JPS62227636A - ハニカムパネル構造体の製造法 - Google Patents

ハニカムパネル構造体の製造法

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JPS62227636A
JPS62227636A JP6987286A JP6987286A JPS62227636A JP S62227636 A JPS62227636 A JP S62227636A JP 6987286 A JP6987286 A JP 6987286A JP 6987286 A JP6987286 A JP 6987286A JP S62227636 A JPS62227636 A JP S62227636A
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JP
Japan
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honeycomb
core material
guide rods
laminate
panel structure
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Pending
Application number
JP6987286A
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English (en)
Inventor
飛田 幸司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、いわゆる展張方式と一般に呼ばれているハニ
カムパネル構造体の製造法に関する。
(従来の技術) 従来より、内部に多数のハニカム状の空間が形成された
ハニカムコア材の両面に面板を挟んで一体化したサンド
イッチ構造のいわゆるハニカムパネル構造体は、軽量で
曲げや圧縮応力に強いことなどから、車両の車体材料、
航空機の機体材料あるいは建築材料等として各種の産業
分野において広く利用されている。そして、一般には、
このハニカムパネル構造体に使用されるハニカムコア材
は、多数の短冊状のコアシートでもって形状の等しい略
正六角形状のハニカム状空間を区画形成してなり、この
ハニカム状空間により上記特性を備えることができるも
のである。
そして、このようなハニカムパネル構造体として、例え
ば特開昭56−136353号公報に開示されているよ
うに、ハニカムコア材内にシート積層方向に延びる複数
本の棒状体を所定間隔をあけて挿入し、該各棒状体でも
ってコア材に対する面板接合に際しコア材が縮むのを規
制するようにしたものが知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上)ホの如き特性を有するハニカムコア材に
も局部的な圧縮荷重に対する強度が極めて弱いという欠
点がある。このため、例えばハニカムパネル構造体に対
し各種部品等をボルト締めにて取り付ける場合、ハニカ
ムパネル構造体の部品等取付箇所はポル1〜締めによる
圧縮荷重が局部的に集中するところであることから、ハ
ニカムコア材の−F記取(=J箇所に相当する部分に座
屈が発生し易く、この斤屈により該部分のコア材がつぶ
れてその強度が部分的に低下するという問題がある。
したがって、この問題を解決するためには、ハニカムコ
ア材の上記取付箇所に相当する部分に予めハニカム状空
間の大きざが小ざい別のコア材を嵌め込んで部分的にコ
ア密度の高い部分を形成してボルト締めによる圧縮荷重
に耐え得るようにしなければならず、段取作業に手間が
かかって煩わしいという問題があった。
この問題は上記の従来のものにおいても例外ではない。
つまり、コア材内に棒状体を挿入することは展張後にお
ける展張率の変化を防止するこそすれ、このこと自体は
なんらコア密度を部分的に変えることにはならず、上述
の如き圧縮荷重が局部的に集中する箇所を強度アップす
るということに対して解決手段が施されていない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、ハニカムコア材のハニカム状空間を
形成する前段階で、コア材のコア密度を部分的に高める
手段を講することにJ、す、別途用意したコア密度の高
いコア材を展張後のコア材に部分的に嵌め込んで補強す
る必要がなく、よってこのための段取作業を行うことな
く簡単にコア材の圧縮荷重が局部的に集中する箇所を強
度アップせしめたハニカムパネル構造体をjqるように
ぜんとすることにある。
(問題点を解決するだめの手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、まず
、所定間隔をあけて接着剤が塗イ[された多数のコアシ
ートをその各接着剤塗布部が一定の規則性をもって位置
するように積層接着してなる積層体を用意する。そして
、該積層体に少なくとも2個の貫通孔をシート積層方向
に貫通形成した後、該各婁通孔に案内棒を挿入して案内
棒の間隔をシート積層方向で部分的に異ならせる。次に
、上記積層体を案内棒に沿って展張することにより案内
棒の間隔に応じて展張率を変化ゼしめたハニカムコア材
を形成する。しかる後、該コア材の両面に面板を接合し
てハニカムパネル構造体を得る方法にする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、多数のコアシートを積
層接着してなる積層体がシート積層方向の両側より引っ
張られて展張せしめられる際、その積層体は、その貫通
孔に挿入されて間隔をシート積層方向で部分的に異なら
せた案内棒に沿って展張案内されることから、展張によ
り形成されるハニカムコア材の展張率は上記案内棒の間
隔が広いところでは展張率が小さくなってコア密度が他
の部分に比べて高められるεととなる。これにより積層
体の展張に際し該積1―体に案内棒を挿入する簡単な操
作だけでコア材の所望の部分のコア密度を変化せしめて
部分的に強度アップ化を図ることかできることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係るハニカムパネル構造体製
造法における製造工程を示し、まず、同図(a)に示す
ようにハニカムパネル構造体1の主構成部材でおるコア
シート積層体2を用意する。
この積層体2は通常、以下の如くして形成される。
すなわち、例えば図示しない多数のアルミニウム製薄板
材に所定間隔をあけて接着剤を条線状に塗r5シ、この
多数の薄板材をその各接着剤塗布部が一定の規則性をも
って位置するように積層配列した状態で加圧により互い
に接着した後、接着剤塗布部r部の配列方向に所定寸法
に切断することにより、第2図に示すように多数の短I
行状のコアシート3゜3、・・・でもって角柱状の積層
体2を形成する。図中、4,4.・・・はそれぞれ各コ
アシート3にa3 Cプる接着剤塗布部i部を示し、該
接着剤塗布部r部4はコアシート3の長手方向に図中破
線にて示す如く等間隔に区画された領域Δ A、・・・
に3つおきに形成され、互いに面接触するコアシート3
,3では一方のシート3の各接着剤塗布部4が他方のシ
ート3の相隣る接肴剤塗イ「部4,4の中間に位置する
領域へ−に対応するように配置されている。
このようにして形成された積層体2に第1図(a)に示
ずように2個の貫通孔5.5をシート積層方向に所定間
隔をあけて貫通形成し、該各貫通孔5に案内棒6を第1
図(b)に示すように挿入する。この各案内棒6は略中
央部が所定長さだけ長手方向に亘って折り曲げられて折
曲部6aが形成され、かつ直径が上記貫通孔5の孔径よ
りも小ざくなるように3ジ定されており、上記各σ4通
孔5への挿入に際しては図に示す如く各案内棒6の上記
折曲部6aを上方に向けた状態で積層体2の各貫通孔5
の一端側より挿入して積層体2が各折曲部6aに位置す
るように配置する。
次に、■開側案内棒6,6を第1図(C)に示すように
その折曲部6a、6aが外側方に張り出すようにそれぞ
れ軸心回りに90度回転させ、両案内棒6,6の間隔を
上記折曲部6a、5a間では広く、その他の部分では狭
くしてシート積層方向で部分的に異ならせた後、上記両
案内棒6,6を回転不能に固定支持する。この状態で積
層体2の上記折曲部5a、58間が展張後のハニカムコ
ア材8における圧縮荷重が局部的に集中する筒所に相当
する。
そして、この状態で積層体2をシート積層方向(図で左
右方向)に引っ張って第1図(d)の如く案内棒6,6
に沿って展張する。この展張により積層体2には相隣る
コアシート3,3の非接着部間にハニカム状の空間7,
7.・・・を有するハニカムコア材8が形成されるが、
このハニカム状空間7,7.・・・の拡大化に伴い積層
体2の幅(シート積層方向と直交する方向の長さ)が漸
次狭くなる。つまり展張率が大きくなるほど@層体2の
幅が狭くなる。因に展張前の積層体2の幅を1とすると
、各ハニカム状空間7が正六角形状に形造られる展張後
のハニカムコア材8の幅は略2/3になる。ところが、
上記積層体2には案内棒6,6が挿入されていて、該両
案内棒6,6によって予めハニカムコア材8の幅が所定
幅に設定されるようになされていることから、展張する
につれて狭くなるハニカムコア材8の幅が上記案内棒6
,6によって設定された一定幅に達するとそれ以上は狭
くならず、これによりハニカムコア材8のそれ以降の展
張が規制される。つまり上記折曲部5a。
6a間では貫通孔5の孔径と案内棒6の軸径との差に相
当するだけ僅かに展張するだけであるが、伯の部分はざ
らに展張する結果、折曲部6a、6a間の展張率が両折
曲部5a、5aの突出寸法に相当する分だけ他の部分よ
りも小さくなり、よって案内棒6,6の間隔に応じて展
張率が変化せしめられたハニカムコア材8が形成される
このようにして部分的に展張率の異なる領域を形成した
後、第1図(e)の如くコア材8の両面に面板9,9を
コアシート3,3.・・・間のハニカム状空間7.7.
・・・を密開寸ろように接合し、しかる後、両側端部を
長手方向に所定寸法だけそれぞれ切断(いわゆる耳カッ
ト)して上記展張率の小さい部分の突出部を取り除くこ
とにより、コア材8を面板9,9でサンドイッチ@造に
一体化した矩形状のハニカムパネル構造体1を1qる。
なお、両案内棒6,6は両面板9,9を接合した後に取
り除いてもよいが、コア材8を補強する意味で残してお
くほうが好ましい。
このようにして得られたハニカムパネル構造体1は案内
棒6,6の折曲部6a、6aに相当する部分のコア密度
が上述の如くして高くなって大きな圧縮荷重に十分耐え
得るようになされている。
このように本実施例では、積層体2に案内棒6゜6を挿
入して案内棒6,6聞のシート積層方向の間隔を部分的
に変えることにより、展張により形成されるハニカムコ
ア材8の展張率を上記案内棒6.6の間隔に応じて異な
らせるようにすることから、コア密度の異なるコア材を
嵌め込む手間が省け、圧縮荷重が局部的に集中する箇所
が強度アップされたハニカムパネル構造体1を簡単に冑
ることができる。
なお、上記実施例では、両案内棒6,6を積層体2に挿
入してその折曲部6a、6a@積層体2に挿入配置せし
めたのち該両案内枠6.6を90度回転させることによ
り両案内棒6,6の間隔を部分的に変えるようにしたが
、これに限らず、例えば予め間隔を部分的に変えた状態
で並設した両案内棒6,6の各々の一端を積層体2に挿
入し、該積層体2を定位置に保持した状態で両案内棒6
゜6の他端側に向Cプて展張するようにする方法も採用
可能である。
また、上記実施例では、2本の案内棒6,6を積層体2
の貫通孔5,5にそれぞれ挿入することによりハニカム
コア材8の展張率を変えるようにしたが、これに限らず
、例えば上記案内棒6,6の中間に折曲部6aのない別
の案内棒を挿入並段して3本の案内棒6,6.6でもっ
て展張案内するようにすることも採用可能であり、この
場合は案内棒が2本のものに比べて展張操作を確実に行
い得るという利点を有する。
さらに、ハニカムコア′vi5を構成するコアシート3
,3.・・・はアルミニウム製のものに限らず、プラス
チック製のものや紙製のものなどその他用途に応じて適
宜の材質のものを採用することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ハニカムコア材
のハニカム状空間を形成する積層体に少なくとも2本の
案内棒を挿入して案内棒の間隔をシート積層方向で部分
的に異ならせるようにしたので、展張後にコア密度の異
なるコア材を別途嵌め込むという余δ1な作業を行うこ
となくコア密度を部分的に高めることができ、よってコ
ア材の圧縮荷垂が局部的に集中する箇所が強度アップさ
れたハニカムパネル構造体造体を簡単に得ることかでき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は製造工程を示す
工程図、第2図は積層体の形成要領を説明するための斜
視図である。 1・・・ハニカムパネル構造体、2・・・積層体、訃・
・コアシート、4・・・接着剤塗布部、5・・・貫通孔
、6・・・案内棒、7・・・ハニカム状空間、8・・・
ハニカムコア材、9・・・面板。 特 許 出 願 人  マツダ株式会社 −゛−第2図 第1図 一1武ζ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定間隔をあけて接着剤が塗布された多数のコア
    シートをその各接着剤塗布部が一定の規則性をもって位
    置するように積層接着してなる積層体に少なくとも2個
    の貫通孔をシート積層方向に貫通形成し、次いで、該各
    貫通孔に案内棒を挿入して案内棒の間隔をシート積層方
    向で部分的に異ならせた後、上記積層体を案内棒に沿つ
    て展張することにより案内棒の間隔に応じて展張率を変
    化せしめたハニカムコア材を形成し、しかる後、該コア
    材の両面に面板を接合してハニカムパネル構造体を得る
    ことを特徴とするハニカムパネル構造体の製造法。
JP6987286A 1986-03-28 1986-03-28 ハニカムパネル構造体の製造法 Pending JPS62227636A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6987286A JPS62227636A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 ハニカムパネル構造体の製造法

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ID=13415310

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JP (1) JPS62227636A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01299499A (ja) * 1988-05-27 1989-12-04 Toshiba Corp コリメータの製造方法
JPH0690505A (ja) * 1992-09-08 1994-03-29 Toshiba Toransupooto Eng Kk 超電導磁石装置
JPH1066205A (ja) * 1997-06-02 1998-03-06 Toshiba Transport Eng Kk 超電導磁石装置

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