JPS6222710A - 日焼け止め化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、日焼は止め化粧料に関するものであるＯ （従来の技術） 従来、日焼は止め化粧料は紫外線の隠ぺい力を上げる目
的で粒子径１０〜４０ミクロンの酸化チ□タン、酸化鉄
などを含有させたシ、いわゆる有機の紫外線吸収剤を、
ワセリン、パラフィン、アルコール類などに溶解、ある
いは分散さ、せ、成分として含有させたシしている。

また、皮膚に塗布したときの滑）効果を上げるなどの目
的で、ポリエチレン、ナイロン、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリスチレン等の樹脂粉末もその−成分として配
合されている。

（発明が解決しようとする問題点） 従来、日焼は止め化粧料は、ワセリン、パラフィンなど
の賦形剤の存在下で上記の無機顔料、紫外線吸収剤、樹
脂粉末などをそれぞれ所定量配合。

混合して製造されていた。

本発明者らは予め、紫外線吸収剤を均一に分散含有させ
た樹脂を微粉末にし、これを他の無機顔料などの必要成
分と混合することにより、皮膚を紫外線より保護すると
いう紫外線吸収剤本来の性質を損うことなく、一方では
紫外線吸収剤を樹脂中に混合することにより、化粧料調
整の工程を簡略化できるばかりでなく、皮膚に塗布した
場合、ワセリン、パラフィンなどのいわゆる連続した相
中で皮膚と紫外線吸収剤が接触するのではなく、不連続
に分散した樹脂が皮膚と接触し、紫外線吸収剤が直接接
触しないため、皮膚の保護上好ましいことを知り、本発
明を完成した。

〔発明の構成〕

（問題を解決するだめの手段）（作用）微粉末の製造は
、予め合成された樹脂を微粉末化する方法と、乳化重合
などの重合過程において所望の粒子径をもった微粉末を
得る方法とに大別される。前者の例としては、ポリオレ
フィン、ビニル重合体、オレフィン−ビニル共重合体、
オレフィン−アリル共重合体、ポリアミド、アクリルａ
ｔ　脂、ポリスチレン、セルロース、ポリエステルなど
が例示され、例えば、機械的粉砕法、ノズル吹出し法、
溶解法１分散法などの方法で微粉末化することができる
。

後者の例としては、ビニル重合体、オレフィン−ビニル
共重合体、オレフィン−アリル共重合体。

ポリアミド、アクリル樹脂、ポリスチレン、ポリエステ
ルなどが例示される。

しかしながら本発明のように、紫外線吸収剤を含有する
微粉末を得ようとすれば、後者のように重合過程におい
て所望の粒子径をもった微粉末を得ることは難しく、前
者の方法が一般的には有利であると言われている。

即ち、本発明の微粉末は樹脂１００重量部に対し、１〜
５０重を蔀の紫外線吸収剤をミキシングロール、ニーダ
−、エクストルーダー、バンバリミキ丈−などの混練機
を用いて実質的に均一に溶融混合せしめた後、前記ノズ
ル吹出し法、溶解法。

分散法などの粉砕法を樹脂の種類に応じて適゛宜選択使
用すればよく、特に限定されるものではないが、紫外線
吸収剤を混合したポリオレフィンを水媒体中で、エチレ
ンオキシド−プロピレンオキシド共重合体の存在下、加
熱、加圧下で耐融攪拌して乳化液を得、とれを紫外線吸
収剤を含有するポリオレフィンの軟化温度以下に冷却し
て製造した真球状微粉末を用いるのが好ましい場合が多
い。

ミクロン以下、通常５〜２０（’クロンのものを使用す
るのが便利である。

紫外線吸収剤の種類は、ベンゾフェノン系化合物、ベン
ゾトリアゾール系化合物、サリチル酸誘導体、蓚酸アニ
ＩＪド誘導体、安息香酸誘導体およびジチオカーバメイ
トなどのニッケル化合物ガどが例示されるが、本発明で
使用できる紫外線吸収剤は、化粧料に使用するのである
から化粧品原料基準あるいは、汎用化粧品原料基準記載
のものでなければならないのは当然である。

紫外線吸収剤の使用量は、樹脂１００重量部に対し、１
重量部以上好ましくは３重量部〜５０重量部の範囲で含
有させる。従来一般に使用されている樹脂には製造時に
紫外線吸収剤が配合されているが、その目的とするとこ
ろは、専ら樹脂を原料として製作した成形品の耐候性を
上げるためのものであるから、本発明の目的とは異なり
、その使用量も樹脂１００重量部に対し、通常０．１〜
０．２重量部、多くとも０．５重量部以下の極めて少量
である。

化粧料など′に使用して皮膚を日焼けから防止するとい
う目的から紫外線吸収剤を樹脂１００重量部に対し、１
〜５０重量部の範囲で樹脂自身に比較的多量含有させ、
しかも該樹脂を微粉末となし化粧料成分として有効な紫
外線吸収剤と微粉末樹脂を複合一体化したことは、これ
までにない本発明の特徴である。

本発明で使用される樹脂の粒径は、化粧料の種類により
異なるが、１０ミクロン〜２０ミクロンの範囲のものが
よく使用される。１０ミクロン以下、あるいは２０ミク
ロン以上のものも使用することはできるが、その消費量
は比較的少ない。化粧品の種類によっては肌触りを重視
する場合もあるので、この場合は前記真球状微粉末ポリ
オレフィンを用いるのが望ましい。

本発明の化粧料は、上記の必須成分に加えて、必要量の
油性成分、保湿剤、界面活性剤、顔料。

香料、防腐剤などを配合したものである。

〔実施例〕

以下実施例により本発明を説明する。

実施例１．　　　日焼は防止オイル （１）　　オリーブ油　　　　　　４５％（２）流動パ
ラフィン　　　　　　　　５０％（３）　　紫外線吸収
剤含有ポリエチレン　　５％（４）　　　香　　　　　
　　料　　　　　　　　　　　　少　量比較例１゜ （１）オリーブ油　　　　　　４５％ （２）流動パラフィン　　　　　　　　５０％（３）　
　ポリエチレン　　　　　　　　　５％（４）香　　料
　　　　少量 実施例２、 （１）オリーブ油　　　　　　４０Ｙ；（２）　　流動
パラフィン　　　　　　　　５０％（３）　　紫外線吸
収剤含有ナイロン　　　　５′！Ｘ（４）酸化チタン　
　　　　　５％ （５）香　　料　　　　少量 実施例３゜ （１）　　　オ　　リ　−　ブ　油　　　　　　　　　
　　　　　４５　に（２）　　流動パラフィン　　　　
　　　　５０％（３）　　　紫外線吸収剤含有ポリメチ
ルメタクリレート　５　％（４）香　　料　　　　少量 実施例４゜ （１）オリーブ油　　　　　　４５％ （２）流動パラフィン　　　　　　　　５０％（３）　
　紫外線吸収剤含有ポリスチレン　　　５％（４）香　
　料　　　　少量 実施例５．　　日焼は防止パウダー （１）　　　タ　　　　ル　　　　り　　　　　　　　
　　　　　　　　　７０　％（２）結晶性セルロース　
　　　　　　　５％（３）　　ケイ皮酸エステル　　　
　　　　　５％（４）　　紫外線吸収剤含有ポリエチレ
ン　　１０％（５）酸化チタン　　　　　１０に （６）香　　料　　　　少量 実施例６．　　日焼は防止ローシヨン （１）　　　蒸　　　留　　　水　　　　　　　　　　
　　　６９．４％（２）　　プロピレングリコール　　
　　　１５％（３）　　　　エ　　タ　　ノ　　−　ル
　　　　　　　　　　　　　　　　　１０　％（４）　
　紫外線吸収剤含有ポリプロピレン　　　５　％（５）
　　　活　　　性　　　剤　　　　　　　　　　　　　
０．５％（６）Ｌ−メントール　　　　　　　　　０．
１に（７）香　　料　　　　少量 実施例７．　　日焼は防止乳液 （１）　　　精　　　製　　　水　　　　　　　　　　
　　６５　に（２）ホ！ＪエチレンクＩＪ　＝＋　−ル
５％（３）　　ステアリン酸　　　　　　　　　２に（
４）　　セチルアルコール　　　　　　　　　１　％（
５）　　　　ワ　　　セ　　　リ　　　ン　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　５　　％（６）オリー
ブ油　　　　　　８ｃＸ （７）流動パラフィン　　　　　　　　　２％（８）　
　　活　　　性　　　剤　　　　　　　　　　　　　３
　％（９）　　紫外線吸収剤含有ナイロン　　　　９％
（イ）香　　料　　　　少量 実施例８．　　日焼は止めクリーム （１）　　　精　　　製　　　水　　　　　　　　　　
　　　４６　　ｔＸ（２）　　ホリエチレングリコール
　　　　　　　５　に（３）　　セチルアルコール　　
　　　　　　　　５　％（４）　　　　ワ　　　セ　　
　リ　　　ン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
１０　　に（５）オリーブ油　　　　　　１５に （６）流動パラフィン　　　　　　　　　５％シクロク
リスタリンワックス　　　　　５　π（７）　　　活　
　　性　　　剤　　　　　　　　　　　　　　４　％（
８）　　紫外線吸収剤含有ポリエチレン　　５％（９）
　　　香　　　　　　　料　　　　　　　　　　　　少
　量〔発明の効果〕 本発明の日焼は止め化粧料は、微小樹脂粒子中に紫外線
吸収剤が綽り込まれた状態で均一分散されているため、
これを塗った際、皮膚への接触が直接的でないので皮膚
保護の観点から好ましい結果が得られる。また樹脂と紫
外線吸収剤とを別々に配合する方法と比較すれば効率的
である。さらに樹脂本来の滑り効果により、すぐれた仕
上り状態も得られる。

【図面の簡単な説明】

図−１は、本発明の実施例１．と比較例１．の紫外線吸
収スペクトル透過率を表わしたものである。 配−１紫外線、卿更ス心フト）し 波長ノ＼　（ｎｒｎ） （ＣＬ）丸軟袈１１ （ｂ）＊施夕ＩＩ （プし）減率１凡と　１５ミフＤン （后笑板Ω間に塗布）

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. （１）紫外線吸収剤を実質的に均一に含有する樹脂微粉
   末を配合させてなる日焼け止め化粧料。
2. （２）樹脂１００重量部に対し、紫外線吸収剤を１〜５
   ０重量部含有した樹脂微粉末である特許請求の範囲（１
   ）記載の化粧料。
3. （３）紫外線吸収剤含有樹脂微粉末を化粧料中に２〜５
   ０重量部配合する特許請求の範囲（１）記載の化粧料。
4. （４）樹脂が真球状微粉末ポリオレフィンである特許請
   求の範囲（１）記載の化粧料。
5. （５）樹脂がポリエチレンである特許請求の範囲（４）
   記載の化粧料。
6. （６）樹脂がナイロンである特許請求の範囲（１）記載
   の化粧料。
7. （７）樹脂がポリメチルメタクリレートである特許請求
   の範囲（１）記載の化粧料。
8. （８）樹脂がポリスチレンである特許請求の範囲（１）
   記載の化粧料。