JPS62207474A - ゴルフクラブヘツド及びその製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘツド及びその製造方法

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JPS62207474A
JPS62207474A JP61050337A JP5033786A JPS62207474A JP S62207474 A JPS62207474 A JP S62207474A JP 61050337 A JP61050337 A JP 61050337A JP 5033786 A JP5033786 A JP 5033786A JP S62207474 A JPS62207474 A JP S62207474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
club head
golf club
core
molded body
manufacturing
Prior art date
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Pending
Application number
JP61050337A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 吉洋
田上 滋
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Mahle Engine Components Japan Corp
Original Assignee
Izumi Automotive Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無機繊維で複合強化した軽合金の中空一体ゴ
ルフクラブヘッドとその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、ゴルフウッドクラブのヘッド材としては補材、ス
テンレススチール、炭素繊維強化樹脂等が使用されてい
る。
特に補材は比重、加工性、反撥性、美しい相があるとい
った理由から適材とされているが、良質の補材は次第に
少な(なっており、木質にもバラツキがあったり、湿度
による影響を受けるため、特に雨天のプレーの後では手
入れに注意しなければならないという欠点がある。
一方、ステンレススチール製の中空メタルヘッドでは、
比重が大きいため補材と同じ大きさのヘッドに出来ず、
打球時の安定感に欠けたり、或いは肉厚を非常に薄くし
なければならないため、フェース部にゆがみを生じ易い
等の欠点を有する。
又、カーボンヘッドは反撥係数が過大であるので、飛距
離が伸びるという大きな特徴がある反面、打球時にクラ
ブフェースにボールが乗らず、早期に離れてしまうため
、球筋の安定性に欠けるという欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記の各種問題点を解決するためなされたもの
であり、その目的とするところは、品質の均一性、打球
時の安定性、強度、反撥係数、重量分布の調整の容易性
等々、多くの点で優れた特性を有する複合強化した軽合
金の中空一体ゴルフクラブヘッドを提供することにある
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、フェース部を無機繊維で強化した中空の
軽合金鋳造体から成るゴルフクラブヘッドによって達成
される。
上記軽合金としてはアルミ合金を使用することが推奨さ
れ、又、上記無機繊維としては炭化ケイ素ウィスカー、
窒化ケイ素ウィスカー、アルミナ繊維、ステンレス繊維
等々が使用される。
又、本発明にか\る上記の如きゴルフクラブヘッドは、
鋳型を製造する工程と、可溶性中子を製造する工程と、
上記可溶性中子のフェースに対応する面に無機繊維から
成る成形体を取り付ける工程と、上記成形体を取り付け
た中子を鋳型に装着し軽合金溶湯を注入、加圧鋳造する
工程と、鋳造されたクラブヘッドを取り出し、常法によ
り仕上げ処理する工程とから成る製造方法により製造し
得る。
その場合、上記中子の成形体取付面と、成形体の中子へ
の取付面を互いに通合する波形面とすることも推奨され
る。
〔作 用〕
一般に良いクラブヘッドとは、飛距離が大きく、打球の
方向性が良い(目標を外れない)ものでなければならな
い、飛距離を伸ばすには、反撥係数の大きい材料を用い
ることが良いとされ、セラミックス、炭素繊維強化樹脂
、超硬合金等種々の材料が提案されているが、上記の如
き構成の本発明にか−るゴルフクラブヘッドであると、
その引張り弾性率は100100O0/ mm2〜14
000kgf/ mm2に向上し、これによって飛距離
を増大させ得ると共に打球の方向性の安定化を図ること
ができる。
而して、ボールの飛距離を増大させるためのもう一つの
要因は、ボールをクラブヘッドのスィートスポットに当
てることである。このスィートスポットの位置と面積は
、ヘッドの重量分布に依存しており、この重量分布を適
切に設定することによりスィートスポットの面積を拡大
させることが可能である。即ち、フェースに当たるボー
ルの位置が、通常のスィートスポットから多少外れても
安定した打球を得ることが可能となる。本発明にか−る
ゴルフクラブヘッドの製造方法によるときは、可溶性の
中子を使用して高圧鋳造により中空一体構造のクラブヘ
ッドを製造するものであるが、その場合、上記中子の形
状を自由に成形することが可能であるから、中子の所定
箇所を例えば波形に形成しておくことによりクラブヘッ
ドのフェース部若しくはソール部の裏側に相当する位置
に適宜の波形面を形成することが可能であり、従ってク
ラブヘッドの外形とは無関係にクラブヘッドの重量分布
とフェース部の強度とを自由に調整することが可能であ
り、これによってスィートスポット面積の拡大、打球の
方向性の安定化を図ることが可能となる。
更にまた、従来のステンレススチール製のメタルヘッド
は比重が大きいため、補材と同じ大きさのクラブヘッド
にするためにはクラブフェース部の厚ざを約3mm、そ
の他の部分を約1 mmと非常に薄くシなければならず
、ロストワックス鋳造の困難さのほか、使用中に変形す
るという欠点を有していた。これに対して、本発明にか
\る軽合金一体構造のクラブでは材料の比重がステンレ
ススチールの約1/3と小さいため、ヘッドの強度を損
なわない範囲の肉厚を保ちつ\棒材と同じ大きさのヘッ
ドを得ることができる。又、ヘッド内面の波形補強構造
の形状を自由に設定できるため、前記の如くヘッドの重
量分布及び強度を適宜に設定してスィートスポットを拡
大させ得ると共に、使用時のヘッドの変形を防止し得る
形状とすることが容易である。
〔実 施 例〕
以下、図面を参照しつ\本発明の構成を詳細に説明する
第1図は本発明にか\るゴルフクラブヘッドの一実施例
を示す断面図、第2図は第1図に示したゴルフクラブヘ
ッドを製造するための鋳型等の構成の一実施例を示す断
面図、第3図は本発明にか−るゴルフクラブヘッドを鋳
造する場合に使用する中子の一実施例を示す斜視図であ
る。
而して、第1図中、1はゴルフクラブヘッド本体を形成
する中空の軽合金鋳造体であり、1aは無機繊維成形体
2を含む複合鋳造部、1bは軽合金のみかへ成る単純鋳
造部である。又、第2図、第3図中、3は上記クラブヘ
ッド本体1を鋳造するため使用する複数のブロック3a
、  3b及び3cから成る鋳型、4は上記鋳型3内に
収納される可溶性の中子、5は上記中子を支承するケレ
ン、6はシャフトとの接続部を構成するため上記クラブ
ヘッド本体1に鋳込まれるスチール製のブッシングであ
る。
本発明にか\るゴルフクラブヘッド本体1は、アルミ合
金その他の軽合金材料から成る中空の鋳造体であり、第
1図に示す如く、そのフェース部1aの内部に炭化ケイ
素(SiC)ウィスカーその他の無機繊維が軽合金材料
中に分散した形で複合鋳造体が形成されるので、単にフ
ェース部が複合強化される詐りでなく、その引張り弾性
率が格段に向上し、ボールの飛距離並びに方向性が大幅
に改善されるものである。
而して、上記クラブヘッドは、第2図に示す如く中子4
のフェース面に無機繊維成形体2を取り付け、これを鋳
型3内に収納して湯口3a’を通じて軽合金溶湯を注入
、加圧鋳造することにより製造されるものである。
中子4は、例えば酸化アルミニウム1%と塩化ナトリウ
ム90%の混合物をクラブヘッドの中空部の形状のキャ
ビティを有する型の中に入れ、約3 、5 ton/ 
cm 2の圧力をかけてプレス成形し、これを約700
℃で2時間加熱、焼結して作製する。これにより自由に
機械加工ができ、しかも軽合金の高圧鋳造に耐え得る可
溶性の中子が得られるものである。
而して、上記中子4のフェース面4aは、上記プレス或
いは機械加工により、望ましくは第3図に示す如く波形
に形成する。また、中子成形時にブッシング6をその一
端を中子内へ挿入した状態で中子4と一体的にプレスす
る。このブッシング6は、鋳造されるクラブヘッド本体
の軽合金と強固に癒着してクラブシャフトとの連結部を
形成するものであり、クラブヘッドの軽合金との結合を
完全ならしめるため、その外周に適宜の凹凸6aを形成
しておくことが推奨される。上記ブッシング6は鋳造時
の中本としても利用し得る。
上記の如く作製した中子4のフェース面4aに炭化ケイ
素等の無機繊維から成る成形体2(軽合金との複合Vf
が約20%となるような密度のもの)を高温セメント或
いはコロイダルシリカ等の接着剤で接合した後、約50
0℃に加熱し、鋳型ブロック3cの上にケレン5,5を
介してセントし、ブロック3a、3bをセットし、間接
加圧溶湯鍛造法により例えばアルミ合金溶湯を約150
0kg/adの圧力で注入して鋳造することにより、第
1図に示す如くフェース部が複合化された一体構造のク
ラブヘッドを製造し得る。その後ケレン部にドリルで孔
を明け、水を約15kg/c+dの圧力で注入し、中子
4を完全に熔解、除去する。
なお、中子4のフェース面4aを波形とした場合には、
これに接合する無機繊維成形体2の接合面も上記フェー
ス面に通合する波形面とすることが推奨される。
このようにして、公知の補材のクラブヘッドと同形、同
寸でかつ同重量のものを製造し、テストしたところ、球
離性も補材に近く、かつ従来のカーボンファイバー強化
プラスチック製やスチール製の公知のヘッドに比べて飛
距離が伸び、打球の方向性も安定していることが確認さ
れた。
なお、クラブヘッドの重量分布の変更、スィートポイン
トの調整等は、中子4の形状を適宜変更しクラブヘッド
の各部の肉厚を変更することにより、クラブヘッドの外
形に影響を与えることなく調整可能である。
また、クラブヘッドのソール面の内面を波形にして重量
分布の調整を行なうことも可能である。
更にまた、上記実施例に於ては、無機繊維成形体2の材
質として炭化ケイ素ウィスカーを使用したが、これ以外
に窒化ケイ素ウィスカー、アルミナ繊維、ステンレス繊
維等々も利用できる。
〔発明の効果〕
本発明は斜上の如く構成されるから、本発明によるとき
は、品質の均一性、打球時の安定性、強度、反撥係数、
重量分布の調整の容易性等々、多くの点で優れた特性を
有するゴルフクラブヘッドが提供されるものである。
なお、本発明の構成は斜上の実施例に限定されるもので
なく、本発明の目的の範囲内に於て上記の説明から当業
者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にか−るゴルフクラブヘッドの一実施例
を示す断面図、第2図は第1図に示したゴルフクラブヘ
ッドを製造するための鋳型等の構成の一実施例を示す断
面図、第3図は本発明にか−るゴルフクラブヘッドを鋳
造する場合に使用する中子の一実施例を示す斜視図であ
る。 1−−−−−一・・−・−−−−・−−−一−−−・ゴ
ルフクラブヘッド本体1a−・−・・・−一−−・−−
−−−・−複合鋳造部1 b−−−−−−−−・−・−
・−・−・−単純鋳造部2・−−−−−−−−−−一一
一・・−・・・・−無機繊維成形体3・−・−・−・−
−−−−・−−−−−−一鋳型4・〜・−・・・−一−
−−−−−−−−−−−−中子5.5−−一・〜−−−
−−−−−−−−・−ケレン6−・−・−・−−−−−
一−−−−−−−−−スチール製ブッシング特許出願人
  泉自動車工業株式会社 代理人 (7524)最上正太部 第1図 1 τ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フェース部が無機繊維で強化された中空の軽合金鋳
    造体から成るゴルフクラブヘッド。 2)上記軽合金がアルミ合金である特許請求の範囲第1
    項記載のゴルフクラブヘッド。 3)上記農機繊維が炭化ケイ素ウィスカーである特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載のゴルフクラブヘッド。 4)上記無機繊維が窒化ケイ素ウィスカーである特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載のゴルフクラブヘッド。 5)上記無機繊維がアルミナ繊維である特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載のゴルフクラブヘッド。 6)上記無機繊維がステンレス繊維である特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載のゴルフクラブヘッド。 7)鋳型を製造する工程と、可溶性中子を製造する工程
    と、上記可溶性中子のフェースに対応する面に無機繊維
    から成る成形体を取り付ける工程と、上記成形体を取り
    付けた中子を鋳型に装着し軽合金溶湯を注入、加圧鋳造
    する工程と、鋳造されたクラブヘッドを取り出し、常法
    により仕上げ処理する工程とから成るゴルフクラブヘッ
    ドを製造する方法。 8)上記中子の成形体取付面及び成形体の中子への取付
    面が互いに通合する波形面である特許請求の範囲第7項
    記載のゴルフクラブヘッドを製造する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05168731A (ja) * 1991-12-19 1993-07-02 Bridgestone Corp ゴルフクラブヘッド
US5697854A (en) * 1994-03-29 1997-12-16 Daiwa Seiko, Inc. Golf club head and method of manufacturing the same
US6245442B1 (en) 1997-05-28 2001-06-12 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Metal matrix composite casting and manufacturing method thereof

Cited By (4)

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