JPS62213859A - 混合気体中の特定種の富化又は分離方法 - Google Patents
混合気体中の特定種の富化又は分離方法Info
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- JPS62213859A JPS62213859A JP5629086A JP5629086A JPS62213859A JP S62213859 A JPS62213859 A JP S62213859A JP 5629086 A JP5629086 A JP 5629086A JP 5629086 A JP5629086 A JP 5629086A JP S62213859 A JPS62213859 A JP S62213859A
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Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は混合気体中の特定種の気体を富化又は分離する
ための方法に係り、例えば空気から富化酸素を製造した
り、ウランを濃縮する分野に利用される。
ための方法に係り、例えば空気から富化酸素を製造した
り、ウランを濃縮する分野に利用される。
例えば、空気から酸素を分離するために、酸素と窒素の
液化温度の差を利用した空気の液体分離方法が知られて
いる。しかしながら、この方法では空気を圧縮するため
のエネルギや液化のための冷却エネルギが膨大となる。
液化温度の差を利用した空気の液体分離方法が知られて
いる。しかしながら、この方法では空気を圧縮するため
のエネルギや液化のための冷却エネルギが膨大となる。
また、ウランを濃縮するためにレーザを用いる方式では
、弗化ウランる 祉しての気体分子毎に電離する必要があるため、ン ジ電離エネルギが大きくなり、電離粒子数に相１する棄
の質重分離しかできない欠点があった。
、弗化ウランる 祉しての気体分子毎に電離する必要があるため、ン ジ電離エネルギが大きくなり、電離粒子数に相１する棄
の質重分離しかできない欠点があった。
本発明の目的は、混合気体中の特定種を富化又は分離す
るための消費エネルギが少ない方法を提供することにあ
る。
るための消費エネルギが少ない方法を提供することにあ
る。
本発明に係る方法は、混合気体を交流電界の方向に対し
て垂直又は平行な速度成分を持たせて流すとともに、交
流電界と気体が存在する領域に、前記、交流電界の方向
に対して垂直な成分を持つ交流磁界を発生させ、気体分
子の分極現象に伴う１荷の交番移動と交流磁界との相互
作用による気体分子の偏位差を利用して、混合気体中の
特定種の気体を富化又は分離するようにしたことを特徴
とする。
て垂直又は平行な速度成分を持たせて流すとともに、交
流電界と気体が存在する領域に、前記、交流電界の方向
に対して垂直な成分を持つ交流磁界を発生させ、気体分
子の分極現象に伴う１荷の交番移動と交流磁界との相互
作用による気体分子の偏位差を利用して、混合気体中の
特定種の気体を富化又は分離するようにしたことを特徴
とする。
交流電界は方向に対して混合気体を垂直又は平行な速度
成分を持たせて流すと、交流電界を通過する気体分子す
べてに分極現象に伴う電荷の交番移動が発生する。この
電荷の交番移動、すなわち、電流と同一周波数、同一位
相の交流磁界を前記交流電界の方向に対して垂直に作用
させると、ローレンツの力によって気体分子は偏位する
。その偏位ｌは気体分子の質量に逆比例し、分極率に比
例する。したがって、前記交流電界と交流磁界が作用す
る領域を通過した混合気体中の特定種の気体はそれぞれ
の質量差および分極率にもとづいて気体分子の流れに対
して垂直方向に偏位し、富化又はｆ＋離される。
成分を持たせて流すと、交流電界を通過する気体分子す
べてに分極現象に伴う電荷の交番移動が発生する。この
電荷の交番移動、すなわち、電流と同一周波数、同一位
相の交流磁界を前記交流電界の方向に対して垂直に作用
させると、ローレンツの力によって気体分子は偏位する
。その偏位ｌは気体分子の質量に逆比例し、分極率に比
例する。したがって、前記交流電界と交流磁界が作用す
る領域を通過した混合気体中の特定種の気体はそれぞれ
の質量差および分極率にもとづいて気体分子の流れに対
して垂直方向に偏位し、富化又はｆ＋離される。
〔実施例〕
第１図に本発明の実施例を示す。対向して設げた電極板
ｔｏ、１２間に交流電界Ｅを発生させる。
ｔｏ、１２間に交流電界Ｅを発生させる。
電極板ｔｏ 、１２の外側には交流磁界Ｂを発生させる
ためのコイル１４を設け、コイル電流に比例した交流磁
界Ｂを印加する。電極板１０．１２間に混合気体Ｉ６を
矢印Ａ方向に低速で流す。混合気体の気体分子は交流電
界Ｅによって１界方向に向って分極され、この時間微分
が電流となる。こイ Ｄ′膚流と同一周波数、同一位相の励磁電流による交流
磁界Ｂの作用で、ローレンツの力によって気体分子は紙
面に対して表側に向った偏位を受ける。
ためのコイル１４を設け、コイル電流に比例した交流磁
界Ｂを印加する。電極板１０．１２間に混合気体Ｉ６を
矢印Ａ方向に低速で流す。混合気体の気体分子は交流電
界Ｅによって１界方向に向って分極され、この時間微分
が電流となる。こイ Ｄ′膚流と同一周波数、同一位相の励磁電流による交流
磁界Ｂの作用で、ローレンツの力によって気体分子は紙
面に対して表側に向った偏位を受ける。
この偏位量は気体分子の質量に逆比例し、分極率に比例
するので質量差のある気体分子の富化又は分離が可能と
なる。
するので質量差のある気体分子の富化又は分離が可能と
なる。
第２図に本発明を実施するための等価回路を示す。交流
電界発生用の静電容量１８と交流磁界発生用のインダク
タンス２０を直列に接続し回路固有振動数に近い周波数
を持つ電源２２によってこの回路に交流を課電する。静
電容ｆ１８を構成する電極間に混合気体を流すことにな
る。
電界発生用の静電容量１８と交流磁界発生用のインダク
タンス２０を直列に接続し回路固有振動数に近い周波数
を持つ電源２２によってこの回路に交流を課電する。静
電容ｆ１８を構成する電極間に混合気体を流すことにな
る。
混合気体における気体分子内の電荷の移動量は、交流電
界の強度に比例し、ローレンツの力は電荷の移動速度す
なわち、電荷移動の時間微分である電流と磁界強度すな
わち励磁電流に比例する。
界の強度に比例し、ローレンツの力は電荷の移動速度す
なわち、電荷移動の時間微分である電流と磁界強度すな
わち励磁電流に比例する。
一方、交流電界の強度は、励磁電流の積分となるから、
電極のもつ静電容量とインダクタンスを直列に接続して
交流を流すときは、自動的に位相／しかし、本発明を実
施するための等価回路は上記に限らず、静電容量とイン
ダクタンスを並列に接続した並列共振回路としてもよい
。また、静電容量とインダクタンスをそれぞれ２組以上
に分割し、分割した静電容量とインダクタンスを交互に
直列又は並列に接続することによって、回路の固有振動
数を高く維持するようにしてもよい。
電極のもつ静電容量とインダクタンスを直列に接続して
交流を流すときは、自動的に位相／しかし、本発明を実
施するための等価回路は上記に限らず、静電容量とイン
ダクタンスを並列に接続した並列共振回路としてもよい
。また、静電容量とインダクタンスをそれぞれ２組以上
に分割し、分割した静電容量とインダクタンスを交互に
直列又は並列に接続することによって、回路の固有振動
数を高く維持するようにしてもよい。
本発明は電界の場における気体分子の分極現象を使用し
ているため、例えば酸素や窒素分子のように永久電気双
極子モーメントを持たない例では誘電体損失がなく、か
つ、気体分子全体として分極現象が発生するため、特に
分離能力が大きい。
ているため、例えば酸素や窒素分子のように永久電気双
極子モーメントを持たない例では誘電体損失がなく、か
つ、気体分子全体として分極現象が発生するため、特に
分離能力が大きい。
このため、少ないエネルギで混合気体中の特定種を富化
又は分離することができる。
又は分離することができる。
また、本発明は上記実施例に限らず、交流電界に平行な
速度成分を持たせて、混合気体を流すとともに、交流磁
界を交流電界の方向に対して垂直に作用させても同様の
効果がある。
速度成分を持たせて、混合気体を流すとともに、交流磁
界を交流電界の方向に対して垂直に作用させても同様の
効果がある。
本発明によれば、交流電界と交流磁界の相互作用によっ
て、混合気体中の特定種の気体を少ないエネルギで容易
に富化又は分離することができる。
て、混合気体中の特定種の気体を少ないエネルギで容易
に富化又は分離することができる。
［１図は本発明の実施例を示す装置構成図、第２図は本
発明を実施するための等価回路図である。 １０．１２・・・電極板、 １４・・・コイル１６・
・・混合気体、 １８・・・静電容量２０・・・イ
ンダクタンス、 Ａ・・・混合気体の流れ方向Ｅ・・・
交流電界、 Ｂ・・・交流磁界。
発明を実施するための等価回路図である。 １０．１２・・・電極板、 １４・・・コイル１６・
・・混合気体、 １８・・・静電容量２０・・・イ
ンダクタンス、 Ａ・・・混合気体の流れ方向Ｅ・・・
交流電界、 Ｂ・・・交流磁界。
Claims (1)
- 気体分子１個当りの質量差を持つ２種類以上の気体を含
む混合気体を交流電界の方向に対して、垂直速度成分又
は平行速度成分を持たせて流すとともに、交流電界と気
体が存在する領域に、前記交流電界の方向に対して垂直
な成分を持つ交流磁界を発生させ、気体分子の分祝現象
に伴う電荷の交番移動と交流磁界との相互作用による気
体分子の偏位差を利用することを特徴とした混合気体中
の特定種の富化又は分離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5629086A JPS62213859A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 混合気体中の特定種の富化又は分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5629086A JPS62213859A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 混合気体中の特定種の富化又は分離方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62213859A true JPS62213859A (ja) | 1987-09-19 |
Family
ID=13022967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5629086A Pending JPS62213859A (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 | 混合気体中の特定種の富化又は分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62213859A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5931986A (en) * | 1996-08-13 | 1999-08-03 | Battelle Memorial Institute | Method and apparatus for confinement of ions in the presence of a neutral gas |
| JP2002534612A (ja) * | 1999-01-15 | 2002-10-15 | ブリティッシュ ニュークリア フュエルス ピーエルシー | 物質の処理における及び関連する改善 |
| CN111729337A (zh) * | 2020-05-21 | 2020-10-02 | 浙江大学 | 一种强化低温精馏分离的旋转磁场装置及精馏塔 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP5629086A patent/JPS62213859A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5931986A (en) * | 1996-08-13 | 1999-08-03 | Battelle Memorial Institute | Method and apparatus for confinement of ions in the presence of a neutral gas |
| JP2002534612A (ja) * | 1999-01-15 | 2002-10-15 | ブリティッシュ ニュークリア フュエルス ピーエルシー | 物質の処理における及び関連する改善 |
| CN111729337A (zh) * | 2020-05-21 | 2020-10-02 | 浙江大学 | 一种强化低温精馏分离的旋转磁场装置及精馏塔 |
| CN111729337B (zh) * | 2020-05-21 | 2022-02-11 | 浙江大学 | 一种强化低温精馏分离的旋转磁场装置及精馏塔 |
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