JPS62231008A - 溶融ピツチの遠心紡糸装置における吐出制御方法及び装置 - Google Patents

溶融ピツチの遠心紡糸装置における吐出制御方法及び装置

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JPS62231008A
JPS62231008A JP7382386A JP7382386A JPS62231008A JP S62231008 A JPS62231008 A JP S62231008A JP 7382386 A JP7382386 A JP 7382386A JP 7382386 A JP7382386 A JP 7382386A JP S62231008 A JPS62231008 A JP S62231008A
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wall
duct
pitch
spinner disk
gas
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JP7382386A
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English (en)
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Toshiaki Kikuchi
敏明 菊地
Hiroaki Shono
庄野 弘晃
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JFE Steel Corp
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はピッチ繊維の遠心紡糸装置に係わり、より詳し
くは、石油又は石炭のピッチを出発原料とする等方性ピ
ッチ又はメソフェース系ピッチを加熱溶融して作られた
溶融ピッチを、側壁に多数のオリフィスを形成したスピ
ンナーディスクに供給し、そのスピンナーディスクを高
速回転させることにより、溶融ピッチをオリフィスを通
して吐出させピッチ繊維へと紡糸するピッチ繊維の遠心
紡糸Vt置における吐出制御方法及び装置に関する。
(従来の技術) 従来、側壁に多数のオリフィスを形成したスピンナーデ
ィスクを高速回転させることにより、溶@材料をオリフ
ィスを通して吐出させ紡糸する遠心紡糸装置は、ピッチ
繊維に限らず、熱可塑性合成樹脂及びガラス繊維の分野
で広く知られている。
一般的に、遠心紡糸装置においては、スピンナーディス
クが高速回転することにより生じる遠心力により溶融材
料をオリフィスから吐出し、スピンナーディスクの周囲
に連続的に飛散させることとによって、オリフィスの出
口にメニスカス(溶融コーン)を形成しながら延伸され
、繊維化される。
このように、遠心紡糸装置においては、スピンナーディ
スクの高速回転によって吐出溶融材料が延伸され、遠心
紡糸が行われるが、スピンナーディスクの高速回転は、
又、スピンナーディスクの周囲に乱気流を発生させ、か
つその底部に負圧を発生させ、これら乱気流及び負圧が
吐出溶融材料の流れを乱し延伸を阻害する原因となって
いた。
従来、熱可塑性合成樹脂及びガラスm雑の遠心紡糸装置
においては、上記乱気流及び負圧による弊害を解消する
ため、スピンナーディスクの周囲又は底部に気体の噴流
を作用させることが行われていた。例えば、米国特許第
3.372.011号には、スピンナーディスクの周囲
と底部の両方に吐出溶融材料フィラメントの外側から高
温燃焼ガス及び蒸気の噴流を作用させる技術が開示され
ており、米国特許第3.040.377号には、スピン
ナーディスクの周囲に二重に温度の異なる気体の噴流を
吐出溶融材料フィラメントの外側から作用させる技術が
開示されており、特公昭5つ−11539号には、スピ
ンナーディスクの周囲と底部の両方に、一方は高温ガス
の噴流を吐出溶融材料フィラメントの外側から、他方は
比較内冷たい空気流をその内側から作用させる技術が開
示されており、実公昭37−27408号には、スピン
ナーディスクの底部にその回転軸の軸線方向通路を通し
て空気流を作用させる技術が開示されている。これらの
技術においては、気体流又は蒸気流により、前述した乱
気流又は負圧を解消し、吐出溶融材料フィラメントの流
れを整えるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) 熱可塑性合成樹脂及びガラス繊維の遠心紡糸装置におい
ては、材料の比重が大きいため吐出溶融材料に作用する
遠心力も大きく、また溶融材料の粘度一温度曲線の勾配
が大きくかつ41維化可能な粘度の絶対値が比較的大き
い(粘性が高い)ため、吐出後の飛散距離を大きくする
ことが出来、本来的に遠心紡糸を行い易い条件が揃って
おり、又材料の比重が大きいため、前述した従来の技術
のように乱気流及び負圧を解消するため気体流または蒸
気流を作用させても、この気体流または蒸気流によって
吐出溶融材料の流れが乱されるということはなかった。
しかしながら、ピッチ繊維の遠心紡糸装置においては、
熱可塑性合成樹脂及びガラスに対してピッチという材料
の違いにより、もともと十分な延伸を得ることは困難で
あった。即ちピッチの比重は例えばガラスが約2.5で
あるのに対して約1.3と小さいため吐出溶融ピッチに
作用する遠心力も小さく、又粘度一温度曲線の勾配が大
きくかつ繊維化可能な粘度の絶対値が例えばガラスのそ
れに比べて約1/3と小さい(粘性が低い)ことにより
、吐出溶融ピッチのスピンナーディスクからの飛散距離
は短くなり、従ってオリフィス出口に形成される溶融ピ
ッチのメニスカスにおいて溶融ピッチに十分な延伸力が
作用しなかった。
又ピッチの比mが小さいことにより、前述した乱気流及
び負圧の影響をより受は易く、吐出溶融ピッチの流れが
乱れて繊維が絡み合う現象がより発生し易い。そこでこ
のような乱気流及び負圧の影響を解消するため、前述し
た従来の技術のように気体流又は蒸気流を作用させるこ
とも考えられるが、従来のやり方では、乱気流及び負圧
は解消出来ても、やはりピッチの比重が小さいことによ
り、今度はその空気流又は蒸気流により吐出溶融ビツヂ
の流れが乱され、結果として11維の絡み合いはほとん
ど低減されなかった。
従って本発明の目的は、吐出ピッチ1!雑のスピンナー
ディスクからの飛散距離を良くして吐出溶融ピッチを十
分に延伸することを可能にすると共に、スピンナーディ
スクの周囲及び底部に発生する乱気流及び負圧の影響に
より吐出溶融ピッチの繊維の流れが乱され絡み合いが生
じることを解消することの出来る、溶融ピッチの遠心紡
糸装置における吐出制御方法及び装置を提供することで
ある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明によれば、側壁に多数
のオリフィスを形成したスピンナーディスクを高速回転
させることにより、溶融ピッチをオリフィスを通して吐
出させピッチ繊維へと紡糸するピッチ繊維の遠心紡糸装
置における吐出制御方法において、オリフィスから吐出
された溶融ピッチの上下両側から、その吐出方向に沿っ
て吐出溶融ピッチを包む気体の噴流を作用させ、溶融ビ
ツヂの吐出を制御することを特徴とする吐出制御方法が
提供される。
又本発明によれば、頂壁、底壁及び側壁を備え、側壁に
は多数のオリフィスを形成したスピンナーディスクを高
速回転させることにより、溶融ピッチをオリフィスを通
して吐出させピッチ繊維へと紡糸するピッチ繊維の遠心
紡糸装置にお(ブる吐出制御装置において、スピンナー
ディスクの頂壁側及び底壁側に、それぞれ、スピンナー
ディスクを取り囲みかつそれから離隔するよう配置され
、スピンナーディスクの外側周囲に上部ダクト及び下部
ダク[−を形成1′る固定上部ダクト外壁及び固定下部
ダグ1〜外壁を備えたダクト形成手段と、固定上部ダク
ト外壁の下縁部分及び固定下部ダクト外壁の上縁部分に
、それぞれ、スピンナーディスクの側壁に近接して位置
しかつオリフィスから吐出された溶融ピッチの上下に対
向するよう一体形成され、それらの間に上部ダクト及び
下部ダクトに連通した環状ノズル口を形成する上部環状
ノズル壁及び下部環状ノズル壁と、固定上部ダクト外壁
及び固定下部ダクト外壁にそれぞれ接続され、上部ダク
ト及び下部ダクト内に気体を導入する上部気体導入管及
び下部気体導入管を備えた気体導入手段とを有すること
を特徴とする吐出制御装置が提供される。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の好適実施例を説明する。
第1図において本発明の好適実施例を適用したピッチ繊
維の遠心紡糸装置が全体的に符号2で示されている。遠
心紡糸装置2は、中央間口4を右する頂壁6a、底壁6
b、及びに1壁6aと底に+、!6bとを接続する側壁
6Cを有し、この側壁6Cには多数のオリフィス8を形
成したスピンナーディスク6と、スピンナーディスク6
の底壁6bの中心部にボルトなどで取付けられた中空の
回転駆動軸(以下中空回転軸という)10とを備えてい
る。
頂壁6a、底壁6b、側壁6Cは例えば真鋳や5LIS
でできている。
中空回転輪10はベアリング12a、12bを介して中
空固定軸14内に回転自在に軸持されている。中空回転
輪10の頂部にはプーリ16が取付けられ、このプーリ
16と図示しないモータの出力軸に取付けられたブーり
との間にベルトを巻掛けることにより、中空回転軸10
を回転駆動するようになっている。
中空固定軸14の下端部は、半径方向外方に突出した円
周フランジ14aが形成され、この円周フランジ14a
は、スピンナーディスク6の頂壁6aの中央間口4の縁
部にわずかの隙間を持ってその中央間口4を閉じ、それ
に対する上ぶたの役割をしている。また円周フランジ1
4aには溶融ピッチの供給管18が取付番プられ、その
出口がスピンナーディスク6内に開口するようになって
いる。
スピンブーディスク6の頂壁6a及び底壁6bの外表面
には、Ni−Cr合金などの通電発熱材料からなる面状
発熱体20a、20bが接触固定されている。面状発熱
体20a、20bは、図示しない配線及び回転通電機構
を介して電源に接続され、かつ図示しない温度検出器に
より温度制御が行なわれるようになっている。この面状
発熱体20a、20bは、スピンナーディスク6内に供
給された溶融ピッチ、特にオリフィス8から吐出される
瞬間の溶融ピッチの温度を正確に制御し、品質の優れた
ビッヂ繊維を紡糸するためのものであるが、本発明の要
旨とは直接関係がないので詳細な説明は省略する。なお
この面状発熱体に関する構成は特開昭62−     
 号公報(特願昭60−242373号)に先願の発明
として開示されている。
遠心紡糸装置2には、本発明の好適実施例である吐出制
御装置40が設けられている。
吐出制御装置40は、スピンナーディスク6の頂壁6a
側及び底壁6b側に、それぞれ、スピンナーディスク6
を取り囲みかつそれから離隔するよう配置され、スピン
ナーディスク6の外側に上部ダクト42a及び下部ダク
ト42bを形成する、ステンレスなどでできた固定上部
ダクト外壁44a及び固定下部ダクト外壁44bを備え
、固定上部ダクト外壁44aの下縁部分及び固定下部ダ
クト外壁44bの上縁部分には、それぞれ、スピンナー
ディスク6の側i6cに近接して位置しかつオリフィス
8から吐出された溶融ピッチの上下に対向され、それら
の間に上部及び下部ダクト42a、42bに連通した環
状ノズル口46を形成する上部環状ノズル壁46a及び
下部環状ノズル壁46bが一体に形成されている。固定
上部ダクト外壁44aは中空固定軸14の円周フランジ
14に取り付けられており、又上部及び下部環状ノズル
g146a、46bは、図示実施例では、それらの相対
する環状内壁面46c、46d間の距離がスピンナーデ
ィスク6の側壁6cにおけるオリフィス8の形成面の幅
とほぼ一致すると共に、それら環状内壁面46C,46
dが所定距離、溶融ピッチの吐出方向、即ち通常はオリ
フィス8に平行な方向(半径方向外方)に延出し、気体
の流れをその方向に案内するようになっている。固定上
部及び下部ダクト外壁44a、44bには、それぞれ、
上部及び下部ダクト42a、42b内に加圧された気体
を導入するための上部気体導入管48a及び下部気体導
入管48bが接続されている。
下部気体導入管48bは、中空回転軸1oの中央孔10
aに上下のベアリング52a、52bを介して回転自在
に取り付けられた固定中央導管として形成されており、
その下端に下部ダクト42bに連通する出口54が形成
されている。下部気体導入管48bの上端は中空回転輪
10の中央孔10aの外に突出している。上部気体導入
管48aと下部気体導入管48bの上端は、それぞれ流
伍調整弁56a、56bを介してタンクなどの加圧気体
158に接続されている。
スピンナーディスク6の頂壁6a側および底壁6b側に
は、又それぞれ、固定上部及び下部ダクト外壁44a、
44bと対面する、スピンナーディスク6と一体の可動
上部ダクト内壁62a及び可動下部ダクト内壁62bが
設(プられ、可動上部ダクト内壁62aの下縁部分64
a及びそれに対面する固定上部ダクト外壁44aの部分
66a、並びに可動下部ダクト内壁62bの上縁部分6
4b及びそれに対面する固定下部ダクト外壁44bの部
分66bは、それぞれ溶融ピッチの吐出方向、即ち半径
方向外方に向けて傾斜されており、かつ下縁及び上縁部
分64a、64bは上部及び下部環状ノズル壁46a、
46bの相対する環状内壁面46c、46dのところで
終端している。従って前述した上部及び下部ダクト42
a、42bは、より正確にはそれぞれ固定上部及び下部
ダクト外壁44a、44bと可動上部及び下部ダクト内
壁62a、62bとによって形成されており、上述した
部分64a、84b、66a及び66bの傾斜により、
上部及び下部ダクト42a、42bの対応する環状ノズ
ル口46に連なる部分も同様に傾斜し、上部及び下部ダ
クト42a、42b内に導入された気体を、その傾斜し
たダクト部分を通って流れの方向を半径方向外方にそら
しながら環状ノズル口46へと流出させ、気体の流れの
方向転換が滑らかに行われてオリフィス8から吐出直後
の溶融ピッチのメニスカス及びそれに近い部分に乱気流
ヤ負圧が作用するのを避けると共に、それら溶融ピッチ
部分及びスピンナーディスク6の側壁6Cがその気体に
より冷却されないようになっている。
スピンナーディスク6には前述したように面状発熱体2
0a、20bが設けられており、可動上部及び下部ダク
ト内壁62a、62bはこれら面状発熱体20a、20
bに対するカバープレー1−の役割もしている。
中空固定軸14の円周フランジ14aには窒素などの不
活性ガスの供給管68が取り付けられ、その先端出口は
スピンナーディスク6内に開口している。中空回転軸1
oと中空固定軸14との間及びスピンナーディスク6の
頂壁6aと固定上部ダクト外壁44aとの間には回転シ
ール70,72及び74が設けられている。
遠心紡糸装置2及び吐出制御装置40の動作は次のよう
である。まず始動時において、供給管68を通して窒素
などの不活性ガスをスピンナーディスク6内に供給する
と共に、上部及び下部気体導入管48a、48bを通し
て同様な不活性ガスを上部及び下部ダクト42a、42
b内に供給し、スピンナーディスク6内の空気を不活性
ガスに置き換えかつオリフィス8の出口が位置するスピ
ンナーディスク6の側壁6Cの周囲を不活性ガスで満た
す。ついで面状発熱体20a、20bに通電しスピンナ
ーディスク6、特にその側壁6Cを所望の温度例えば3
50℃に加熱しその温度に保持する。この時スピンナー
ディスク6内及びその側壁6Cの周囲が不活性ガスで満
たされていることにより、前回の運転停止後にスピンナ
ーディスク6及びオリフィス8内に残留していた材料ピ
ッチ及び側壁6Cの外面などに付着していた材料ピッチ
が熱せられて酸化すること、及びその結果それが変質し
、固化してオリフィス8を目詰まりさせたりすることを
防止することが出来、それら材料ピッチは温度の上昇と
共に再び溶融する。従って吐出制御装置40はまずこの
段階において、従来の供給管68によるスピンナーディ
スク6内への不活性ガスの供給に加えて、スピンナーデ
ィスク6の側壁6Cの周囲を不活性ガスで満たすことに
より、オリフィス8内の残留ピッチの酸化、及びその結
果としての変質、同化による目詰まりを完全に防止する
と共に、さらに側壁6Cの外面に付着した材料ピッチの
酸化、変質をも防止する。従って、運転停止後に従来行
っていたスピンナーディスク6のオリフィス8及び側壁
6Cの外面の清掃作業を不要にし、保守を簡素化するこ
とが出来る。
ついでスピンナーディスク6を駆動し、所望の回転数例
えば1500rpn+の回転数に保持した後、ピッチ供
給管18を通して溶融ピッチをスピンナーディスク6内
に供給し、スピンナーディスク6のオリフィス8を通し
て遠心力により吐出する。
この時吐出制御装置40の上部及び下部気体導入管48
a、48bからの不活性ガスの供給は依然として続けら
れており、上部及び下部ダクト42a、42b内へ導入
されたその気体は固定上部ダクト外壁44a及び可動上
部ダクト内壁62aの傾斜部分66a及び64a1並び
に固定下部ダクト外壁44b及び可動下部ダクト内壁6
2bの傾斜部分66b及び64bを通って溶融ピッチの
吐出方向即ち半径方向外方に進路をそらせられながら、
環状ノズル口46から気体の噴流として半径方向外方に
噴出される。従ってオリフィス8から吐出された溶融ピ
ッチにはその上下両側から吐出方向に沿ってそれを包む
気体の噴流が作用し、吐出溶融ピッチはスピンナーディ
スク6の回転により生じる遠心力とこの気体の噴流によ
り、遠くへ飛ばされ、オリフィス8の出口にメニスカス
を形成しながら延伸され、ピッチ繊維へ、と紡糸される
この時、従来の遠心力のみによる場合に比べて気体の噴
流の作用があるので、溶融ピッチの飛散距離は大きくな
り、溶融ピッチは十分に延伸される。
またこの時、スピンナーディスク6の高速回転によりそ
の周囲及び底部には乱気流及び負圧が発生するが、吐出
溶融ピッチは気体の噴流に包まれながらそれにより搬送
されるので、それら乱気流及び負圧の影響を受けること
が避けられ、又その気体の噴流により流れが乱されると
いうこともなく、整然とした流れを形成しながら吐出さ
れる。従って吐出溶融ピッチは均一に延伸されると共に
吐出溶融ピッチの流れが乱れて絡み合いが生じることが
大幅に低減し、繊維長の長いピッチ繊維が得られる。さ
らにオリフィス8の出口に形成される溶融ピッチのメニ
スカスから蒸発する低分子成分は側壁6Cの外面に付着
、堆積することなく気体の噴流により運び去られるので
、従来避けられなかった、その付着堆積物の飛散に起因
するいわゆるショットの発生及び吐出溶融ピッチの融着
、切断も防止される。
以上の動作は、吐出制御装置40において上部及び下部
ダクト42a、42bを流れる気体の流量がほぼ同じに
なるように、流量調整弁56a。
56bを調整した場合動作である。しかしながら、気体
の流量の調整の仕方はこれのみに限られず、上部ダクI
−42a内を流れる気体の流量の方が下部ダクト42b
内を流れる気体の流量よりも大きくなるように流m調整
弁56a、56bを調整し、環状ノズル口46から噴出
される気体の噴流が水平に対して適当な角度だけ下向き
になるようにすることも出来る。この場合吐出溶融ピッ
チは気体の噴流により同様に下向きに搬送されるので、
その流れが下方に絞られ、その到達領域が一定の範囲に
制限される。従って一般的にはスピンナーディスク6の
下方に遠心紡糸されたピッチ繊維を搬送するためのコン
ベアベルトがあるので、ピッチ繊維はより確実にそのコ
ンベアベルト上に到達することが出来る。従って吐出溶
融ピッチの集綿の作業性を向上させることが出来る。ま
た気体の噴流を上向きに噴出させることもでき、この場
合は吐出溶融ピッチの飛散距離がざらに大きくなり、さ
らに良好な延伸を行なうことが出来る。
なを上記動作において、スピンナーディスク6内に溶融
ピッチが供給される前までは残留及び付着ピッチ材料の
酸化、変質を防止するため、上部及び下部ダクト42a
、42bには窒素などの不活性ガスが供給されるが、溶
融ピッチの供給機通常の紡糸運転に移行した後は、必ず
しも不活性ガスを供給する必要はなく、単に加圧した空
気を供給してもよい。
本発明の第二の実施例によるピッチ繊維の遠心紡糸装置
における吐出制御装置を第2図及び第3図を参照して説
明する。この実施例においては、第一の実施例の吐出制
御装置40の構成に加えて、上部及び下部ダクト42a
、42b内に、それぞれ、スピンナーディスク6の回転
方向A(第3図参照)に湾曲しそれと一体に回転する多
数、例えば16−32個のブレード80a、80bを設
けたものである。ブレード80a、80bはそれぞれ可
動上部及び下部ダクト内u62a、62b上に等間隔に
、かつその上面及び下面の周縁部分82a、82bから
周側面84a、84bの一部にわたって位置するように
取り付けられており、又それぞれ例えば30+++mの
長さを有し、断面が高さ3 ttar 、底辺2M、上
辺1順の台形をしている。
この第二の実施例によれば、スピンナーディスク6と共
にブレード80a、80bが回転することにより、そこ
を通る気体はそのポンプ作用により加速され、環状ノズ
ル口46から噴出される気体の噴出速度が増大され、オ
リフィス8から吐出される溶融ピッチの飛散距離をさら
に長くする。
従ってより良好な延伸を行うことが出来る。
以下に本発明の吐出制御装置40を組み込んだ遠心紡糸
装置で紡糸を行った実験例を示す。
実験例1 第1図に示す遠心紡糸装置2において、オリフィス8が
円周方向に一列に配置されオリフィス数が400のもの
、オリフィス8が部列に配置されオリフィス数が合計8
00のもの、及びオリフィス8が王朝に配置されオリフ
ィス数が合計1200のものを用いて実験を行った。ス
ピンナーディスク6の側壁6Cの温度は350℃に保持
され、スピンナーディスク6は1500rpmの回転数
で回転させた。ピッチ供給管18より溶融ピッチとして
溶融した石炭系メソフェースピッチを供給し、流量調整
弁56a及び56bを操作して、上部及び下部ダクト4
2a、42b内の流量がほぼ同じとなり、環状ノズル口
46からほぼ水平方向に窒素ガスの噴流が噴出されるよ
うにしながら、全体の窒素ガスの導入量を適宜変え、上
部及び下部気体導入管48a、48bにおける窒素ガス
の導入速度を測定しかつ吐出溶融ピッチの飛散距離を測
定した。飛散距離は水平方向の距離を測定した。
比較のため窒素ガスを全く導入しなかった場合の飛散距
離も測定した。測定結果は第1表のようであった。
(第 1 表) この実験において、始動時には前回の運転停止後にオリ
フイ、28などの清掃を行わなかったに係わらず、オリ
フィス8の目詰まりは生じず、スムーズに通常の紡糸運
転に移行できた。又吐出された溶融ピッチは乱気流や負
圧の影響を受けず、均一に紡糸されると共に、吐出溶融
ピッチの絡み合いは全く起こらず、繊維長の長いピッチ
繊維が得られ、かつ溶融ピッチのメニスカスから蒸発す
る低分子成分のスピンナーディスク6における側壁6C
の外面などへの付着、堆積も起こらず、その飛散による
ショット及びピッチ繊維のa着、切断も全く見られなか
った。吐出溶融ピッチの飛散距離は第1表から分かるよ
うに、気体の噴流を作用させなかった場合に比べてそれ
ぞれ長くなっており、その結果紡糸されたピッチ繊維は
十分に延伸されていた。
実験例2 実験例1におりる内容を、環状ノズル口46から噴出さ
れる気体の噴流の噴出角度が下向き及び上向きになるよ
うに窒素ガスの導入量だけを変えて実験を行った。ここ
で噴出角度は、スピンナーディスク6の側壁6Cに直角
な線分を基準として測定し、噴出角度を変えるための窒
素ガス導入量の調整は流量調整弁56aおよび56bの
操作により行い、上部及び下部気体導入管48a、48
bにおける窒素ガスの導入速度を測定した。その結果は
第2表のようであった。この実験においても、オリフィ
ス8の目詰まりは起こらず、ピッチi1Mの絡み合いも
起こらず、溶融ピッチの低分子成分の付着、堆積も生じ
ず、均一で繊維長の長いピッチaI維が得られた。又第
2表の(1)、(3)の場合は、気体の噴流の噴出角度
、従って溶融ピッチの吐出角度が水平方向から下方に変
化し、紡糸されたピッチ繊維が下方に位置するコンベア
ベルト上にうまく到達し、集綿の作業性が向上した。さ
らに第2表の(2)の場合は溶融ピッチの吐出角度が上
方に変化し、飛散距離はさらに大きくなって、延伸がよ
り良好に行われた。
(第 2 表) 実験例3 第2図及び第3図に示す実施例の遠心紡糸装置を用いた
以外実験例1の場合と同様の要領で実験を行った。ブレ
ード80a、80bの数はそれぞれ20個づつとし、か
つ各々良さが301m、断面が高さ3M、底辺2履、上
辺1Nの形状のものとした。その結果は第3表のようで
あった。この実験においても、オリフィス8の目詰まり
は起こらず、ピッチ繊維の絡み合いも起こらず、溶融ピ
ッチの低分子成分の付着、堆積も生じず、均一で繊維長
の長いピッチ繊維が得られた。ざらにこの実験において
は、第3表から分かるように、実験例1の結果に比べて
、窒素ガスの噴出速度が増加し、吐出溶融ピッチの飛散
距離は約10−30%増大した。その結果紡糸されたピ
ッチ繊維の延伸はより良好に行われた。
(第 3 表) (発明の効果) 以上明らかなように、本発明のピッチ繊維の遠心紡糸装
置における吐出制御方法及び装置によれば、スピンナー
ディスクの側壁に近接して環状ノズル口を形成し、オリ
フィスから吐出された溶融ピッチの上下両側から、その
吐出方向に沿って吐出溶融ピッチを包む気体の噴流を作
用させるようにしたので、吐出溶融ピッチの飛散距離が
長くなり、十分に延伸することが出来、かつ吐出溶融ピ
ッチは気体の噴流に包まれて搬送されるので、スピンナ
ーディスクの高速回転によりその周囲及び底部に生じる
乱気流や負圧の影響を受けず、従って吐出溶融ピッチは
均一に延伸され、紡糸されたピッチ繊維の径のばらつき
が最小限に抑えられると共に、吐出溶融ピッチの流れが
乱れ絡み合いが生じることが防止され、繊維長の長いピ
ッチ繊維を製造することが可能となった。
又オリフィスの出口に形成される溶融ピッチのメニスカ
スから蒸発する低分子成分は気体の噴流により運び去ら
れるので、それがスピンナーディスクの側壁に付着、堆
積し、その後そこから飛散することに起因するいわゆる
ショットの発生、ビツヂIl維間の@着及び切断が全く
解消された。
又導入される気体を窒素などの不活性ガスにすることに
より、始動時スピンナーディスクの昇温に先立って、ス
ピンナーディスク内だけでなくその側壁の周囲をも不活
性ガスで満たずことが出来、これによりスピンナーディ
スクの昇温時オリフィス内などに残留、付着していた材
料ピッチを酸化させたり、その結果としての変質、固化
によりオリフィスの目詰まりを起こしたりすることを防
止することが出来、その結果スピンナーディスクのオリ
フィスなどの清掃をする必要がなくなり、スピンナーデ
ィスクの保守を簡素化出来る。
さらに上部ダクト内と下部ダクト内の気体の流量を調整
し、環状ノズル口から噴出される気体の噴流の方向を下
方に変えることにより、溶融ピッチの吐出方向を下方に
絞ることが出来、これにより吐出溶融ピッチの到達領域
を制限し、集綿の作業性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一好適実施例による吐出制御装置を組
み込んだ遠心紡糸装置の一部断両立面図であり、第2図
は本発明の他の実施例による吐出制御装置を示す遠心紡
糸装置の一部分の断面図であり、第3図は第2図に示し
た遠心紡糸装置の部分を、固定上部ダクト外壁及び固定
下部ダクト外壁を取り除いた状態での左方から見た正面
図である。 図中、符号2・・・遠心紡糸装置、 6・・・スピンナーディスク、6a・・・頂壁、6b・
・・底壁、6C・・・側壁、8・・・オリフィス、40
・・・吐出制御装置、42a・・・上部ダクト、42b
・・・下部ダクト、 44a・・・固定上部ダグl−外壁、 44b・・・固定下部ダクト外壁、 46・・・環状ノズル口、46a・・・上部環状ノズル
壁、46b・・・下部環状ノズル壁、 48a・・・上部気体導入管、 48b・・・下部気体導入管、 56a、56b−・・流1調整弁、 62a・・・可動上部ダクト内壁、 62b・・・可動下部ダクト内壁、 64a、64b、66a、66b−・・傾斜部分、80
a、80b・・・ブレード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)側壁に多数のオリフィスを形成したスピンナーデ
    ィスクを高速回転させることにより、溶融ピッチをオリ
    フィスを通して吐出させてピッチ繊維へと紡糸するピッ
    チ繊維の遠心紡糸装置における吐出制御方法において、 オリフィスから吐出された溶融ピッチの上下両側から、
    その吐出方向に沿つて吐出溶融ピッチを包む気体の噴流
    を作用させ、溶融ピッチの吐出を制御することを特徴と
    する吐出制御方法。
  2. (2)頂壁、底壁及び側壁を備え、側壁には多数のオリ
    フィスを形成したスピンナーディスクを高速回転させる
    ことにより、溶融ピッチをオリフィスを通して吐出させ
    たピッチ繊維へと紡糸するピッチ繊維の遠心紡糸装置に
    おける吐出制御装置において、 スピンナーディスクの頂壁側及び底壁側に、それぞれ、
    スピンナーディスクを取り囲みかつそれから離隔するよ
    う配置され、スピンナーディスクの外側周囲に上部ダク
    ト及び下部ダクトを形成する固定上部ダクト外壁及び固
    定下部ダクト外壁を備えたダクト形成手段と、 固定上部ダクト外壁の下縁部分及び固定下部ダクト外壁
    の上縁部分に、それぞれ、スピンナーディスクの側壁に
    近接して位置しかつオリフィスから吐出された溶融ピッ
    チの上下に対向するよう一体形成され、それらの間に上
    部ダクト及び下部ダクトに連通した環状ノズル口を形成
    する上部環状ノズル壁及び下部環状ノズル壁と、 固定上部ダクト外壁及び固定下部ダクト外壁にそれぞれ
    接続され、上部ダクト及び下部ダクト内に気体を導入す
    る上部気体導入管及び下部気体導入管を備えた気体導入
    手段と、 を有することを特徴とする吐出制御装置。
  3. (3)ダクト形成手段が、上部ダクト及び下部ダクト内
    にそれぞれスピンナーディスクと一体に回転するよう設
    けられ、かつスピンナーディスクの回転方向に湾曲され
    た多数のブレードを備えている特許請求の範囲第2項記
    載の吐出制御装置。
  4. (4)気体導入手段が、上部気体導入管及び下部気体導
    入管にそれぞれ接続され、上部ダクト及び下部ダクト内
    への気体の導入量を調整する弁手段を備えている特許請
    求の範囲第2項記載の吐出制御装置。
  5. (5)ダクト形成手段が、スピンナーディスクの頂壁側
    及び底壁側に、それぞれ、固定上部ダクト外壁及び固定
    下部ダクト外壁と対面するよう設けられた、スピンナー
    ディスクと一体の可動上部ダクト内壁及び可動下部ダク
    ト内壁を備え、可動上部ダクト内壁の下縁部分及びそれ
    に対面する固定上部ダクト外壁の部分並びに可動下部ダ
    クト内壁の上縁部分およびそれに対面する固定下部ダク
    ト外壁の部分が溶融ピッチの吐出方向に向けて傾斜させ
    られている特許請求の範囲第2項記載の吐出制御装置。
JP7382386A 1986-03-31 1986-03-31 溶融ピツチの遠心紡糸装置における吐出制御方法及び装置 Pending JPS62231008A (ja)

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