JPS62209630A - 電源制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［概　要］ 情報処理装置の電源装置を該情報処理装置からのコマン
ドにより制御する系において、電源の切断を指示するコ
マンドが発行された場合には電源装置が電源供給を断つ
ので情報処理装置が停止する。従って、いくつかの試験
モジュールを次々と実行するように構成されたテストプ
ログラムの中で電源の切断を指示するコマンドの機能を
確認するため該コマンドが発行されると、その時点で試
験が中断され、再開するためには、入手の介入を必要と
するから作業の効率が悪いという問題点があった。本発
明はこのような問題点を解決するため、電源制御装置の
制御状態を診断用の特別な制御にして、電源切断コマン
ドを受信した場合には、実際に電源を切断することなく
、該コマンドが正常に受信されたことを情報処理装置に
報告すること、により動作の確認が行なえると共に、そ
の後も試験が続行できる機能を備えた電源制御装置の構
成について開示している。

［産業上の利用分野］ 本発明は、情報処理装置へ電源を供給する電源装置を制
御する装置に関するものであって、特に、情報処理装置
からの電源切断を指示するコマンドを受信した場合の制
御に係る。

し従来の技術〕 第２図は情報処理装置の電源供給の系の構成を示す図で
、１は情報処理装置、２は電源装置、３は電源制御装置
、４は電源制御装置の電源部、５は操作パネルを表して
いる。

第２図において電源装置２は商用交流電源（ＡＣｌｏｏ
ＶまたはＡＣ２００Ｖ）を基に安定化された直流電源を
作成して情報処理装置１に供給する。そして、該電源装
置２は電源制御装置３によって制御される。

すなわち、電源装置２の動作の開始／終了（情報処理装
置１への電源供給の開閉）は、操作パネル５上に設けら
れた開閉器を操作したとき、この信号を受けた電源制御
装置３が電源制御信号によって、電源部Ｔ！、２を制御
することにより行なわれる３通常、６１報処理装置１に
供給されす る直流電源は複数種類あり、電源制御装置はそれらの投
入）１１１序あるいは切断順序が、情報処理装置のハー
ドウェアの回路素子等に悪影響を与えないように制御し
ている。そして、電源制御装置３は操作パネル５上の開
閉器による制御の他、情報処理装置１から発出されるコ
マンドを受信したとき、これを解読して電源装置２の動
作を制御することもできる。

［発明が解決しようとする問題点］ 情報処理システムにおいては、システムの信頼性を確保
するため、定期的に保守点検を行なうのが普通である。

これらは、機械的な可動部を有する入出力装置等の保守
の他、情報処理装置による命令の実行が正しく行なわれ
るか否かについての試験を行なうもので、このような試
験は通常、試験プログラムを情報処理装置上で走行せし
めることにより行なわれる。

すなわち、試験プログラムは各種の命令を実行して、そ
れらが正常に行なわれたか否かを判定して結果を出力す
る。

情報処理システムの運用においては、通常上述したよう
な試験プログラムを、システムの立上げ時や、業務終了
時に走行せしめて、異常状態を未然に発見することによ
り、前述したシステムの信頼性を確保することに努めて
いる場合が多い。

このような試験において、試験プログラム中で情報処理
装置の電源の切断を指示するようなコマンドが発行され
ると、これによって電源が、切断されて、情報処理装置
が停止するから、試験プログラムも走行が止まり、試験
を続行することが不可能になる。

従って、試験プログラムの中で、情報処理装置の電源を
切断するコマンドについての試験が行なえないという問
題点があった。

本発明はこのような従来の問題点に鑑み、試験プログラ
ム中で情報処理装置の電源切断コマンドの機能の試験が
行なえる手段を提供することを目的としている、 ［問題点を解決するための手段］ 本発明によれば上記目的は特許請求の範囲に記載のとお
り、情報処理装置からの指示により該情報処理装置に電
源を供給する電源装置の動作を制御することの可能な装
置であって、通常の制御と診断時の制御を切り替える手
段と、診断時の制御であるとき情報処理装置から電源の
切断を指、示するコマンドを受信した場合に電源装置に
電源切断動作の開始を指示することなく情報処理装置に
対して電源の切断を指示するコマンドを正常に受信した
旨の応答を行なう手段を設けたことを特徴とする電源制
御装置により達成される。

［実　施　例］ 第１図は本発明の１実施例の電源制御装置の構成を示す
ブロック図であって、６はＣＰＵインタフェース、７は
パネルインタフェース、８は電源インタフェース、９は
時刻テーブル、１０はカレンダ時計、１１は制御部、１
２は診断用制御部、１３は電源部を表している。

第１図において、パネルインタフェース７は操作パイ・
ル上のスイッチ等が操作されたとき、その信号を制御部
１１に伝える。操作パネルで指示できる事項として情報
処理装置のＴ、ＦＡの投入／切断や、制御を通常の制御
とするか診断用の制御とするかの切り替え等がある。

制御部１１は、パネルインタフェース７からの電源投入
や電源切断の信号を受信すると、電源インタフェース８
を経由して電源装置に制御信号を送出し、これにより電
源装置を制御するまた、制御を診断用の制御（以下、診
断モードともいう）に切り替えることを指示する信号を
受信すると、制御の１部（後述するコマンド受信の際の
制御）を診断用制御部１２によって行なうように設定す
る。

情報処理装置の電源の切断や制御の診断モードへの切り
替えは、情報処理装置からのコマンドによって行なうこ
とができる。すなわち、これらのコマンドがＣＰＵイン
タフェース６を経由して制御部１１に送り込まれると、
制御部１１はこれを解析して、指示された動作を行なう
。

また、電源の投入／切断に間しては、予め、電源を投入
あるいは切断すべき時間を時刻テーブル９に設定してお
いて、当該時刻に達したとき制御部１１が電源部に該当
する制御信号を発出するタイマー機能も有している。

制御が診断モードに切り替えられているとき、情報処理
装置から、電源の切断を指示するコマンド（時刻指定に
よる切断を含む）を受信すると、　　診断用制御部１２
は、電源装置に対する電源切断のための制御信号を発出
することなく、情報処理装置に対して、該コマンドを正
常に受信した旨の応答を行なう。

従って、情報処理装置が試験プログラム内で予め電源制
御装置を診断モードにしておけば、電源切断を指示する
コマンドが電源制御装置に正常に受信されたことを確認
でき、その後も試験を続行できる。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明の電源制御装置によれば、診
断モードにおいては、電源切断コマンドを受信しても、
これによって電源装置へ電源切断を指示する制御信号を
送出することなく、情報処理装置に対して該コマンドの
受信状態を報告するだけなので、情報処理装置が停止し
ないから、入手介入を必要とせずに、電源の切断コマン
ドの試験を含む一連の試験を連続して行なうことが可能
である。

従って、システムの立上げや業務終了時の定常的試験等
を効率的かつ迅速に行なうことができるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の電源制御装置の構成を示す
ブロック図、　第２図は情報処理装置の電源供給の系の
構成を示す図である。 １・・・・・・情報処理装置、２・・・・・・電源装置
、３・・・・・・電源制御装置、４・・・・・・電源部
、５・・・・・・操作パネル、６・・・・・・ＣＰＵイ
ンタフェース、７・・団・パネルインタフェース、８・
・・・・・電源インタフェース、９・・・・・・時刻テ
ーブル、１０・・・・・・カレンダ時計、１１・・・・
・・制御部、１２・・・・・・診断用制御部。 １３・・・・・・電源部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報処理装置からの指示により該情報処理装置に電源を
   供給する電源装置の動作を制御することの可能な装置で
   あって、通常の制御と診断時の制御を切り替える手段と
   、診断時の制御であるとき情報処理装置から電源の切断
   を指示するコマンドを受信した場合に電源装置に電源切
   断動作の開始を指示することなく情報処理装置に対して
   電源の切断を指示するコマンドを正常に受信した旨の応
   答を行なう手段を設けたことを特徴とする電源制御装置
   。