JPS6221033B2 - - Google Patents
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- JPS6221033B2 JPS6221033B2 JP53138571A JP13857178A JPS6221033B2 JP S6221033 B2 JPS6221033 B2 JP S6221033B2 JP 53138571 A JP53138571 A JP 53138571A JP 13857178 A JP13857178 A JP 13857178A JP S6221033 B2 JPS6221033 B2 JP S6221033B2
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Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、インクジエツト記録用の速乾性イン
クに関するものであり、特にインク室の内部体積
の急激な減少により噴射するインクジエツト方式
のための速乾性インクに関するものである。
クに関するものであり、特にインク室の内部体積
の急激な減少により噴射するインクジエツト方式
のための速乾性インクに関するものである。
従来、インクジエツト記録用インクとしては、
水溶性染料、多価アルコール及び水からなるもの
が一般的で更に必要に応じて界面活性剤、防カビ
剤等を添加している。これはインクジエツトプリ
ンターの如く、インク噴射ノズル径が50〜100μ
mO/と小さいことに起因するもので、不揮発性か
つ吸湿性の大きな多価アルコール添加によりノズ
ルの目詰りを防止している。そのためにインクジ
エツトプリンターとしての必要特性である、印字
したインクの速乾性が満足されていない、又これ
を満足させるために、紙質を特別滲み易いものに
限定して使用しているのが実状で、従つて消費者
はメーカ指定の紙以外使用できず、そのために扱
いにくく紙代が高価となつてしまう等の欠点を有
していた。
水溶性染料、多価アルコール及び水からなるもの
が一般的で更に必要に応じて界面活性剤、防カビ
剤等を添加している。これはインクジエツトプリ
ンターの如く、インク噴射ノズル径が50〜100μ
mO/と小さいことに起因するもので、不揮発性か
つ吸湿性の大きな多価アルコール添加によりノズ
ルの目詰りを防止している。そのためにインクジ
エツトプリンターとしての必要特性である、印字
したインクの速乾性が満足されていない、又これ
を満足させるために、紙質を特別滲み易いものに
限定して使用しているのが実状で、従つて消費者
はメーカ指定の紙以外使用できず、そのために扱
いにくく紙代が高価となつてしまう等の欠点を有
していた。
本発明は上記欠点を除去すると共に、インク自
体にノズル内では目詰りしにくく、紙上にインク
が付着形成された際には、直ちに乾燥するという
相反する性質を付加し、しかも印刷ドツトの円形
度にすぐれ、ドツト円の外側に放射状に線状に広
がるいわゆるヒゲ等、ドツトの中心から不均一に
放射状に広がるドツト記録を防止し真円の近いド
ツト記録を実現する印刷品質のインクを作り出す
ことにある。
体にノズル内では目詰りしにくく、紙上にインク
が付着形成された際には、直ちに乾燥するという
相反する性質を付加し、しかも印刷ドツトの円形
度にすぐれ、ドツト円の外側に放射状に線状に広
がるいわゆるヒゲ等、ドツトの中心から不均一に
放射状に広がるドツト記録を防止し真円の近いド
ツト記録を実現する印刷品質のインクを作り出す
ことにある。
本発明のインクジエツト記録速乾性インクは水
溶性染料、アルコールアミン及び多価アルコール
誘導体からなるインク系により作り出したもので
ある。又、添加物中のアルコールアミンは、それ
自体不揮発性、吸湿性であるため、インクの蒸発
を防止するとともに、印刷された際紙表面に対し
て横方向への滲み止めの効果があるので印字品質
が優れる。更に多価アルコール誘導体は紙に対す
る浸透力が大きいので紙上でのインクの速乾性を
出すために添加され、しかもそれ自体が蒸気圧が
低く、吸湿性であるため目詰り防止にも一層の効
果があるものである。
溶性染料、アルコールアミン及び多価アルコール
誘導体からなるインク系により作り出したもので
ある。又、添加物中のアルコールアミンは、それ
自体不揮発性、吸湿性であるため、インクの蒸発
を防止するとともに、印刷された際紙表面に対し
て横方向への滲み止めの効果があるので印字品質
が優れる。更に多価アルコール誘導体は紙に対す
る浸透力が大きいので紙上でのインクの速乾性を
出すために添加され、しかもそれ自体が蒸気圧が
低く、吸湿性であるため目詰り防止にも一層の効
果があるものである。
本発明について更に詳しく説明すると、本発明
に使用される水溶性染料は、他のインク成分系添
加により色調の変化、沈澱物の生成のないものな
らどのような染料も使用可能である。具体的に
は、 C.I.Direct Black 17、19、22、32、38、51、
108、146 C.I.Acid Black 2、7、24、31、52、63、
112、118、119、121、132、155、156 C.I.Basic Blue 2、8 C.I.Direct Blue 6、15、22、25、71、86、
90、98、108 C.I.Acid Blue 9、22、25、40、93、102、
104、113、117、120、167、229、234 C.I.Basie Blue 1、3、5、7、9、24、26、
28、29 C.I.Direct Red 1、4、17、23、28、83 C.I.Acid Red 6、51、52、80、85、87、92、
94、155、180、256、317、318 C.I.Basic Red 1、2、9、12、37 C.I.Direct Yellow 12、24、26、98 C.I.Acid Yellow 11、43、61、71、135、161 C.I.Basic Yellow 1、2、11、14、36 等を挙げることができ、これらは単独で、又は2
種以上で使用される。添加量はインクの色調、コ
ントラストを考慮して0.1〜9(wt%)が適す
る。
に使用される水溶性染料は、他のインク成分系添
加により色調の変化、沈澱物の生成のないものな
らどのような染料も使用可能である。具体的に
は、 C.I.Direct Black 17、19、22、32、38、51、
108、146 C.I.Acid Black 2、7、24、31、52、63、
112、118、119、121、132、155、156 C.I.Basic Blue 2、8 C.I.Direct Blue 6、15、22、25、71、86、
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28、29 C.I.Direct Red 1、4、17、23、28、83 C.I.Acid Red 6、51、52、80、85、87、92、
94、155、180、256、317、318 C.I.Basic Red 1、2、9、12、37 C.I.Direct Yellow 12、24、26、98 C.I.Acid Yellow 11、43、61、71、135、161 C.I.Basic Yellow 1、2、11、14、36 等を挙げることができ、これらは単独で、又は2
種以上で使用される。添加量はインクの色調、コ
ントラストを考慮して0.1〜9(wt%)が適す
る。
次にアルコールアミンは、不揮発性かつ吸湿性
で染料を溶解するものなら使用可能で、具体的に
は、(モノ、ジ、トリ)エタノールアミン、エチ
ルモノエタノールマミン、n−プチルエタノール
アミン、ジメチルエタノールアミン、ジエチルエ
タノールアミン、エチルジエタノールアミン、n
−ブチルジエタノールアミン、ジ−n−ブチルエ
タノールアミン、トリイソプロパノールアミン、
イソプロパノールアミン等である。添加量は噴射
ノズル内でのインクの蒸発防止、粘度等を考慮し
て、5〜45wt%が適する。
で染料を溶解するものなら使用可能で、具体的に
は、(モノ、ジ、トリ)エタノールアミン、エチ
ルモノエタノールマミン、n−プチルエタノール
アミン、ジメチルエタノールアミン、ジエチルエ
タノールアミン、エチルジエタノールアミン、n
−ブチルジエタノールアミン、ジ−n−ブチルエ
タノールアミン、トリイソプロパノールアミン、
イソプロパノールアミン等である。添加量は噴射
ノズル内でのインクの蒸発防止、粘度等を考慮し
て、5〜45wt%が適する。
更に、多価アルコール誘導体は、インクの速乾
性、蒸発防止をするために添加し、具体的には、
(モノ、ジ、トリ)エチレングリコールアルキル
エーテル類、(モノ、ジ、トリ)エチレングリコ
ールアルキルエーテルアセテート類が挙げられ、
単独又は2種以上で使用される。添加量はインク
の紙への浸透力、粘度等を考慮して5〜45wt%
が適する。又、必要があれば増粘剤、界面活性
剤、防カビ剤等の添加も可能である。
性、蒸発防止をするために添加し、具体的には、
(モノ、ジ、トリ)エチレングリコールアルキル
エーテル類、(モノ、ジ、トリ)エチレングリコ
ールアルキルエーテルアセテート類が挙げられ、
単独又は2種以上で使用される。添加量はインク
の紙への浸透力、粘度等を考慮して5〜45wt%
が適する。又、必要があれば増粘剤、界面活性
剤、防カビ剤等の添加も可能である。
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例 1
C.I.Direct Black 19 1.5(wt%)
エチルモノエタノールアミン 25
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 10
蒸留水 63.5
このインクを特開昭52−74406号公報第1図記
載のヘツドに充填して、印字速度1000点/秒、パ
ルス電圧70V、ノズル径70μmでジエツト記録を
行なつた。得られた印刷物を印字後数秒して、手
でこすつたが、印字がこすれることなく、要求さ
れる乾燥速度を満足していた。
載のヘツドに充填して、印字速度1000点/秒、パ
ルス電圧70V、ノズル径70μmでジエツト記録を
行なつた。得られた印刷物を印字後数秒して、手
でこすつたが、印字がこすれることなく、要求さ
れる乾燥速度を満足していた。
実施例 2
C.I.Acid Blue 102 3(wt%)
トリエタノールアミン 10
ジエチレングリコールモノメチルエーテル 20
蒸留水 67
このインクを実施例1に記載したヘツドに充填
して印字速度800点/秒、パルス電圧110V、ノズ
ル径100μmでジエツト記録を行なつたところ、
青色で良好な印刷物が得られた。これを更に連続
24時間記録を行なつたが、その品質は時間と共に
変化することなく良好であつた。又記録終了後3
週間後に記録を再会したところ、ノズルの目詰り
等の異常はなく、初期と全く変らない高品質のプ
リント記録が得られた。
して印字速度800点/秒、パルス電圧110V、ノズ
ル径100μmでジエツト記録を行なつたところ、
青色で良好な印刷物が得られた。これを更に連続
24時間記録を行なつたが、その品質は時間と共に
変化することなく良好であつた。又記録終了後3
週間後に記録を再会したところ、ノズルの目詰り
等の異常はなく、初期と全く変らない高品質のプ
リント記録が得られた。
実施例 3
C.I.Direct Black 38 1.2(wt%)
モノエタノールアミン 15
ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテ
ート 25 蒸溜水 58.8 上記インクを実施例1に記載したヘツドに充填
して印字速度100点/秒、パルス電圧100V、ノズ
ル径70μmでジエツト記録を行なつた。得られた
印刷物を印字後数秒して、手でこすつたが印字が
こすれることなく、要求される乾燥速度を満足し
ていた。また、連続24時間ジエツト記録を行なつ
たが、その印字品質は変化せず良好であつた。ま
た、記録終了後3週間後に記録を再開したとこ
ろ、ノズルの目詰り等の異常はなく、初期と変ら
ない高品質のプリント記録は得られた。
ート 25 蒸溜水 58.8 上記インクを実施例1に記載したヘツドに充填
して印字速度100点/秒、パルス電圧100V、ノズ
ル径70μmでジエツト記録を行なつた。得られた
印刷物を印字後数秒して、手でこすつたが印字が
こすれることなく、要求される乾燥速度を満足し
ていた。また、連続24時間ジエツト記録を行なつ
たが、その印字品質は変化せず良好であつた。ま
た、記録終了後3週間後に記録を再開したとこ
ろ、ノズルの目詰り等の異常はなく、初期と変ら
ない高品質のプリント記録は得られた。
さらに、上記実施例1、2、3のインクで作成
した記録ドツトは真円に近かつた。
した記録ドツトは真円に近かつた。
比較例
実施例1、2、3においてそれぞれエチルモノ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、モノ
エタノールアミンを含有しないインクをつくり、
それぞれ実施例1、2、3と同様の条件下で印刷
をおこなつたところ、印刷の乾燥性が非常に劣つ
たのみならず、ドツト円の外側に放射状の線状に
広がつたヒゲ等、インクがドツトの中心から不均
一に放射状に広がり、ドツトの円形度が非常に損
なわれ、印刷品質が悪く見にくかつた。
エタノールアミン、トリエタノールアミン、モノ
エタノールアミンを含有しないインクをつくり、
それぞれ実施例1、2、3と同様の条件下で印刷
をおこなつたところ、印刷の乾燥性が非常に劣つ
たのみならず、ドツト円の外側に放射状の線状に
広がつたヒゲ等、インクがドツトの中心から不均
一に放射状に広がり、ドツトの円形度が非常に損
なわれ、印刷品質が悪く見にくかつた。
また、実施例1、2、3においてそれぞれ、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、及びジエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテートを
含有しないインクをつくり、同様の実験をしたと
ころ、速乾性やドツトの円形度において上記比較
例と同様に各実施例のインクに比べ非常に劣る結
果を得た。
エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテル、及びジエチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテートを
含有しないインクをつくり、同様の実験をしたと
ころ、速乾性やドツトの円形度において上記比較
例と同様に各実施例のインクに比べ非常に劣る結
果を得た。
このように、本発明のインクジエツト記録用速
乾性インクによれば、噴射ノズル内では目詰りす
ることがないが、紙上に印刷した際には直ちに乾
燥すると共に、記録ドツトがいわゆるヒゲを生ず
る等、不均一な広がりにより円形度が損なわれる
ことなく、ドツトを真円に近い形状で印刷でき、
印刷品質のすぐれたインクジエツト記録をおこな
うことができる。
乾性インクによれば、噴射ノズル内では目詰りす
ることがないが、紙上に印刷した際には直ちに乾
燥すると共に、記録ドツトがいわゆるヒゲを生ず
る等、不均一な広がりにより円形度が損なわれる
ことなく、ドツトを真円に近い形状で印刷でき、
印刷品質のすぐれたインクジエツト記録をおこな
うことができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 噴射ノズルに充填し記録媒体に噴射させ記録
をおこなうインクジエツト記録用速乾性インクに
おいて、 主成分として(モノ、ジ、トリ)エチレングリ
コールアルキルエーテル類、及び又は(モノ、
ジ、トリ)エチレングリコールアルキルエーテル
アセテート類から選ばれた多価アルコール誘導
体、アルコールアミン、水溶性染料、及び水を含
有することを特徴とするインクジエツト記録用速
乾性インク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13857178A JPS5565271A (en) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | Quick drying ink for ink jet recording |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13857178A JPS5565271A (en) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | Quick drying ink for ink jet recording |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63071289A Division JPS63264685A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | インクジェット記録用速乾性インク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5565271A JPS5565271A (en) | 1980-05-16 |
JPS6221033B2 true JPS6221033B2 (ja) | 1987-05-11 |
Family
ID=15225235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13857178A Granted JPS5565271A (en) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | Quick drying ink for ink jet recording |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5565271A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5676465U (ja) * | 1979-11-16 | 1981-06-22 | ||
JPS5682860A (en) * | 1979-12-08 | 1981-07-06 | Ricoh Co Ltd | Water-based ink for ink jet recording |
JPS5936174A (ja) * | 1982-08-23 | 1984-02-28 | Ricoh Co Ltd | インクジエツト記録用水性インク |
JPH09255904A (ja) * | 1996-03-26 | 1997-09-30 | Brother Ind Ltd | 水性インク及びインクジェット記録方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515130A (ja) * | 1974-07-02 | 1976-01-16 | Pentel Kk | Suiseiinkisoseibutsu |
JPS5152004A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-08 | Gen Corp | Inkufunshashikikirokusochoinku |
JPS5361412A (en) * | 1976-11-12 | 1978-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ink jet recording ink |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP13857178A patent/JPS5565271A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS515130A (ja) * | 1974-07-02 | 1976-01-16 | Pentel Kk | Suiseiinkisoseibutsu |
JPS5152004A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-08 | Gen Corp | Inkufunshashikikirokusochoinku |
JPS5361412A (en) * | 1976-11-12 | 1978-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ink jet recording ink |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5565271A (en) | 1980-05-16 |
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