JPS62214299A - 扇風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は横流ファンを有する扇風機に係り、特に縦長の
移動可能な省スペース扇に関する。

〔従来の技術〕

従２’ＷＬ流ファンを利用した扇風機として例えば実公
昭５７−２６０７８号などに記載のように送風方向を広
げる手段は種々考えられていた。しかし送風の向きは変
えられるが連続的な動きはなく、又横流ファンの横長の
分だけスペースが必要となるものであった。又従来この
形の扇風機は小形の机上などで使用するタイプであった
。又横流ファンを利用し送風方向を左右な自動的に制御
する例としては例えば特公昭５１−４８３６８号などに
記載のように窓に取付けて使用される。いわゆるウィン
ドウファン関係に、見られる。ただいずれも送風変換は
枠体内に風向板を設け、風向板を変化させて行うもので
あり、そのために風向板の動作分だけ枠体が大きくなっ
たり、風向板の大きさに位置によっては有効な変化が得
られず、又構造的にもかなり複雑なものとなっていた。

又従来の一般的な軸流ファンの扇風機においては軸流フ
ァン及び電動機、保護枠が基台上部に設置されているの
で安定性確保の為前記部品等を支持する基台がかなり大
きくなったり、基台から電動機、保護枠が出張るため特
に首振動作で他製品に接触なども生じるなどスペース的
にもある範囲を要し、どこにでも置けるということには
いかなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記横流ファン利用の製品では枠体の小型化。

移動性、有効なる送風変化は考慮されておらず、又横流
ファン利用の従来扇風機においては基台の小型化、安定
性の外装品との接触及び、ファンに対する安全性などの
問題があった。又送風範囲においても扇風機として昨今
は椅子、フロアの生活が多くなってき生活に合った送風
、形等考慮の必要が生じてきた。

本発明の目的はこれら従来品に変るべく取り扱い性の良
い、縦長の新規な扇風機を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本目的は横流ファンを利用し、主モータを下部に縦長な
構成、首振り可能扇とすることで、送風範囲が広く、基
台より枠体が出張ることがなく、安定した省スペース形
及び縦長の風を得ることができ、又可搬式の扇風機を構
成するものである。

〔作用〕

移動可能な床上扇において、合成樹脂で作られた横流フ
ァンを回す主モータを枠体の下部に設置したので合成樹
脂より構成される枠体を含めた主体部の重心位置が下り
、主体部を支持する基台の。

小形化が計れると共に主体部が基台部大きさ内となるの
で、設置面、空間部を含め基台大きさのスペースがあれ
ばよく、従来と異る新しい形の扇風機として提供できる
。

又横流ファンを縦長に設置しであるので縦長の風が得ら
れると共に首振りさせることにより、より広い範囲への
送風が出来、使用、場所２人数に合せた場所への移動、
範囲の選択が容易となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第４図により説
明する。

１はプラスチックで構成された前ケース、２は同様持手
用空間部２′を有する後ケースで、前ケース１と後ケー
ス２で枠体Ａを構成している。３は前ケース１内に締結
した金具４を介し後ケース２を締結するねじである。後
ケース２の下部には挿入爪２Ａを設け、前ケース１に設
けた挿入口ＩＡに差し込んである。

５は枠体Ａの上部壁面に設置した速度変換スイッチであ
り、６は枠体Ａの首振回動切換スイッチである。７は縦
方向に設置１１された横流ファンであり、前ケース１の
下部に金具８を介し複数本のねじ９で締結した主モータ
１０と締結具１１で下端部を締結しである。横流ファン
７の上端は、軸部７Ａを軸受１２に挿入支持しである。

軸受１２を有す支持板１２Ａは一端をねじ１３等により
前ケース１に挿入支持し、他端は後ケース２に挿入支持
しである。

１４は後ケース２の複数の空気吸込口２Ｂより横流ファ
ン７にて吹出する前ケース１の吹出口ＩＢに着脱自在に
挿入支持する操作部１４Ａを有すグリルである。グリル
１４の吹出口は複数本の縦リブ１４Ｂと複数本の縦リブ
１４Ｂの補強用横リブ１４Ｇとで、上方は傾斜を有する
傾リブ１４Ｄを設置し、より送用範囲を上方に拡大整流
する様構成もされている。又前ケース１にも複数の空気
吸込口ＩＣが設けである。

１５は鋼板で構成された舌部であり複数本のねじ１６で
前ケース１に締結しである。１７は前記速度変換スイッ
チ５等と下部主モータ１ｏとを電気的に接続したリード
線であり、舌部１５内を貫ゝ）通させ、リード線を保護
している６１８は前ケース１の下端に複数本のねじ１９
にて締結した支持具であり、支持＃２０を一体に保持し
である。

２１は支持軸２０に回動自在に挿入した輪具であり、凸
起２１Ａにて支持具１８を介し前ケース１に挿入し一体
化を計っている。２１Ｂはロッド２２を回動自在に支持
する輪具支持であり、ねじ２３にてロッド２２の抜は止
めを計っている。

２４は首振用モータであり、収納具２５にねじ２６にて
締結されている。２７は首振用モータ２４の回転軸に一
体的に固着したクランクで前記ロッド２２の他端を回転
自在にねじ２８で保持している。しかして首振用モータ
２４の回動により従来公知の如くクランク２７、ロッド
２２を介し、輪具２１を回動させ、その結果枠体Ａを左
右の首振り動作せしめる。又支持軸２０は収納具２５の
軸受２５Ａに回動自在に挿入し、抜は止め具２９にて抜
は止めを計っている。

３０は基台であり、収納具２５を収納しかつ締結具３１
にて着脱可能に支持しである。

以上の構成において、縦長に立設された横流ファン７よ
りグリル１４を介し得られる分布は当然縦長の風となり
、椅子などの生活に於いてもより十分な涼感を得ると共
に、床面にも近い送風が可能となり、フロア生活にもマ
ツチし得る。さらに持ち手も−Ｅ部にあるので容易に持
ち運びが出来る形態となる。又グリル１４の上方は類リ
ブ１４Ｄを設けであるのでより上方にも拡がり得る。横
流ファン７を回す主モータ１０は枠体Ａの下部に設置し
であるので枠体Ａ、横流ファン７、主モータ７、グリル
１４等より構成された主体部の重心位置も従来の扇風機
より下方となり、前記主体部を支持する基台３０の小形
化を計ることが出来、安定した支持をなし得かつ基台３
０の大きさ内に枠体Ａが立設しているので、枠体Ａの首
振動作時に枠体Ａが他の製品あるいは衝書物と当たるこ
ともなく、スムーズな動作、衝突による倒れなども防げ
得、しかも部屋のコーナーや狭い場所など従来置き得な
かった場所にも置くことができ、安定し。

た製品を得ることができる。

又横流ファン７を枠体Ａ、グリル１４等で保護されてい
るので容易に手などが入らない点上形としては安全性の
高い製品ともなる。

製品的にはグリル７、後ケース２が分離でき掃除の向上
を計れるのは熱論であるが基台３０も締結具３１にて容
易に着脱出来、掃除の際の容易さや梱包時の才数低減な
どに寄与する°ものである。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば形状的にも非常にスリ
ムな卓上タイプとなり、省スペース形の、安全性の高、
い、床面に近い、フロアの生活にも対応できる送風から
椅子の生活までとその効果は広く拡がり、さらに首振り
との組み合わせで上下、左右と拡がる涼感ある風を得任
意に移動可能で特に卓上形に好適な扇風機を提供するこ
とができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部縦断面図、第２図は外
観図、第３図は要部横断面図、第４図は要部品構成図で
ある。 １・・・前ケース、２・・・後ケース、Ａ・・・枠体、
７・・・横流ファン、１０・・・主モータ、２４・・・
首振モータ、３０・・・基台。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、空気吸込口と吹出口とを有し、横流ファンを内蔵し
   た分割組合せされた枠体より構成された扇風機において
   、前記枠体を基台上に縦長に設けた横流ファンを回動せ
   しめる主モータを枠体内の下方に設置すると共に、前記
   枠体を、基台内に収納した首振用モータにて首振可能に
   支持し、上部に持手を設置したことを特徴とする扇風機
   。 ２、前記枠体の上部に持ち運び用の持手空間部を枠体と
   一体に設けたことを特徴とする扇風機。