JPS62209265A - 自動変速機のロツクアツプ制御装置 - Google Patents

自動変速機のロツクアツプ制御装置

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Publication number
JPS62209265A
JPS62209265A JP61049584A JP4958486A JPS62209265A JP S62209265 A JPS62209265 A JP S62209265A JP 61049584 A JP61049584 A JP 61049584A JP 4958486 A JP4958486 A JP 4958486A JP S62209265 A JPS62209265 A JP S62209265A
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JP
Japan
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lock
speed
engine
lockup
detection means
Prior art date
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Pending
Application number
JP61049584A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Yamamoto
啓一 山本
Kazuo Ishikawa
和男 石川
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US07/023,038 priority patent/US4825366A/en
Publication of JPS62209265A publication Critical patent/JPS62209265A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/14Control of torque converter lock-up clutches
    • F16H61/143Control of torque converter lock-up clutches using electric control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、トルクコンバータを有する自動変速機のロッ
クアツプ制御″3装置に関する。
(従来技術) トルクコンバータを備える自動変速機は、車両のスムー
ズな発進、スムーズな加速、スムーズな変速を可能とす
るが、走行負荷の小さいときおよびエンジン回転数が高
いときにはフルードカップリング状態となり、自動変速
機におけるスリップによるパワーロスが大きくなりトル
クコンバータの作動流体の温度が上昇し、燃費が悪い。
そこで自動変速機に直結クラッチを備え、このように燃
費が悪くなる運転領域で直結クラッチによりエンジン出
力軸を自動変速機の出力軸に直結するロックアンプが行
なわれる。
この種のロックアツプ制御は、例えば特開昭56−35
858号公報にυ8示されている。
特開昭56−35858号公報に開示されたロックアツ
プ制御では、燃費を高くするために第2速〜第4速の各
領域で、走行車速(自動変速機の出力軸回転数)を、予
め設定されているスロットルバルブ開度対応のロックア
ツプ投入車速および解除車速と比較し、走行車速がロッ
クアツプ投入車速以上になると直結クラッチを接(ロッ
クアツプ)とし、走行車速がロックアツプ解除車速以下
となると直結クラッチを断(ロックアツプ解除)とする
すなわち、駆動性能上望ましいようにトルクコンバータ
部の速度比eを実験的に求め、これに近似するようなロ
ックアツプ投入車速点およびロックアツプ解除車速点を
予めROMに設定している。
速度比Cは、エンジン(トルクコンバータ入力軸)回転
数に対する変速機構の入力軸(トルクコンバータの出力
軸)との比である。電子回路が車速をROMにメモリし
ている車速点(参照データ)と比較してロックアツプ投
入要否を判定するが、参照データが大まかな、しかも粗
い近似的な車魂値であるので、実際の速度比eとの差が
ある。したかって、高フルードカップリング状態(ロッ
クアツプ解除状態で低速度比)で運転したり、低ドルク
ロツタアップ運転(速度比lで、エンジン出力トルクが
小さい)したりする局面がある。前者では燃費が悪化し
トルクコンバータの温度が上昇する。
後者では運転の加速性が劣る。
すなわち低速度比では、トルクコンバータの入力軸(エ
ンジン出力軸)が高トルクでその出力軸(変速機構の入
力軸)が低トルクであって、それらの差分がトルクコン
バータ内で作動流体の温度上昇をもたらす。すなわち熱
損失(燃費低下)となる。低トルクロックアツプ運転(
速度比lで。
出力トルクが小さい)ではエンジンが過負荷になり易い
(発明が解決しようとする問題点) トルクコンバータの作動流体の過度の温度上昇は変速機
構にも温度上昇をもたらし、]−ルクコンバータに良く
ないのは勿論、変速機構の変速作用流体の温度も上昇さ
せることになる。変速機構の変速作用流体の温度に対応
して、変速特性、すなわち、速度段設定用の弁体(例え
ば電磁弁)を付勢してから速度段が実際に新しい速度段
に切換ねるまでの時間、が変動し、直結クラッチをトル
クコンバータに備えて、ロックアツプ(エンジン−変速
機構直結)を行なう自動変速機では、ロックアツプ解除
してから変速を行い、変速が完了してから、条件が整っ
ていると又ロックアツプとするが、変速特性の変動によ
り、ロックアツプ解除および投入と変速(機械的な速度
段の切換え)とが整合せず、トルクコンバータおよび変
速機構に衡機を発生することがある。この衡機は機械的
な打撃音を発生すると共に、車体にも伝播し、車体が振
動する。このような衝撃は、トルクコンバータの作動流
体の過度の温度上昇と共に、トルクコンバータおよび変
速機構、すなわち自動変速機、の機構の損耗を大きくし
、経年変化を大きくし、自動変速特性に変動をもたらす
。自動変速特性の変動は、エンジンにトルク変動をもた
らす程の高負荷でシフトアップ(上位変速段への変速)
やロックアツプ(直結クラッチ接)をもたらすことがあ
リ、この場合エンジンにノッキングを生ずる。
本発明は、ロックアツプ制御を車両運転特性に一層整合
したものとして、自動変速機のトルクコンバータの作動
流体の過度の温度上昇を低減し、しかも車両加速性を良
くすることを目的とする。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために本願の第1番の発明において
は、車上エンジンの出力軸に入力軸が結合さ狂た直結ク
ラッチ付トルクコンバータ、変速機構、および直結クラ
ッチのオン、オフを設定するロックアツプ設定手段を備
える自動変速機の。
該変速機構の入力軸と出力軸の少くとも一方の回転速度
を検出する変速機構速度検出手段;車上エンジンの出力
軸の回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段;変
速機構速度検出手段が検出する回転速度およびエンジン
回転速度に基づいてトルクコンバータの入力軸回転速度
に対する出力軸回転速度の比を検出する速度比検出手段
iエンジンの作動状態対応の信号を発生ず・るエンジン
状態信号発生手段;エンジン作動状態対応のロックアッ
プ投入参照情報を保持する参照情報保持手段;エンジン
作動状態に対応付けられるロックアップ投入参照情報を
読み出す参照情報読出し手段;トルクコンバータの入力
軸回転速度に対する出力軸回転速度の比を読出したロッ
クアップ投入参照情報と比較し、前者が後者以上である
とロックアツプ設定手段にロックアツプを指示するロッ
クアツプ指示手段;ロックアツプ指示のときの変速機構
速度検出手段が検出している回転速度をメモリする記憶
手段;および、変速機構速度検出手段が検出している回
転速度を、記憶手段の回転速度より設定値を減算した値
と比較し、前者が後者以下であるとロックアツプ設定手
段にロックアツプ解除を指示するロックアツプ解除指示
手段;を備える。
(作用) これによれば、トルクコンバータの速度比eに基づいて
ロックアツプが投入され、トルクコンバータの発熱およ
び車両加速性の低下の防止が十分に可能となる。これを
今少し詳しく説明すると、速度比eはトルクコンバータ
の出力回転数VOに対するトルクコンバータの入力回転
数すなわちエンジン回転数Veである。トルクコンバー
タの出力回転数V。を直接に回転速度検出器で検出する
場合には、エンジン回転速度検出器を備えて1両検出器
の検出速度Vo、Veよりe=Vo/Veで求めろこと
ができる。
トルクコンバータの出力回転数VOは、変速Ia構の入
力軸の回転速度であり、これは変速機構の出力軸の回転
速度Vsρ(通常車速と呼ばれ、車輪にスリップがない
とき車速に比例する)と変速機構のギア比Rgより算出
できる。すなわち、変速機構の入力軸の回転速度VOは
、 Vo = k Rg−Vsp、但しkは変速機構の
速度段で定まる定数、であるので。
e=Vo/Ve = k Rg・Vsp/ Ve =に−vsp/ve ・・・(1) 但しKは変速機構の速度段(第1速、第2速。
第3速、第4速等)で定まる定数。
となり、通常備わっている車速メータケーブルに結合し
た速度センサ(Vspを検出)と、エンジン回転速度V
eを検出する速度センサを用いて、上記(1)式により
トルクコンバータの速度比eを求めることができる。そ
こで本発明の好ましい実施例では、上記(1)式で速度
比eを演算する。
トルクコンバータの速度比eとトルクコンバータにおけ
る発熱量との関係を第2a図に示す。第2a図に示され
るように、速度比e=oで発熱量が最大かつl−ルク比
が最大で、速度比eが高くなるにつれて発熱量が低下し
トルク比が低下する。
速度比Cが0,85で発熱量が略最低となり、トルク比
が略lとなる。この特性より、速度比Cが0.85以上
でロックアツプすると、トルクコンバータをフルードカ
ップリング状態(ロックアツプ解除状態)にしていると
きと同様、あるいはそれ以上の加速特性が得られること
が分かる。しかしてフルードカップリング状態における
1へルクコンバータの発熱量は、速度比0.85を略最
低として、速度比0が更に上昇するにつJして高くなり
、速度比0.95〜1.00の間にまた高ピーク点があ
る。略速度比0.85以上でロックアツプにすると、ト
ルクコンバータにおける発熱量が実質上無くなるので、
車両の加速性能およびトルクコンバータの発熱の両者の
観点から、速度比0.85以上でロックアツプするのが
好ましいことが分かる。
そこで本発明では、第2b図のRRMに示すようにロッ
クアツプ投入速度比eLを設定し、これを予めメモリ手
段に格納しておく。なお、スロットル開Jlf(エンジ
ン作動状態指標)に対応付けているのは、スロットル開
度がエンジンパワーに対応し、これが大きいときにはロ
ックアツプ状態で。
走行路面状態の変動やまたスロットル開度の変動によっ
てエンジンに高負荷が加わり易いので、フルードカップ
リング状態(ロックアツプ解除状態)を高速度比まで維
持させるためである。しかして本発明では、車両走行中
速度比eを算出し、しかもスロットル開度に対応付けら
れているRRMの値をメモリ手段より読み出して、読み
出した値(RRM)と速度比eとを比較して、e≧RR
Mのときにロックアツプする。ロックアツプにより。
速度比e=1 (一定)となるので、ロックアツプ解除
要否判定にも♀や速度比Cを参照することができない。
そこで本発明では、ロックアンプとするときの回転速度
Vsp:VLuをメモリ手段に記憶する。そして、その
後の回転速度Vspを、メモリ手段に記憶した回転速度
VLL+より設定値ΔV ゛を減算した値(VLu−Δ
v)、と比較し、Vsp≦(V L u−ΔV)でロッ
クアツプを解除する。すなわち、第2c図に示すように
、Vl、−uでロックアツプすると、(VLu−ΔV)
でロックアツプを解除する。このようにΔVのヒステリ
シスを持たせるのは、仮に■Lu未満でロックアツプ解
除すると、結乃、V L 11以上でロックアツプし、
VLu未満でロックアツプ解除することになり、Vwu
を一点の境界としてロックアツプ投入/解除が繰り返さ
れるおそれがあるので、これを防止するためである。エ
ンジン作動状態により、それが晶出・力状態のときには
車両走行負荷が大きいので、ΔVは小さい値とするのが
良い。そこで好ましい実施例では、第2d図のRMOに
示すように、スロットル開度に対応付けてΔVを設定し
、これをメモリ手段に格納している。ロックアンプ状態
のときには、スロットル開度対応のΔV値(RMO)を
読み出して、これを、ロックアツプ投入時にメモリ手段
にセットした値VLuから減算して、Vspを(VLL
I−ΔV)と比較し。
Vsp≦(VLu−ΔV)でロックアツプを解除する。
ΔVを第2d図のRMCに示すように小さい値とすると
、ロックアツプにしてから解除にするまでの領域ΔVが
小さいので、いわゆるトルクコンバータのフルードカッ
プリングにより円滑な、走行状態に合った1−ルク特性
で走行する確率が高くなる。すなわち走行特性が変わる
。例えばドライバの意図により、あるいは走行状態(特
に車載重量や坂路)により特性を切換えるのが好ましい
そこで好ましい実施例では、特性指示用のスイッチ(R
MS)を備えて、その指示に応じて、 R140とRM
Cの一つを選択するようにしている。
トルクコンバータの温度の過度の上昇を防止するには、
ロックアツプとする速度比OLを低値側にシフトさせれ
ばよい。すなわち、ロックアツプ領域を広げると良い。
そこで本願の第2番の発明においては、上記第1番の発
明の要素に加えて、トルクコンバータの温度を検出する
手段を備え、ロックアツプ投入要否判定に参照する速度
比eLを複数組とし、トルクコンバータの温度に対応し
て一組を特定して、それをロックアツプ投入要否判定に
参照する。本発明の実施例では、速度比OLは第2b図
に示すRRL、RRMおよびRRI+の3組としている
。RRLはトルクコンバータの温度が低温のときに参照
するものであり、RRMは中温のときに、またRRHは
高温のときに参照するものである。低温のときには、温
度上昇を格別に問題にする必要がないので、フルードカ
ップリングを十二分に9!揮するように、RRLは高い
値に設定されている。中温のときには、温度上昇を少々
抑制しかつフルードカップリングを発揮するように、R
RMは中位の値に設定されている。
高温のときには温度上昇を大きく抑制するために、RR
Hは低い値に設定されている。したがって第2番の発明
によれば、トルクコンバータの温度が上昇するにつれて
、トルクコンバータの発熱量が低下する方向にロックア
ツプ投入領域が拡げられる。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第1a図に本発明の一実施例の概要を示す。第1a図に
示す自動変速機100.およびこれを制御する油圧回路
300は、前述の特開昭56−35858号公報に開示
されたものである。
自動変速機100は、オーバドライブ装置付流体式自動
変速機であり、直結クラッチ付のトルクコンバータl、
オーバドライブ機構2.前進3段/後進1段の歯車変速
機構3を含んでおり、トルクコンバータ1はポンプ5.
タービン6およびステータ7を含む周知のものであり、
ポンプ5は機関クランク軸(エンジン出力軸)8と連結
され、タービン6はタービン軸9に連結されている。タ
ービン軸9はトルクコンバータlの出力軸をなすもので
あり、これはまたオーバドライブ機構2の入力軸となっ
ており、オーバドライブ機構における遊星歯車装置のキ
ャリア10に連結されている。
また1機関クランク輔8とタービン軸9の間には直結ク
ラッチ50が設けられており、直結クラッチ50の作動
時には機関クランク軸8とタービン軸9を機械的に連結
する。キャリア10によって回転可能に支持されたプラ
ネタリピニオン14は、サンギア11およびリングギア
15と噛合っている。サンギア11とキャリア10の間
にはオーバドライブ多板クラッチC8とオーバドライブ
一方向クラッチ17oが設けられており、更にサンギア
11とオーバドライブ機構を包含するハウジングあるい
はオーバドライブケース16の間には、オーバドライブ
多板ブレーキBOが設けられている。
オーバドライブ機構2のリングギア15は、歯車変速機
構3の入力軸23に連結されている。入力軸23と中間
軸29の間には、フロント多板クラッチC1が設けられ
ており1.また入力軸23とサンギア軸30の間にはリ
バース用の多板タラッチC2が設けられている。サンギ
ア軸30とトランスミッションケース18の間には、多
板ブレーキB、と一方向りラッチFlを介して多板ブレ
ーキB2が設けられている。サンギア軸30′に設けら
れたサンギア32は、キャリア33.該キャリア33に
よって担持されたプラネタリピニオン34、該ピニオン
34と噛合ったリングギア35゜他の一つのキャリア3
6.該キャリア36により担持されたプラネタリピニオ
ン37.該ピニオン37と噛合うリングギア38と共に
二列の遊星結車機構を構成している。一方の遊星歯車機
構におけるリングギア35は中間軸29と連結されてい
る。また、この遊星歯車機構におけるキャリア33は、
他方の遊星結車機構におけるリングギア38と連結され
ており、これらキャリア33およびリングギア38は出
力軸39と連結されている。
また、該他方の遁星結車機構におけるキャリア36と1
−ランスミッションケース18の間には、多板ブレーキ
B3と一方面クラッチF2が設けられている。
かかるオーバドライブ装置付流体式自動変速機100は
、油圧回路300によりエンジン200の出力(対応で
あるスロットル開度)および車両の車速(出力軸39の
速度)に応じて各クラッチおよびブレーキの係合又は解
放が行なわれ、オーバドライブ(○/D)を含む前進4
段の変速または手動切換による後進1段の変速を行うよ
うになっている。
マニュアルシフトバルブ210の設定(変速ギア位置)
とクラッチおよびブレーキの作動状態を第1表に示す。
上記自動変速機100のクラッチCO” C2rブレー
キB、−33および直結クラッチ50を選択的に作用さ
せ、自動変速操作を行う油圧回路300は、前述の特開
昭56−35858号公報に開示され、公知のものであ
るので、その構成および動作の詳細説明は省略する。こ
の油圧回路300の210がマニュアルシフトバルブで
あり、電磁弁320および330は速度段設定用のもの
であり、これらの付勢/消勢の組合せと、それによって
もたらされる速度段の関係を第2表に示す。
第2表 なお電磁弁370がロックアツプ設定用のものであり、
それが付勢のとき直結クラッチ50が接(ロックアツプ
)となり、消勢のとき直結クラッチ50は断(ロックア
ツプ解除)である。
油圧回路300のマニュアルシフトバルブ210の設定
位置は、シフトレバ−位置センサ410で検出されて変
速制御装置400に与えられ、この変速制御装置が電磁
弁320,330および370のオン/オフ(付勢/消
勢)を制御して、自動変速機100の変速およびロック
アツプを制御する。
また、自動変速機100の出力軸39の回転に同期した
電気パルス、エンジン200のスロットル開度を示す信
号、ニンジンの出力軸の回転に同期した電気パルス、お
よび、トルクコンバータ1の作動流体の温度を示す信号
が、それぞれパルス発生器420.スロットル開度セン
サ230.パルス発生器450および温度センサ440
より変速制御装置400に与えられる。
第ib図に変速制御装置400の構成概要を示す。これ
は前述の特開昭56−35858号公報に開示された公
知の変速制御装置とほぼ同様な構成である。しかし、パ
ルス発生器420および450が発生する電気パルスを
割込ポートに受けて車速(出力1i11139の回転速
度)Vspを演算し、またエンジン回転速度Veを演算
する点、ブレーキ踏込検出スイッチBDSおよびロック
アツプ解除特性指示スイッチRMSが接続されたボー1
−を更に有し、かつ温度センサ440のアナログ温度信
号をA/D変換ボー1−に受けて、デジタル温度データ
を読込む点、および、動作機能(プログラム)において
、ロックアツプ投入/解除プロゲラ11が異っている点
が異る。変速判定、制御機能の骨子は同じである。
第1b図に示す構成の概要を説明すると、変速制御装置
400は、マイクロプロセッサ401を主たる構成要素
とし、かつその論理動作制御プログラムおよび各種デー
タを固定記憶したROM402、ROM402の読出し
データおよび一時的な入出力データを記憶するRAM4
03.入出力ボート404.り自ツクパルス発振器40
6゜システムコントローラ407.および、電磁弁32
0.330および370を付勢するためのンレノイドド
ライバ440,441および442で構成されている。
発振器405のクロックパルスは、各装置401〜40
3,406のクロック入力端に印加される。分周器40
6はこのクロックパルスを分周してCPU401の割込
端子1に印加する。割込lは、車両の走行状態より坂路
走行への変化。
又は、坂路走行から平坦路走行への変化を検出し、これ
に対応して走行速度段の拘束又は切換の制御条件を変更
するために、前記分周器406の出力パルス周期で行わ
れる。この割込lにより、坂路傾斜(車両負荷)が検出
される。この坂路傾斜の検出は前述の特開昭5(i−3
5858号公報に開示のものと同じである。
)く0M402にはこのような割込1検出および割込1
実行のプログラムの外に、平坦路走行における走行速度
段判断プログラムおよびその参照データ、走行速度段切
換プログラム、坂路走行検出プログラムおよびその参照
データ、走行速度段切換拘束プログラム、拘束解除プロ
グラム等々のプログラムデータ、および、それらの判断
、検出に供する参照データ、ならびに、変速時ロックア
ツプ一時解除プログラム、スロットル開度加速度演出プ
ログラム等のプログラムデータおよびその実行に参照す
る定数データが格納されている。これらは、前述の特開
昭5G  35858号公報に開示されており、変速制
御およびロックアツプ制御を実行する。
ROM402に格納さ九た変速制御用の参照データは前
述の特開昭56−35858号公報に開示のものと同じ
であるが、本発明を実施するために、変速制御プログラ
ムに変更が加えられ、かつ新規なロックアツプ投入/解
除プ制御プログラムとその実行において参照するデータ
(第2b図、第2d図)が格納されている。
以下第3a図〜第3C図に示すフローチャートを参照し
て、ROM402に格納された制御プログラムおよび参
照データに基づいた、この実施例の変速制御動作および
ロックアツプ制御動作を説明する。
電源が投入されるとCPU401は、すべてのレジスタ
、内部カウンタをクリアし、入出力ボート404の各ボ
ートを待期時のレベルにセットし、シフトレバ−位置セ
ンサ410の信号を読む(ステップ1:以下カッコ内で
はステップという語を省略する)。
そして割込1,2および3を許可する。次に制御に入り
、まずスロットル開度(センサ230の出力)、シフト
レバ−ポジション(センサ410の出力)、車速Vsp
、エンジン回転速度Ve、トルクコンバータ温度COT
、およびスイッチBDSおよびRMSのσ■、閉状態を
読込む。
なお、パルス発生器420は出力軸39に結合さレタロ
ータリエンコーダであり、パルス発生器450はエンジ
ン出力軸に結合されたロータリエンコーダであり、割込
の許可により、割込ポート2に車速検出パルス(パルス
発生器420の出力パルス)が現われる毎に、マイクロ
プロセッサ401は割込2を実行して、パルスカウント
数が4になる毎に、クロックパルスカウンタ1(内部カ
ウンタ)の内容を読込んで、車速データVspを演算し
て車速レジスタVSpに更新メモリし、グロックパルス
カウンタ1をクリアし、かつパルスカウンタ(プログラ
ムカウンタ)をクリアする。すなわち、車速検出パルス
の4周期分の時間をカウントして。
それを基にVspを演算する。またマイクロプロセッサ
401は、割込ポート3にエンジン回転速度検出パルス
(パルス発生器450の出力パルス)が呪われる毎に、
割込3を実行して、クロックパルスカウンタ2(内部カ
ウンタ)の内容を読込んで、エンジン回転速度データV
eを演算してエンジン回転速度レジスタVeに更新メモ
リし、クロックパルスカウンタ2をクリアする。すなわ
ち、エンジン回転速度検出パルスの一周期の時間をカウ
ントして、それを基にVeを演算する。
さて、読取(2)を終えるとマイクロプロセッサ401
は、シフトレバ−ポジションがNであるとN状態(電磁
弁320,330オフ:第2表参照。
および電磁弁370オフ:ロックアツプ解除)に設定す
る(4)。そしてステップ2に戻り再度読込みを行なう
。なお、この読込みにおいて、その時読込んでいるシフ
トレバ−ポジションはそのまま前回位置として保持し、
新たに読込んだポジションを今回位置として更新保持す
る。
シフトレバ−ポジションがRになる(これは前回位置と
今回位置の比較で判定する)と(5)、走行切換時のシ
ョック防止のために所定時間の時間遅れで切換えをする
ように、まずタイマをセットする(6)、これはシフト
レバ−ポジションがNからDになったとき(7)も同様
である。そしてステップ2に戻ってまた読込みを同様に
行う。
シフトレバ−ポジションがR(前回位置および今回位置
の両者がR:これはすでにタイマをセットしていること
を意味する)のとき(8)には、該タイマがタイムオー
バしているか否かを参照しく9)、タイムオーバしてい
ると、仮に前にR以外の位置からNを経てRに切換ねっ
たにしても、油圧の遅れ時間が経過しており、切換ショ
ックを生じないタイミングになっているので、R走行(
第2表)をセットする。シフトレバ−ポジションがDの
とき(11)には、略停止か否かを判定しく12:スロ
ットル開度がOで車速が5Km以下で略停止と判定する
)、略停止であると第1速走行(第2表)をセット(電
磁弁320,330オン)する。そしてタイムオーバし
ているか否かを参照しく14)、タイムオーバしていな
いと。
タイムオーバする(14)かあるいは走行状態(12)
となるのを待つ。いずれかの条件が成立すると、その後
変速してもショックやエンジンストップを実質上生じな
いので、ステップ17以下の変速制御に進む。ステップ
17以下の変速制御には、シフ1−レバーポジションが
前進状態を指定する位置(Dレンジ、3レンジ、2レン
ジおよびしレンジ)のいずれにあっても進入する。
この変速制御のステップ17において、まず変速要否参
照用の標章データ(平坦路走行時のスロットル開度対応
の各速度段のシフトアップ車速とシフトダウン車速)を
ROM402から読出しく17)、その時のシフトレバ
−ポジションと、前述の割込で検出している坂路傾斜に
応じて標準データを変更して変速参照データを作成して
RAM403に書込む(18)。変速はこのようにステ
ップ18で作成された変速参照データの中から、現在の
スロットル開度対応のデータ(シフトアップ車速データ
、シフトダウン車速データ)を特定して、その中のシフ
トアップ車速データと現在の車速とを比較(20,26
,58)して。
現在の車速がシフトアップ車速以上であるとシフトアッ
プ(21,30,62)l、、またシフトダウン車速デ
ータと現在の車速とを比較(24゜52.65)して、
現在の車速がシフ1−ダウン車速未満であるとシフトダ
ウン(25,56,69)する形で行なう。このシフト
アップ又はシフトダウンにおいてロックアツプ状態であ
ると、変速時にショックを生ずるのでこれを防止するた
めにロックアツプをまず解除し、それから所定の遅れ時
間の後にシフトアップ又はシフトダウン(変速:速度段
の切換え)を行い、ロックアツプをするか否かの判定は
変速終了から所定の遅れ時間の後に行うようにしている
(22,29,31,55゜45.57,63,68,
70)。この変速制御は前述の特開昭56−35858
号公報に詳細に開示されており公知である。
各速度段におけるロックアツプが好適な領域は第2b図
に示すRRL (トルクコンバータが低温のとき)、R
RM (中温のとき)あるいはRRH(高温のとき)の
上側の速度比のときであり、上側の速度比のときにはロ
ックアツプとし、このときの車速Vspの値VLuをメ
モリして、ロックアツプした後は、Vspを(VLu 
 RMO又はRMC)と比較し、Vsp≦(VLu  
RMO又はRMC)のときロックアツプを解除する。こ
のロックアツプ投入/解除を実行するのが第3b図のス
テップ320(32〜43)である。これを詳細に説明
すると、まずブレーキ踏込検出スイッチBDSの状態を
参照しく32)、ブレーキ踏込中(BDS閉)であると
制動がかけられているのでロックアツプを解除する(3
3)が、ブレーキ踏込中でない(BDS開)と、ロック
アツプ中であるか否かを判定する(34)、これは電磁
弁370に通電している(ロックアツプ)か否(ロック
アツプ解除)で判定する。ロックアツプ解除状態である
と、速度比eを演算する(35)、これにおいては、ま
ず設定速度段(第1速〜第4速のいずれか)を参照して
、速度段対応のに値(第1式参照)を特定し、このに値
を用いて第1式で速度比Cを演算する。次に、トルクコ
ンバータ1の温度COTを参照しその領域を判定する(
3G)。これにおいて、COT≦30℃では温度領域レ
ジスタに「低温」データを、35℃≦COT≦50°C
では温度領域レジスタに「中温」データを、また、60
℃≦COTでは温度領域レジスタに「高温」データをメ
モリする。30℃(COT <35°C又は50℃(C
OT<60°Cでは、温度領域レジスタの内容を変更せ
ず、温度領域レジスタに領域データがメモリされていな
いときのみ低温データをメモリする。これにより、CO
Tが上昇する過程では、COT<35℃まで温度領域レ
ジスタの内容は低温であり、35°C≦COT < 6
0℃で中温であり、60℃≦COTで高温である。逆に
COTが下降する過程では、50℃< COTで高温で
あり、30℃< COT≦50℃で中温であり、COT
≦30℃で低温である。このように温度領域判定にヒス
テリシス特性を持たせているのは、一点を境界とすると
きの温度判定の頻煩な切換わりを防止するためである。
さて、温度領域を判定(36)すると、温度領域に対応
してロックアツプ参照データRRL (低温のとき)、
RRM (中温のとき)又はRRH(高温のとき)を特
定して、特定したものから現在のスロットル開度に対応
付けられるものを読み出し、これと演算した速度比eと
を対比する(37〜40)。そして速度比0が読み出し
値以上であるとロックアツプしく42:すなわちソレノ
イドドライバ3への出力ボートにHをセットし)、VL
uレジスタにそのときの車速Vspをメモリする(43
)。
ステップ34でロックアツプ中であったときには、つま
り、ロックアツプ投入/S除(320)に進入したとき
ロックアツプ中であるときには。
まずロックアツプ解除特性指示スイッチ44の状態を参
照して(4,4)、それが開であるとロックアツプ解除
参照データRMO(第2d図)を特定し、現在のスロッ
トル開度を参照して、RMOの中の、該スロッ1〜ル朋
度に対応する値RM Osを読み出す(45)。そして
現在の車速Vspを(VLu  RMOs)と比較する
(46)、VLuはVLuレジスタの内容である。車速
Vsp≦(VLu−RMOs)であるとロックアツプを
解除する(47:ソレノイドドライバ440への出カポ
−1〜にLをセットする)。車速VSP> (V L 
u−RM Os)であるとロックアツプのままとする。
ロックアツプ解除特性指示スイッチ44の状態を参照し
た(44)とき、それが閉であるときには、ロックアツ
プ解除参照データRMC(第2d図)を特定し、現在の
スロットル開度を参照して、RMCの中の、該スロット
ル開度に対応する値RM Csを読み出す(48)。そ
して現在の車速Vspを(V L u  RM Ca)
と比較する(49)。
vLuはvLuレジスタの内容である。車速Vsp≦(
V L 11  RM Cs)であるとロックアツプを
解除する(50:ソレノイドドライバ440への出力ボ
ートにLをセラ1−する)。車速Vsp> (V L 
u−RMCs)であるとロックアツプのままとする。
以上に説明したロックアツプ投入/解除(320)は、
速度段が第2速のとき、第3速のとき、および第4速の
ときに実行する。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明では、トルクコンバータの
速度比を検出して、速度比に基づいてロックアツプを投
入するので、トルクコンバータのトルク特性および発熱
特性の両者がバランスした、しかもロックアツプ投入シ
ョックが無い合理的なロックアツプ投入制御を、比較的
に円滑に行い得る。したがって、車両の所要の加速特性
が得られ、トルクコンバータの温度が過度に上昇せず、
しかもロックアツプ投入ショックがない。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、本発明の一実施例の構成概要を示すブロッ
ク図である。 第1b図は、第1a図に示す変速制御装置400の構成
を示すブロック図である。 第2a回は、トルクコンバータの、速度比と発熱量との
関係を示すグラフである。 第2b図は、ロックアツプ投入判定に用いる参照データ
を示すグラフである。 第2c図は、ロックアツプ投入車速とロックアツプ解除
車速の関係を示すグラフである。 第2d図は、ロックアツプ投入車速とロックアツプ解除
車速の差データを示すグラフである。 第3a図、第3b図および第3c図は、第1b図に示す
マイクロプロセッサ401の変速制御動作およびロック
アツプ制御動作を示すフローチャートである。 1:1〜ルクコンバータ 2ニオ−パトライブ機構 3:変速機構     50:直結クラッチ100ニオ
−パトライブ装置付流体式自動変速機210:マニュア
ルシフトバルブ 230:スロットル開度センサ(エンジン状態信号発生
手段) 300:油圧回路(ロックアツプ設定手段)320.3
30:速度段設定用の電磁弁370:ロックアツプ設定
用の電磁弁 400:変速制御装置 401:マイクロプロセッサ(速度比検出手段。 参照情報読出し手段、ロックアツプ指示手段。 記憶手段、ロックアツプ解除指示手段)402:ROM
(参照情報保持手段) 420:パルス発生器(変速機摺速度検出手段)440
:温度センサ(温度検出手段) 450:パルス発生器(エンジン回転速度検出手段) デ2a罹 fi度Jこe〜 第2b図 スロット】し開方【 垢2C罹 第2d面 スロ・7ト)し開尽

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車上エンジンの出力軸に入力軸が結合された直結
    クラッチ付トルクコンバータ、変速機構、および直結ク
    ラッチのオン、オフを設定するロックアップ設定手段を
    備える自動変速機の、該変速機構の入力軸と出力軸の少
    くとも一方の回転速度を検出する変速機構速度検出手段
    ; 車上エンジンの出力軸の回転速度を検出するエンジン回
    転速度検出手段; 変速機構速度検出手段が検出する回転速度およびエンジ
    ン回転速度に基づいてトルクコンバータの入力軸回転速
    度に対する出力軸回転速度の比を検出する速度比検出手
    段; エンジンの作動状態対応の信号を発生するエンジン状態
    信号発生手段; エンジン作動状態対応のロックアップ投入参照情報を保
    持する参照情報保持手段; エンジン作動状態に対応付けられるロックアップ投入参
    照情報を読み出す参照情報読出し手段;トルクコンバー
    タの入力軸回転速度に対する出力軸回転速度の比を読出
    したロックアップ投入参照情報と比較し、前者が後者以
    上であるとロックアップ設定手段にロックアップを指示
    するロックアップ指示手段; ロックアップ指示のときの変速機構速度検出手段が検出
    している回転速度をメモリする記憶手段;および、 変速機構速度検出手段が検出している回転速度を、記憶
    手段の回転速度より設定値を減算した値と比較し、前者
    が後者以下であるとロックアップ設定手段にロックアッ
    プ解除を指示するロックアップ解除指示手段; を備える、自動変速機のロックアップ制御装置。
  2. (2)ロックアップ解除指示手段は、エンジン作動状態
    対応の回転速度調整データを保持し、エンジン状態信号
    発生手段が検出しているエンジン作動状態に対応する回
    転速度調整データを設定値に特定する、前記特許請求の
    範囲第(1)項記載の、自動変速機のロックアップ制御
    装置。
  3. (3)ロックアップ解除指示手段は、エンジン作動状態
    対応の回転速度調整データを複数組保持し、該組を特定
    する信号に対応した組を特定して、エンジン状態信号発
    生手段が検出しているエンジン作動状態に対応する、該
    特定した組内の回転速度調整データを設定値に特定する
    、前記特許請求の範囲第(2)項記載の、自動変速機の
    ロックアップ制御装置。
  4. (4)エンジン作動状態検出手段は、車上エンジンのス
    ロットル開度を検出する手段であり;変速機構速度検出
    手段は、変速機構の出力軸の回転速度を検出する速度検
    出手段であり;速度比検出手段は、該速度検出手段が検
    出する回転速度、変速機構の変速比およびエンジン回転
    速度に基づいてトルクコンバータの入力軸回転速度に対
    する出力軸回転速度の比を検出する演算手段である;前
    記特許請求の範囲第(1)項、第(2)項又は第(3)
    項記載の、自動変速機のロックアップ制御装置。
  5. (5)車上エンジンの出力軸に入力軸が結合された直結
    クラッチ付トルクコンバータ、変速機構、および直結ク
    ラッチのオン、オフを設定するロックアップ設定手段を
    備える自動変速機の、該変速機構の入力軸と出力軸の少
    くとも一方の回転速度を検出する変速機構速度検出手段
    ; トルクコンバータの温度を検出する温度検出手段; 車上エンジンの出力軸の回転速度を検出するエンジン回
    転速度検出手段; 変速機構速度検出手段が検出する回転速度およびエンジ
    ン回転速度に基づいてトルクコンバータの入力軸回転速
    度に対する出力軸回転速度の比を検出する速度比検出手
    段; エンジンの作動状態対応の信号を発生するエンジン状態
    信号発生手段; トルクコンバータの温度およびエンジン作動状態対応の
    、高温度には高値が対応付けられたロックアップ投入参
    照情報を保持する参照情報保持手段; 温度検出手段が検出する温度およびエンジン作動状態に
    対応付けられるロックアップ投入参照情報を読み出す参
    照情報読出し手段; トルクコンバータの入力軸回転速度に対する出力軸回転
    速度の比を読出したロックアップ投入参照情報と比較し
    、前者が後者以上であるとロックアップ設定手段にロッ
    クアップを指示するロックアップ指示手段; ロックアップ指示のときの変速機構速度検出手段が検出
    している回転速度をメモリする記憶手段;および、 変速機構速度検出手段が検出している回転速度を、記憶
    手段の回転速度より設定値を減算した値と比較し、前者
    が後者以下であるとロックアップ設定手段にロックアッ
    プ解除を指示するロックアップ解除指示手段; を備える、自動変速機のロックアップ制御装置。
  6. (6)ロックアップ解除指示手段は、エンジン作動状態
    対応の回転速度調整データを保持し、エンジン状態信号
    発生手段が検出しているエンジン作動状態に対応する回
    転速度調整データを設定値に特定する、前記特許請求の
    範囲第5項記載の、自動変速機のロックアップ制御装置
  7. (7)ロックアップ解除指示手段は、エンジン作動状態
    対応の回転速度調整データを複数組保持し、該組を特定
    する信号に対応した組を特定して、エンジン状態信号発
    生手段が検出しているエンジン作動状態に対応する、該
    特定した組内の回転速度調整データを設定値に特定する
    、前記特許請求の範囲(6)項記載の、自動変速機のロ
    ックアップ制御装置。
  8. (8)エンジン作動状態検出手段は、車上エンジンのス
    ロットル開度を検出する手段であり;変速機構速度検出
    手段は、変速機構の出力軸の回転速度を検出する速度検
    出手段であり;速度比検出手段は、該速度検出手段が検
    出する回転速度、変速機構の変速比およびエンジン回転
    速度に基づいてトルクコンバータの入力軸回転速度に対
    する出力軸回転速度の比を検出する演算手段である;前
    記特許請求の範囲第(5)項、第(6)項又は第(7)
    項記載の、自動変速機のロックアップ制御装置。
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