５５において
は、製造業者端５６は、縦方向幅約２．２５インチ（約
５．７ｃｍ）および横方向長さ約０．７５インチ（約１
．９ｃｍ）を有し、そして使用者端５８は、おむつの縦
方向側部における縦方向幅約２．２５インチ（約５．７
ＣＩ＋）、その遠位端６０から０．３７５インチ（約０
．９５（至））の距離における縦方向幅約０．７５イン
チ（約１．９ｃｍ）および横方向長さ約１．８インチ（
約４．６ｃｍ）を有する。

第６図および第７図は、シヌソイド状使用者端５８を有
するが第４図に図示のものよりも平らなプロフィルを有
する締結テープ５４を作る反復パターンを示す拡大平面
図である。第６図中、粘着テープ５５は、製造業者端５
６、使用者端５８・遠位端６０、およびＹボンド６６か
らなる。第７図中、機械的締結テープ５７は、製造業者
端５６、使用者端５８、遠位端６０、およびホック領域
６４（使用者端５８の下側の実質上すべてを覆う別個の
パッチ）からなる。

本発明の特定の態様が図示されかつ説明されているが、
本発明の精神および範囲から逸脱せずに各種の他の変形
および修正を施すことができることが当業者には自明で
あろう。それ故、本発明の範囲内であるすべてのこのよ
うな変形および修正を特許請求の範囲にカバーしようと
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は広いテーパー状締結テープを有する本発明の弾
性化使い捨ておむつの部分切取斜視図、第２図は着用者
にあてる時にとるであろう配置の第１図の使い捨ておむ
つを示す斜視図、第３図は本発明の別の締結テープの拡
大部分平面図、第４図は本発明の締結テープを作るのに
好ましい反復パターンを示す拡大平面図、第５図は第４
図の線５−５に沿ってとられた拡大断面図、第６図およ
び第７図は本発明の別の締結テープを作る反復パターン
を示す拡大平面図である。 １０・・・使い捨ておむつ、１２・・・トップシート、
１４・・・吸収性芯、１６・・・バックシート、１８・
・・弾性部材、２６．２８・・・縦方向側部、４２・・
・第一腰部分、４４・・・第二腰部性、５０・・・縦方
向縁部、５４・・・締結テープ、５６・・・製造業者端
、５８・・・使用者端、６０・・・遠位端。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 ＼ｒ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、液体透過性トップシート、 液体不透過性バックシート（前記バックシートは前記ト
   ップシートに貼着されている）、 液体を吸収する吸収手段（前記吸収手段は前記トップシ
   ートと前記バックシートとの間に包まれている）、 使い捨ておむつの両方の縦方向側部に隣接する縦方向縁
   部、 前記縦方向縁部の両方に操作上関連づけられる弾性部材
   、 第一腰部分および第二腰部分、および 前記第一腰部分および前記第二腰部分を重なっている配
   置に維持する締結テープ〔前記締結テープは製造業者端
   および使用者端を有し、前記使用者端は使い捨ておむつ
   の縦方向側部における縦方向幅約１．５インチ〜約４イ
   ンチ（約３．８ｃｍ〜約１０．２ｃｍ）を有し、前記使
   用者端は使い捨ておむつの縦方向側部における縦方向幅
   の約６０％未満の遠位端における縦方向幅を有する〕 を具備することを特徴とする使い捨ておむつ。 ２、前記締結テープの使用者端が、使い捨ておむつの側
   部における縦方向幅約２インチ〜約３インチ（約５．１
   ｃｍ〜約７．６ｃｍ）を有する特許請求の範囲第１項に
   記載の使い捨ておむつ。 ３、前記締結テープの使用者端が、使い捨ておむつの縦
   方向側部における縦方向幅の約４０％未満の、遠位端に
   おける縦方向幅を有する特許請求の範囲第２項に記載の
   使い捨ておむつ。 ４、前記締結テープの使用者端が、その遠位端から０．
   ３７５インチ（約０．９５ｃｍ）の距離における縦方向
   幅約０．５インチ〜約１．５インチ（約１．３ｃｍ〜約
   ３．８ｃｍ）を有する特許請求の範囲第１項に記載の使
   い捨ておむつ。 ５、前記締結テープが、粘着テープである特許請求の範
   囲第１項に記載の使い捨ておむつ。 ６、前記締結テープの使用者端が、シヌソイド様形状を
   有する特許請求の範囲第５項に記載の使い捨ておむつ。 ７、前記締結テープの使用者端が、使い捨ておむつの縦
   方向側部における縦方向幅約２インチ〜約３インチ（約
   ５．１ｃｍ〜約７．６ｃｍ）を有する特許請求の範囲第
   ６項に記載の使い捨ておむつ。 ８、前記締結テープの使用者端が、その遠位端から０．
   ３７５インチ（約０．９５ｃｍ）の距離における縦方向
   幅約０．５インチ〜約１．５インチ（約１．３ｃｍ〜約
   ３．８ｃｍ）を有する特許請求の範囲第７項に記載の使
   い捨ておむつ。 ９、前記締結テープが再締結自在であり、更に剥離テー
   プ、Ｙボンドおよび端タブからなる特許請求の範囲第８
   項に記載の使い捨ておむつ。 １０、前記締結テープが、機械的締結テープである特許
   請求の範囲第１項に記載の使い捨ておむつ。