JPS6220364Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220364Y2 JPS6220364Y2 JP1980145280U JP14528080U JPS6220364Y2 JP S6220364 Y2 JPS6220364 Y2 JP S6220364Y2 JP 1980145280 U JP1980145280 U JP 1980145280U JP 14528080 U JP14528080 U JP 14528080U JP S6220364 Y2 JPS6220364 Y2 JP S6220364Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper frame
- roof panel
- hole
- passenger compartment
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車のリヤーウインドウオツシ
ヤーホース配管装置の改良に関する。
ヤーホース配管装置の改良に関する。
最近では、自動車のリヤーウインドにも、ワイ
パーを設け、又、洗浄液を送るウオツシヤーホー
スを配管して、雨天時の後方視界を確保してい
る。ウオツシヤーホースは、車室側のタンクから
リヤーウインド上部のノズルまで配管している。
特に乗用車型のものは、車室側から直接外板に連
結したノズルに配管できるが、後部にドアを有す
るものは、車室側から一旦外に出し、更に後部の
ドア内に入れてノズルに連結する必要がある。そ
して、車室側から一旦外に出す部分に於て、シー
ルの不完全によつて雨水が車室側に侵入すること
がある。
パーを設け、又、洗浄液を送るウオツシヤーホー
スを配管して、雨天時の後方視界を確保してい
る。ウオツシヤーホースは、車室側のタンクから
リヤーウインド上部のノズルまで配管している。
特に乗用車型のものは、車室側から直接外板に連
結したノズルに配管できるが、後部にドアを有す
るものは、車室側から一旦外に出し、更に後部の
ドア内に入れてノズルに連結する必要がある。そ
して、車室側から一旦外に出す部分に於て、シー
ルの不完全によつて雨水が車室側に侵入すること
がある。
この考案は、かかる点に鑑み改善したもので、
以下図面に示す本考案の実施例について説明す
る。
以下図面に示す本考案の実施例について説明す
る。
自動車の車体後部は、アツパーフレーム1とア
ンダーフレーム2が筐状になつていて強度メンバ
ーを構成しており、アツパーフレーム1にルーフ
パネル3の後端が溶着される。アツパーフレーム
1は、中央で段状4にプレス成形し、前部に対し
後部を低くする。そしてアツパーフレーム1の後
部に、ルーフパネル3の下方に折曲げた後端を重
ねて溶着する。またルーフパネル3の折り曲げ端
には凹部を形成し、その凹部とアツパーフレーム
とで孔5を設ける。リヤードア6は、蝶番軸7で
上方に開くように設けられ、閉じたときは、シー
ル片8で、車室側に密着する。リヤードア6に
は、リヤーウインド9が設けられ、ワイパー10
が装着される。リヤードア6には、内板11の上
端に貫孔12を設け、外板13のリヤーウインド
9の上部にノズル14を設ける。タンクと連結し
たウオツシヤーホース15は、車室側から、ルー
フパネル3とアツパーフレーム1の間を通して孔
5から一旦外側に出す。この孔5部に挿通される
ウオツシヤーホース15には例えばこれと一体的
に形成されたシール片16が設けられ、このシー
ル片16によつてルーフパネルの折り曲げ端の凹
部の外周を覆う。そして、貫孔12からリヤード
ア6の中に入れ、ノズル14に連結する。17は
シールリングである。
ンダーフレーム2が筐状になつていて強度メンバ
ーを構成しており、アツパーフレーム1にルーフ
パネル3の後端が溶着される。アツパーフレーム
1は、中央で段状4にプレス成形し、前部に対し
後部を低くする。そしてアツパーフレーム1の後
部に、ルーフパネル3の下方に折曲げた後端を重
ねて溶着する。またルーフパネル3の折り曲げ端
には凹部を形成し、その凹部とアツパーフレーム
とで孔5を設ける。リヤードア6は、蝶番軸7で
上方に開くように設けられ、閉じたときは、シー
ル片8で、車室側に密着する。リヤードア6に
は、リヤーウインド9が設けられ、ワイパー10
が装着される。リヤードア6には、内板11の上
端に貫孔12を設け、外板13のリヤーウインド
9の上部にノズル14を設ける。タンクと連結し
たウオツシヤーホース15は、車室側から、ルー
フパネル3とアツパーフレーム1の間を通して孔
5から一旦外側に出す。この孔5部に挿通される
ウオツシヤーホース15には例えばこれと一体的
に形成されたシール片16が設けられ、このシー
ル片16によつてルーフパネルの折り曲げ端の凹
部の外周を覆う。そして、貫孔12からリヤード
ア6の中に入れ、ノズル14に連結する。17は
シールリングである。
作用について説明する。
運転席でウオツシヤーポンプを操作すると、洗
浄液が、ウオツシヤーホース15を通つてノズル
14から吹出し、リヤーウインド9にかかつて、
リヤーウインド9が洗浄できる。ルーフパネル3
の後端とリヤードアー6の間には隙間があつて、
雨水が入り、雨水はアツパーフレーム1の上面に
落ち、アツパーフレーム1に沿つて左右に流れ、
下方に落下する。アツパーフレーム1上の水は、
孔5から車室側にも入ろうとするが、段状4で、
内側が高くなつているので、車室側に流れること
ができず、水の侵入が防げる。又、リヤードア6
の内板11の貫孔12も下向きになつているの
で、リヤードア6内にも水が侵入しない。尚、シ
ール片16及びシールリング17は、水の侵入を
防止するのに一層有効である。こうして、車室側
に水が侵入するのを確実に防止できる。
浄液が、ウオツシヤーホース15を通つてノズル
14から吹出し、リヤーウインド9にかかつて、
リヤーウインド9が洗浄できる。ルーフパネル3
の後端とリヤードアー6の間には隙間があつて、
雨水が入り、雨水はアツパーフレーム1の上面に
落ち、アツパーフレーム1に沿つて左右に流れ、
下方に落下する。アツパーフレーム1上の水は、
孔5から車室側にも入ろうとするが、段状4で、
内側が高くなつているので、車室側に流れること
ができず、水の侵入が防げる。又、リヤードア6
の内板11の貫孔12も下向きになつているの
で、リヤードア6内にも水が侵入しない。尚、シ
ール片16及びシールリング17は、水の侵入を
防止するのに一層有効である。こうして、車室側
に水が侵入するのを確実に防止できる。
以上説明したように、この考案は、アツパーフ
レームを段状にして低い後部にルーフパネル後部
の下方折曲げ端を溶着し、該折曲げ端に設けられ
た凹部とアツパーフレームとで孔を形成し、アツ
パーフレームとルーフパネルの間を通したウオツ
シヤーホースを孔に挿通し、リヤードア内板に設
けた貫孔を通して、リヤーウインド上方のノズル
に連結するようにしたので、万一折曲げ端の孔か
ら水が入つても段状部分で阻止され、それから内
側には、水が流れることができず、車室へ水が侵
入するのを確実に防止できる。しかも、上記孔が
アツパーフレームの上面に接するように形成され
ているので、たとえ洗車水や雨水等がアツパーフ
レームとルーフパネル間に孔を経て流入したとし
ても、その雨水等は再び上記孔を経て排水され、
アツパーフレームとルーフパネル間に雨水等が溜
つて板金接合部等の腐蝕の原因となるようなこと
もない。又、アツパーフレームの段状部分は、ア
ツパーフレームを強度的にも丈夫にする。
レームを段状にして低い後部にルーフパネル後部
の下方折曲げ端を溶着し、該折曲げ端に設けられ
た凹部とアツパーフレームとで孔を形成し、アツ
パーフレームとルーフパネルの間を通したウオツ
シヤーホースを孔に挿通し、リヤードア内板に設
けた貫孔を通して、リヤーウインド上方のノズル
に連結するようにしたので、万一折曲げ端の孔か
ら水が入つても段状部分で阻止され、それから内
側には、水が流れることができず、車室へ水が侵
入するのを確実に防止できる。しかも、上記孔が
アツパーフレームの上面に接するように形成され
ているので、たとえ洗車水や雨水等がアツパーフ
レームとルーフパネル間に孔を経て流入したとし
ても、その雨水等は再び上記孔を経て排水され、
アツパーフレームとルーフパネル間に雨水等が溜
つて板金接合部等の腐蝕の原因となるようなこと
もない。又、アツパーフレームの段状部分は、ア
ツパーフレームを強度的にも丈夫にする。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は第1図A−A矢視拡大断面図、第3
図は第2図B−B矢視拡大断面図、第4図は第2
図C矢視部分の拡大図、第5図は同斜視図であ
る。 1……アツパーフレーム、3……ルーフパネ
ル、4……段状、5……孔、6……リヤードア、
11……内板、12……貫孔、14……ノズル、
15……ウオツシヤーホース。
図、第2図は第1図A−A矢視拡大断面図、第3
図は第2図B−B矢視拡大断面図、第4図は第2
図C矢視部分の拡大図、第5図は同斜視図であ
る。 1……アツパーフレーム、3……ルーフパネ
ル、4……段状、5……孔、6……リヤードア、
11……内板、12……貫孔、14……ノズル、
15……ウオツシヤーホース。
Claims (1)
- アツパーフレームを段状にして低い後部にルー
フパネル後部の下方折曲げ端を溶着し、該折曲げ
端に設けられた凹部とアツパーフレームとで形成
された孔に、アツパーフレームとルーフパネルの
間を通したウオツシヤーホースを挿通し、リヤー
ドア内板に設けた貫孔を通して、リヤーウインド
上方のノズルに連結するようにしたことを特徴と
する自動車のリヤーウインドウオツシヤーホース
配管装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980145280U JPS6220364Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980145280U JPS6220364Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5767861U JPS5767861U (ja) | 1982-04-23 |
JPS6220364Y2 true JPS6220364Y2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=29504938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980145280U Expired JPS6220364Y2 (ja) | 1980-10-14 | 1980-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6220364Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6226335B2 (ja) * | 2015-03-16 | 2017-11-08 | 本田技研工業株式会社 | 車体構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548352B2 (ja) * | 1973-07-27 | 1980-12-05 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589464Y2 (ja) * | 1978-09-22 | 1983-02-21 | 日産自動車株式会社 | バツクドアにおけるワイヤハ−ネスの保持装置 |
-
1980
- 1980-10-14 JP JP1980145280U patent/JPS6220364Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548352B2 (ja) * | 1973-07-27 | 1980-12-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5767861U (ja) | 1982-04-23 |
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